#author("2022-01-06T18:56:12+09:00","","")
#author("2022-01-06T19:46:08+09:00","","")
*シールド・フォース [#f298d2ea]

//|シールド・フォース(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のシールドを1枚選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)|

|シールド・フォース(このクリーチャーを出す時、自分のシールドを1つ選んでもよい。そのシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーは次のSF能力を得る)|

シールド・フォースとは、[[キーワード能力]]の1つである。

その[[クリーチャー]]を出す際に自分の[[シールド]]を1つ指定し、その[[シールド]]が[[シールドゾーン]]に存在する間、特定の[[能力]]を得られる。

[[DM-28]]で登場した。

|不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000|
|W・ブレイカー|
|シールド・フォース|
|SF−このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。|
|SF−このクリーチャーが離れる時、離れるかわりにとどまる。|

詳しく言えば、
「このクリーチャーがバトルゾーンに出る際に、自分のシールドを1枚選んでもよい。」([[状態定義効果]])
「このようにして選ばれたシールドがシールドゾーンにある間、このクリーチャーはSF(シールド・フォースアイコン)以下の能力を得る。」([[常在型能力]])
の2つの処理から成る。
//2つの能力に分けてあるのは生成する効果が異なるからです

この[[能力]]を使う上ではいかにして[[シールド]]を保持するかが重要なので、[[ブロッカー]]を並べたり、[[《ハッスル・キャッスル》]]で最後まで[[ブレイク]]を別の対象に移す等、[[シールド]]を守る[[カード]]を一緒に[[デッキ]]に投入する必要がある。
また、わざと[[シールド]]を[[ブレイク]]しやすい状況にして、相手を[[トリガー]]や[[シールド・プラス]]で追加した[[シールド]]に誘導するという使い方もある。

[[シールド]]を守るにしろ守らないにしろ多くの場合1[[ターン]]はその[[効果]]を保つので、そのつもりで使うのもよい。
//[[《シュトルム・シェキナー》]]等の存在を考えると1ターン必ず保つとも言えないため。

***シールド・フォースのルール [#w97ab99b]
-シールド・フォースは''[[cip]][[能力]]でも[[誘発型能力]]でもない''。[[シールド]]を選んで[[能力]]を得るのは[[バトルゾーン]]に出る直前となる。
--例えば[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]は場に出て[[ブロッカー]]になるのではなく、[[ブロッカー]]を持った状態で場に出る。これによって、[[《知識の精霊ロードリエス》]]で[[ドロー]]できる。
--[[《封魔アルバラム》]]は[[《ローズ・キャッスル》]]が相手の場に出ている状況でも、シールド・フォースを適用して出せば[[破壊]]されない。

-「[[出る時>出す時]]」に発生する[[状態定義効果]]なので、カードの[[効果]]の間に割り込んで適用できる。
--例えば、[[バトルゾーン]]に自分のクリーチャーがいない時に[[《獰猛なる大地》]]で[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を出すとする。この時、《獰猛》の解決中でもシールド・フォースで[[シールド]]を選ぶため、シールド・フォースが適用されれば《ギャラクシー》は[[マナゾーン]]に置かれない。

-シールド・フォースの効果が発生しているクリーチャーが進化した場合、その効果は失われる。

***その他 [#xbe5ec6c]
-どのクリーチャーのシールド・フォースがどのシールドに対して働いているか分かりやすくなるように便宜上シールド・フォースを持つクリーチャーの下にそのシールド・フォースで選んだシールドを置く場合もある。

-[[DMEX-17]]で一度[[注釈文]]が「このクリーチャー''に''次のSF能力を''与える''」と変更されたが、すぐに[[DMBD-18]]で「このクリーチャー''は''次の能力を''得る''」に戻った。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#m449acc2]

|シールド・フォース(バトルゾーンに出た時、自分のシールドがあるなら、次の能力を得る。この能力は、自分のシールドゾーンからカードが離れた時に効果を失う)|

この能力を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドがあれば能力が有効になり、自分のシールドゾーンからカードが離れたら能力が無効になる。

この変更により、相手の[[《魂と記憶の盾》]]や自分の[[《ホーリー・メール》]]等で[[シールド化]]して中身が分かっているシールドをブレイクに誘う戦術ができなくなっている。また、1つのシールドがシールドゾーンから離れることで必ず全てのシールド・フォースが解除される。

-TCG版では同じく[[戦国編]]で登場したカードタイプである[[城]]には、要塞化してあるシールドからブレイク対象を移すことができる能力を持つものがあり、それがシールド・フォースとシナジーを形成していた。デュエプレの処理だと対象を移す行為はシールド・フォースとのシナジーがなくなっている。同様に[[《メロッペ》]]のような能力が登場したとしてもシナジーは形成されない。また、[[《マーシャル・クイーン》]]で加えたシールドをそのまま戻した場合でも、離れていることには変わりないために無効になってしまう。
--その後、TCG版で身代わり能力を持っていた城が実装されたが、デュエプレでの実装に当たり、身替わり能力は別の能力へと変更され消滅した。
-TCG版では[[状態定義効果]]と[[常在型能力]]で成立していたため、出したときには既に「次の能力」を得ていたが、デュエプレでは「『[[バトルゾーンに出た時>cip]]に条件を満たしていれば次の能力を得る』能力」に変更された。「バトルゾーンに出た時」に誘発する能力は、常在型能力を適用した後に誘発するため、シールド・フォース持ちを出す場合、「次の能力」を得る前に別の能力が適用される可能性がある。
--(現状では方法が存在しないが、)パワー-5500の常在型[[パワー低下]]が効いている状況で、[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]を出した場合は、パワー11000になる前にパワー0になり[[破壊]]されてしまう。
--パワー-5500の常在型[[パワー低下]]が効いている状況で、[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]を出した場合は、パワー11000になる前にパワー0になり[[破壊]]されてしまう。
//《聖霊王エルフェウス》と、《古の羅漢バグレン》&《ローズ・キャッスル》計6枚で可能。
-同様に、「バトルゾーンに出た時」に誘発する能力はターンプレイヤーのものから解決されるため、非ターンプレイヤーであるときにシールド・フォース持ちを出す場合、「次の能力」を得る前に別の能力が誘発する可能性がある。
--[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を[[S・トリガー]]の[[《ヘブンズ・ゲート》]]等で出すとき、相手の[[《百発人形マグナム》]]の能力が先に誘発する。この時、《パーフェクト・ギャラクシー》の除去置換効果は有効になっていないため、《パーフェクト・ギャラクシー》を破壊対象に選んでしまうと、そのまま破壊されてしまう。
-概念としては「[[完全決闘]]」が近い。そのクリーチャーが出た時点でシールドがある(=完全決闘ができる)なら、自動的に完全決闘が開始され、シールド・フォース能力のボーナスを得られる。そこから、相手からのブレイクだけでなく[[シールド焼却]]や[[シールド回収]]でも完全決闘の失敗とみなされ、シールド・フォース能力のボーナスが切れるといったところか。

**シールド・フォースに関連する効果を持つカード [#f141dbaa]
-[[《フォース・オペレーション》]]
-[[《フォース・リローデッド》]]

**参考 [#l5076197]
-[[用語集]]
-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
-[[出す時]]
-[[状態定義効果]]
-[[EXライフ]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,シールド・フォース,出す時,シールド,常在型能力);