#author("2024-10-15T02:05:01+09:00","","") #author("2024-11-04T10:42:07+09:00","","") *《&ruby(ドラッヘ){Drache}; &ruby(ダーゼン){der'Zen};》 [#y49968a2] |Drache der'Zen SR 水文明 (4)| |タマシード/クリーチャー:マジック・コマンド・ドラゴン/ACE 11000| |このタマシードが出た時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を2枚捨てる。| |自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。| |''ブロッカー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。| |▶︎コスト5以下のタマシードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに使う。| |▶︎コスト5以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱える。そうしたら、その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。| [[DM22-RP1]]で登場した[[水]]の[[マジック・コマンド・ドラゴン]]/[[ACE]]の[[タマシード/クリーチャー]]。 [[cip]]で3枚[[ドロー]]2枚捨ての[[手札交換]]を行う[[ブロッカー]]・[[W・ブレイカー]]。[[アタックトリガー]]で[[墓地]]から[[コスト]]5以下の[[呪文]]または[[タマシード]]を[[踏み倒す>踏み倒し]]。水の擬似[[シビルカウント]]4を達成するまでは[[クリーチャー]]として扱わない。 [[アタックトリガー]]は文明問わず呪文やタマシードを踏み倒しでき、2体目の《Drache der'Zen》を出すことも可能。[[cip]]で墓地に強力なカードを落としておきたい。 [[《アストラルの海幻》]]や[[《電脳の海を彷徨うエレキギター》]]は[[手札交換]]と[[墓地肥やし]]を兼ね、[[シビルカウント]]要員にもなるので相性が良い。[[《バイケンの海幻》]]も強力な防御性能と手札交換能力を持っている。 -これらの[[タマシード]]と[[《エマージェンシー・タイフーン》>《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]、[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]などの呪文で[[山札]]を削り、[[《神の試練》]]の[[追加ターン]]獲得に繋げるデッキが[[【青単Drache der'Zen】]]である。 //ブレインコンチェルトは無限追加ターンに必須という訳ではない。なぜ採用するのかはデッキの項目で説明すればいい [[種族]]に[[コマンド・ドラゴン]]を持つため、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]に[[侵略]]すれば[[ブレイク置換効果]]で苦手な[[S・トリガー]]もやりすごせる。 十分味方を[[展開]]してから[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]に[[革命チェンジ]]して、呪文を[[ロック]]しながら[[ワンショット]]を狙ってもよい。 難点は[[クリーチャー]]として扱うために3枚の[[クリーチャー]]か[[タマシード]]を用意しておく必要があること。 [[《アストラルの海幻》]]と[[《チェンジの海幻》]]による初動を兼ねた[[コンボ]]や、[[除去]]されにくい[[ジャストダイバー]]持ち、[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]などをテンポ良く並べていきたい。[[アドバンス]]なら[[GR召喚]]が手軽な手段で、[[《知識と流転と時空の決断》]]で即2体、[[火]]入りなら[[《“魔神轟怒”万軍投》]]で即3体確保できる。 [[《終末の時計 ザ・クロック》]]、[[《アトランティスの海幻》]]、[[《蒼き熱剣 デカベッタ》]]などの[[S・トリガー]]を活用するのも手。 **他のカード・デッキとの相性 [#o048c8c7] -[[アタックトリガー]]で[[《ギュウジン丸の海幻》]]を踏み倒せば、最低5ドローとコスト5以下のオールバウンスで大きく[[アドバンテージ]]を稼げる。 -[[《生命と大地と轟破の決断》]]はこのカードと相互踏み倒し可能であり、よく組み合わせて使われる。自身を[[タップ]]して[[マナゾーン]]から唱えられるため、デッキに[[自然]]のカードを入れる必要がない。 **[[即死コンボ]] [#z399c003] 場に《Drache der'Zen》2体、[[手札]]に[[《S級宇宙 アダムスキー》]]があれば[[即死コンボ]]が可能。 コンボ自体はさまざまな条件で可能だが、ここでは[[墓地]]に[[《エマージェンシー・タイフーン》>《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]、[[《神の試練》]]があり、山札が3枚以下とする。タップ状態のパワー11000未満の相手のクリーチャーがいれば《アダムスキー》は[[山札の下]]にあっても問題ない。 ***準備 [#g2b5723d] +《Drache》Aで攻撃、《アダムスキー》の侵略を宣言。アタックトリガーで墓地の《エマージェンシー・タイフーン》を唱える。山札から2枚引いて1枚捨てる。 +《Drache》効果で唱えたので《エマージェンシー・タイフーン》は山札の下へ。 +《アダムスキー》の侵略を解決。ブレイク置換で4枚デッキ破壊。 +《Drache》Bで攻撃、場の《アダムスキー》の侵略を宣言。アタックトリガーで墓地の《神の試練》を唱える。山札のカードをすべて手札に加えて追加ターンを獲得。 +《Drache》効果で唱えたので《神の試練》は山札の下へ。 +《アダムスキー》の侵略を解決。ブレイク置換で4枚デッキ破壊。 +ターンを終了する。 +追加ターンのドローステップで《神の試練》をドロー。 これで山札は0枚、手札に《エマージェンシー・タイフーン》、《神の試練》各1枚がある状態になった。 ***無限デッキ破壊 [#l86702ce] +コスト2支払って《エマージェンシー・タイフーン》を唱える。0枚引いて手札から《神の試練》を捨てる。 +《Drache》Aで攻撃、場の《アダムスキー》の侵略を宣言。アタックトリガーで墓地の《エマージェンシー・タイフーン》を唱える。0枚引いて適当なカードを捨てる。 +《Drache》効果で唱えたので《エマージェンシー・タイフーン》は山札の下へ。 +《アダムスキー》の侵略を解決。ブレイク置換で4枚デッキ破壊。 +《Drache》Bで攻撃、場の《アダムスキー》の侵略を宣言。アタックトリガーで墓地の《神の試練》を唱える。《エマージェンシー・タイフーン》を手札に加えて追加ターンを獲得。 +《Drache》効果で唱えたので《神の試練》は山札の下へ。 +《アダムスキー》の侵略を解決。ブレイク置換で4枚デッキ破壊。 +ターンを終了する。 +追加ターンのドローステップで《神の試練》をドロー。 +1に戻る。 この手順を繰り返すことで好きなだけ相手のデッキを破壊できる。《エマージェンシー・タイフーン》の[[ディスカード]]が強制効果のため1枚ずつ手札が減ってしまうが、手札が0枚でもループは続けられるので関係ない。 **環境において [#p891449b] 登場当初は[[cip]]だけを目当てに白青[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]にまれに採用されていた。手札交換としてはコスト上[[《サイバー・チューン》]]、[[《サイバー・ブレイン》]]と比べてなんら優れたところがないのだが、デッキの呪文比率を下げて[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]の回収枚数を増やすのには適していた。呪文[[メタ]]をすり抜けてプレイできるというのも少しは関係している。 [[【青黒タマシードハンデス】]]では[[《邪杯と魔術の決断》]]を唱えたり、[[《ナーガの海黒環》]]を出したり、無限追加ターンを補助したりと八面六臂の活躍をしてくれる。ただし、もともと[[水]]のタマシードを並べるのが得意なデッキではないので、クリーチャーとして扱えるようになるのはゲーム終盤から。[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]のようにクリーチャー化したターンがラストターンというタイプではなく、[[cip]]を使ったあと置物になる時間が長いのが懸念点。 [[DM22-RP1]]発売から2週間後に開催された「[[DMGP2022>公認グランプリ]]」Day2([[オリジナル]])にて、ベスト128に[[【青単Drache der'Zen】]]が残った。まったく無名のデッキであったが、この日レシピを共有した調整チーム10人ほどで43勝11敗の好成績を残しており、[[アーキタイプ]]が広く知られるようになった。 当時[[トップメタ]]だった[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]、[[【我我我ブランド】]]、[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]に有利がつくことからその後の[[CS>チャンピオンシップ]]でも結果を出し続け、青緑などの派生型も生まれた。 [[DM22-EX1]]期現在はまだまだ[[環境]]トップとは呼べないものの、流行りのデッキの中ではもっとも防御力が高いため、[[ビートダウン]]にとっては「【青単Drache der'Zen】を突破できるか」が[[地雷]]デッキと環境デッキの分かれ目になっている。 **その他 [#cc3d6128] -[[カード名]]はドイツ語で構成されており、「drache」は「[[ドラゴン]]」、「der」は英語の「of」をそれぞれ意味する。 イラストは魔術師的な服飾やギターと琵琶を合わせたような弦楽器が確認でき、和洋折衷した外見を踏まえると、末尾の「Zen」は「禅」を意味すると思われる。総じて名前を和訳すると「禅のドラゴン」と言ったところか。 -偶然か否か、[[cip]]やイラストの弦楽器を抱えた構図は[[《アクア工作員 シャミセン》]]によく似ている。なお、イチョウ型の撥や弦が3本といった特徴は三味線のそれと一致する。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第18話で[[最上川 イッサ]]が[[霞ヶ関 ファルゴ]]とのデュエマで使用。声優は[[若林佑]]氏。 [[攻撃]]時に[[《Law儿-怪Hawk》]]の[[能力]]でこのカードの[[cip]]を使用して[[《♪目には青葉 テレポーテーション 初がつお》]]を[[ディスカード]]し、それを[[アタックトリガー]]で唱えた。 --第2期エンディングテーマ「FLY AGAIN」の映像にも登場した。 -続編の『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第2話で[[マズキ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。こちらの声優もイッサの個体と同様に若林氏。 -第38話では[[斬札 ウィン]]の心を守るために[[仲>《聖カオスマントラ》]][[間>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]][[た>《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]][[ち>《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]と共に[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に立ち向かったが、[[《電磁魔天イエス・ザナドゥ》]]と共にあえなく破壊された。 **[[サイクル]] [#af713618] [[DM22-RP1]]の[[cip]]と[[アタックトリガー]]を持つ[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]][[サイクル]]。[[《ドラン・ゴルギーニ》]]のみ[[オーバーレア]]で、他はすべて[[スーパーレア]]。[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]以外はcipとよく似た効果の[[呪文]]が同文明の0〜1コスト下に存在する。 -[[《ドラン・ゴルギーニ》]] -''《Drache der'Zen》'' -[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]] -[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]] -[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]] **関連カード [#a1085b36] -''Next'' --[[《文藍月 Drache der'Zen》]] -[[《十響!Drache&オービー》]] -[[《der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡》]] -[[《Eine k'Reine》]] -[[《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》]] -[[《アクア工作員 シャミセン》]] -[[《禅役者 ゲネプロリーハ》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《Uta-Awase選手宣誓のスピーチ》]] --[[《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》]] **収録セット [#b616b287] -illus.[[Futaro]] --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](S3/S8) -illus.[[Futaro]]''(別イラスト)'' --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](3A/20)(5B/10) -illus.[[sarmat]] --[[DMART-13 「神アート デュエマ×デュエプレ」>DMART-13]](3/6) **参考 [#da4300e5] -[[タマシード/クリーチャー]] -[[マジック・コマンド・ドラゴン]] -[[ACE]] -[[手札交換]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[アタックトリガー]] -[[モード]] -[[コスト踏み倒し]] -[[【青単Drache der'Zen】]] &tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,マジック・コマンド・ドラゴン,マジック・コマンド,コマンド・ドラゴン,マジック,コマンド,ドラゴン,ACE,パワー11000,cip,ドロー,ディスカード,手札交換,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント水,擬似シビルカウント水4,4つ以上,扱わない,ブロッカー,W・ブレイカー,アタックトリガー,モード,コスト5以下,タマシードサポート,リアニメイト,コスト踏み倒し,呪文サポート,墓地詠唱,終音「ん」,《Drache der'Zen》,SR,スーパーレア,Futaro,sarmat,王来MAXブロック); &tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,マジック・コマンド・ドラゴン,マジック・コマンド,コマンド・ドラゴン,マジック,コマンド,ドラゴン,ACE,パワー11000,cip,ドロー,ディスカード,手札交換,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント水,擬似シビルカウント水4,4つ以上,扱わない,ブロッカー,W・ブレイカー,アタックトリガー,モード,コスト5以下,タマシードサポート,リアニメイト,コスト踏み倒し,呪文サポート,呪文コスト踏み倒し,墓地詠唱,終音「ん」,《Drache der'Zen》,SR,スーパーレア,Futaro,sarmat,王来MAXブロック);