#author("2021-11-20T13:24:48+09:00","","")
#author("2023-04-30T11:37:39+09:00","","")
*【&ruby(あかくろ){赤黒};ヒューマノイド】 [#o12ea427]

[[《鬼斗マッスグ》]]の[[コスト軽減]]から強力な[[進化]][[ヒューマノイド]]を繰り出す[[ビートダウン]][[デッキ]]。[[ヒューマノイド]]の[[種族デッキ]]であり、【鬼丸ビート】や【オニナグリビート】とも呼ばれる。稀に【赤黒人間】とも呼ぶ。

|&ruby(さきがけ){鬼斗};マッスグ C 火/闇文明 (3)|
|クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 3000|
|自分の進化ヒューマノイドの召喚コストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。|

|&ruby(ゴールデン・エイジ){黄金世代}; 鬼丸「爆」 VIC 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 13000|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが破壊される時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。それがヒューマノイドであれば、このクリーチャーは墓地に置かれるかわりにバトルゾーンにとどまる。|
|このクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの下にあったクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

|&ruby(ラストアタック){涙の終撃};オニナグリ SR 火文明 (5)|
|進化クリーチャー:ヒューマノイド/ハンター/エイリアン 7000|
|進化−自分のヒューマノイド1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が6以下になるように相手のクリーチャーを好きな数選び、破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[《鬼斗マッスグ》]]の[[コスト軽減]]により、4ターン目に[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]や[[《オニナグリ・ザ・レジェンド》]]などの高打点[[進化クリーチャー]]をぶつけることが可能。

[[エピソード2]]、[[ドラゴン・サーガ]]でのフィーチャーを受け[[ヒューマノイド]]にもメタカードが充実してきていることから、[[コントロール]]相手にも強い。

《マッスグ》の[[文明]]である[[火]]と[[闇]]の2色で組まれることが多い。とはいえ[[自然]]や[[水]]を入れた3色で組むことも不可能ではない。水を入れる場合、[[《爆裂B-BOY》]]との相性の良さから[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]が採用されることもある。

**主要カード [#mafbbdee]
|[[《鬼斗マッスグ》]]|核。[[進化]][[ヒューマノイド]]のコストを2軽減|

**非進化ヒューマノイドの候補 [#yd61bd4a]
***手札補充 [#c47e38ce]
|[[《爆山伏 リンクウッド》]]|火の[[マナ武装]]3を発動すれば、[[アタックトリガー]]で[[ヒューマノイド]]を手札に加えられる|
|[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]|[[cip]]で[[ハンター]]を[[サーチ]]|
|[[《鬼ライダー モエル》]]|[[cip]]で条件付き[[手札補充]]。[[ハンター]]かつ[[エイリアン]]を[[手札]]に|
|[[《白鬼ギャラガ》]]|疑似[[手札補充]]|
|[[《戦略のD・H アツト》]]|[[水]]を入れる場合。[[ドロー]]と[[墓地肥やし]]|
***除去 [#y0c8de52]
|[[《GENJI・ボーイ》]]|[[アタックトリガー]]で[[ブロッカー]]を[[破壊]]|
|[[《爆炎シューター マッカラン》]]|火の[[マナ武装]]3で[[効果バトル]]・実質4000火力|
|[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]]除去|
***その他 [#z072d608]
|[[《爆裂B-BOY》]]|[[火]]の[[進化クリーチャー]]のコストを1軽減|
|[[《爆冒険 キルホルマン》]]|[[ヒューマノイド]]軸なら実質2コスト[[スピードアタッカー]]|
|[[《地獄のケンカボーグ》]]|高パワー[[多色]][[バニラ]]|
|[[《守り屋ジョーオニー》]]|[[攻撃できない]][[準バニラ]][[ブロッカー]]だが、[[進化元]]には便利|
|[[《爆轟 マッカラン・ファイン》]]|火の[[マナ武装]]5で味方全員に[[スピードアタッカー]]を与える|
|[[《オニチャッカリ 爆ゾウ》]]|やや[[重い]]が[[コスト軽減]]が可能な[[ウィニー]]|
|[[《オニウッカリ 爆マル》]]|[[コスト軽減]]が可能な重量級[[スピードアタッカー]]|
|[[《モエル 鬼スナイパー》]]|[[S・トリガー]]持ち。[[cip]]で4000[[火力]]|
|[[《待ち伏せオニゾウ》]]|[[S・トリガー]]持ち。[[cip]]で-2000の[[パワー低下]]|
|[[《その子供、凶暴につき》]]|自分の小型クリーチャーをSA化、相手のSAと進化をタップイン|
|[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]|全[[プレイヤー]]に対し、[[手札補充]]以外、[[山札]]からの[[カード]]の移動を制限|
|[[《爆鏡 ヒビキ》]]|相手が呪文を唱える度に[[ランデス]]|
|[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]|各文明の[[ドラグハート]]によって臨機応変に戦える|
|[[《龍覇 スコッチ・フィディック》]]|[[《爆熱剣 バトライ刃》]]や[[《天守閣 龍王武陣 -闘魂モード-》]]などの強力な[[ドラグハート]]を呼び出せる|
|[[《龍覇 グレンモルト》]]|もう1つの切り札。強力なドラグハート[[《銀河大剣 ガイハート》]]を出せるのが強み|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|相手の踏み倒しクリを破壊。味方がいれば[[攻撃されない]]|
|[[《無頼勇騎タイガ》]]|[[自然]]を入れる場合。2コスト[[スピードアタッカー]]|

**進化クリーチャーの候補 [#dcda9f0d]
|[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]|除去耐性を持つ6マナ[[T・ブレイカー]]|
|[[《オニナグリ・ザ・レジェンド》]]|同じく6マナ[[T・ブレイカー]]。こちらは[[スレイヤー]]と疑似[[モヤシ]]持ち|
|[[《涙の終撃オニナグリ》]]|[[アタックトリガー]]で[[《めった切り・スクラッパー》]]と同等の[[除去]]|
|[[《鬼ドリル 爆マサムネ》]]|[[タップ]]時に[[ヒューマノイド]]のブレイク数を増やす|
|[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]|軽い進化[[ヒューマノイド]]。[[W・ブレイカー]]|

**ヒューマノイド以外からの進化 [#z51f32fe]
|[[《無限鉄拳オニナグリ》]]|[[ハンター]][[進化]]。[[《無限掌》]]内蔵|
|[[《滅殺鉄拳オニジゴク》]]|[[ハンター]][[進化]]。[[cip]]で5コスト以下を[[除去]]|
|[[《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]|[[ハンター]][[進化]]。8コストだが[[cip]]で13000分の割り振り[[火力]]が撃てる|
|[[《鬼神!ヴァルボーグなう》]]|[[ハンター]][[進化]]。軽量[[W・ブレイカー]]|
|[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]|[[火]]/[[自然]][[進化]]。[[cip]]で5コスト以下をマナ送り|
|[[《機神勇者スーパー・ダッシュ・バスター》]]|[[火]]/[[自然]][[進化]]。[[cip]]で5コスト以下2体をマナ送り|
|[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]|[[火]]/[[水]][[進化]]。[[cip]]と[[アタックトリガー]]で1[[ドロー]]|

**その他の候補カード [#p98f60fd]
***メインデッキ [#ma30e3c7]
|[[《百発人形マグナム》]]|踏み倒しに反応して[[クリーチャー]]を破壊|
|[[《早撃人形マグナム》]]|踏み倒された[[クリーチャー]]を破壊する。[[スピードアタッカー]]による奇襲が可能|
|[[《ゾンビ・カーニバル》]]|選んだ[[種族]]の[[クリーチャー]]を3枚[[回収]]|
|[[《復活のトリプル・リバイブ》]]|3コスト以下の[[ウィニー]]を3体[[リアニメイト]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[除去]]しつつ条件付き[[リアニメイト]]|
|[[《超爆デュエル・ファイアー》]]|[[ブロッカー]]限定の[[全体除去]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[サルベージ]]付き[[超次元]][[呪文]]|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|同系や[[ウィニー]]の対策に|
|[[《次元の霊峰》]]※|[[自然]]を入れる場合。《マッスグ》や《レジェンド》を[[サーチ]]|
***超次元ゾーン [#p1d7d200]
|[[《時空の喧嘩屋キル》]]|一度に2体ばら撒ける[[ヒューマノイド]]の[[サイキック・クリーチャー]]|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[ターン]]の始めにコスト3以下の[[ウィニー]]を[[リアニメイト]]する[[サイキック・クリーチャー]]|

**このデッキの使い方 [#r2f5043b]
[[《爆裂B-BOY》]]や[[《鬼斗マッスグ》]]の[[コスト軽減]]から速やかに[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]や[[《オニナグリ・ザ・レジェンド》]]などの破壊耐性持ち大型進化に繋ぐのが定石。また、[[《涙の終撃オニナグリ》]]や[[《滅殺鉄拳オニジゴク》]]によって[[ウィニー]]や軽量[[ブロッカー]]、中型フィニッシャーを蹴散らして強引に攻めていくことができる。[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]といった強力な[[メタ]][[カード]]も無理なく入れることができ、[[ビートダウン]]の中でも相手の除去・妨害に優れる。

[[《地獄のケンカボーグ》]]や[[《守り屋ジョーオニー》]]、[[《オニチャッカリ 爆ゾウ》]]などその他の[[ウィニー]]も充実しており、[[進化元]]には事欠かない。進化させるので[[《鉄拳制裁オニノブシ》]]や[[《戦略のD・H アツト》]]といったcip持ちヒューマノイドも採用を考えられるだろう。特に[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]は進化元となりつつ進化先や[[《GENJI・ボーイ》]]を[[サーチ]]することが可能であり優秀。もちろん[[《爆裂B-BOY》]]や[[《鬼斗マッスグ》]]も進化元となる。

[[進化クリーチャー]]をうまく初手で引けなくとも、[[《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]や[[《鬼ライダー モエル》]]で[[サーチ]]が可能。
また、[[闇]]が入ることで[[墓地回収]]による[[手札補充]]もできる。
基本的に単純な[[ビートダウン]]しかできないが、[[速攻]]などに比べるとある程度の柔軟性を持ち合わせる。

**このデッキの弱点 [#y8018569]
[[進化クリーチャー]]を使用する都合上、パワーの低い進化元を次々に除去されてしまうとどうしようもない。[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せる[[《超次元ボルシャック・ホール》]]や[[《超次元ミカド・ホール》]]を使う相手は要注意である。

少数の[[フィニッシャー]]に頼ることになるので、[[《勝利のプリンプリン》]]や[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]][[《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》]]などで動きを封じられるのも辛い。

また[[ビートダウン]]の宿命として、大型[[フィニッシャー]]を軽々と踏み倒す[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【ウェディング・ゲート】]]、[[【ミラクルとミステリーの扉】]]も不利な相手となる。対策として[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]か[[《早撃人形マグナム》]]を挿しておくと役に立つ場合がある。

数ある[[デッキタイプ]]の中でも特に相性に左右されやすく、圧倒的に勝つか、手も足も出せずに負けるかの2つになる場合が多い。

**その他 [#v96cb886]
-[[《涙の終撃オニナグリ》]]を擁する性質上、各種[[ビートダウン]]や[[システムクリーチャー]]を扱う[[デッキ]]に対して大きな耐性を持つ。また、[[ミラーマッチ]]では先攻プレイヤーが非常に有利になる。

-大型[[フィニッシャー]]として[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]と[[《オニナグリ・ザ・レジェンド》]]のどちらを使うかは迷うところである。[[環境]]や構築によって使い分けるべきだが、両方入れるのもいいだろう。ちなみに、シングル市場では[[ビクトリー]]である《「爆」》よりも《レジェンド》の方が安価で取引されている。

-[[エピソード2]]で[[ヒューマノイド]]がプッシュされたことによって生まれたデッキである。[[【赤単ヴァルボーグ】]]以来の「まともに戦える[[ヒューマノイド]]デッキ」である。その後、[[ドラゴン・サーガ]]以降は[[ヒューマノイド爆]]の登場により更に充実した。

-漫画やアニメではエピソード2時期の[[切札 勝太]]が好んで使用していたデッキである。

**参考 [#gfbf0cff]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[ヒューマノイド]]
-[[【ヒューマノイド】 (デュエプレ)]]
-[[種族デッキ]]
-[[ビートダウン]]