#author("2025-03-30T07:05:51+09:00","","") *《ジェスター・ロード/Jester Lord》 [#top] 効果モンスター 星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0 フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、 お互いの魔法&罠カードゾーンに存在するカード1枚につき、 このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 #author("2025-03-30T07:07:28+09:00","","") [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~ 他の[[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しない場合、[[自己強化]]する[[永続効果]]を持つ。 [[攻撃力]]の上昇率が非常に高く、[[自分]]の[[カード]]だけでも最高で5000まで上昇する。~ しかし、[[自分]]・[[相手]]を含めて他に[[モンスター]]がいるだけで[[攻撃力]]が0になってしまうので、安定性はかなり低い。~ この[[カード]]に特化した専用[[デッキ]]を構築する事で力を発揮できる[[カード]]と言える。~ [[魔法・罠カード]]主体として[[モンスター除去]]や展開妨害を行い、この[[カード]]の[[直接攻撃]]を通すタイプが考えられる。~ [[《心鎮壷》]]・[[《魔封じの芳香》]]等で[[相手]]の[[魔法&罠ゾーン]]を埋めることができれば更に[[攻撃力]]を上げられる。~ アニメのように[[《宮廷のしきたり》]]を[[発動]]し、[[永続罠]]を守りつつ[[攻撃力]]上昇を行うのも効果的。~ [[モンスター]]も全く採用しないわけではなく、[[《ダイナレスラー・パンクラトプス》]]・[[《N・グラン・モール》]]・[[《異次元の女戦士》]]・[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]等[[除去]]を行いつつ自主退場させやすい[[モンスター]]なら採用できる。~ 複数展開にも対応でき、自身含めた[[自分]]の[[モンスター]]も[[バウンス]]可能な[[《ペンギン・ソルジャー》]]も一考に値する。~ 必ず[[直接攻撃]]となる上、[[攻撃力]]の上昇率が高いため、数回の[[攻撃]]で勝利できる可能性がある。~ [[特殊召喚]]可能なので出すことも容易なため、安定性は低いが大きなポテンシャルを秘めた[[カード]]と言える。~ [[闇属性]]で[[攻撃力]]が不確定の[[カード]]なので、状況次第では[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の両方に対応できる。~ 特に[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]は[[相手]]の[[モンスター]]数を減らせるのでこの[[カード]]とはやや[[シナジー]]がある。~ [[モンスター]]が出された後では[[リリース]]できないので、[[攻撃]]後か[[除去]]への[[チェーン]]で[[発動]]したい。~ [[相手]]に[[モンスター]]を展開された場合は[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]で[[除去]]に転用するのも手。~ この運用法は[[《ミストデーモン》]]にも通用し、両者は[[《悪夢再び》]]にも対応しているので併せて[[デッキ]]を組むのも良いだろう。~ [[相手]]だけでなく[[自分]]が展開した[[モンスター]]をも取り除ける[[《門前払い》]]との[[シナジー]]が強い。~ [[直接攻撃]]後に[[手札]]に戻るため[[戦闘破壊]]される心配がなくなり、[[自分]]の[[モンスター]]がいなくなった所を[[相手]]に[[直接攻撃]]されても次の[[ターン]]にはこの[[カード]]の[[直接攻撃]]が可能になる。~ [[永続カード]]という事で[[攻撃力]]の上昇にも貢献し、さらにはこの[[カード]]を[[リクルート]]するための[[《キラー・トマト》]]や前述の[[《ミストデーモン》]]とも[[シナジー]]がある。~ 特に[[《キラー・トマト》]]は[[自爆特攻]]により[[攻撃表示]][[モンスター]]に対し擬似[[全体除去]]のように運用でき、がら空きになった所にこの[[カード]]の[[直接攻撃]]を叩き込める。~ [[バウンス]]ゆえに[[カード・アドバンテージ]]を稼げないという欠点も、短期決戦的性能を持つこの[[カード]]の特性上あまり気にならない。~ その他、[[《ディメンション・マジック》]]でこの[[モンスター]]を[[リリース]]することで、[[特殊召喚]]した[[モンスター]]による追撃や[[攻撃]]の回避にもなる。~ また、[[フィールド]]に4枚以上[[魔法・罠カード]]が存在する状態から[[同名カード]]の[[特殊召喚]]による追撃が決まれば、[[1ターンキル]]となる。~ また、恵まれた[[ステータス]]を持つため、[[リクルート]]・[[サーチ]]・[[サルベージ]]に幅広く対応している。~ [[《リビングデッドの呼び声》]]など[[魔法&罠ゾーン]]に残る[[蘇生]]は[[攻撃力]]上昇にそのまま繋がるため相性が良い。~ -数えるのは[[魔法&罠ゾーン]]の[[カード]]だけなので、[[フィールド魔法]]の[[カード]]は[[対象]]にならない。~ -[[装備魔法]]を併用することで更なる[[攻撃力]]の上昇が望める。~ 特に[[《魔導師の力》]]・[[《閃光の双剣-トライス》]]は[[1ターンキル]]率を大きく高められる。~ また、[[《進化する人類》]]なら[[ライフ]]差に関係なく[[強化]]できるので投入も十分考えられる。~ -積極的に[[自分]]と[[相手]]の[[モンスターゾーン]]を空にしていく必要があるため、[[【スピリット】]]とは相性が良い。~ また、それらと相性が良い[[《強制転移》]]・[[《死のマジック・ボックス》]]で[[送りつけ]]れば[[自己強化]]しにくく、[[相手]]に損害を与えやすい[[モンスター]]となる。~ [[送りつけ]]たこの[[カード]]を処理できない場合も、[[強化]]された[[攻撃力]]を[[《魔法の筒》]]・[[《ディメンション・ウォール》]]で逆に利用する手もある。~ -[[デメリット]][[アタッカー]]と[[《エクトプラズマー》]]を中心に回す構成も面白い。~ [[《悪夢再び》]]で[[《ジャイアント・オーク》]]や[[《ミストデーモン》]]・[[《マッド・デーモン》]]を使い回し、ここぞという場面にこの[[モンスター]]でトドメの一撃を叩き込んでやろう。~ [[相手]]の妨害も考慮すると[[直接攻撃]]による[[1ターンキル]]はなかなか成立しにくい、という欠点も高[[攻撃力]]による[[ビートダウン]]および[[バーン]]によって補いやすい。~ ただしこの[[カード]]を[[《エクトプラズマー》]]で[[射出]]しても[[ダメージ]]は発生しない。~ -[[【宝玉獣】]]では、[[《宝玉の樹》]]・[[《宝玉の恵み》]]・[[《カウンター・ジェム》]]などで安定して[[魔法&罠ゾーン]]に[[永続魔法]]扱いの[[宝玉獣]]を留める事ができる為、[[攻撃力]]も上昇しやすいだろう。~ -[[コンボ]]パーツが増えるため安定性は落ちるが、[[《魔法族の里》]]と[[《王宮のお触れ》]]を[[発動]]できれば[[モンスター効果]]以外は怖くなくなる。~ [[《つまずき》]]で[[相手]]の[[攻撃]]を防ぎ、[[自分]]の[[ターン]]に[[《ならず者傭兵部隊》]]や各種[[除去]]で処理できれば[[ダメージ]]を期待できる。~ [[《カイザーコロシアム》]]で[[相手]]の大量展開を防ぎ、[[単体除去]]で確実に始末するのも面白い。~ また、[[《カイザーコロシアム》]]を使用する場合、[[《光の護封剣》]]などの[[ロック]][[カード]]と[[《N・グラン・モール》]]も併用することで毎[[ターン]][[効果]]条件を満たすことができる。~ 場の[[カード]]の数にもよるが、大抵2[[ターン]]もあれば決着がつくのでこれを狙った[[デッキ]]を組んでみるのも面白いかもしれない。 -「ジェスター(jester)」とは、中世の王侯や貴族に仕えた道化師のことである。 -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「クロウvsイェーガー」(1戦目・2戦目)でイェーガーが使用。~ 1戦目では3枚の[[永続罠]]と[[《ジェスター・コンフィ》]]との[[コンボ]]により、常に高い[[攻撃力]]での[[直接攻撃]]を仕掛ける。~ 最終的に[[通常罠]]《宮廷のマナー》の[[効果]]をコピーした[[《フェイク・フェザー》]]により[[破壊]]されてしまった。~ 2戦目では[[先攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]され、4枚の[[魔法・罠カード]]により[[攻撃力]]を4000とした。~ 返しの[[ターン]]に[[《BF-暁のシロッコ》]]が[[召喚]]されたことで[[攻撃力]]が0になるが、[[永続罠]]《宮廷の帳簿》により[[攻撃力]]が4000に戻った。~ 最終的に[[《BF-疾風のゲイル》]]に[[攻撃力]]を半減させられ、[[攻撃力]]を上げた[[《BF-極光のアウロラ》]]に[[戦闘破壊]]された。~ [[詰めライディングデュエル>詰めデュエル]]では、2問ともこの[[カード]]が[[フィールド]]にあり、1問はこの[[カード]]を[[フィニッシャー]]に、もう1問は[[自分]]で[[破壊]]する問題であった。~ --イェーガーの使用した[[通常魔法]]《ジェスターズ・パニック》の[[イラスト]]に[[《ジェスター・コンフィ》]]と《ジェスター・クィーン》の2体と共に描かれている。 --アニメでは[[攻撃力]]が持っている玉1個につき1000アップする演出であったほか、[[カード]]の[[イラスト]]とは異なり、玉に火が付いていた演出があった([[攻撃力]]が0の時には玉自体が消滅する)。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではイェーガーが使用している。~ 専用のカットインも搭載されている。~ また、この[[カード]]と[[《不協和音》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「&ruby(ジェスター・トラップ){道化師の罠};」が使用できる。~ **関連カード [#card] -[[《E・HERO フレア・ネオス》]] -[[《邪神イレイザー》]] -[[《ジェスター・コンフィ》]] //―《ジェスター・ロード》の姿の見られるカード **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【ジェスター・ロード】>【魔法使い族】#JesterLord]] **収録パック等 [#pack] -[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP008 -[[DUEL TERMINAL -ジェネクスの進撃!!-]] DT07-JP001 //**FAQ [#faq] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ジェスター・ロード》,効果モンスター,モンスター,星1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0);