#author("2021-03-02T22:20:17+09:00","","")
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*カードプール [#v1d60289]

特定の条件下において使用可能な[[カード]]の種類のこと。
比較する場合には「広い」「狭い」と示される。

単純にカードプールと言った場合、[[アドバンス]]のものを指すことがほとんど。
これまで販売されたカードすべてがカードプールとなり、新しい[[カード]]が登場するたびに広くなっていく。

[[フォーマット]]が変わるとカードプールも変わる。例えば、[[アフタージェネレートリーグ]]では[[DM-14]]〜[[DM-18]]と[[DMC-27]]がそのカードプールに相当する。

[[ブロック構築]]は1年ごとに使えなくなる弾が出てくるため、カードプールの把握はより重要となってくる。

実際のカード選定には[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]なども影響するため、公式ホームページなどで事前に確認するようにしたい。

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カードプールが変化すると、デッキビルディングに大きな影響を及ぼす。

カードプールが広がれば、新たな[[デッキタイプ]]が生まれることもある。
一方で[[上位互換]]の登場などにより淘汰される[[カード]]も出てくる。その[[カード]]もまた、新しいカードとの組み合わせにより新たな利用法が生まれることもある。

逆に[[フォーマット]]の変更や[[殿堂入り]]によってカードプールが狭まると、それまで組めた[[デッキ]]が組めなくなる場合もある。

カードプールは同時に、相手の使ってくる[[カード]]を想定する鍵にもなる。
例として、[[ブロッカー]]が存在しない[[フォーマット]]の場合、相手が[[ブロッカー]]を使ってくる事はありえない。このため[[ブロッカー除去]]を入れる必要は全くなく、パワーの低いアタッカーを搭載する事は通常の[[フォーマット]]よりも有利になる。
他の例として、強力な[[コスト踏み倒しメタ]]が登場すると、[[コスト踏み倒し]]を利用する[[デッキ]]は環境において不利になる。[[ブロック構築]]の場合、その[[コスト踏み倒しメタ]]カードが[[ブロック落ち]]すれば再び幅を利かせることができるようになる。

カードプールと[[環境]]は密接に関わっているため、[[メタゲーム]]を意識した[[デッキビルディング]]をしたいならカードプールの把握は必須と言える。

-[[デッキビルディング]]の際は、カードプールをよく把握し適切なカードを選択するようにしたい。デッキレシピ投稿サイトなどで色々なレシピを見ていると、思わぬカードを発見することもあるだろう。

-カードプールは[[デッキビルディング]]だけでなくプレイングにも影響する。特に、[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などの[[コンバット・トリック]]はその存在を考慮するか否かで立ち回りがかなり変わってくる。

-お互いに課せられる制限である以上、カードプールも一種の[[ルール]]と言える。[[プレイヤーのオリジナルカード>《ジョーカード》]]の使用が認められないのはこれが理由の一つ。
--逆に言えば、同じカードプールの中で[[より多くのカードに手がとどくプレイヤー>カード資産]]はそれだけで優位に立ちうる。

-デジタルゲームは他の媒体と対戦することができないため、必然的にそのゲーム単体にデータとして存在するカードがそのままカードプールとなる。また同時にゲームごとにもカードプールは異なるということになる。

-[[カード資産]]の事を指して「カードプール」と言うこともある。

**参考 [#j37321a4]
-[[用語集]]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[フォーマット]]
-[[殿堂入り]]
-[[プレミアム殿堂]]
-[[メタゲーム]]
-[[トップメタ]]
-[[メタデッキ]]
-[[デッキビルディング]]
-[[ブロック構築]]
-[[ブロック落ち]]
-[[カード資産]]

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