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*カードパワー [#ifbb0d90]

[[カード]]の持つ性能の高さ。

「[[スペック]]」や「[[コストパフォーマンス]]」に近い用語。

基本的に[[マナコスト]]や[[サイキックコスト]]を基準にして「カードパワーが高い(低い)」などのように使われる。

似たような意味合いの「[[スペック]]」「[[コストパフォーマンス]]」よりは、戦局に与える影響の強さ、得られる[[アドバンテージ]]の大きさで判断されることが多い。

1枚で戦局を変えかねない各種[[ゼニス]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]はカードパワーが高いといわれるが、[[《ダンディ・ナスオ》]]や[[《スパイラル・ゲート》]]などの[[軽い]]カードはあまりそうは言われない。

当然ながら、カードパワーの高い[[カード]]をふんだんに投入すれば[[デッキ]]全体のカードパワーも上がる。カードパワーの高いカードをふんだんに使用したデッキは、分類不能な地雷デッキをカードパワーで圧殺できるという強みがある。

しかし、単体でのカードパワーが高い[[カード]]を入れただけでは、駆け引きや[[コンボ]]など、[[デュエル・マスターズ]]のその他の重要な要素を前に勝てないこともある。

要するに、どんなに強い[[カード]]も使いようということ。

-単純な[[クリーチャー]]の[[パワー]]の高低に対して使うのではなく、あくまで[[カード]]全体の性能を考慮して使用される。例えば[[《グラディアン・レッド・ドラゴン》]]のパワーは15000と高いが、10マナも払って[[T・ブレイカー]]しか持たないため、カードパワーはそれほど高いとは言えない。

-カードパワーが高い[[カード]]は「パワーカード」と呼ばれる。パワーカードでデッキを固めた構成を「[[グッドスタッフ]]」という。

-[[デュエル・マスターズ]]に限らず、多くのトレーディングカードゲームでは[[エキスパンション]]が進むにつれて少しずつ新しい[[カード]]のカードパワーが上がっていく。この現象を[[インフレ]]と呼ぶ。

-現在では[[デッキパーツ]]を比較する際に運用性を度外視した馬力のみの評価として言及されることが多い。一線級の[[コストパフォーマンス]]を持つ環境クラスの[[カード]]ばかりで[[デッキ]]を組んだとしても、屋台骨の低コストカードを詰め込みすぎるとデッキ全体のカードパワーが下がり[[手札]]や[[マナ]]が溜まってからの動きが弱くなる。

**参考 [#b506fa33]
-[[用語集]]
-[[グッドスタッフ]]
-[[スペック]]
-[[コストパフォーマンス]]

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