#author("2025-02-18T05:11:52+09:00","","")
#author("2025-04-07T11:41:13+09:00","","")
*【ハムカツ団】 (デュエプレ) [#top]

能力の達成条件に[[ハムカツ団]]を要求する[[ゲームオリジナルカード]]、[[《超DXブリキンアース》]]の登場により[[DMPP-29]]期に成立した、[[ハムカツ団]]の種族デッキ。性質上、赤緑が中心となる。

赤緑の[[ハムカツ団]]を中心としたデッキと言う意味では[[【成長ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)#s6106590]]も存在したが、あちらはハムカツ団であることを要求するカードを使っているわけではなく、デッキとしての性質も全く異なる。
《ブリキンアース》の都合上構築の多くをハムカツ団に寄せる必要があるため、[[【ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)]]の特徴であった柔軟性は大きく損なわれており、またハムカツ団には[[クリーチャー]]の[[S・トリガー]]が存在していないため受けの弱さも目立つ。
しかし、《ブリキンアース》により得られる大量の手札と、そこから繰り出される多彩な[[革命チェンジ]]の択、手札を攻撃に変えられる[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]による決定力がそれを補って余りある強み。

|超DXブリキンアース R 火/自然文明 (5)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 4000|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からハムカツ団をすべて手札に加え、それ以外をランダムな順番で山札の一番下に置く。|
|自分のマナゾーンにハムカツ団が3枚以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。|

|荒ぶる大佐 ダイリュウガン VR 火/自然文明 (9)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 11000|
|革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の手札から火と自然を両方持つドラゴン1枚を捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。|

**主要カード [#main]
|[[《超DXブリキンアース》]]|[[ハムカツ団]]デッキを組む上での核。ハムカツ団を最大3枚回収、条件達成で5コストの[[SA>スピードアタッカー]]となり[[革命チェンジ]]のチェンジ元になる|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|革命チェンジで登場し多色を展開しSA化する[[ハムカツ団]]団長。《ブリキンアース》を使い回して大量回収も|
|[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]|革命チェンジで登場し赤緑のカードを捨てるとアンタップするSA。手札コストを用意しながらチェンジ元にもなれる《ブリキンアース》とは相性抜群で、更地からのワンショットも狙える|

**候補ハムカツ団 [#hamu]
|[[《超DX ブリキンジェット》]]|単色のハムカツ団。5コストSAのドラゴンで[[ドギラゴン・ガチャ]]を回せるチェンジ元|
|[[《シン・ガイギンガ》]]|単色のハムカツ団。除去しづらく、多くの[[革命0トリガー]]をケア出来る革命チェンジ先|
|[[《超DXブリキン将軍》]]|[[モード]]で除去とサーチの選択が可能なハムカツ団。《ドギラゴン剣》からの射出も可能|
|[[《漢の2号 ボスカツ剣》]]|小型除去しながら革命チェンジに繋がる5コストSAのドラゴン。|
|[[《リュウセイ・ジ・アース》]]|[[cip]]または[[ハンデス]]された時に山札の上から1枚をマナか手札に加える6コストSAのハムカツ団。ハンデスが多い環境なら採用価値はあるか|
|[[《宿命のドギラゴン銀刃》]]|[[ドギラゴン・ガチャ]]を最大3回回せるハムカツ団。ハムカツ団を要求するため採用するならこのデッキになる|

**その他の候補カード [#others]
|[[《メンデルスゾーン》]]|[[マナブースト]]。ドラゴンに寄りがちなので有効|
|[[《龍の呼び声》]]|~|
|[[《フェアリーの火の子祭》]]|赤をマナに置くと使用後手札に戻るマナブースト。このカード自体を埋めれば4→5の多色事故のカバーもできる|
|[[《フェアリー・トラップ》]]|[[モード]]でマナブーストと除去の選択が可能な呪文。始動が5からなのでこのデッキに採用しやすい受け札|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|革命0トリガーでバトルできる受け札。これで受けることを前提に溜めるプランを取ることも。単色の[[ドラゴン]]だが非[[ハムカツ団]]なので《ブリキンアース》の回収や条件達成には使えない|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|[[禁断解放]]で相手のクリーチャー全てを[[封印]]する[[禁断]]。膠着した試合の突破口や《ボルシャック・ドギラゴン》でのカウンターに|
|[[《超天星ライゾウ「灼」》]]|メタカードを処理出来る革命チェンジ元。チェンジすれば擬似的なマナ回収にもなる|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|コストを支払わず出したクリーチャーを破壊するクリーチャー。手打ちは難しいが多色なので《ドギラゴン剣》で出せる。[[《ミラクル・ミラダンテ》]]などの対策に|
|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]|《盗み》と同じく[[コスト踏み倒しメタ]]。《ドギラゴン剣》からの踏み倒しは不可能だが[[ドラゴン]]なので[[《メンデルスゾーン》]]の濁りにならず、色が合うので手出しも可能。《ダイリュウガン》や《ドキンダム》の[[封印]]から落とせば[[山札回復]]も可能|

**このデッキの回し方 [#howto]
序盤は[[マナブースト]]カードによってマナを補充。5マナ貯まり次第[[《超DXブリキンアース》]]を始めとする5コスト[[ドラゴン]]を召喚し、[[革命チェンジ]]させ攻撃していく。

[[《超DXブリキンアース》]]を[[革命チェンジ]]で使い回すと、手札に「火/自然」の[[ドラゴン]]が溜まっていき、さらに[[コマンド]]である《ブリキンアース》が何度も出るために[[P'S封印]]を解除するチャンスが大量に訪れる。これにより、[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]の手札コストを確保しつつ[[《禁断 ~封印されしX~》]]の封印を外し、最後は《ダイリュウガン》の連続攻撃による[[ワンショットキル]]と[[禁断解放]]を狙う。

デッキの性質が「マナ加速→スピードアタッカーで動く」「[[ドラゴン]]が多く必要」「[[ハムカツ団]]の採用枚数が円滑な動きに直結する」といった点から、[[【成長ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)#s6106590]]においてはキーカードとなる[[《風の1号 ハムカツマン剣》]]や[[《二族 ンババ》]]、[[《漢の2号 ボスカツ》]]はこのデッキでは一切採用されないことが多い。また、同じドラゴン基盤である[[【モルトNEXT】>【モルトNEXT】 (デュエプレ)]]等に比べ必要マナが少ないため、[[《メンデルスゾーン》]]の濁りになる非[[ドラゴン]][[マナブースト]]札を減らしても[[事故]]が起きにくい。

**長所 [#adv]
[[《メンデルスゾーン》]]から[[《超DXブリキンアース》]]に繋ぎ、そこから[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]へと[[革命チェンジ]]することによる、[[《閃光の守護者ホーリー》]]をケアした上での最速3ターンキルが可能な上振れが魅力。

《ブリキンアース》での[[手札補充]]能力を軸として、《ダイリュウガン》でのワンショット、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]での展開と[[アドバンテージ]]確保、
[[《シン・ガイギンガ》]]の疑似[[アンタッチャブル]]を生かした刻み、[[《超DXブリキン将軍》]]での[[サーチ]]及び[[除去]]による溜めのプランなど、多様な攻撃手段を使い分けられるのも大きな強み。
攻めの柔軟性を活かした様々な対面への対応力、生半可な[[S・トリガー]]では止められないほどの貫通力に長けており、一度走り出したら受け切るのは困難を極める。

当然のことながら、[[革命チェンジ]]元となった《ブリキンアース》は[[手札]]に戻り、再度[[cip]]を使えるようになる。そのため継戦能力も極めて高い。
《ブリキンアース》と《ドギラゴン剣》のパッケージで膨大な[[ハンドアドバンテージ]]を獲得でき、[[今引き]]においても《ブリキンアース》が強力なことから、構造上[[ハンデス]]には極めて強い。
その手の[[デッキ]]によく採用される[[《封魔ウアラク》]]も、このデッキなら[[《漢の2号 ボスカツ剣》]]で処理しながら攻め上がれるため然程問題にはならない。

**短所 [#disadv]
3ターンキルには《メンデルスゾーン》、5コストドラゴン、《ダイリュウガン》、複数枚の赤緑[[ドラゴン]]または《ドギラゴン剣》が必須。
《ブリキンアース》があることを加味しても[[要求値]]は若干高く、むしろ[[ハムカツ団]]の大半が[[多色]]であるため、3ターンキルどころか3ターン目まで[[マナチャージ]]しかできないといった事故が普通に起こりうる。
《ブリキンアース》があることを加味しても[[要求値]]は若干高く、むしろ[[ハムカツ団]]の大半が[[多色]]であるため、3ターンキルどころか3ターン目まで[[マナチャージ]]しかできないといった事故が普通に起こりうる。そこに相手のハンデスが加わると、5ターン目スタートということもざら。
《ドギラゴン剣》による踏み倒しを当てにして[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]等を採用するなら猶更である。

概要の項にも記した通り、《ブリキンアース》の出力強化を目的に非ハムカツ団の採用をできる限り絞るため、[[ハムカツ団]]には[[クリーチャー]]の[[S・トリガー]]が存在しないことから防御面は貧弱。
主要な防御手段は[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]及びそちらと[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を利用したカウンター、選択枠の[[《フェアリー・トラップ》]]程度であり、過剰打点を止める手段は《ドキンダム》のカウンター頼り。
複数の余剰打点の形成、及び《ボルシャック・ドギラゴン》のケアをしながら比較的安定した3ターンキルが可能な[[【成長ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)#s6106590]]には厳しい戦いを強いられる。

[[クリーチャー]]の大半が[[コマンド]]持ちのため、[[《ミラクル・ミラダンテ》]]は《ボスカツ剣》や《ドキンダムX》を絡めないと貫通できず、安定して【白単】系列のデッキを越えることは難しい。
対抗手段がない訳ではないものの、【白単】相手には繊細なハンドキープが求められる。

**サンプルレシピ [#sample]
2025/1/25 「[[プチョヘンザカップ>ランクマッチ]]」[[New Division]]瞬間1位・2位構築

[[超次元ゾーン]]は[[ブラフ]]のため省略

|~カード名|~文明|~枚数|~カードタイプ|
|BGCOLOR(#fcc):|CENTER:BGCOLOR(#fcc):|CENTER:BGCOLOR(#fcc):|CENTER:BGCOLOR(#fcc):|c
|[[《超DX ブリキンジェット》]]|火|4|クリーチャー|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|火|4|クリーチャー|
|[[《シン・ガイギンガ》]]|火|4|クリーチャー|
|[[《禁断 ~封印されしX~》]]|火|1|禁断の鼓動|
|BGCOLOR(#cfc):|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|c
|[[《龍の呼び声》]]|自然|4|呪文|
|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|c
|[[《メンデルスゾーン》]]|火/自然|4|呪文|
|[[《超DXブリキンアース》]]|火/自然|4|クリーチャー|
|[[《漢の2号 ボスカツ剣》]]|火/自然|3|クリーチャー|
|[[《超DXブリキン将軍》]]|火/自然|4|クリーチャー|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|火/自然|4|クリーチャー|
|[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]|火/自然|4|クリーチャー|

**参考 [#reference]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)]]

&tag(デッキ集 (デュエプレ));