#author("2023-03-25T21:14:17+09:00","","")
#author("2023-11-30T11:10:55+09:00","","")
*ガードマン [#ia5ed058]
|ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)|

[[DMR-05]]で登場した[[キーワード能力]]。またはこの能力を持つ[[クリーチャー]]の総称。


主に[[火]][[文明]]と[[自然]][[文明]]のクリーチャーが持っている。
どちらも[[クリーチャー]]の[[パワー]]が高い[[文明]]である。
なお、2021年8月現在、[[無色]]のクリーチャーでガードマンを持っている物は存在しない。

|諸肌の桜吹雪(フキスサブ・ハナフブキ) VR 自然文明 (4)|
|進化クリーチャー:ビーストフォーク/ハンター 6000|
|進化−自分のビーストフォーク1体の上に置く。|
|ガードマン(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、自分の他のクリーチャーからこのクリーチャーに変更してもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがタップされていて、相手のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。|

相手が自分の[[クリーチャー]]に[[攻撃]]してきたとき、ガードマンを使ってその攻撃目標を変更できる。

ガードマン能力を使うには、
+相手の自分のクリーチャーへの攻撃を阻止することを宣言してから、自分の「ガードマン」を持つクリーチャーを[[タップ]]する
+その後、相手のクリーチャーの攻撃対象を「ガードマン」を持つクリーチャーに変更する

ガードマン能力の使用は[[ブロック]]同様、攻撃ではないので[[召喚酔い]]中でも使う事ができる。
ただし、既にタップされたクリーチャーはガードマン能力を使用できない。

初登場の[[エピソード2]]が終わった後も継続的にガードマン持ちの[[クリーチャー]]が登場し続けており、[[ブロッカー]]が極端に少ないこれらの文明の防御手段として[[クリーチャー]]の基本的な[[能力]]の一つとなった。

字面だけを見ると、[[ブロッカー]]から「プレイヤーへの攻撃を防ぐ能力」を除いた能力である。
一方、
-[[このクリーチャーは攻撃することができない>攻撃できない]]
-[[このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない>攻撃できない]]

といった[[デメリット]]能力を持つクリーチャーは[[ブロッカー]]ほど多くない。

**ルール [#o1e7be72]
-[[攻撃先変更能力]]の一種であり、[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]に使用する。

-当然ながら[[ブロッカー]]ではないため、ブロッカーを対象とした[[除去]]の対象にならず、「ブロックされた時」の能力も発動させない。「[[ブロックされない]]」クリーチャーも止められる。だが「攻撃先は変更できない」を持つクリーチャーには無力。

-1度の攻撃に対して、複数のブロッカーでブロックが可能なように、複数のガードマンのガードマン能力を使うこともできる。

-''相手が選んだ[[攻撃]]先が''[[クリーチャー]]でなければ[[能力]]を使用できない。[[プレイヤー]]への[[攻撃]]を[[ブロッカー]]などで[[クリーチャー]]への[[攻撃]]に変更し、その上でガードマンを使う、といったプレイングはできない。(2021年9月7日ルール変更)
--ルール変更以前は[[プレイヤー]]への[[攻撃]]を[[ブロック]]してからガードマン[[能力]]を使うことができた。

***ルール変更の変遷 [#he7b595a]
-[[DMR-17]]から表記が変更され、現在のテキストとなった。
--DMR-17以前のテキスト
|ガードマン(自分の他のクリーチャーが攻撃される時、このクリーチャーをタップしてもよい。そうした場合、攻撃クリーチャーはかわりにこのクリーチャーを攻撃する)|
文面だけを見ると[[置換効果]]のようだが、実際に置換するのは攻撃対象のみであり、その後は通常通り[[バトル]]が行われる。
従って、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の[[攻撃]]をガードマンで防いだとしても、そのガードマンは、のちの[[バトル]]を置換されて[[破壊]]される裁定となっていた。
これは、単に「攻撃先を変更する」となっている現在のテキストでも同様の裁定である。

-登場当初のルールでは1回の[[攻撃]]に1回しかガードマンを使用できず、[[ブロッカー]]との併用もできなかった。
[[新章デュエル・マスターズ]]のルール変更で、1回の攻撃で複数体のガードマン[[能力]]を適用することや、[[ブロッカー]]や[[攻撃曲げ]]と同時に適用することが可能になった。この時は[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]中であれば任意のタイミングで[[能力]]を使用できたため「[[ブロッカー]]で[[攻撃]]先を[[クリーチャー]]に変更し、その上でガードマンを使う」プレイングが可能だった。
2021年9月7日のルール変更で[[攻撃先変更能力]]の使用方法が「ステップの最初に使いたい[[能力]]を宣言し、任意の順番で解決する」方式に変更になり、[[プレイヤー]]への[[攻撃]]時にはガードマンを宣言できなくなった。[[クリーチャー]]への攻撃であればそれまでと同様に、[[ブロッカー]]や[[攻撃曲げ]]で変更した[[攻撃]]先をさらにガードマンで変更できる。

**その他 [#g1d946d8]
-[[ブロッカー]]は[[光]]が一番質がいいのに対して、こちらは[[火]]に比べて[[自然]]の質がいい。

-能力が劣化[[ブロッカー]]である点に加えて、後に自然固有能力として汎用性の高い[[マッハファイター]]が登場して以降影の薄い能力になってしまったが、[[王来篇]]現在でも[[《賢樹 エルフィ-1》]]など申し訳程度に登場し続けている。

-[[エピソード3]]では[[《桜舞う師匠》]]など、ガードマンをサポートするカードが複数登場した。
--特に《桜舞う師匠》はそれを主軸としたデッキ[[【桜舞う師匠】]]が生まれるほどには相性がいい。

--[[ドラゴン・サーガ]]でも続投。ほとんどがおまけで[[ガードマン]]が付いてくるといったところで、[[コスト論]]が0の可能性が高い。

--さらに[[革命編]]でも[[《獣軍隊 サイノス》]]が登場した。もっとも、ガードマンといまいち相性が噛み合っていないようにも見える[[侵略]]持ちではあるが(ガードマンデッキは[[ビーストフォーク]]が多くなるため、《サイノス》自体はガードマンデッキとの相性はいい)。

--[[新章デュエル・マスターズ]]では自然文明に超大型のガードマンが多数出現した。

--その後、[[双極篇]]で登場した[[マッハファイター]]の攻撃も受け止めることができる。

-[[ブロッカー]]の派生能力だが、[[ブロッカー破壊]]のようにキーワード能力でガードマンのみを狙った能力は現時点では存在しない。
//--今後の[[カードプール]]の増加でガードマンが猛威を振るうような事があれば、何らかの[[メタ]]が登場する可能性もあるかもしれない。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#cf7be4cc]

[[DMPP-19]]で登場。

[[TCG版との差異点>TCG版との差異点 (デュエプレ)]]の通り、1回の攻撃につき[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]の能力は1体のみ選択できる。

-便宜上、ガードマン能力を使うことを「ガードする」と命名されている。

-自分のブロッカーとガードマンがそれぞれある、または能力の付与で1体が「ブロッカー」と「ガードマン」を持っている場合、ブロックするかガードするか何もしないか好きなものを選べる。
--上記の場合「ブロック/ガードしない」「ブロックする」「ガードする」の3つのボタンが出現する。

//-「相手のクリーチャーの攻撃をn回ブロックする」のようなミッションでガードマンのガードもブロックした回数にカウントされる。
**関連カード [#o4a428ae]
***ガードマンに関する能力を持つカード [#j5a2e613]
-[[《完善武装 ルーパス》]]
-[[《桜舞う師匠》]]
-[[《ガードレッスン 〜初級編〜》]]
-[[《龍棍棒 トゲトプス》]]
-[[《熱血龍 マスター・セブン》]]
-[[《フルフワモケダケ》]]
-[[《桜舞う門出》]]

**参考 [#d58c829e]
-[[《諸肌の桜吹雪》]]
-[[【桜舞う師匠】]]
-[[用語集]]
-[[攻撃先変更能力]]
-[[キーワード能力]]
-[[ブロッカー]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.バトルゾーンに自分の[[《Disジルコン》]]と[[《デスマッチ・ビートル》]]がアンタップ状態でいる状況で、相手のクリーチャーが自分に攻撃してきました。その攻撃に対して、まず[[《Disジルコン》]]の「ブロッカー」を使い、それに対してさらに[[《デスマッチ・ビートル》]]の「''ガードマン''」を使って、攻撃先をプレイヤーから[[《デスマッチ・ビートル》]]に変更できますか?
A.いいえ、できません。プレイヤーへの攻撃に対して「ブロッカー」は使用できますが、「''ガードマン''」は使用できません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。&br;(総合ルール 507.1a((&br;ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。&br; 例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。&br; 例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリ ーチャーがいたとしても同様です。&br; 例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。&br; 例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40110]]

&tag(用語集,能力,ガードマン,キーワード能力,攻撃先変更能力);