#author("2022-01-12T17:40:51+09:00","","")
#author("2023-03-04T08:36:10+09:00","","")
*【&ruby(デアリ){黒赤緑};ビートダウン】[#l5e40288]

黒は[[闇]]、赤は[[火]]、緑は[[自然]]を指し、それらの[[文明]]で組まれる[[ビートダウン]]デッキ。

この三色は非常に攻撃的な色構成であり、[[ビートダウン]]には非常にマッチしている。逆に[[ブロッカー]]があまり充実していないため、長期戦はやや苦手。[[ドローソース]]は一応存在するが、[[《福腹人形コダマンマ》]][[《斬斬人形コダマンマ》]]のような[[スーサイド]]や[[《進化の化身》]]のような条件付き[[サーチ]]に限られる。

[[ステロイド>赤緑#b6dce891]]の瞬発力に[[闇]]の[[コントロール]]戦術を絡めた[[プレイング]]は独特の魅力があり、玄人プレイヤーに好かれるカラーである。

特に[[除去]]能力は[[火力]]、[[確定除去]]、[[ブロッカー破壊]]、[[マナゾーン]]送還と目を見張るものがあるため、デッキの組み方によっては粘り強い攻撃をおこなうことができる。[[墓地]][[回収]]、[[マナ]][[回収]]に長けているのも大きい。

これといった[[アーキタイプ]]は存在しないが、一時期[[【Mロマノフビート】]]の基盤が利用されることが多かった。

[[自然]]の[[《幻緑の双月》]]の[[マナブースト]]、または[[《福腹人形コダマンマ》]][[《斬斬人形コダマンマ》]]からスタート。[[《解体人形ジェニー》]]や[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]で足を鈍らせながらアタッカーを揃え、相手がもたついているところを一気に殴って勝利する。
[[自然]]の[[《幻緑の双月》]]の[[マナブースト]]、または[[《福腹人形コダマンマ》]][[《斬斬人形コダマンマ》]]からスタート。[[《解体人形ジェニー》]]や[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]で足を鈍らせながらアタッカーを揃え、相手がもたついているところを一気に殴って勝利する。地域や好みによって疑似ランデスとして[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]だけでなく[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]を採用する場合もあった。

場合によっては[[ウィニー]]で1、2回殴っておくことも求められるなど、繊細な[[プレイング]]が要求される。反面、構築と[[プレイング]]次第ではどんな相手にも互角以上の戦いができる玄人向けの[[デッキタイプ]]である。

その他には[[《マイキーのペンチ》]]を使った[[【ペンチビート】]]や、[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]と[[《ミラクル・リ・ボーン》]]を使った[[【ロマノフリボーン】]]が有名である。

いずれの[[デッキタイプ]]も、守備は貧弱だが高い爆発力を秘めた[[デッキ]]である。

-昔から[[メタゲーム]]の主流は[[【青赤緑ビートダウン】]]に譲っているが、[[神化編]]からはしばしば[[環境]]に食い込んできている。

-[[【青赤緑ビートダウン】]]における「[[マナブースト]]>[[ドロー]]>[[フィニッシャー]][[召喚]]」、[[【白青コントロール】]]における「[[ブロッカー]]で序盤を制する>ドロー>[[タップキル]]で制圧」のような典型的な[[アドバンテージ]]エンジンが存在しないため、デッキの構築難易度はやや高め。逆に言えば[[プレイヤー]]の個性を生かしやすいとも言える。

-[[除去]]や[[ビートダウン]]は得意だが、やはり守りが手薄になりがちなのが欠点と言える。やはり、この色構成では「やられる前にやる」戦術を念頭に置きたい。

**【黒赤緑ビートダウン】の変遷 [#rbf28216]
[[聖拳編]]で[[《マイキーのペンチ》]]が登場すると、それを主軸とした[[【ペンチビート】]]が考案される。しかし、長らくの間[[ビートダウン]]の主流は[[【青赤緑ビートダウン】]]となる。

[[神化編]]で[[《邪神M・ロマノフ》]]が登場すると、それを[[フィニッシャー]]にした[[【Mロマノフビート】]]と[[【マッドロマノフワンショット】]]が一躍[[トップメタ]]に躍り出る。

[[覚醒編]]に入ると[[【マッドジョンタッチャブル】]]に形を変え、《M・ロマノフ》が[[殿堂入り]]した後もやはり活躍した。

2012年3月で《M・ロマノフ》は[[プレミアム殿堂]]に指定されたが、相変わらず[[【Mロマノフビート】]]の基盤は強力であり、[[《フェアリー・ギフト》]]から[[《次元流の豪力》]]に繋いで[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を出す[[【ギフトミランダ】]]の[[コンボ]]を軸に存続。[[エピソード2環境]]前半に活躍した。

[[《次元流の豪力》]]が[[殿堂入り]]した後は[[《カモン・ピッピー》]]を使用した[[【ギフトカモン】]]が主流となったが、2013年6月にやはりそちらも[[殿堂入り]]となった。

[[エピソード3]]では[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を使用した[[【シューゲイザーワンショット】]]が台頭。[[《神聖麒 シューゲイザー》]]の高い[[カードパワー]]を生かし[[エピソード3環境]]で暴れ回るが、2014年に[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]が[[殿堂入り]]して弱体化。今度の動向に注目が集まる。

**参考 [#zb9595eb]
//上位項目、関連する項目などへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[【ペンチビート】]]
-[[【キリュー・ジルヴェスビート】]]
-[[【Mロマノフビート】]]
-[[【マッドジョンタッチャブル】]]
-[[【ロマノフリボーン】]]
-[[【ギフトカモン】]]
-[[【ギフトミランダ】]]
-[[【シューゲイザーワンショット】]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ);