#author("2025-10-04T00:15:24+09:00","","") #author("2025-10-08T11:58:37+09:00","","") *クリーチャーの下 [#f5002eac] [[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]の下のこと。「[[進化クリーチャーの下]]」を内包する。 |卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)| |クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。| |このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。| |無明夜叉羅ムカデ SR 闇文明 (7)| |クリーチャー:マフィ・ギャング 8000| |無月の門:自分の魔導具をバトルゾーンに出した時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000 する。| |自分のクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードが4枚以上なら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。| 「進化クリーチャーの下」を除けば、ここにある[[カード]]を参照するのは[[《卍 デ・スザーク 卍》]]や[[《無明夜叉羅ムカデ》]]の[[能力]]のような特殊な場合に限定される。 進化ではないクリーチャーの下にカードを置けるのは、一部のクリーチャーが、自身で活用するために[[効果]]としてクリーチャーの下にカードを送り込む場合がほとんどである。 -[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]等に影響がある。 [[2021年3月16日ルール改訂]]以降、理論上はあらゆるクリーチャーの下にカードを含む状態にできる。実戦で投入された話では、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]の1枚下を[[《水上第九院 シャコガイル》]]にして合計11枚を進化元にする。[[メテオバーン]]で[[《深淵の怖豪 キャッシュ=キャラッシュ》]]を呼び出し、攻撃中の《DOOM》を[[カード指定除去]]で[[退化]]させ下にカードが10枚ある《シャコガイル》を表出させる。それから「そうしたら、カードを2枚引く」効果で山札を引き切りアタックキャンセルしてエクストラウィンするというコンボがある。 [[2021年3月16日ルール改訂]]前は、[[超無限墓地進化]]が[[退化]]したら下のカードはバラバラにして[[再構築]]するため、その際に進化ではないクリーチャーの下からはカードは外されてしまう。>[[【ドリアンロックロマノフ】]] **「クリーチャーの下」に関係する能力を持つカード [#g8e95c97] -「[[メテオバーン]]」能力を持つカード -「[[キズナプラス]]」能力を持つカード -「[[超魂X]]」能力を持つカード -[[《卍 デ・スザーク 卍》]] -[[《無明夜叉羅ムカデ》]] -[[《不夜城艦 クランヴィア》]] -[[《マイケル・ギャンドル》]] -[[《大魔王 ウラギリダムス》]] -[[《秩序の邪将 ビホルダー》]] -[[《紅蓮の流派 テスタ・ロッサ》]] -[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]] -[[《暴覇斬空SHIDEN-410》]] -[[《超楽識 フミビロム》]] -[[《ARC REALITY COMPLEX》]] -[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]](「クリーチャーの下」ではなく「カードの下」と書かれている) ---- -他のNEOクリーチャーの下にカードを仕込むタイプ --[[DMRP-04裁]]で登場した、[[破壊置換効果]]で自身を[[NEOクリーチャー]]の下に置くことができるクリーチャー[[サイクル]]。 ---[[《緑知銀 サムニダ》]] ---[[《貝獣 リガイト》]] ---[[《骨滴医 ホルモン》]] ---[[《ナッコー・チュリス》]] ---[[《とまとん》]] --[[《貝獣 ヒヨク》]] --[[《ジュースダス・タンク》]] --[[《珠を放つ者 シャケックラ》]] --[[《~海獣戦車~》]] --[[《~脅威の盾~》]] --[[《片翼の魂 アビスベル》]] --[[《ZEROの邪道 ピットアウト》]] **「クリーチャーの下」のルール(2020年3月16日以降) [#v9b0a344] -[[クリーチャー]]([[オブジェクト]])は一番上のクリーチャー([[カード]])の[[特性]]しか持たない。下のカードは特性が無視されるので、オブジェクトともども他のゾーンに置かれた場合、「[[破壊された時>pig]]」等の能力は一番上のクリーチャー(カード)のものしか誘発しない。 -カードの効果などで、カードとして効果の対象になった場合、下のカードの特性は参照される。例えば、[[《テック団の波壊Go!》]]の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受ける。[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]や[[《ロマネス仙鬼の封》]](下のモード)、[[非クリーチャー指定除去]]のような特性指定型[[カード指定除去]]は、選ぶ段階でカードそれぞれの特性は参照でき、範囲外の特性を持つカードは除去できない。 --逆に、種族などが提示されて、そのオブジェクトを見つける場面では下のカードの特性は参照できない。例えば[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]が[[無月の門・絶]]でバトルゾーンの[[魔導具]]を使おうとしているとき、[[《卍 新世壊 卍》]]の下にあるカードを抜き取って利用することはできない。 -クリーチャーをバトルゾーンから離す時は、「クリーチャーの下にあるカード」もそのクリーチャーと同じゾーンに離れる。[[エレメント]]除去でも同様。 --[[シールド送り]]にする場合、シールドゾーンに送られるクリーチャーと、下にあるカードはすべて、1枚1枚新しいシールドとしてシールドゾーンに置かれる。けっして、クリーチャーと下のカードがまとめて1つのシールドとしてシールドゾーンに置かれることはない。 --[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]でバウンスした場合、その後に手札からカードを1枚選んで捨てる時は進化クリーチャーの方を引き当てないと、追加効果の[[シールド焼却]]はできない。[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[シールド焼却]]は対象として選んだクリーチャー(オブジェクト)を参照しており、進化元は対象に取れないためである。 -進化ではないクリーチャーが、[[カード指定除去]]で1番上のクリーチャーカードの部分だけバトルゾーンを離れた場合は、それがどのゾーンに行ったとしても、下にあったカードはすべて墓地に置かれる。 -%%クリーチャーの下にあるクリーチャーが墓地に置かれても「破壊された」扱いにならないし、%%クリーチャーの下にあるクリーチャーがバトルゾーンを離れても、「クリーチャーがバトルゾーンを離れた」扱いにならない。 --「[[破壊]]」の裁定変更で、クリーチャーの下にあるカードであっても「破壊される/破壊された」扱いになるようになった。ただし、特性が無視されていて「[[カードタイプ]]がないカードが破壊」という扱いとなるため、[[セイバー]]:ドラゴンや[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]といった発動条件は満たされない。 -[[NEOクリーチャー]]の下にあるカードは「(NEO)進化クリーチャーの下」という扱いになる。 --実際のカードは古いルールで「クリーチャーが下にあれば」と書かれているものもあるが、[[シンカライズ]]持ち[[タマシード]]の登場に合わせてどんなカードが置かれていてもNEO進化クリーチャーとして扱うことに変更されている。 -[[進化クリーチャー]](オブジェクト)の一番上の[[進化クリーチャー]](カード)が移動した場合、そのクリーチャーの下にあるカードの中で一番上にある単一でバトルゾーンに存在できるオブジェクト([[クリーチャー]]、[[タマシード]]など)がバトルゾーンに残る。([[2021年3月16日ルール改訂]])(2022年4月8日ルール改訂) 詳しくは[[退化]]および[[再構築]]を参照。 -クリーチャーの下に置かれたカードの順番を並び替えることはできない。(2021年3月16日ルール改訂) -''クリーチャーの下に新しくカードが置かれる場合、一番下に置く''。複数枚のカードが同時にクリーチャーの下に置かれる場合、好きな順番で一番下に置く。(2021年3月16日ルール改訂) -[[《邪神R・ロマノフ》]]や[[《蒼世神 ADAM》]]など、下にカードが含まれるクリーチャーが[[G・リンク]]する際、下のカードを、リンクさせたカードの下にあったカードと混ぜてはいけない。別々のカードとして、それぞれの下に置いておく。 --また、リンクしたクリーチャーの下に、それぞれ下のカードが残っていて、[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]などによる[[カード指定除去]]でいっぺんに上のカード2枚をバトルゾーンから離した場合、下のカードは2枚別々でバトルゾーンに残る。 -[[メテオバーン]]や[[キズナプラス]]、[[《超不死 デスマトメル》]]の置き換え効果などでクリーチャーの下にあるカードを選ぶ場合、そのプレイヤーは下に含まれるカードの内、好きなカードをえらえBる。 --[[《邪神R・ロマノフ》]]や[[《蒼世神 ADAM》]]など、リンクしたクリーチャーがメテオバオーンを使う際、下にあるカードはリンクしているどちらのカードでも選ぶ事ができる([[《創聖神 EVE》]]のメテオバーンを、リンクしている《蒼世神 ADAM》側の下にあるカードで使っても良いということ)。 -[[サイキック・クリーチャー]]、[[ドラグハート]]、[[GRクリーチャー]]の「バトルゾーン以外のゾーンに行ったとき、超次元ゾーン、または[[超GRゾーン]]に戻す」というルールの影響を受けない。クリーチャーの下にいても、バトルゾーンにいる扱いになる。当然、[[カード指定除去]]された場合、メテオバーンなどでバトルゾーンをはなれた場合は超次元ゾーンに戻る。 -[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が進化した場合、一枚一枚の[[サイキック・セル]]としてそのクリーチャーの下に置かれる。他の何らかのカードによって、そのクリーチャーの「下にある''カード''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]も含まれるが、「下にある''クリーチャー''」を参照する場合は[[サイキック・セル]]は含まれないので、よくテキストを確認してから使用したい。より詳しいルールは[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の項を参照。 -[[クリーチャー]]に[[クロス]]した[[クロスギア]]は、ここに置かれるわけではない。視覚上の表現として「[[クリーチャー]]の下の見えるような位置に置く」という方法が採用されているだけである。 --なので[[クロスギア]]は「クリーチャー(オブジェクト)を構成するカード」として扱われない。[[ドラグハート・ウエポン]]についても同様。 -ちなみに、[[進化クロスギア]]の下にも当然クロスギア・カードが存在できるが、[[カード指定除去]]で選ばれることはあっても、[[クロスギア]]の下を参照する能力は存在しない。 -クリーチャーの下のカードにも、「[[表向き]]」、「[[裏向き]]」という状態は存在する。 --[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]や[[《閻魔大王》]]、[[《黒目龍竜》]]などの能力で、この状態が参照される。 -クリーチャーの下にカードを重ねる場合、そのカードの「[[表向き]]」と「[[裏向き]]」を買ってに変えてはいけない。 --[[サイキック・クリーチャー]]や''[[オレ進化]]で使う「手」''など、下へ重ねるカードに裏表が存在しない場合でも、その向きを変えるのはダメ。 -クリーチャーの下にカードを重ねる場合、そのカードの「[[表向き]]」と「[[裏向き]]」を変えてはいけない。 --[[サイキック・クリーチャー]]や[[オレ進化]]で使う「手」など、下へ重ねるカードに裏表が存在しない場合でも、その向きを変えられない。 -上のクリーチャーごと破壊された場合、その下のカードが[[pig]]や「どこからでも墓地に置かれる時」の能力を持っていたとしても能力は発動しない。 --[[《紅き血の テスタ・ロッサ》]]など「[[クリーチャー]]」の移動が関係する場合、クリーチャーそのものはカウントするが、クリーチャーの下のクリーチャーは[[クリーチャー]]として扱わないためカウントしない。 --[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]など「[[カード]]」の動きが関係する場合、[[進化元]]も「カード」なのでカウントされる。 //--[[《スーパー獅子幻獣砲》]]のように1枚の[[カード]]が[[クリーチャー]]かそうではないのかを参照する場合、[[クリーチャーの一番上>進化クリーチャーの一番上]]は[[クリーチャー]]であるため、選ぶとその属するオブジェクト(すなわち[[進化元]]を含む進化クリーチャー全体)が[[破壊]]されるが、[[進化元]]は[[クリーチャー]]という扱いにならないため、選んでも[[墓地送り]]になるのはその[[進化元]]のみとなる。 -[[墓地]]に置かれる前に[[進化元]]ではなくなるため、[[メテオバーン]]で捨てられたカードの能力は問題なく発動する。 **「クリーチャーの下」の扱いとルールの変遷 [#t2a5195e] デュエマが始まってから長らく、クリーチャーの下にカードが置かれることは、クリーチャーが進化した時だけで、進化ではないクリーチャーの下にカードを置く手段もなかった。[[カード指定除去]]もなかったため、バトルゾーンにある進化クリーチャーとその下にあるクリーチャーを分けて見られることもなかった。 [[DM-11]]では、初の1つのオブジェクトから、一番上のカードをどかせる[[《ロイヤル・ドリアン》]]が登場し、限定的とはいえ[[カード指定除去]]と[[退化]]ギミックの先駆者となった。 [[不死鳥編]]で登場した進化クリーチャーの下のカードをバトルゾーンから離す[[メテオバーン]]は、下のカードをカード指定でとして干渉する初の能力となる。こちらも、カードを指定して別のゾーンに移動させるという面では、[[カード指定除去]]に先駆けた能力と言える。 [[DM-10]]では自身のクリーチャーに使用できるカードとして初の[[カード指定除去]]能力を持った[[《ルナ・ウイング》]]が登場。その後も[[DM-19]]で[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]、[[DM-24]]で[[《センジュ・スプラッシュ》]]などが登場したが、当時のカード指定除去は、「上のカード」「下のカード」という指定がない限りは、1つのオブジェクトを上のカードと下のカードで別々にみることはなかった。そのため、進化クリーチャーを選んでも、カードとしてではなくクリーチャー・オブジェクトとして選ぶことになっていたおり、退化で使うことはできなかった。 しかし、2014/01/17にようやくというべきか[[カード指定除去]]がすべてが、オブジェクトとしてではなく直接カードそのものを選べる裁定変更がなされた。 [[革命ファイナル]]では、史上初となるカードを下における進化ではないクリーチャー[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が登場。さらに[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]は自身に[[禁断コア]]を置けるため、初のクリーチャー以外のカードを下におけるクリーチャーにもなった。 なお、それ以前にも[[《超時空ストーム G・XX》]]が自身の[[メテオバーン覚醒]]以外の方法で裏返ったり、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]を[[進化クリーチャー]]にしてから下に[[カード]]を仕込み、その後変身が解けるすれば、「進化クリーチャーであったはずのクリーチャーが何らかの理由で進化クリーチャーでなくなってしまう」という形で存在していた。 これに関して、一時期は[[進化]]ではない[[カード]]の下に[[カード]]が置かれることは不適切として、[[進化クリーチャー]]でなくなった瞬間に下の[[カード]]が全て[[墓地]]へ置かれるという裁定になっていた。後に[[新章デュエル・マスターズ]]で[[NEOクリーチャー]]が登場すると現在の裁定に戻った。ちなみにこの裁定変更が発表されたのは[[『DMGP-4th』>公認グランプリ]]で当日であったためか、公式は「事務局の回答以外ではプレイヤーが知る術がなく、以前のルールを想定して大会に参加したプレイヤーが多数いたため、本大会では特例として裁定変更前の裁定を採用する」という特例の措置を取った。 [[DMEX-08]]で[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]]や[[《英知ザクス・コット》]]などの登場したことによって、カードを''裏向きにして''下にカードを置くことができるようになった。 [[DMEX-08]]で[[《ガチャレンジ ガチャロボ》]][[《英知ザクス・コット》]]などが登場したことによって、カードを裏向きにして下に置くことができるようになった。 [[王来篇]]に入る直前の2021年2月26日に[[同年3月16日にルール改訂>2021年3月16日ルール改訂]]があることが発表された。 主に再構築とクリーチャーの下のカードに関してであり、[[退化]]した場合クリーチャーのタイプを問わず1体しか残せなくなったこと、退化した先が進化でないクリーチャーであっても下にカードが残ること、一度進化した場合クリーチャーの下のカードが任意で順番を変えられなくなったことが大きな変更点である。 **参考 [#m3b846ec] -[[用語集]] -[[の下]] -[[メテオバーン]] -[[《暴覇斬空SHIDEN-410》]] -[[《秩序の邪将 ビホルダー》]] -[[無月の門]] -[[クロスギア]] -[[シールド]] -[[アッパー・ゴー]] 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