#author("2021-06-23T19:17:09+09:00","","") *【単色速攻】 [#s7b04b00] #author("2021-06-23T19:41:13+09:00","","") 単一の[[文明]]のカードのみを用いた[[速攻]][[デッキ]]の総称。 単色ゆえに[[色事故]]は絶対に起こらず、また[[多色]]カードを使用しないため、[[タップイン]]も存在しない。このため、非常にスムーズに展開できるという点で勝る。 また[[《鬼切丸》]][[《クラウド・メイフライ》]][[《暗黒秘宝ザマル》]]をはじめ、各種[[マナ武装]]持ちなど、[[単色]][[デッキ]]で力を発揮する[[カード]]を活用することができる。 さらに、[[一撃奪取]][[サイクル]]の登場により、[[自然]]ではない[[単色]]デッキでも4[[コスト]]の[[クリーチャー]]を入れやすくなった。[[《早撃人形マグナム》]]や[[《サイレンス トパーズ》]]などが出しやすくなったことで、単色デッキの平均[[カードパワー]]は上昇したといえる。 しかし欠点もいくつかある。 まず、他の色を加えられないため、特定の[[文明]]に対する[[メタ]]に非常に弱い。例えば[[《剛厳の使徒シュライバー》]]や[[《結界するブロークン・ホーン》]]などの影響をもろに受けてしまう。単色かつ速攻ではこれらに対する対策が非常に少ない。 また、単一の[[文明]]だけでは、その[[文明]]の弱点を補い切れないことが多々ある。例えば[[【赤単速攻】]]は[[手札補充]]が苦手なため、すぐに[[手札]]が尽きてしまうが、[[水]]を加えた[[【ガネージャビート】]]ならば、[[手札]]を確保しながら[[ビートダウン]]し続けることができる。 2つ以上の[[文明]]で組まれた[[【赤緑速攻】]]や[[【黒緑速攻】]]等に比べると性能は一長一短。好みや[[環境]]に合わせてうまく使い分けたいところである。 -主力は1〜3コストのカードになる([[《デュアルショック・ドラゴン》]]などの例外もある)。[[【緑単速攻】]]では[[《フェアリー・ギフト》]]や[[《フェアリー・ライフ》]]の存在から4コストのカードも多くなる。 --[[革命編]]では[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《超音速 ターボ3》]]といった5〜6コストのクリーチャーをたくさん積んだ[[【レッドゾーン】]]というタイプの[[速攻]]も産まれたが、やはり《デュアルショック》同様その肝は踏み倒しである。ただし[[《一撃奪取 トップギア》]]から[[《轟速 ザ・レッド》]]に繋いでいくなど全体的に従来の[[速攻]]では重いクリーチャーを主軸に組む点は異質と言える。 -かつは[[速攻]]で[[3色]]以上を使うデッキはほぼあり得ないため、実質的には2色の[[速攻]]に対する用語であったが、[[侵略]]や[[革命チェンジ]]などが登場してからは3色以上で速攻が組まれるようになっている。 -[[単色]]で組まれるため、[[S・バック]]を確実に使用することができる。例えば[[【赤単速攻】]]では[[《デュアルショック・ドラゴン》]]、[[【緑単速攻】]]では[[《天真妖精オチャッピィ》]]を運用しやすい。 -[[火]]が入らない場合は基本的に[[スピードアタッカー]]を用意できないため、[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《ブレードグレンオー・マックス》]]のような[[マナ進化]]、[[《死神術士デスマーチ》]]や[[《死神竜凰ドルゲドス》]]のような[[墓地進化]]が使われることも多い。近年では[[《侵略者 バロンスペード》]][[《音速 ガトリング》]][[《獣軍隊 サイノス》]]といった[[侵略]]クリーチャーも人気を集めている。 -高コストでも[[S・トリガー]]を持つ[[除去]]手段であれば投入されることは多い([[《アクア・サーファー》]]、[[《めった切り・スクラッパー》]]、[[《デーモン・ハンド》]]など)。 -[[クロスギア]]は動きが遅くなりがちになるため基本的に採用されない。[[城]]も[[【青単速攻】]]で[[《海底鬼面城》]]が投入されるくらいである。 **参考 [#d4b01f8f] -[[光]]:[[【白単速攻】]] -[[水]]:[[【青単速攻】]] -[[闇]]:[[【黒単速攻】>【黒単ビートダウン】]] -[[火]]:[[【赤単速攻】]] -[[自然]]:[[【緑単速攻】]] -[[単色]] -[[速攻]] -[[一撃奪取]] -[[ウィニー]]