#author("2022-01-19T02:59:33+09:00","","")
#author("2022-06-18T19:06:35+09:00","","")
*【赤緑速攻】 (デュエプレ) [#r5bed3fc]

**概要 [#wbd1e8d8]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]における[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]デッキの一種。
[[火文明]]と[[自然文明]]のカードのみによって構成される。

他の[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]][[デッキ]]と同じく、高い[[レアリティ]]の[[カード]]をほぼ必要としない上に[[環境]]でもそこそこ戦えるというメリットの為、[[DMPP-02]]期頃より頭角を現し、環境の一角に食い込む。
その後しばらくは、[[DMPP-03]]での登場以来長期に渡り無類の強さを誇った[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]、第2回[[BATTLE ARENA]]で結果を残した[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]など他の[[ビートダウン]]系統のデッキに押されていた。

環境の変化などによって立ち位置の弱くなったそれらのデッキタイプに代わり、【赤緑】は[[DMPP-07]]期以降[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]のベターな選択肢として再び使用率を徐々に上げることとなる。

特に[[All Division]]においては、[[《スナイプ・モスキート》]]並びに[[ブロッカー]]を[[破壊]]できる[[《火炎流星弾》]]という[[DMPP-01]]発の2種の強力なコスト1キーカードが未だ使用可能ということもあり、[[インフレ]]の進んだ[[DMPP-08]]期においても一定の使用率を誇り、高い奇襲性を維持している。逆に、[[New Division]]においては[[《火炎流星弾》]]のスタン落ちもありAllに比べてデッキパワーの弱体化は避けられず、使用率はあまり高くはなかった。

それからはALLにおいても環境からは姿を消していたものの、[[DMPP-11]]期には[[マナ進化]]獣である[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]と[[《ブレードグレンオー・マックス》]]を獲得、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]と比較してパワーラインの高さを生かして戦うスタイルで環境に舞い戻った。

[[《スナイプ・モスキート》]]の[[強制]]の[[マナ回収]]は、マナを伸ばす必要のないデッキのためあまりデメリットにはならず、むしろマナゾーンに置いたカードでも後出しで手札に戻せることがメリットとなる。
3種類しか候補にならない[[探索]]だが、マナを伸ばさないため目的のカードを回収しやすいことも特長である。

|スナイプ・モスキート UC 自然文明 (1)|
|クリーチャー:ギガント・インセクト 2000|
|攻撃する時、自分のマナゾーンからカードを探索し、1枚を手札に戻す。|

**主要カード [#ec6dd5d0]
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):自然|
|[[《スナイプ・モスキート》]]|[[自然]]|(1)|[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]では色の関係で使えない最重要カードのひとつ|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):火|
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|[[火]]|(1)|おなじみ[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]のエースだが、このデッキにおいては《モスキート》の方が優先されることも|

**候補カード([[クリーチャー]]) [#x0e02382]
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):火|
|[[《螺神兵ボロック》]]|[[火]]|(1)|最軽量の1つ [[【赤白】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]で使うよりは場持ちはマシだが、優先度は低い|
|[[《クック・ポロン》]]|[[火]]|(2)|[[殴り返し]]されない[[能力]]が環境によっては刺さる|
|[[《ピーカプのドライバー》]]|[[火]]|(2)|場にいる限り[[タップスキル]]で[[ブロッカー]]を[[破壊]]でき、ブロッカーがいなければ[[攻撃]]に参加|
|[[《奇襲兵ブルレイザー》]]|[[火]]|(2)|パワー3000と高めだが、[[S・トリガー]]等で形勢が逆転すると無効化されてしまう|
|[[《剣撃士ザック・ランバー》]]|[[火]]|(2)|使用可能マナが0ならパワー3000 《ブルレイザー》と使い分け|
|[[《一撃勇者ホノオ》]]|[[火]]|(2)|攻撃時パワー5000は破格でデメリットもあまり気にならないが、[[殴り返し]]にはどうしても弱め|
//|[[《ライジン・ドラグーン》]]|[[火]]|(2)|自分からクリーチャーに攻撃した時のみパワー5000(ブロックされた場合はパワーは上がらない)|
|[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]|[[火]]|(2)|《火炎流星弾》が使えない[[New Division]]で代替の[[ブロッカー破壊]]要員として使われることがある|
|[[《紅風の盗賊ビューラー》]]|[[火]]|(2)|条件付きながら2コストで[[スピードアタッカー]] [[《スナイプ・モスキート》]]で手札が増える点に注意|
|[[《弾け山のラルビン》]]|[[火]]|(2)|[[マナ>マナゾーン]]に[[自然]]があるだけでパワー3000、デメリットもないので使いやすい|
|[[《究極兵士ファルゲン》]]|[[火]]|(2)|このデッキでは概ね3マナまでしか貯めないので常時パワー3000以上をキープできる|
|[[《放浪兵エルジージョ》]]|[[火]]|(2)|常時パワー4000、ただデメリットの[[pig]][[ランデス]]が意外に痛いことも|
|[[《双神兵カミカゼ》]]|[[火]]|(2)|[[相互互換]] [[S・トリガー獣]]で最軽量の2コスト|
|[[《ブラッドのカッター》]]|[[火]]|(2)|~|
|[[《特捜兵クロード》]]|[[火]]|(2)|~|
|[[《炎舌実況 DJ・ショー》]]|[[火]]|(2)|クイズに当たれば[[スピードアタッカー]]|
|[[《襲撃者エグゼドライブ》]]|[[火]]|(3)|[[殴り返し]]されない高パワーの[[スピードアタッカー]] 欠点は[[VR>ベリーレア]]でやや入手しにくい点|
|[[《解体屋ピーカプ》]]|[[火]]|(3)|[[相互互換]] 最軽量の無条件[[スピードアタッカー]]|
|[[《ピーカ・プッピー》]]|[[火]]|(3)|~|
|[[《早食王のリンパオ》]]|[[火]]|(3)|《ピーカプ》などの[[上位互換]] 同名が場にいれば[[パンプアップ]]される[[スピードアタッカー]]|
|[[《ピアラ・ハート》]]|[[火]]|(3)|[[《コッコ・ルピア》]]などパワー1000以下を[[破壊]]できる[[S・トリガー獣]] 《ベア子姫》がライバル|
|[[《ブレードグレンオー・マックス》]]|[[火]]|(3)|[[マナ進化]]獣 ブロックされなかった時にタップされているパワー3000以下を破壊|
|[[《大作家ゴリランボー》]]|[[火]]|(3)|3コスのW・ブレイカー[[進化]]クリーチャー [[ドリームメイト]]主体なら選択肢に入る|
//|[[《マイキーのペンチ》]]|[[火]]|(4)|重いが[[自然]]の[[クリーチャー]]を[[スピードアタッカー]]にできる|
|[[《奇襲隊長ダブルレイザー》]]|[[火]]|(4)|W・ブレイカー要員というより、[[《霊王機エル・カイオウ》]]などにバトルで負けない打点要員として|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):自然|
|[[《冒険妖精ポレゴン》]]|[[自然]]|(1)|最軽量の1つ 場持ちは悪いが[[シールド]]を割ってさえいれば[[殴り返し]]と無縁というメリットも|
|[[《モリノオウジャダケα》]]|[[自然]]|(2)|[[S・トリガー獣]]で最軽量の2コスト|
|[[《孤高の願》]]|[[自然]]|(2)|5枚目以降の《モリノオウジャ》、あるいは[[《大勇者「大地の猛攻」》]]の進化元|
|[[《シビレアシダケ》]]|[[自然]]|(2)|[[相互互換]] [[cip]]で置いた1マナでもう1体並べられる|
|[[《幻緑の双月》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《大冒犬ヤッタルワン》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《怒髪の豪腕》]]|[[自然]]|(2)|[[相互互換]] [[パンプアップ]]で中量級もしばけることがある 使用率も高い|
|[[《愛嬌妖精サエポヨ》]]|[[自然]]|(2)|~|
|[[《夢見がちモッフル》]]|[[自然]]|(2)|《怒髪の豪腕》と比べると、こちらは相手ターン中に火力で除去してくる相手に刺さる|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]|[[自然]]|(2)|[[cip]]でマナが1つ起きるため実質1マナで出せる|
|[[《囚われのパコネコ》]]|[[自然]]|(2)|[[ドリームメイト]]主体なら 他のドリームメイトのパワーを1000上げることができて《キリンソーヤ》か《ゴリランボー》がいれば[[アンタッチャブル]]|
|[[《レベリオン・クワキリ》]]|[[自然]]|(4)|重いがかなりの確率で[[W・ブレイカー]]になれる|
//|[[《ホップステップ・バッタン》]]|[[自然]]|(4)|重いが無条件で[[W・ブレイカー]] ただしかなりの確率で[[自壊]]する|
//|[[《シャムシャム・カブキリ》]]|[[自然]]|(3)|自分は[[進化クリーチャー]]など入れる余地がないのでデメリットが気にならないパワー5000|
|[[《怒号するグリンド・ホーン》]]|[[自然]]|(3)|相手の[[攻撃]]を止められる[[S・トリガー獣]] 自分のターンに味方を選ぶとプレイヤーに攻撃できなくなる|
|[[《自由な旅人ベア子姫》]]|[[自然]]|(3)|パワー2000以下を[[マナ送り]]にできる[[S・トリガー獣]] 《ピアラ》より範囲が広く、速攻で片をつければ[[マナ送り]]のデメリットも顕在しない|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|[[自然]]|(3)|[[マナ進化]]獣 条件付き[[ブロックされない]]能力を味方に与える[[シールド・フォース]]持ち|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):火/自然|
|[[《無頼勇騎ゴンタ》]]|[[火]]/[[自然]]|(2)|場に出さえすればデメリットなしのパワー4000&br;多色なので《スナイプ・モスキート》、《シビレアシダケ》、《ダンディ・ナスオ》と噛み合いが悪い|
|[[《甲蟲幻獣カブトワン》]]|[[火]]/[[自然]]|(2)|パワー3000とそれだけ見れば《ゴンタ》の劣化だが、[[ドリームメイト]]主体ならお呼びがかかる|
|[[《翔天妖精レチア》]]|[[火]]/[[自然]]|(2)|破壊置換効果でマナを伸ばせるが、伸ばしたマナを戦力に還元しづらい|
|[[《瞬発のタグタップ》]]|[[火]]/[[自然]]|(3)|《ピーカプ》などよりパワーの高い[[スピードアタッカー]]|

**候補カード(クリーチャー以外) [#a2ea967e]
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):火|
|[[《火炎流星弾》]]|[[火]]|(1)|1コストでデメリットなしで[[ブロッカー]]を処理できる[[S・トリガー]]|
//|[[《スクランブル・ブースター》]]|[[火]]|(1)|1マナで何でも[[スピードアタッカー]]にできる 最後の一押しに|
|[[《ボルカニック・アロー》]]|[[火]]|(2)|[[シールド焼却]]を代償にパワー6000以下を1体破壊 汎用性と使用率の高い1枚|
|[[《地獄スクラッパー》]]|[[火]]|(7)|[[S・トリガー]] ミラーマッチで有効|
//|[[《クリムゾン・ハンマー》]]|[[火]]|(2)|[[手打ち]]で[[火力]][[呪文]]使う暇なんてない|
//|[[《幻竜砲》]]|[[火]]|(3)|[[手打ち]]で[[火力]][[呪文]]使う暇なんてない|
|[[《クリムゾン・コミューン》]]|[[火]]|(3)|[[New Division]]における《火炎流星弾》の代替としての役割が強い|
|[[《熱刀 デュアル・スティンガー》]]|[[火]]|(2)|ブロッカーメタ[[クロスギア]] 《火炎流星弾》と違いパワー制限がない点が嬉しい|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#CCFFCC):自然|
|[[《雪要塞 ダルマンディ》]]|[[自然]]|(3)|味方クリーチャーのパワーを3000上昇させる[[城]] 特に《キリンソーヤ》との相性が良く、大半の軽量ブロッカーを無視できる|
|[[《ナチュラル・トラップ》]]|[[自然]]|(6)|[[自然]]の代表的[[S・トリガー]] 基本的に手打ちはしない前提|
|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#FFCCFF):火/自然|
|[[《翡翠と紅玉の炸裂》]]|[[火]]/[[自然]]|(3)|パワー6000以下を1体破壊 [[マナ回収]]はメリットにもデメリットにもなり得る|

**このデッキの回し方 [#y2add9c7]
1ターン目に極力1コストの[[クリーチャー]]を[[召喚]]する。
2ターン目以降は、相手の[[デッキ]]を推測し、[[ビートダウン]]系統のデッキであれば[[《無頼勇騎ゴンタ》]]や[[《愛嬌妖精サエポヨ》]]などの殴り返しに強いクリーチャーを並べ、[[コントロール]]系統のデッキであれば1コストクリーチャーや[[《ダンディ・ナスオ》]]などを駆使してなるべく多くのクリーチャーを場に並べ、早期決着を狙いたい。
また、リソースの回復手段が特にないデッキのため、相手の[[シールド]][[ブレイク]]などで手札が飽和した場合を除き、基本的に3マナ貯まれば以降は[[マナチャージ]]は不要。

他の[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]と同様に、シールドを割れる状況であれば全ての[[クリーチャー]]が突っ込むのが原則であるが、例外として、マナが1マナの時に[[《スナイプ・モスキート》]]が[[攻撃]]すると、[[マナ回収]]は[[強制]]であるため次のターンも1コストのカードしか[[プレイ]]できない。よって、そのようなカードが[[手札]]にない場合は、《スナイプ・モスキート》は攻撃しないというプレイングをすることもある。

[[スピードアタッカー]]([[《紅風の盗賊ビューラー》]]も含む)や[[除去]][[呪文]]は、序盤で[[マナゾーン]]に埋めても[[《スナイプ・モスキート》]]で回収し、終盤の詰めに利用することができる。
また、[[《ボルカニック・アロー》]]などの[[除去]][[呪文]]は、[[バニラ]]クリーチャーなどよりも、[[《アクア・スクリュー》]]、[[《コッコ・ルピア》]]、[[《幻想妖精カチュア》]]などの放っておくと脅威となり得る[[システムクリーチャー]]、あるいは[[ブロッカー]]に対して撃つ方が有効なため、乱用は禁物である。

**長所 [#qd018ca1]
最も早い段階から[[シールド]]を[[ブレイク]]できるデッキタイプの1つであり、早ければ4ターン目に[[ダイレクトアタック]]に持ち込むことができる。特に[[コントロール]]系統のデッキでは4ターン目では[[《腐敗電脳アクアポインター》]]の着地すらままならず、せいぜい[[《ファントム・バイツ》]]や[[《ルーレット・ビーム》]]で1体[[除去]]されるだけということも多く、[[S・トリガー]]の少ないデッキに対しては非常に有効。

ライバルとなる[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]、あるいは[[【赤黒速攻】(【黒赤速攻】)>【速攻】 (デュエプレ)]]よりも各[[クリーチャー]]のパワーが高めである。【赤白】では概ね[[《血風神官フンヌー》]]のパワー3500が最高であるため、広く使われる[[ブロッカー]][[S・トリガー獣]]の[[《清浄の精霊ウル》]]などに対しては[[除去]]で何とかするしかないが、【赤緑】においては[[《無頼勇騎ゴンタ》]]などで[[相打ち]]になる上に場合によっては[[パンプアップ]]した[[《愛嬌妖精サエポヨ》]]で処理することもできる。

[[S・トリガー]]の陣容に関しても、他の【速攻】にも入る[[《火炎流星弾》]]、[[《ボルカニック・アロー》]]の他に、[[《怒号するグリンド・ホーン》]]や[[《自由な旅人ベア子姫》]]など有効な[[S・トリガー獣]]も最低限揃っている。

**短所 [#wc7b4ece]
[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]の宿命として[[S・トリガー]]に弱い。特に[[《ヘブンズ・ゲート》]]は大敵で、[[除去]]する手段のない[[《剛撃聖霊エリクシア》]]などが出て来ようものなら一気に不利に陥る。また、汎用的[[S・トリガー獣]]である[[《アクア・サーファー》]]にも[[cip]]と[[殴り返し]]で計2体を処理されがちである。[[DMPP-08]]期には同じく大敵の[[《地獄スクラッパー》]]が採用率を減らしていることが救いか。

[[S・トリガー]]についても、[[《ホーリー・スパーク》]]や[[《アポカリプス・デイ》]]のような絶対的な切り札があるわけではなく、劣勢の状況で一斉攻撃をかけられると、1枚や2枚埋まっていたとしても逆転にはつながらないことが多い。

**参考 [#eaae0ca4]
//デッキ集へのリンクは必須です。
//後は関連するデッキなどへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集 (分類)]]

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【速攻】 (デュエプレ)]]
-[[【赤白速攻】 (デュエプレ)]]

-[[【赤緑速攻】]] (TCG版)

&tag(デッキ集 (デュエプレ));