#author("2025-11-27T08:11:00+09:00","","") #author("2025-11-27T08:16:45+09:00","","") *シンパシー [#top] [[コスト軽減]]する[[常在型能力]]。指定の条件の[[カード]]や[[オブジェクト]]を数え、その数と同数(下限に抵触するならそこまで)下げる効果を生成する。 あくまで一行の能力がそれを行っている。よく見るのは[[ダブル・シンパシー]]を[[付与]]する[[《天風のゲイル・ヴェスパー》]]だが、何らかの事情でシンパシー能力を2つ以上持つとすれば、それぞれがコスト軽減するため、効力は2倍、3倍、……となる。 //共通点として、「(今のところ)持ち主が相手のものを条件とするものは無い」。 //[[キーワード能力]]で記載された能力とそうでない能力は、同一効果であってとしても、能力サポートの適用を受けられるかの差異がある。例えば、[[《雪布妖精ユウコ》]]と[[《完璧妖精マリニャンX》]]は両者ともに手札から召喚する時と同コストでマナゾーンから召喚できるが、前者は[[《大地竜機シロガシラ・ジュカイ》]]などのサポートを受けることができ、後者はサポートを受けられない。2024年時点のカードプールにはシンパシーを名指しでサポートするカードは存在しないが、将来的にそのようなサポートカードが出てくれば、受けられるサポートの差が出ることになる。 [[キーワード能力]]だが、現時点では「シンパシー」指定でさらにサポートを加える能力は登場していないため、この能力で括られていることにはメリットはない。逆に括られていないデメリットもない。 シンパシー持ち[[クリーチャー]]は[[DM-13]]で初登場。[[呪文]]は[[DM-21]]から登場。 この時点では、[[バトルゾーン]]にある特定の[[種族]]の[[クリーチャー]]のみを参照していた([[単位]]が「体」であるので、後に登場したクロスギアやタマシードで達成できても[[コスト軽減]]に含めることができない)。 しかし、年月が経つにつれ参照先は多様化する傾向にある。 [[DM-39]]で、新たに[[種族]]でなく[[M・ソウル]]を参照するものが登場。[[ドラゴン・サーガ]]でもいくつか増え、[[マナコスト]]や[[文明]]を参照するものも登場した。さらに後年、単にクリーチャーを参照するものや、果てにはバトルゾーンを飛び出して[[墓地]]の[[呪文]]や[[シールドゾーン]]の[[表向き]]のカードを参照するものも登場した。 [[注釈文]]がないとなぜそうなるのかが意味不明になってしまうものが結構多い。 -例1:[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]……水/自然の多色で、「コストは1以下にならない」の注釈により例2のような小細工が通用せず最小コストは2 -例2:[[《捕封の鎖 テラエイプ》]]……光/自然の多色で、文明数は2つだがマナ数が0の[[5色レインボー]]や[[《希望のジョー星》]]、[[《∞大龍 ゲンムエンペラー》]]で[[付与]]された「ムゲンクライム[闇(3)]」((文明の支払いの際、《テラエイプ》の2色は無視され、闇単色だけが要求される。自分のクリーチャーをタップする数は軽減できないが、支払うマナは軽減できる裁定なので[闇(1)]にできる。))で内部コストを1にできる -例3:[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]……無色で、文明数は0だが、「コストは0以下にはならない」の注釈により[[《ゼロ・ルピア》]]のようにコストを支払わずに召喚できる状態には到達しない -例4:[[《大魔王 ウラギリダムス》]]……バトルゾーン外である、自分の墓地のクリーチャーを数える -例5:[[《ヨミとイズモの計画》]]……バトルゾーン外である、自分の墓地のゴッドを数え、非クリーチャーもシンパシーに含む -例6:[[《守護地龍 ザノウハウ》]]……バトルゾーンの自分の置物を見る従来型だが、非クリーチャーもシンパシーに含む。[[ダブル・シンパシー]]だが[[《滝川るる&ラフルル -閃光のヒロイン-》]]でも同様 TCG版では特に統一させようという意志はないように見受けられ、旧カードの[[再録]]、新カードのテキスト、どちらであっても[[単位]]は「体」と「枚((主にバトルゾーン外のクリーチャーではないカードの数え方。クリーチャー・カードは墓地にある状態でも「体」で数えがちである。))/つ」でどっちつかずである。 -2024年時点で最新版の[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]では『シンパシー:[[ビートジョッキー]](自分のビートジョッキー1''体''につき、〜』と非クリーチャーを暗黙的に不適にしている。 -新しめのカードでも[[特殊種族]]に『シンパシー:[[ハンター]]・クリーチャー(自分のハンター・クリーチャー1体につき、〜』(→[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]])記載や、通常種族でも『シンパシー:[[ドリームメイト]]・クリーチャー(自分のドリームメイト・クリーチャー1体につき、〜』(→[[《料理猫のプワソン》]])記載で明示している場合もある。 --かと思えば、前述のように[[《守護地龍 ザノウハウ》]]や[[《滝川るる&ラフルル -閃光のヒロイン-》]]と、バトルゾーンの[[エレメント]]を「つ」で数えたりのカードも登場したりもしている。 |悪魔聖霊アウゼス SR 光/闇文明 (6)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500| |シンパシー:エンジェル・コマンドおよびデーモン・コマンド(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない)| |自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンドが攻撃する時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊する。| |W・ブレイカー| |ティラノ・リンク・ノヴァ VR 火文明 (14)| |呪文| |シンパシー:ティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリット(この呪文を唱える時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のティラノ・ドレイクまたはブレイブ・スピリット1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない)| |相手は、自分自身のシールドをすべて手札に加える。(相手はその「S・トリガー」を使うことができる)| |共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス VR 光文明 (7)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 7000| |ブロッカー| |シンパシー:光のコスト3以下のクリーチャー(このクリーチャーの召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない)| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の光のコスト3以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。| |W・ブレイカー| **能力の特徴 [#efa557cc] 状況次第では[[コスト]]を大きく減らすことができるのが魅力。 7コストのクリーチャーを4コストで[[召喚]]したり、10コストの呪文を6コストで唱えたりできる。 しかし、その分シンパシーを持つ[[カード]]の元々のコストは若干[[重く>重い]]設定されている場合が多い。 うまく[[デッキビルディング]]を工夫し、スムーズに使えるようにしたい。 -[[コスト]]の支払いのルールの都合上、多色カードのコスト軽減の最小はその文明の数である。 -[[シンパシー]]という単語が使われていないが、[[コスト軽減]]条件がシンパシーに類するものも存在する。 TCGでもデュエプレでも非統一だったが、デュエプレでは2025年11月25日アップデートで「シンパシー:条件」で説明できるものの多くはシンパシーに統一する変更がなされた。 --例えば、TCG版の[[《暴走龍 5000GT》]]と[[《大魔王 ウラギリダムス》]]のコスト軽減条件は、前者はシンパシーではないが、後者はシンパシーとなっている。 -あくまで条件に合致している数を参照する[[能力]]。[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]に対する[[《猛菌剣兵チックチック》]]のような、指定[[種族]]を二つ以上持っているクリーチャーがバトルゾーンにいても、下がる[[コスト]]は1体につき1である。 -同一[[ターン]]に出す1コストのシンパシー元クリーチャーは、実質ノーコストに近い感覚で召喚できるようになる。例を挙げると、[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]の前に出した[[《アクア・ティーチャー》]]など。 -[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]や[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]など、[[ドロー]][[能力]]があるシンパシー持ちは[[デッキ]]の[[コンセプト]]となれる。[[クリーチャー]]の展開によって減った[[手札]]を回復し、更なる展開を助長できるため、非常に有用である。 -条件ごとに[[コスト]]が2以上軽減されるものはすべて新たな派生[[能力]]になっている。[[トリプル・シンパシー]]、[[天才シンパシー]]、[[ダブル・シンパシー]]がそれにあたる。 -[[DMRP-12]]から注釈文が微妙に変更されている。 -[[Magic:The Gathering]]の「親和」能力が元ネタ。あちらは0以下にはならないという制限がなく、不特定マナのみのカード(デュエマでいう無色)も持つことがあったため、0マナでプレイできることもあった。 --MTGではバトルゾーンとマナゾーンの区別がなく、デュエマでいうところのマナチャージはバトルゾーンに相当する場所に[[土地]]を出すことになる。すなわち、マナチャージがそのまま[[シンパシー]]の軽減加速の役割も果たすといったことが起こりうる。これはあまりにも凶悪だったため、[[シンパシー]]の軽減加速の役割も果たしつつマナチャージできる「[[アーティファクト>Artifact]]・[[土地]]」というカードタイプが軒並み禁止カードに指定された。 ---デュエマでは上記の反省を生かした結果かわからないが、マナゾーンの特定カードの枚数に応じてコスト軽減するカードは名目コストが特に高めに設定されている。 ***シンパシーを持つ[[クリーチャー]] [#u859ee1e] |「[[審絆]]」クリーチャー|クリーチャー| |[[《奇石 スタジェム》>《奇石 スタジェム/マッハ・ナックル》]]|~| |[[《人工化学兵器 ナノクローン》]]|~| |[[《煌銀河の弓 ラルクメシア》]]|~| |[[《捕封の鎖 テラエイプ》]]|~| |[[《三日月を謡うオラトリオ》]]|~| |[[《黙示 ローラン-2》]]|~| |[[《「正義星帝」 <ダンテ.Star>》]]|~| |[[《聖沌大忍者 ハラギャティ》]]|~| |[[《赤攻銀 マルハヴァン》]]|コスト3以下のクリーチャー| |[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]|[[光]]のコスト3以下のクリーチャー| |[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]|[[無色]]クリーチャー| |[[《魔神頂上 “密愛流”9th》>《魔神頂上 “密愛流”9th/「パーフェクト!パーフェクト!!」》]]|[[火]]のクリーチャー| |[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]|[[自然]]のクリーチャー| |[[《アクア・ジャック》]]|[[M・ソウル]]クリーチャー| |[[《The ガッツリ漢》]]|[[漢]]と名前にあるクリーチャー| |[[《大魔王 ウラギリダムス》]]|自分の[[墓地]]にあるクリーチャー| |[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]|自分の[[墓地]]にある呪文| |[[《オヴ・シディア†》]]|自分の[[シールドゾーン]]にある[[表向き]]のカード| |[[《頂上連結 サックーヴ・ヴァッサークァ7th》]]|~| |[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]|[[ビートジョッキー]]| |[[《獣鬼クーガ》]]|[[ヒューマノイド]]| |[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]|[[リキッド・ピープル]]| |[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]|[[アースイーター]]or[[ジャイアント]]| |[[《無双恐皇ガラムタ》]]|[[デスパペット]]or[[ビーストフォーク]]| |[[《霊樹海嶺ガウルザガンタ》]]|[[ゲル・フィッシュ]]or[[スノーフェアリー]]| |[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]|[[サイバー・ウイルス]]or[[ドラゴノイド]]| |[[《悪魔聖霊アウゼス》]]|[[エンジェル・コマンド]]or[[デーモン・コマンド]]| |[[《血風聖霊ザーディア》]]|[[エンジェル・コマンド]]or[[メルト・ウォリアー]]| |[[《聖霊龍騎アサイラム》]]|[[エンジェル・コマンド]]or[[アーマード・ドラゴン]]| |[[《伝説の決闘者》]]|[[ヒューマノイド]]or[[アウトレイジ]]or[[ジョーカーズ]]| |[[《料理猫のプワソン》]]|[[ドリームメイト]]| |[[《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》]]|[[ハンター]]| |[[《九番龍 ジゴクバンカー Par459》]]|自分の[[マナゾーン]]にあるカード| |[[《守護地龍 ザノウハウ》]]|[[スノーフェアリー]]| |[[《神化計画完遂》]]|[[メカ]]| ***シンパシーを持つ[[呪文]] [#z4e187d6] |[[《アーク・リンク・スパーク》]]|[[アーク・セラフィム]]or[[セイント・ヘッド]]| |[[《グレート・リンク・テクノロジー》]]|[[グレートメカオー]]or[[キカイヒーロー]]| |[[《デビル・リンク・タブー》]]|[[グランド・デビル]]or[[ディープ・マリーン]]| |[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]|[[ティラノ・ドレイク]]or[[ブレイブ・スピリット]]| |[[《ドリーム・リンク・ファーム》]]|[[ドリームメイト]]or[[ビークル・ビー]]| |[[《龍素開放》]]|[[リキッド・ピープル]]| |[[《ハイドロ・フォーメーション》]]|~| |[[《エナジー・フォーメーション》]]|[[水]]のクリーチャー| |[[《スパイラル・フォーメーション》]]|~| |[[《†正義†と「正義」》]]|クリーチャー| |[[《神楯と天門と正義の決断》]]|~| |[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]|~| |[[《♪審らかな絆をすませば》]]|~| |[[《ヨミとイズモの計画》]]|自分の[[墓地]]の[[ゴッド]]| **[[デュエル・マスターズ プレイス]]での扱い [#oec6a007] [[注釈文]]は画面タップにより補完され、テキストとしては一切書かれない都合により、「シンパシー:(条件)」だけで十分である必要がある。TCG版のように、似たテキストでも括弧内の記述のせいで効果に違いが生まれるということは発生が許されない。 |BGCOLOR(navy):COLOR(white):■&color(orange){%%%''シンパシー''%%%};:(指定するカード)| |このカードをプレイする時支払うコストは、自分の指定されたカード1枚につき1少なくなる。ただし、コストはそのカードが持つ文明の数より少なくならない。| ***どのゾーンを見るかについて [#cccd9046] 現在では、ゾーンについての指定は未定義となっている。 ただし、カードを見て法則性は確認できる。 -「自分の」が無い。(例:「シンパシー:エンジェル・コマンド、デーモン・コマンド」) --説明文の「自分の」指定と、総合ルール403.1.、さらにデュエプレのカード指定は進化元などを反映しない仕様の複合により、「バトルゾーンにある、自分の指定されたエレメントの個数」を意味する。 例えば[[《悪魔聖霊アウゼス》]]なら、自分側が出しているエンジェル・コマンドかデーモン・コマンドの種族を持つ[[エレメント]]の数だけ軽減される。 -「自分の」が有る。(例:「シンパシー:自分の墓地にある闇のクリーチャー」) --説明文の「自分の」とは重複するが、可読性を考えてわざと「自分の」と指定を入れていると考えられる。バトルゾーン以外を見る場合にこのタイプとなる。 --仮に「シンパシー:墓地にある闇のクリーチャー」だと、一見して相手の墓地が含まれるのか含まれないのかが混乱することがわかるだろう。 ***多色や無色のカードについて [#h43f0674] TCG版の[[《捕封の鎖 テラエイプ》]]や[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]のように文明数と下限が一致していない問題は発生しない。 デュエプレに存在しているものならば、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]や[[《悪魔聖霊アウゼス》]]など2色クリーチャーが1マナで召喚できるようにはならないし、逆に[[無色]]でシンパシーを持っている[[《神人類 ヨミ》]]、[[《天風のゲイル・ヴェスパー》]]で[[ダブル・シンパシー]]を与えられた[[ゼニス]]などならば条件さえ整えば0マナ相当の[[コスト踏み倒し]]で召喚できる。 -《ヨミ》の素のコストは8なので、デュエプレの盤面上限のためシンパシーのみで召喚する場合は最大6軽減しかできない。[[《戦慄のプレリュード》]]など一部の効果と重複させる必要がある。注意点として、[[《インガ・ルピア》]]といった計算の中に「ただし1より少なくならず」の不純物を含んでいる場合は最低1マナでストップしてしまう。 --[[《あたりポンの助》]]の「シンパシー:[[《はずれポンの助》]]」ならば、それを6体出しておくことでシンパシーのみで0マナまで届く。 -召喚元のゾーンで[[文明追加]]されている場合は最小コストも動的に上昇する。[[DMPP-29]]時点では、[[《薫風妖精コートニー》]]等でマナゾーンで文明追加したクリーチャーを[[マナ召喚]]する場合のみ当てはまる。 --[[文明を失わせる>文明を失う]]能力は[[DMPP-29]]時点では存在しないが、もし出てくればシンパシーで0マナまでコストを下げられるようになる。 ***非クリーチャーに対応しているかについて [#f3e612bc] この点については「カード1枚につき」という指定のため[[《口寄の化身》]]などと同様に問題なく数に含めることができる。 ただし実際には種族を持つ非クリーチャーを使ってシンパシーできるようになったのは[[《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]が初であり、事実上隠し仕様のような挙動であった。加えてそれと同じパックで登場した[[《天装 タイショウ・アームズ》]]により[[《血風聖霊ザーディア》]]など旧カードもその仕様の恩恵を得られるようにもなった。 ***その他 [#o914663c] -シンパシー初出時はクリーチャー以外では達成できないという背景もあり、[[公式FAQには「シンパシーで指定されている種族を持つ''自分のクリーチャー1体につき''」という記述がされつつ、現在でも修正されずに残っている。>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0036]]一応当時から「カード1枚につき」なので理論上は非クリーチャーでも達成でき、種族持ちエレメントが登場した現在では非クリーチャーでも達成できると確認済みなのは上述の通り。 -[[《夢幻大帝ネロ・ソムニス》]]の実装に際し、それ専用のためシンパシーのポップアップ文章に変更が加えられ、バトルゾーン以外でも数えることは許されるようになった。《ネロ・ソムニス》登場前は、そもそものシンパシーの注釈が「''バトルゾーンにある''自分の指定されたカード1枚につき」という指定で、墓地のカードを数えようとする《ネロ・ソムニス》は何の意味もない能力を持つことになるところであった。 -[[DMPP-33]]実装のタイミングで、シンパシーを用いない「〇〇1枚につきコストを1少なくする」「〇〇の数だけコストを1少なくする」コスト軽減能力がシンパシーに変更された。一部のカードは「ただし2より少なくならない」などの軽減後のコストの下限のテキストも同時に削除されたため、そうしたカードは事実上の強化にもなっている。 一方、同タイミングにおいてもすべてが変更されたわけではない。当ページ下部にまとめてあるが、''相手の''墓地を参照する特異性からシンパシーへの変更が避けられたと推察できる[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]][[《復讐のバイス・カイザーZ》]]もあれば、[[《予言者ローラン》]]のように忘れられていただけの疑惑があるものまで様々。 一方、同タイミングにおいてもすべてが変更されたわけではない。当ページ下部にまとめてあるが、''相手の''カードを参照する特異性からシンパシーへの変更が避けられたと推察できる[[《復讐のバイス・カイザーZ》]][[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]もあれば、[[《予言者ローラン》]]のように忘れられていただけの疑惑があるものまで様々。 -後述の表を見れば一目瞭然だが、デュエプレ特有にシンパシーを持つカードは数多い。実際にこのカードたちは、[[環境]]で全く活躍しなかったというものは一つもないと言っても過言ではない。多かれ少なかれガチデッキやファンデッキで活用された。開発側も認識しているようで、開発者インタビューではシンパシーについて「デュエプレといえば」と言及している。 ***[[デュエル・マスターズ プレイス]]固有のシンパシーを持つカード([[ゲームオリジナルカード]]またはTCG版から新たに獲得したもの) [#v6f8447c] |クリーチャー|[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]|[[ドラゴノイド]]or[[サイバー]](新規ではなく条件緩和)| |~|[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]|[[アースイーター]]or[[ドラゴン]]| |~|[[《サイバー・A・アイアンズ》]]|[[サイバー]]| |~|[[《サイバー・J・イレブン》]]|クリーチャー| |~|[[《蘇生士オニガエシ》]]|自分のマナゾーンにあるクリーチャー| |~|[[《災勇鬼ダイゴクウ》]]|[[ドリームメイト]]| |~|[[《神人類 ヨミ》]]|[[オラクル]]or[[オラクリオン]]| |~|[[《無法神類 G・イズモ》]]|自分のマナゾーンにある[[ゴッド]]| |~|[[《無限皇 ジャッキー》]]|[[アウトレイジ]]| |~|[[《バンブル》]]|[[グレートメカオー]]| |~|[[《サイバー・D・ゲーザ》]]|[[サイバー]]| |~|[[《アカシック・タレス》]]|自分のマナゾーンにある[[サイバー]]| |~|[[《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]|[[サムライ]]| |~|[[《月の輝き 夢幻》]]|コスト3以下のクリーチャー| |~|[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]]|自分の[[墓地]]の呪文| |~|[[《深海の覇王 シャークウガ》]]|[[ムートピア]]| |~|[[《戦武帝 ジャッキー BEAT》]]|自分の[[バトルゾーン]]or[[マナゾーン]]or[[墓地]]のクリーチャー(新規ではなく参照範囲拡大、かつ統合)| |~|[[《カモン・フレンズ・ピッピー》]]|[[ハンター]]| |~|[[《あたりポンの助》]]|[[《はずれポンの助》]]| |進化クリーチャー|[[《大宇宙ゼクウ》]]|[[ジャイアント]]| |~|[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]|[[ガーディアン]]or[[グレートメカオー]]or[[アーク・セラフィム]]| |~|[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]|[[グレートメカオー]]or[[グランド・デビル]]or[[リキッド・ピープル]]| |~|[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]|[[ドラゴン]]| |~|[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]|[[グランド・デビル]]or[[デーモン・コマンド]]or[[エンジェル・コマンド]]| |~|[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]|[[アーク・セラフィム]]or[[ドリームメイト]]or[[ドラゴン]]| |~|[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]|[[デスパペット]]or[[グランド・デビル]]or[[ティラノ・ドレイク]]| |~|[[《悪魔神バロム・エンペラー》]]|自分の墓地にある[[デーモン・コマンド]]| |~|[[《超神星ジュピター・キングエンパイア》]]|[[ドリームメイト]]or[[アーク・セラフィム]]or[[ワイルド・ベジーズ]]| |~|[[《聖霊龍王 アガピトス》]]|[[光]]のクリーチャー| |~|[[《夢幻大帝ネロ・ソムニス》]]|自分の[[墓地]]にある[[闇]]のクリーチャー| |~|[[《時の革命 ミラダンテ》]]|[[光]]の[[コマンド]]| |~|[[《超神星ヴァルカン・アンチャンス》]]|[[ジャイアント]]or[[ミステリー・トーテム]]or[[スノーフェアリー]]| |~|[[《超電星クリスタル・ドライランサー》]]|[[リキッド・ピープル]]| |~|[[《破獄の殲滅者ディアボロス Z》>《大獄の封殺ディアス Z》]]|自分の[[墓地]]にあるカード| |呪文|[[《超次元ガイアール・ホール》]]|[[非サイキック]]の[[ハンター]]| |~|[[《蓄積された魔力の波濤》]]|自分の[[墓地]]の[[蓄積された魔力]]| ***(参考)TCG版でのテキストによるコスト軽減が、デュエプレではシンパシーに統合されたもの [#mb5136d0] TCG版で「体」の[[単位]]で数えるものが、デュエプレで「枚」と数えるようになった変更は無視してある。 #region2(一覧){{ -TCG版では疑似シンパシー --[[《爆獣パンダ・ブーリン》]] --[[《魔光帝フェルナンドVII世》]] --[[《アクア・ライブラリアン》]] --[[《オニウッカリ 爆マル》]] --[[《オニチャッカリ 爆ゾウ》]] --[[《連隊の守護者ドクロンビー》]] --[[《暴走龍 5000GT》]] --[[《龍素記号Mj リンシャンカイホ》]]((TCG版はカウント対象を任意の枚数を山札に戻し、戻した枚数だけコスト軽減。デュエプレ版は、カウント対象を山札に戻す処理が[[cip]]に移行され、対象は選べなくなった。)) --[[《超七極 Gio》]]((TCG版はカウント対象を任意の枚数を公開し、公開した枚数だけコスト軽減。デュエプレ版は、見せる処理が消えた。)) --[[《戦武帝 ジャッキー BEAT》]]((TCG版は自分のマナゾーンのクリーチャーのみ。デュエプレ版はバトルゾーン、マナゾーン、墓地の3ゾーンの自分のクリーチャーを数える上方修正もされている。)) -TCG版では特定のカードの[[マナ数]]を2にする --[[《オリジナルグレンオー》]] --[[《オリジナルネイチャー》]] --[[《オリジナル・ブレイン》]] --[[《偽りの王 ルードヴィヒ》]] }} ***(参考)シンパシーに統合できそうだが統合されていないもの(2025年11月25日メンテナンス時点) [#ccf1434f] //削除したいつもりせめて理由をコメントアウトで書くなりしてください #region2(一覧){{ 自分のみ(「''自分の''指定されたカード1枚につき」を守れるもの) |カード名|条件|補足|h |[[《予言者ローラン》]]|自分のシールド1つにつき1少なく|| |[[《魔導書院 クラムノウレッジ》]]|このターン中に捨てた自分のムートピア1枚につき2少なく|シンパシーではなく[[ダブル・シンパシー]]として| |[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]|このターン中に自分が引いたカード1枚につき1少なく|| |[[《時空の翼マスター・ルピア》]]|自分の、名前に《ルピア》とあるクリーチャー1体につき1少なく|「自分のドラゴンの召喚コストを」の疑似[[付与]]| |[[《ラブ・ドラッチ》]]|自分のファイアー・バード1体につき1少なく|「自分の革命軍の進化クリーチャーの召喚コストを」の疑似[[付与]]| 自分のみ(「自分の''指定されたカード1枚''につき」を守れない特殊なもの) |カード名|条件|補足|h |[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]|このターン数だけ1少なく|数えるのは自分側の[[ターン数]]で、[[追加ターン]]で増えたターンは数えない| 相手も含む(「''自分の''指定されたカード1枚につき」を守れないもの) |カード名|条件|補足|h |[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]|バトルゾーンにある相手のエレメントの持つ文明1つにつき2少なく|シンパシーではなく[[ダブル・シンパシー]]として| |[[《D2J ジェルヴィス》]]|相手のシールド1つにつき1少なく|| |[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]|相手の墓地にある呪文1枚につき1少なく|| |[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]|すべての墓地にあるカード1枚につき1少なく|| |[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|相手のクリーチャー1体につき1少なく|| |[[《ボントボルト》]]|クリーチャー1体につき1少なく|相手のクリーチャーも含む| }} **参考 [#reference] -[[用語集]] -[[コスト軽減]] -[[トリプル・シンパシー]] -[[天才シンパシー]] -[[ダブル・シンパシー]] -[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」>DM-13]] -[[DM-21 「不死鳥編 第3弾 封魔王の系譜(ヒストリー・オブ・デビル・ノヴァ)」>DM-21]] ---- [[公式Q&A]] >Q.自分の墓地に[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]が1枚ある状況で、自分の[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]の召喚コストはいくつ少なくなりますか?&br;類似能力:''シンパシー'' A.コストは1少なくなります。墓地にあるクリーチャーが条件に合う種族を複数持っていても、減るコストは1のみです。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40034]] >Q.自分の無色クリーチャーが1体もバトルゾーンにいない状況で、自分は[[《戦慄のプレリュード》]]を2枚唱えました。次に召喚する[[《神聖斬鬼 アシッド・テクノ》]]は0マナで召喚できますか?&br;類似例:[[《透明妖精リリン / 妖精のプレリュード》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]の呪文側 A.はい、支払うコストは0です。自分の無色クリーチャーが1体もいなければ「''シンパシー''」を適用しませんので、「ただしコストは0以下にはならない」効果も適用されません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40363]](2021.10.22) &tag(用語集,能力,キーワード能力,シンパシー,自身コスト軽減,擬似シンパシー,シンパシー (デュエプレ),自身コスト軽減 (デュエプレ),擬似シンパシー (デュエプレ));