#author("2023-11-15T17:34:15+09:00","","")
#author("2024-10-27T22:49:18+09:00","","")
*【&ruby(しろあおあか){白青赤};ドギラゴン&ruby(ノヴァ){閃};】 [#z7babc68]

[[DMBD-15]]発売後早々に誕生した[[【ドギラゴン閃】]]。[[DMBD-15]]とデッキカラーが同じ。

[[DMBD-15]]ベースの場合、[[DMBD-15]]の名称をそのまま取って【蒼龍革命】と呼ぶことも。

デュエマグランプリで上位入賞した時の[[【白青赤ドギラゴン剣】]]のカードの多くは、[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]しているため、[[【白青赤ドギラゴン剣】]]とは全く別のデッキタイプと思ったほうがいいだろう。

|蒼き守護神 ドギラゴン閃 LEG 光/火文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン|
|ブロッカー|
|T・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべて、アンタップする。|
|ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、バトルゾーンに出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。|

|ボルシャック・サイバーエクス P 水/火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サイバー・コマンド 7000|
|革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

**主要カード [#qf6e4327]
|[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]|核。[[ファイナル革命]]によって1枚でワンターンキル級の打点を確保する|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[耐性]]付き[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《“龍装”チュリス》]]※|最優先でプレイすべき[[革命チェンジ]]元|
|[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]|[[選ばせ除去]]と[[確定>確定除去]][[バウンス]]をモードで選べる6[[マナ]]の[[SA>スピードアタッカー]]7000[[WB>W・ブレイカー]]。[[《ドギラゴン閃》>《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]や[[《ドギラゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で出すのが必勝パターン。《オニカマス》に強いのもポイント。|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]※|サブ[[フィニッシャー]]|
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|[[不正]][[メタ]]/[[呪文ロック]]。5[[マナ]]貯まる前に勝負が決まることが多いが、クリーチャー面と呪文面のどちらを使うかを試合の早期に判断しなければならないため、プレイ難易度は比較的高め|
|[[《チャラ・ルピア》]]|2→5と革命チェンジ元[[ドラゴン]]に繋ぐ|
|[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]|革命チェンジ元。[[ブロッカー]]化戦術の要|
|[[《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》]]|[[スマッシュ・バースト]]で[[《オニカマス》>《異端流し オニカマス》]]も怖くない/3000[[全体>全体除去]][[火力]]を放つことができて[[S・トリガー]]付き|
|[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]|SA+自己[[軽減>コスト軽減]]付[[チェンジ>革命チェンジ]]元。[[《チャラ》>《チャラ・ルピア》]]と合わせないと重い。[[踏み倒し]]で出せば相手[[シールド追加]]の[[デメリット]]を回避できる。手札交換も[[《ボルドギ》>《ボルシャック・ドギラゴン》]]のおかわりにも適している|
|[[《エヴォ・ルピア》]]|[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]に進化することで状況に応じた革命チェンジ先をサーチし、そのままチェンジできる。色拘束がシビアなのが難点|
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|フィニッシュ時にジャミング・チャフを踏み倒す要員。革命チェンジ元をドギラゴン閃とある程度共有できる|

**候補カード [#v6a6486b]
|[[《熱湯グレンニャー》]]|初動[[キャントリップ]]獣|
|[[《タイム1 ドレミ》]]|~|
|[[《*/零幻ルタチノ/*》]]|初動[[手札交換]]|
|[[《U・S・A・NNYAA》]]|~|
|[[《*/弐幻サンドロニア/*》]]|~|
|[[《ブレイン・ストーム》]]|初動[[手札交換]]。2コストながらも3枚と引ける枚数が多く、《“龍装”チュリス》やチェンジ先を引き込みつつ《ドギラゴン閃》の踏み倒し先を山札に仕込める|
|[[《DROROOON・バックラスター》]]|[[汎用>汎用性]]除去|
|[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]|[[cip]]でコスト4以下のクリーチャーを[[オールタップ]]/光or火のクリーチャーに[[SA>スピードアタッカー]][[付与]]|
|[[《龍装者 バルチュリス》]]|追撃要員|
|[[《U・S・A・BRELLA》]]|GR対策。他には[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]や[[《不敵怪人アンダケイン》]]等にも刺さる|
|[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|[[マッドネス]]。前者はチェンジ元を、後者はチェンジ先を補充する。出した後はどちらもチェンジ元として活用可能|
|[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]|~|
|[[《奇天烈 シャッフ》]]|足止め、[[呪文ロック]]|
|[[《超電磁マクスウェル Z》]]|デッキによっては《シャッフ》以上の脅威と化す[[呪文ロック]]。《サイバーエクス》からたった2コストで進化可能|
|[[《封鎖の誓い 玄渦》]]|墓地利用対策。[[【デ・スザーク】]]や[[【オカルトアンダケイン】]]等へ強烈に刺さる|
|[[《墓標の封じ 遥典/六奇怪の三 〜意志を持つ水〜》]]|墓地利用対策。呪文面は2コストで[[カード指定除去]]かつ[[キャントリップ]]。空撃ちもOK|
|[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]|互いの墓地をリセット。意外と自分の墓地も増えるので結構重要|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|クリーチャーによるカウンターを原則全て封殺|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|原則確実に1ターンを凌げる防御[[S・トリガー]]|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|~|
|[[《オンセン・ディス・カイザー》]]|[[アンブロッカブル]]の[[スピードアタッカー]]''[[ドラゴン]]''&br;[[cip]]で[[ディスカード]]するとそのカードの[[文明]]の数[[ドロー]]|
|[[《「伝説のサイバーパワー!」》]]|[[ビビッドロー]]2で1捨て3ドロー|
|[[《蒼き夢双 ドギラゴン天》]]|[[スピードアタッカー]]と[[ジャストダイバー]]を持つ[[T・ブレイカー]]。[[多色]][[クリーチャー]]が出る度に[[カード]]を引ける。[[ファイナル革命]]で相手の[[クリーチャー]]1体を[[バウンス]]し、その後戻した[[クリーチャー]]の[[コスト]]以下になる様に[[非進化]][[多色]][[クリーチャー]]を2体まで選び[[手札]]から出す。|
**超GRゾーン [#j265a475]
|[[《ブルンランブル》]]|実質無条件で疑似2000火力|
|[[《ソニーソニック》]]|汎用SA|
|[[《グッドルッキン・ブラボー》]]|火の定番2打点GR|
|[[《“魔神轟怒”ブランド》]]|このデッキでは精々単なるSAのWBが限界で、[[超天フィーバー]]は達成できないと思って良い|
|[[《煌銀河 サヴァクティス》]]|[[革命チェンジ]]元。[[《ドギラゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]には非対応|
|[[《全能ゼンノー》]]|足止め。原則生き残れば最低1[[ターン]]はキルターンを遅らせることができるが、4コストパワー2000と除去されやすいのはご愛敬|
|[[《ポクタマたま》]]|[[墓地利用メタ]]|

**超次元ゾーン [#u6fb9625]
|[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]|[[封印]]外しができる[[打点]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|~|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|~|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[置きドロー]]付き[[打点]]|
|[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]|[[《ボルドギ》>《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[下敷き>進化元]]になった[[《ウララー》>《勝利のアパッチ・ウララー》]]経由で出せば疑似[[《ブサマル》>《光牙忍ハヤブサマル》]]に|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|定番足止め[[サイキック]]|
|[[《サンダー・ティーガー》]]|汎用除去|

**ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [#o3c745be]
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]|[[禁断解放]]による[[全体>全体除去]][[封印]]は[[パワー]]・[[コスト]]を問わず、[[コスト踏み倒しメタ]]への対処にもなる|

**このデッキの回し方 [#p81d35f3]
とにかく3ターン目に革命チェンジ元を着地させるために初動を駆使し、準備ができ次第[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]に革命チェンジする。ここで[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]もしくは[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]([[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]でも良い)を[[ファイナル革命]]で[[コスト踏み倒し]]し、そのまま追撃の[[《龍装者 バルチュリス》]]でダイレクトアタックを決めるのが理想の展開。

相手のコスト踏み倒しメタが厄介な場合は除去で対応するのが良い。こちらもコスト踏み倒しメタを立てて長期戦に持ち込み、素出しにより6打点を並べて[[1ショットキル]]するのもアリ。

[[《ブレイン・ストーム》]]を使ってからターンを跨ぐ場合、《ドギラゴン閃》で踏み倒す対象は山札の上から2番目に仕込む事。

**特徴 [#ceedb7a7]
[[《チャラ・ルピア》]]を活かした5[[コスト]]革命チェンジ元の早期着地による広い3[[ターン]]始動型、[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]によるメタ性能を活かした型、かつての[[【ドギラゴン剣】]]の様に[[《“龍装”チュリス》]]から早期チェンジする型、[[《エヴォ・ルピア》]]+[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]から確実かつ連続して革命チェンジを乱発する型など、同じ【白青赤ドギラゴン閃】という括りの中でもさらに多彩な型が存在しており、一見してどの型か判断するのは至難の業。またこれらの型はいくつか複合させる事も可能である。
ただしどの型も共通してデッキ内の多色カード比率が高くなりがちな傾向があり、プレイやデッキビルディングの難易度はそれなりに高い。
[[【可憐メタビート】]]をベースとして[[【青赤ビビッドロー】]]のギミックを取り入れた型も存在する。


**長所 [#o3338928]
[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]のおかげで[[《異端流し オニカマス》]]には徹頭徹尾強い。早期に《オニカマス》を出されても返しのターンに[[《“龍装”チュリス》]]から《サイバーエクス》に革命チェンジして[[選ばせ除去]]で簡単に除去可能。
-この時に相手が《オニカマス》の効果を使用した場合はこちらの手札消費が帳消しかつ以降も再び同じ動きが可能となり、逆に使用しなかった場合は各種ドギラゴンへのチェンジ元を残す事となる。これを利用して相手に重い2択を迫る事が可能。

逆にこちらの[[《異端流し オニカマス》]]が大きく刺さり対策もないデッキは、完封できることもざら。

[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[多色]][[クリーチャー]]への[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]][[付与]]のおかげで[[殴り返し]]にも強く、[[ごり押し]]プランもある程度安定する。

かつての[[【ドギラゴン剣】]]との最大の違いとして、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]にチェンジするルートが存在する。勿論[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]との凶悪ロックも可能であり、たとえ決め切れない場合でも1ターンの遅延が相手にとっては十分致命傷となり得る。

メタカードを積む型の場合、かつて[[【ドギラゴン剣】]]時代に不利であった[[【デ・スザーク】]]でさえ完全に止める事は不可能と化す。キルターンの早さも相変わらずであり、[[【オカルトアンダケイン】]]等の守りの薄いコントロールデッキはもたついている間に一気に薙ぎ倒せる。

[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に対してもある程度強い。[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]は[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[能力]][[ロック]]の範囲外であり、[[封印]]外しもルールによるものなので5[[コスト]]以下の[[クリーチャー]]で問題なくできる。[[禁断解放]]すれば[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を封印することができ、能力ロックから逃れることができる。

**短所 [#ie395544]
妨害において[[《異端流し オニカマス》]]や[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]への依存度が非常に高いため、それらが[[腐る]]高速デッキには弱い。しっかりと対策を打たれているケースも同様。

3ターン始動を最優先することから息切れ防止の[[ドローソース]]がほぼ存在せず、[[手札]]が枯渇しやすい。よって、[[ハンデス]]は非常に不利。[[マッドネス]]を積む余裕もデッキスペース的にあまり多くない。

革命チェンジの宿命として[[タップイン]]には非常に弱い。メタカードで対策できる[[《卍 デ・スザーク 卍》]]はまだしも、パワーの高い[[《百族の長 プチョヘンザ》]]はかなり危険。

[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]採用型の場合[[ブロッカー除去]]に弱くなる。[[《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》]]採用型の同型には警戒が必要。

**環境において [#k3df0de5]
[[DMBD-15]]発売後早々、優勝・上位入賞の報告が相次いだ。''DMBD-15のデッキをそのまま無改造で使われたもの''が優勝したことも。

しかし[[DMRP-16]]期になると、カウンター性能、リソース確保能力で勝る[[【赤黒ドギラゴン閃】]]に立場を譲るようになった。全体的に[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]のファイナル革命で出さないと手札で持て余しがちな札、[[《チャラ・ルピア》]]ありきの札など、組み合わせ前提の札がかなり多いため、[[青赤]]系としても[[【赤青ドギラゴン閃】]]に主流が移った。

ただしこの型も依然として脅威性は十分に高く、相手に油断を許さない点は変わらない。

2021年1月前半の[[リモートデュエマカップ]]環境で流行していた。

[[DMSP-02]]期の[[チャンピオンシップ]]([[オリジナル]])で、4位以内入賞が目立つようになった。この頃には、[[【可憐メタビート】]]折衷型が目立った。

2022年1月1日に《“龍装”チュリス》が殿堂入り。とはいえ、依存度は[[【赤青ドギラゴン閃】]]よりは低いのでまだ傷は浅い方である。
**参考 [#xafd6c29]
-[[【ドギラゴン閃】]]
-[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]

&tag(デッキ集,【ドギラゴン閃】);