#author("2025-03-08T14:36:22+09:00","","") #author("2025-03-13T06:37:33+09:00","","") *ターボラッシュ [#g5ee3e5e] |ターボラッシュ(このターン中に自分の他のクリーチャーがシールドをブレイクしていたら、このターン、このクリーチャーに次のTR能力を与える)| [[DM-08]]で登場した[[キーワード能力]]。 自分の他の[[クリーチャー]]がいずれかの[[プレイヤー]]の[[シールド]]を[[ブレイク]]していれば、人面のような図柄のアイコンで示された[[能力]]を得ることができる。 |機怪人形ガチャック UC 闇文明 (3)| |クリーチャー:デスパペット 2000| |ターボラッシュ| |TR−このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、クリーチャーを1体破壊してもよい。| |紅神龍ジャガルザー VR 火文明 (6)| |クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 6000| |W・ブレイカー| |ターボラッシュ| |TR−自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。| 基本的に、能力を使うには[[プレイヤー]]に一度[[攻撃]]を通す必要があるためややリスキー。[[ブロッカー]]で[[攻撃]]を阻止されたり、[[S・トリガー]]などで[[除去]]されるリスクを乗り越える必要がある。 この能力を持つ強力なカードとして[[《紅神龍ジャガルザー》]]が有名である。その効果は自軍全体に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]するというものである。 [[デッキビルディング]]を工夫し、スムーズな発動に努めたいところである。 **ルール [#b5913739] -[[攻撃]]以外の方法で(例えば[[能力]]によって)、自分の[[クリーチャー]]が[[シールド]]を[[ブレイク]]しても条件を満たせる。[[キリフダッシュ]]などとは違い、それが[[攻撃]]中である必要もない。 -自分の[[クリーチャー]]が''自分の[[シールド]]を[[ブレイク]]した場合も条件を満たせる''。例えば[[《燃えろ!アポロソくん》]]で悪用する事も可能。 --近年では[[《暴発秘宝ベンゾ》]]や[[《マーシャル・クイーン》]]のシールド回収が[[再録]]によって[[ブレイク]]に置き換わったため、効果発動の機会が多くなった。 -[[《グシャット・シールド》]]は[[呪文]]による[[ブレイク]]となるため、条件を満たせない。 -ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[シールド]]を[[ブレイク]]しても、その[[クリーチャー]]自身のターボラッシュは使えるようにはならない。 --[[効果]]が全体に及ぶ[[《紅神龍ジャガルザー》]]などは勘違いしやすいので注意。 -ターボラッシュは[[常在型能力]]である。 --[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に、ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出た場合も、その能力を使用できる。 例えば、[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[《紅神龍ジャガルザー》]]が[[バトルゾーン]]に出た場合、味方全てに[[スピードアタッカー]]が[[付与]]される。 また、[[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[バトルゾーン]]に出たクリーチャーにも[[スピードアタッカー]]が[[付与]]される。 --ターボラッシュを持つ[[クリーチャー]]が[[除去]]されると、その能力は失われる。例えば[[《紅神龍ジャガルザー》]]が[[除去]]されると、味方に[[付与]]されていた[[スピードアタッカー]]は消滅する。 //--ただし、[[解決]]された[[単発的効果]]は無効にならない。[[《ギガクローズ》]]の[[オールハンデス]]を[[解決]]した後で[[除去]]されたとしても、捨てられた[[手札]]はそのままである。 --[[シールド]]を[[ブレイク]]した瞬間にその能力が有効になる。相手が[[ブレイク]]された[[シールド]]の[[S・トリガー]][[呪文]]を[[解決]]する際にも[[《食獣セニア》]]のターボラッシュによる[[パンプアップ]]は有効である。 -条件を満たして得た[[アイコン能力]]はその[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]まで持続するので、[[《日向草》]]等の[[アタックトリガー]]を得る[[クリーチャー]]が何らかの理由で[[アンタップ]]した場合、他のクリーチャーでもう一度シールドをブレイクする必要はない。 -[[ブレイク置換効果]]は、「[[ブレイク]]」を「別の行為」に置き換えるため、ブレイクしたことにならない。なので「相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった」だけでは条件を満たせず、[[シールド]]が実際に[[ブレイク]]されていないと[[能力]]を使えない。これは[[ブレイク・ボーナス]]や[[キリフダッシュ]]でも同様である。 TCG版の[[公式Q&A]] >Q.[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、能力により相手のシールドが手札に加わるかわりに墓地に置かれました。この攻撃の終わりに[[《アーサー・ポンアタイム》]]の「キリフダッシュ」を使えますか? A.いいえ、使えません。[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを発動条件としている「キリフダッシュ」も使うことができません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33466/]] -ややこしいが、[[《紅神龍ジャガルザー》]]のターボラッシュは、自身に『COLOR(blue){「自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。」}という[[常在型能力]]』を与える[[常在型能力]]である。 [[シールド]]を[[ブレイク]]した後に[[バトルゾーン]]に出たクリーチャーに[[スピードアタッカー]]が[[付与]]されるのは、ターボラッシュそのものが[[常在型能力]]であるかどうかとは関係ない。 比較として、[[《ギガクローズ》]]のターボラッシュは、自身に『COLOR(blue){「このクリーチャーが攻撃するとき、相手は自分自身の手札をすべて、持ち主の墓地に置く。」}という[[誘発型能力]]』を与える[[常在型能力]]である。 **その他 [#i5c12d0d] -後に登場した[[ブレイク・ボーナス]]や[[キリフダッシュ]]とは、「[[シールド]]の[[ブレイク]]」が能力の使用条件になっているという点で似ている。そちらと同様、[[シールド・セイバー]]などで守られると能力を使用できないので注意。 -基本的に[[ブロックされない]][[クリーチャー]]と相性が良い。また、[[《裂光戦士イザノミヒート》]]や[[《爆闘剣士 グレンモルト》]]など、攻撃することなくシールドを割るクリーチャーとの相性も抜群。 -ターボラッシュの中では、[[確定除去]]の[[《機怪人形ガチャック》]]、[[オールハンデス]]の[[《ギガクローズ》]]、[[スピードアタッカー]][[付与]]の[[《紅神龍ジャガルザー》]]、無限アタックの可能性を秘めた[[《日向草》]]あたりが強力。しかし、いずれも[[闘魂編]]の[[カード]]であり、[[《紅神龍ジャガルザー》]]以外は長らく[[絶版]]となっている。 -[[《キノコ将軍》]]のみ[[注釈文]]の書き方が[[誘発型能力]]の書式になっている。[[DMPCD-01]]版[[《紅神龍ジャガルザー》]]の[[注釈文]]に従って[[常在型能力]]として扱うのか、このカードのみ[[誘発型能力]]として扱うのかは不明。 -後に「狂喜」として[[Magic:The Gathering]]に逆輸入された。 ***ターボラッシュ[[能力]]を持つ[[カード]] [#f6b5eec7] -[[《紅神龍ジャガルザー》]] -[[《ビコラキス》]] -[[《重装兵ガルバック》]] -[[《カーボナイト・ビートル》]] -[[《日向草》]] -[[《機怪人形ガチャック》]] -[[《乱撃の使徒ミガロ》]] -[[《イリュージョン・フィッシュ》]] -[[《ギガクローズ》]] -[[《肉弾兵ウルティモ》]] -[[《食獣セニア》]] -[[《キノコ将軍》]] **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#d3a3efa0] [[DMPP-29]]期(2025年1月23日メンテナンス後、Ver.3.14.0~)以降はTCG版と同様のルーリングで処理を行う((https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0025))。 -[[DMPP-28]]期(2025年1月23日メンテナンス前)までは、[[ブレイク置換効果]]でもターボラッシュが発動する仕様であり、FAQにもその旨が記載されていた((ttps://web.archive.org/web/20241221085733/https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0025))。そのため、デュエプレ限定で[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で[[ブレイク置換効果]]で[[シールド焼却]]→[[《日向草》]]で1ブレイクして《ボルホワ》をアンタップ→《ボルホワ》で[[シールド焼却]]というコンボをすることができた。 ---仕様とされていた背景には、TCG版には存在しない「[[シールド破壊]]」が関係しているかもしれない。つまり、TCG版では「[[ブレイク]]」が適用条件だが、デュエプレでは「[[シールド破壊]]」が適用条件になっているのかもしれないということ。 -[[DMPP-29]]期のTCG版と同様の裁定に従うようになった後、[[ブレイク置換効果]]と[[G・ブレイカー]]を持つ[[《S級宇宙 アダムスキー》]]以外のクリーチャーが攻撃しブレイクする場合、自分へのブレイクは置換されていないはずだが、その場合でもターボラッシュが発動しない。不具合と推定される。 //2025/01/25検証 --[[DMPP-29]]中期に上記不具合は修正された。 ●バトルゾーンに自分の「ターボラッシュ」の能力を持つクリーチャーがいる状況で、「G・ブレイカー」を付与された、自身がシールドをブレイクする時に対戦相手にシールドを手札に加えるかわりに公開させてその中の呪文を自分が唱える効果を持つクリーチャーでシールドをブレイクした際、自身のシールドのみブレイクされた場合、「ターボラッシュ」の効果が発動しない。 **参考 [#d1fad22f] -[[用語集]] -[[《機怪人形ガチャック》]] -[[《紅神龍ジャガルザー》]] &tag(用語集,能力,キーワード能力,アイコン能力,ターボラッシュ,ブレイクした時);