#author("2023-04-04T22:24:15+09:00","","")
#author("2023-11-10T10:59:28+09:00","","")
*シールド&ruby(ついか){追加}; [#p00a681f]

[[シールドゾーン]]の[[シールド]]の個数を何らかの方法で増やすこと。特に自分の[[シールド]]を増やすことを言う。
[[シールドゾーン]]の[[シールド]]の個数を何らかの方法で増やすことの俗称。特に自分の[[シールド]]を増やすことを言う。シールド回復とも。

主に[[光]][[文明]]に見られ、希に[[自然]][[文明]]にも見られる。
また、[[DM-10]]と[[DM-26]]の[[多色]][[サイクル]]では[[光]][[文明]]の[[能力]]として組み込まれている。

[[王来篇]]以降は「[[シールド化]]」というキーワード処理で手軽に表現できるようになった。

|ホーリー・メール C 光文明 (4)|
|呪文|
|自分の手札を1枚、裏向きにして自分のシールドに加える。|

|無頼聖者スカイソード UC 光/自然文明 (5)|
|クリーチャー:ビーストフォーク/イニシエート 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに加え、その後さらにもう1枚を裏向きのまま自分のシールドに加える。|

|英霊王スターマン SR 光/水文明 (5)|
|進化クリーチャー:スターノイド 9000|
|進化V−自分のライトブリンガー1体とサイバーロード1体を重ねた上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃した時、またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加える。 |
|W・ブレイカー|

主に[[ビートダウン]]の対策として用いられ、単純に時間稼ぎに使うことができる。
その他、[[シールド]]の[[ブレイク]]は将来的な[[手札補充]]となり、[[S・トリガー]]や[[S・バック]]を使うチャンスも増える。
この点を最大限活用したのが[[【シールドプリズン】]]や[[トリガーデッキ]]である。

//-基本的に[[コスト]]は[[ドロー]]や[[マナブースト]]よりも高めに設定される。[[手札]]や[[マナゾーン]]と違い、本来[[シールドゾーン]]は[[ゲーム]]の進行に従って[[カード]]が減っていく[[ゾーン]]であるためだろう。[[《無頼聖者スカイソード》]]の[[サイクル]]は[[マナブースト]]と同じ[[コスト]]でシールド追加ができるため、古い[[カード]]ながらかなりお得である。

//-[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]や[[《ミステリー・ブレス》]]の[[スペック]]を見るに、初期にはシールド追加の[[マナコスト]]が過度に高く見積もられていたことが分かる。&br;現在でもシールド追加[[能力]]を持つ[[カード]](特に[[光]])は高[[コスト]]域ほど多くなる傾向にある。
//-初期環境において採用されたのは[[《ホーリー・メール》]]と[[《深緑の魔方陣》]]の2枚だけだった。上記のライブラリアウトの欠点はあるものの、当時は[[《アストラル・リーフ》]]と[[《サイバー・ブレイン》]]による大量[[手札補充]]が横行していたので、それが弱点になる事は少なかったと言える。

-[[デュエル・マスターズ]]の[[ルール]]は極端に言ってしまえば「相手より早く[[シールド]]を全て[[ブレイク]]し、[[とどめ>ダイレクトアタック]]を刺した方の勝ち」というものである。そのためか最初期はシールド追加に対するコストが異常なほど高かった。(例:[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]、[[《ミステリー・ブレス》]])
--実際にはシールド追加のせいで1試合の時間が極端に長くなることはあまりなく、むしろ山札からのシールド追加は[[ライブラリアウト]]に一歩近づき、遅延行為には使いづらい性質があった。
--それがゲームデザインに反映され、カード能力のインフレが進むことでシールド追加に対するコストは下がり、[[EXライフ]]登場時点で副次的に行うシールド追加はほぼ0査定となっている。[[デュエル・マスターズ プレイス]]でもリリースと同時に当時の[[コスト論]]が適用されていない[[《聖霊王アヴァラス》]]も登場している。

***シールドに関する類似効果について [#c8e0cea1]
-[[シールド・プラス]]を使うと、1つの[[シールド]]が複数枚の[[カード]]で構成されるようになるが、それはシールド追加とは呼ばれない。&br;一方、[[シールド・ゴー]]は通常の[[シールド]]と違って[[手札]]に加えられなくなるものの、[[ブレイク]]の的にすることはできるためれっきとしたシールド追加である。
-[[シールド・プラス]]を使うと、1つの[[シールド]]が複数枚の[[カード]]で構成されるようになるが、[[シールド]]の数自体は増えないためシールド追加と呼ばれることは少ない。&br;一方、[[シールド・ゴー]]は通常の[[シールド]]と違って[[手札]]に加えられなくなるものの、[[ブレイク]]の的にすることはできるためれっきとしたシールド追加である。

-[[水]][[文明]]によく見られる[[シールド]]を追加した後で[[シールド]]を[[回収]]する効果は、厳密には[[シールド]]追加ではなく[[シールド交換]]として区別される。[[《貴星虫イザハヤテ》]]なども同様。
-[[水]][[文明]]によく見られる[[シールド]]を追加した後で[[シールド]]を[[回収]]する効果は、主に[[シールド]]追加ではなく[[シールド交換]]として区別される。[[《貴星虫イザハヤテ》]]なども同様。
--ただし、[[シールド交換]]能力でも、[[回収]]が任意である([[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]など)とか、回収しなくてもシールド追加できる([[《H・センボン》]]など)といった場合、シールド追加として扱える場合もある。


***シールドを増やす際の注意点 [#k0b5580c]
-相手の[[クリーチャー]]による[[ダイレクトアタック]]から自分を守るための手段として[[ブロッカー]]と比較すると、[[W・ブレイカー]]以上を相手にした際に効率が悪い、[[バトル]]が発生しないので一方的に攻められてしまうといった点から、同じ[[コスト]]なら単純に[[ブロッカー]]を出したほうが良い状況もある。
--一方で、[[ブロックされない]]クリーチャーや[[アタックトリガー]]による[[確定除去]]を持つクリーチャーと比べて、シールド追加のメタとなる[[シールド焼却]]や効果[[ブレイク]]を持つクリーチャーは少ない。そのため、追い詰められた際の「一時しのぎ」の手段としては非常に優秀。特に、[[ニンジャ・ストライク]]を持つ[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]や[[S・トリガー]]を持つ[[《DNA・スパーク》]]は相手の[[リーサル]]計算を[[ブロッカー]]以上に狂わせやすい。また、[[S・トリガー]]のチャンスを増やせる、[[手札補充]]になるなど利点も少なくない。

-[[《神託の精霊アルメリック》]]や[[《無頼聖者スカイソード》]]などの[[能力]]を使っていると、少しずつ[[山札]]の枚数が減っていく。あまり[[シールド]]を増やし過ぎると今度は[[ライブラリアウト]]を招く危険があるので注意。

-[[シールド]]追加の[[効果]]を持つ[[カード]]を使えば何枚でも[[シールド]]を増やすことは可能。[[《緑神龍ダクマバルガロウ》]]や[[《猛神兵マキシムドボン》]]などがいるときにこれが関係してくる。
--「シールドは5つが上限である」というのは[[よくあるルールの勘違い]]である。むしろ[[《光霊姫アレフティナ》]]や[[《MAX・ザ・ジョニー》]]のように、シールドが6つ以上あることでパワーアップするデザインのカードは少なくない。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、TCGの[[戦国編]]相当の[[DMPP-10]]ごろから、同時期のTCG版よりシールド追加のコストが軽く見積もられているようである([[《光神龍ザ・イエス》]]、[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]、[[《魔弾プラス・ワン》]]など)。
--これはTCGで存在した強力な防御札である[[ニンジャ・ストライク]]が存在しないことも影響している可能性がある。







**参考 [#me3b4f08]
-[[用語集]]
-[[シールド]]
-[[シールド交換]]
-[[シールド化]]
-[[ギャラクシールド]]
-[[EXライフ]]
-[[《ホーリー・メール》]]
-[[《無頼聖者スカイソード》]]
-[[《英霊王スターマン》]]
-[[【シールドプリズン】]]

&tag(用語集,シールド,追加,シールド追加);