#author("2024-01-19T06:17:42+09:00","","") #author("2024-01-19T22:46:09+09:00","","") *エピソード&ruby(スリー){3};[#y58da223] -''BEFORE'':[[エピソード2]] -''NEXT'':[[ドラゴン・サーガ]] [[デュエル・マスターズ]]12番目のシリーズ。 「エピソード3」はそのまま「''エピソードスリー''」と読む。 [[ブロックマーク]]は「[[E3>E3マーク]]」(=''E''pisode ''3'')。 [[背景ストーリー]]では、[[エピソード2]]の[[ゼニス]]大戦から一万年後、世界を支配した宗教団体[[オラクル]]と、彼らに抗うアウトロー集団[[アウトレイジ]]の姿が描かれている。 この構図は[[Magic:The Gathering]]の「ミラディンの傷跡ブロック」に非常に似ている。 このセットに当てはまる[[エキスパンション]]は、 -新たな種族[[ゴッド・ノヴァ]]と新しい[[カードタイプ]][[エグザイル・クリーチャー]]が登場した [[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]] [[DMR-09 「エピソード3 レイジVS(アゲインスト)ゴッド」>DMR-09]] -[[G・ゼロ]][[呪文]]が初登場し、[[アウトレイジ]]を大きくフィーチャーした [[DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」>DMR-10]] [[DMR-10 「エピソード3 デッド&(エンド)ビート」>DMR-10]] -3段階[[ドロン・ゴー]]とさらなる[[ゴッド]]である[[ゴッド・ノヴァOMG]]が登場した [[DMR-11 「エピソード3 ウルトラVマスター」>DMR-11]] [[DMR-11 「エピソード3 ウルトラV(ビクトリー)マスター」>DMR-11]] -場を離れない[[ゴッド・ノヴァOMG]]と多くのエグザイルから[[ドロン・ゴー]]できる[[クライマックス・ドロン・ゴー]]が登場したエピソードシリーズの最終章を飾るクライマックスに相応しい [[DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」>DMR-12]] [[DMR-12 「エピソード3 オメガ∞(クライ)マックス」>DMR-12]] の4つ。 -このセットより再び[[ビクトリー]]・[[ベリーレア]]・[[MODE→CHANGE]]のホイル仕様が変更。 -このエキスパンションより[[ビクトリー]]の[[シークレットカード]]が登場した、a・b・cの3種類のバージョンがあり後者ほど当たりにくくなっている、また[[DMR-10]]まではaは金または黄、bは紫、cは緑だったが[[DMR-11]]からは固定ではなくなった。 -[[1stデッキ>DMD-09]][[シリーズ>DMD-10]]、[[禁断の変形>DMD-11]][[デッキシリーズ>DMD-12]]、[[スーパーデッキMAX>DMD-13]][[/OMGシリーズ>DMD-14]]と、[[構築済みデッキ]]が6つも発売されたシリーズは極神編以来である。 -このエキスパンションから瞳がはっきりと見える人型[[クリーチャー]]が多数登場し、とくに女性、少女型など高い年齢層を狙ったカードも増えた。このため、[[イラストレーター]]や高年齢層のプレイヤーの人気を集めた弾でもある。 -[[アウトレイジ]]を筆頭に、既存のルールや基準を破壊する[[カード]]が多く登場した。これは[[Magic:The Gathering]]の「ミラディン・ブロック」に通じるものがある。 -今シリーズでフィーチャーされた[[種族]]は次のとおり。 --[[アウトレイジ]] --[[アウトレイジMAX]] --[[オラクル]] --[[オラクリオン]] --[[ゴッド・ノヴァ]] --[[ゴッド・ノヴァOMG]] --[[アーク・セラフィム]] --[[イニシエート]] --[[メカ・デル・ソル]] --[[アースイーター]] --[[グレートメカオー]] --[[リキッド・ピープル]] --[[グランド・デビル]] --[[デスパペット]] --[[ドラゴン・ゾンビ]] --[[アーマード・ドラゴン]] --[[フレイム・コマンド]] --[[スノーフェアリー]] --[[ビーストフォーク]] -しかしながら、実際は[[アウトレイジ]]のフィーチャーが大多数であり、その他の[[種族]]フィーチャーは一弾限りといっても過言ではない。その為、新規ユーザーは何の抵抗も無しに[[アウトレイジ]][[デッキ]]を作れるが、古参ユーザーからすればエピソード3では[[アウトレイジ]]以外の[[種族デッキ]]を作る意義が薄く、単種族にしても[[エグザイル]]や[[ゴッド・ノヴァOMG]]など扱い方の異なるものもあり、何をフィーチャーしているか分かりにくいという意見も見られる。プッシュされた既存種族からの[[再録]]も目立って多くなく、フィーチャーされたものの昔のカードがなければデッキが組めない、といったことも。 -また、[[ガードマン]]も引き続きプッシュされている。[[エピソード2]]から登場した能力がもう一度推されたのは、新能力にしてはあまりにも影が薄すぎたせいか。 --それが功を成したのか、枚数は少ないものの現在もガードマンは登場し続けている。 -[[アウトレイジ]]は他種族から変化した個体の総称という設定である為、現時点では[[オラクル]]と[[オラクリオン]]以外に他に併せ持つ種族がない。そのため、こちらは古いカードと組み合わせづらく、上の状況に拍車をかけていた。 -全体的に見ると[[エピソード2]]ではゼニスや[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]などのオーバースペックカードが登場しすぎたことを反省したからか、カードパワーはエピソード2の時より抑え気味だったと言えるだろう。デュエマ史上においては[[不死鳥編]]に次ぐ代表的な[[デフレ]]シリーズであるという評価が一般的。それでも[[《暴走龍 5000GT》]]や[[《神聖麒 シューゲイザー》]]など抜きんでた強さを持ったカードがいたこと、カツドンなどのマスコット系のキャラが低年齢層に受けたことによって人気は保っていた。 --[[不死鳥編]]ほどではないもののこの弾でパック売上は落ちているが、これは上記の内容が要因というよりも2013年時のTCG界隈が全体的に不振であり、単にこの弾にのみ責任を求めるべきではないだろう。2013年度のTCG内全体で見れば評判はまずまずであり、タカラトミーの業績発表によると商品数増加とアニメ30分拡大、幅広い層への展開が影響し全体の売り上げは堅調な販売になったようだ。 -[[ドラゴン・サーガ]]時の[[インフレ]]に加え、[[アウトレイジ]]と[[オラクル]]の各種族に特化した能力が[[ドラゴン・サーガ]]の[[ドラグハート]]や[[単色]]推しがデッキと上手く噛み合わず(種族デッキ以外でも活躍できる[[汎用性]]高いカードがあまり多くなかったことが原因か)、5000GTなど一部を除き[[シングルカード]]価格も落ち込んでしまった。[[エピソード3]]のBOX価格も他と比べてかなり安め。 --また本に封印されていた種族という設定に加え、全く別のストーリーに切り替わったことから、フィーチャー後も各エピソードに少数は登場していた[[ハンター]]や[[エイリアン]]とは異なり、[[アウトレイジ]]及び[[オラクル]]のこれ以上の新カード登場が期待薄であることも影響している。一応[[アウトレイジ]]は[[《破壊者 シュトルム》]]等が不定期で登場し、[[オラクル]]は[[《師団の先導者 ツラトゥストラ》]]が登場しており、望みが尽きた訳ではない。 --その後[[DMX-22]]で新規カードが多数登場し、それなりに組みやすくなった。 -単種族や人型系クリーチャーの増加はエピソード3の時点で平和な世界になったことの影響と次回作の[[ドラゴン・サーガ]]の伏線として意図的に異色にされており、また瞳が見える美少女キャラクターの登場はタカラトミー的には美少女キャラが中心のTCGの「[[WIXOSS]]」への試験作的な意味合いがあったとも考えられる。この他にもカードシステムやアニメでもエピソード3以降から他TCG要素を取り入れるようになる。 --エピソードシリーズ恒例である、同一のクリーチャーの派生も続いている。 -[[デッドマン>Deadman]]が[[Wizards of the Coast]]に入社したのがこの頃。[[DMR-12]]発売時にはYouTube公式チャンネルで対戦動画を上げるようになっていき、これが元となって「デュエマチャンネル」「デドカミチャンネル」「ジョーデキチャンネル」への譜系が築かれていくこととなる。 **このシリーズに発売された商品 [#z8af1704] ※= [[ブロックマーク]]なし -[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」>DMD-09]] -[[DMD-10 「1stデッキ オラクル・ダッシュ」>DMD-10]] -[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]] -[[DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」>DMR-09]] -[[DMR-09 「エピソード3 レイジVS(アゲインスト)ゴッド」>DMR-09]] -[[DMD-11 「禁断の変形デッキ アウトレイジの書」>DMD-11]] -[[DMD-12 「禁断の変形デッキ オラクルの書」>DMD-12]] -[[DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」>DMR-10]] -[[DMR-10 「エピソード3 デッド&(エンド)ビート」>DMR-10]] -[[DMX-15 「フルホイルVSパック 仁義無きロワイヤル」>DMX-15]] -[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」>DMD-13]] -[[DMR-11 「エピソード3 ウルトラVマスター」>DMR-11]] -[[DMR-11 「エピソード3 ウルトラV(ビクトリー)マスター」>DMR-11]] -[[DMD-14 「スーパーデッキOMG 逆襲のイズモと聖邪神の秘宝」>DMD-14]] -[[DMR-12 「エピソード3 オメガ∞マックス」>DMR-12]] -[[DMR-12 「エピソード3 オメガ∞(クライ)マックス」>DMR-12]] **エピソード3に関連する効果を持ったカード [#i6721ed1] -[[《カモン・ビクトリー》]] **参考 [#i43f2249] #include(シリーズリスト,notitle) -[[エピソード3環境]] -[[エピソード3背景ストーリー]] -[[勝太編]] -[[デフレ]] &tag(用語集,シリーズ,勝太編,エピソード3);