#author("2023-11-14T12:05:23+09:00","","")
#author("2023-11-14T12:17:18+09:00","","")
*【&ruby(せいちょう){成長};ドギラゴン&ruby(バスター){剣};】 [#ka255091]

[[DMR-21]]で登場した、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の能力を主軸においた、最短で3[[ターン]]目に[[ダイレクトアタック]]を決められる[[速攻]]タイプの[[デッキ]]。

[[革命チェンジ]]によって小型獣から大型獣へと移り変わってゆく様子からこのデッキ名が名付けられた。成立当初は[[【ドギラゴン剣3キル速攻】]]と呼ばれたが、後に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が殿堂入りに指定されて3ターンキルが安定しなくなったことから現在ではその呼び方は死語になった。

|蒼き団長 ドギラゴン剣 LC 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|革命チェンジ―火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|T・ブレイカー|
|ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、バトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|二族 ンババ UC 光/自然文明 (5)|
|クリーチャー:ジュラシック・ドラゴン/革命軍/ダママ団 4500|
|革命チェンジ―光または自然のクリーチャー(自分の光または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。|

|勝利の道標レティーシャ UC 光/闇文明 (6)|
|クリーチャー:エイリアン/ハンター 1000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト6以下の多色サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|
|セイバー:サイキック・クリーチャー|

|勝利のリュウセイ・カイザー VIC 水/闇/火文明 (6)|
|サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000|
|相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。|
|W・ブレイカー|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]、[[《勝利のプリンプリン》]]と[[V覚醒リンク]]後⇒[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]|


**特徴 [#q2db6fe5]
従来の[[速攻]]と違って、「一気に」並べて[[スピードアタッカー]][[付与]]で「一斉に」殴るため、[[ワンショットキル>ワンショット]]色が強い。

また、コンボが決まれば後述する状況が確定で起きるため、相手を討ち損ねても、相手にとっては複数並んだ[[クリーチャー]]への対策が困難になり、そのまま次の[[ターン]]に、きっちり締めをつけられるところが強力。

**主要カード [#w63bb17e]
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]※|このデッキのエース。[[ファイナル革命]]で、[[サイキック]][[リクルーター>リクルート]]を[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]|
|[[《二族 ンババ》]]|ドギラゴン剣を3ターン目に出すための布石|
|[[《勝利の道標レティーシャ》]]|[[サイキック]][[リクルーター>リクルート]]。[[デッキ]]に応じてどちらか、もしくは両方を投入|
|[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]|~|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|上記[[リクルーター>リクルート]]で呼び出せる。速攻とその後の守備の核|

**サポートカード [#ad866505]
|[[《スナイプ・モスキート》]]|[[コスト]]1の[[自然]][[クリーチャー]]たち。[[ンババ>《二族 ンババ》]]を2ターン目に出すための布石であり、この[[デッキ]]の[[速攻]]の安定剤。[[光]]の[[コスト]]1でもよいのだが、[[光]]のマナを1ターン目に用意できない可能性があるので、採用はやめた方がよい。|
|[[《冒険妖精ポレゴン》]]|~|
|[[《お目覚めメイ様》]]|~|
|[[《次元の霊峰》]]※|[[多色]]獣を[[サーチ]]する軽量[[呪文]]。用途は後述|
|[[《未来設計図》]]|このデッキの[[霊峰>《次元の霊峰》]]ほどではないが、万能[[サーチ]][[呪文]]|
|[[《トレジャー・マップ》]]|~|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|[[ンババ>《二族 ンババ》]]を用いない3キルの選択肢。ギフトで、[[SA>スピードアタッカー]]持ち[[火]]or[[自然]]クリーチャーを出し、すぐさま[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に[[革命チェンジ]]する。特に、イーヴィル・ヒートは、このデッキの弱点である[[ハンデス]]や[[除去]]のリカバリーに最適。|
|[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]※|~|
|[[《メガ・キリキリ・ドラゴン》]]|~|
|[[《漢の2号 ボスカツ剣》]]|~|
|[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]|[[ンババ>《二族 ンババ》]]以外のチェンジ候補。[[ハムカツマン蒼>《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]は、山札の上から5枚を見て[[多色]][[クリーチャー]]1体をサーチ。[[ミア・ダママ>《一族 ミア・ダママ》]]は、手札を1枚[[マナゾーン]]へ置き[[マナゾーン]]からカードを1枚回収できる。|
|[[《一族 ミア・ダママ》]]|~|


**「3ターンキル」を達成する流れ [#j0367adc]
+先行を取るのが望ましい。
+最初のターン自然のマナを置き、1コスト[[自然]][[クリーチャー]]を召喚。
+次のターン、コスト1[[自然]]獣で[[シールド]]に攻撃中、[[《二族 ンババ》]]に革命チェンジ。相手の[[シールド]]残り4枚。
+その次のターン、[[手札]]か[[マナ]]に、[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]で呼び出せる[[サイキック]][[リクルーター>リクルート]]が居る状態で、[[ンババ>《二族 ンババ》]]を[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に[[革命チェンジ]]。
+[[ファイナル革命]]発動。[[サイキック]][[リクルーター>リクルート]]を呼び出す。
+呼び出した[[リクルーター>リクルート]]が、[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]等の多色のサイキック・クリーチャーを呼び出す。[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のお陰で、[[多色]][[クリーチャー]]は[[SA>スピードアタッカー]]となっている。
+[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から[[シールド]][[ブレイク]]。相手[[シールド]]残り1枚
+[[リクルーター>リクルート]]が、[[シールド]][[ブレイク]]。残り[[シールド]]0枚。
+多色サイキック・クリーチャーでとどめ。

一見、その手間のかかる一連の流れを見ると、[[【レッドゾーン】]]でよいのでは?と思うかもしれないが、[[リクルーター>リクルート]]が[[《勝利の道標レティーシャ》]]だった場合、[[S・トリガー]]で[[破壊]][[除去]]を引いても、[[セイバー]]能力で、[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を守ることができる。こうすることで、[[ダイレクトアタック]]を達成、もしくは、それに失敗しても、彼の能力である[[マナ]][[タップイン]]が次の相手のターンに刺さる。

こちらが先行を取っている場合、[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と[[勝利の流星>《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を、2[[マナ]]([[マナ加速]]をされていれば3[[マナ]])で、どちらか一方でも対処するのはほぼ不可能である。よって、次のターン[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]で最後っ屁を食らおうが、[[ダイレクトアタック]]成功がほぼ確定する。

この[[【レッドゾーン】]]を彷彿とさせる爆発的な[[速攻]]性能と、[[【ギフトミランダ】]]の復活を思わせる序盤には最高峰の守備性能を同時に発揮する強力な[[デッキ]]である。


**「次元の霊峰」等サーチカードの使い方 [#h8050677]

[[《次元の霊峰》]]は、2[[マナ]]で、[[デッキ]]を見て[[多色]][[クリーチャー]]を手札に加える[[呪文]]。
3ターンキルを確定させるための核として機能したため、殿堂入りとなった。

他のサーチ手段では[[《未来設計図》]]が特に優秀で4積みが推奨される。[[《トレジャー・マップ》]]も優秀である。

サーチする対象と、サーチを行うターンは以下の通り。
-[[《二族 ンババ》]]は、2ターン目に手札にない場合、真っ先に手札に呼び寄せたい。
-3ターン目に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[サイキック]][[リクルーター>リクルート]]のどちらかが居ない場合、これで呼び出す。
-もし、上記の二体がどちらも手札にない場合、[[《未来設計図》]]と[[《トレジャー・マップ》]]を連続で唱えて2枚引き寄せる手も一応ある。


**弱点 [#f66016b3]
[[《二族 ンババ》]]から[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]へ繋げるため、2ターン目に[[タップ]]状態となった[[《二族 ンババ》]]生き残らせる事が3ターンキルへの鍵となる。
そのため[[S・トリガー]]等によって[[攻撃]]した[[《二族 ンババ》]]を除去されると、3ターンキルはほぼ不可能となってしまう。
[[S・トリガー]]等を切り抜けたとしても、相手が1[[ターン]]目に[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]していた場合[[侵略]]や[[革命チェンジ]]によって[[パワー]]4500以上の殴り返し手を準備される可能性があるため、十分警戒したい。

また構成がテンプレになりがち。複数あるキーカードを全種類フル投入が必須レベルなので、デッキの自由枠はせいぜい5〜10枚程度になってしまう。[[S・トリガー]]率も少なくなってしまう。
あくまでも[[速攻]][[デッキ]]のため[[【ヘブンズ・ゲート】]]で大型[[ブロッカー]]を並べられてしまうと突破力が落ちる。

2019年3月1日付で《ドギラゴン剣》が[[殿堂入り]]。[[デッキ]]に1枚しか積めなくなったので、成功率は大きく落ちるであろう。

*【&ruby(あかみどり){赤緑};ドギラゴン&ruby(バスター){剣};】 [#u2a8d61c]

[[DMR-22]]で[[《二つ星 エビカツ》]]登場し、さらに[[DMD-34]]で[[《刀の3号 カツえもん剣》]]が登場したことにより本格的に組まれるに至ったデッキタイプ。
色の合う[[サイキック]]リクルーターが無いので超次元をリソースにすることはできないが、[[《刀の3号 カツえもん剣》]]の能力によってついでに出した単色クリーチャーをSA化できるのが強み。
[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]や[[《単騎連射 マグナム》]]などを見れば分かるように、文明としては火が前面に出ているタイプのデッキである。

[[ハムカツ団]]のカードが多いため、そのまま【ハムカツ団】とも呼ばれる。

革命ファイナルのブロック構築で特に活躍したデッキの1つ。

**主要カード [#eea5781a]
|[[《風の1号 ハムカツマン剣》]]|このデッキの初動候補。SA持ちなので除去にはある程度強い|
|[[《無頼勇騎タイガ》]]|同上|
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|1コスト革命チェンジ元|
|[[《ニンプウ・タイフーン》]]|手札交換|
|[[《ゴーゴー・ジゴッチ》]]|ドラゴンをサーチ|
|[[《ブルース・ガー》]]|革命チェンジによってデメリットを帳消し|
|[[《単騎連射 マグナム》]]|強力な[[S・トリガー獣]]封じ|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|強力な[[S・トリガー獣]]封じ|
|[[《シン・ガイギンガ》]]|詰めの一手|
|[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]|《ドギラゴン剣》からの打点形成|
|[[《革命の鉄拳》]]|カウンター札|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|カウンター札、革命チェンジで再利用可能|

このデッキの特徴は[[赤]][[緑]]で組まれるので初期型のドギラゴン剣3キル速攻と比べて[[色]][[事故]]が少ないという特徴があり、さらに初期型に使われたサーチカードをそのまま出張させることもできるため[[手札]][[事故]]もある程度回避することができる。
赤のクリーチャー主体なので、[[《革命の鉄拳》]]や[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]との同居も可能ではある。しかしカウンターにこだわると「一気に」並べてとしての旨味が薄れるため、むしろ「耐えられたら負け」と割り切ることが重要である。
実際の環境では有効になる場面がそれほど見られなかった《シン・ガイギンガ》とも相性が良い。早出しすればするほど強い、赤の色が強く出るデッキと相性が良いという《シン・ガイギンガ》の特徴とこのデッキのコンセプトはなるほど合致すると言えよう。
3ターンキルを無理に狙わない[[中速]]構築にするなら[[【サンマッドモルト】]]のパーツと折衷しても効果的である。

**リンク [#f54f41cf]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[速攻]]
-[[革命チェンジ]]
-[[ファイナル革命]]

-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《二族 ンババ》]]
-[[《勝利の道標レティーシャ》]]
-[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]