#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","") #author("2024-03-03T20:22:38+09:00","","") *【ターボロマネスク】 [#e74e93f6] [[《龍仙ロマネスク》]]と[[《母なる大地》]]・[[《母なる紋章》]]の[[コンボ]]で、[[重量級]][[カード]]を軽々と運用する[[デッキ]]。 4、5ターン目に[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などのゲームセット級の[[クリーチャー]]を出すことが可能で、全盛期には手のつけられない強さとなっていた。 ただし、[[プレミアム殿堂コンビ]]が急遽施行され、[[環境]]で活躍したのはわずか2カ月であった。 |龍仙ロマネスク SR 光/火/自然文明 (6)| |クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 5000| |ブロッカー| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚を、マナゾーンに置いてもよい。| |自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。| |母なる大地 R 自然文明 (3)| |呪文| |S・トリガー| |バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。そうした場合、そのマナゾーンにあるカードの枚数とコストが同じかそれ以下の、進化クリーチャーではないクリーチャーを1体、そのマナゾーンから選ぶ。そのプレイヤーはそのクリーチャーをバトルゾーンに出す。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''| [[《フェアリー・ライフ》]]や[[《青銅の鎧》]]で[[マナブースト]]し、6マナ貯まった4〜5ターン目に[[《龍仙ロマネスク》]]を[[召喚]]する。 [[手札]]に「母なる」が2枚来ていた場合、5マナ溜まった段階で[[《青銅の鎧》]]と入れ替えて[[マナゾーン]]からロマネスクを出してよい。 この時点で使っていない[[マナ]]が最大4[[マナ]]([[多色]]カードが置かれる場合を考慮)あるため、その[[マナ]]を使って[[《母なる大地》]]あるいは[[《母なる紋章》]]を唱え、ロマネスクを[[マナ]]に送る。この時[[マナブースト]]した分を含めて10マナ前後あるはずなので、状況に合わせた[[フィニッシャー]]を出す。 その後は、増えた[[マナ]]や他の母なる系[[呪文]]を使って、[[除去]]や[[ランデス]]を繰り返して場を[[コントロール]]し、ボルメテウス系のクリーチャーで[[ビートダウン]]して勝利する。 ---- この[[デッキ]]はロマネスクの効果が判明したときから考案されていた[[デッキ]]である。 [[呪文]][[ロック]]で[[【除去コントロール】]]などに刺さる[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[【速攻】]]相手に[[ウィニー]]を一掃し[[シールド]]まで増やす[[《血風聖霊ザーディア》]]、どの[[デッキ]]でも序盤に出されると致命的な[[《緑神龍ザールベルグ》]]など、いままで[[マナ]][[コスト]]がネックで出しにくかった様々なバリエーションの強力なクリーチャーをあっさり出すことが出来る。 そのため様々な[[デッキ]]の[[メタ]]を張りやすく、この[[デッキ]]が様々な[[デッキ]]の可能性を無くし、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の様に環境をぶち壊してしまうのではないかという不安の声もあった。 実際、回ってしまうと手が付けられないが、4〜5ターン目という理想的な時間帯にロマネスクが出せないことが多く、そのため他の強力な[[デッキ]]にも入る余地が多少あった事が明らかとなった。 ロマネスクが登場してから2回目の大会では、1回目の反省を生かして改良が施され、このデッキタイプは上位をほぼ独占することとなった。だが、さすがに公式もこの事態を重く見たようで、新たな[[レギュレーション]]である[[プレミアム殿堂コンビ]]が施行。このデッキは消滅した。 2009年4月15日、《母なる大地》の[[プレミアム殿堂]]・《母なる紋章》の[[殿堂入り]]に伴い、前述のプレミアム殿堂コンビも解除されることとなった。根本的なパーツの不足により、ターボロマネスクの再興は不可能であると判断されたためであろう。 ---- -[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《母なる大地》]]の他、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《緑神龍ザールベルグ》]]などのパワーカードが惜しみなく詰め込まれたデッキである。[[プレミアム殿堂コンビ]]の施行前は、発売して間もないロマネスクを4枚使うこともあり、構築にはとてつもない費用がかかっていた。[[環境]]の[[資産ゲー]]化を招くという点でも、やはり規制してしかるべき[[デッキ]]だったと言える。 -[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《母なる大地》]]・[[《母なる紋章》]]の[[コンボ]]は[[デュエル・マスターズ]]史上、他に類をみないほどの強烈な組み合わせであったと言える。ロマネスク自体を出しやすくするのはもちろん、4[[ブースト]]を速やかに別の[[フィニッシャー]]の降臨に利用し、同時に[[ロマキャン>ロマネキャンセル]]までこなしてしまう。 -[[DM-33]]にて新たな母なる系カード[[《母なる星域》]]が登場。ロマネスク自身の高速召喚は出来ないものの、ロマネスクのブーストからそのまま重量級進化クリーチャーをマナゾーンより呼び出すことが出来る。これを生かし、従来のタイプに[[《超天星バルガライゾウ》]]や[[《超竜バジュラ》]]、[[《超竜ヴァルキリアス》]]などのロマネスクから進化可能な進化クリーチャーを搭載した[[デッキ]]が登場した。 -最初期の[[殿堂ゼロデュエル]]環境にも存在した。 [[《母なる大地》]]や[[《母なる紋章》]]で[[《龍仙ロマネスク》]]を出し、[[《ボルバルザーク・エクス》]]の[[マナ回復]]や[[《サイバー・ブレイン》]]と[[《サイバー・N・ワールド》]]の手札補充でロマネスクをループさせて[[【パクリオループ】]]でフィニッシュする。 **主要カード [#e383a72e] |[[《龍仙ロマネスク》]]|[[コンセプト]]| |[[《母なる大地》]]☒|《ロマネスク》を[[マナ送り]]| |[[《母なる紋章》]]☒|~| **参考 [#r4a06832] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]] -[[《龍仙ロマネスク》]] -[[マナブースト]]