#author("2024-01-23T21:07:38+09:00","","") #author("2024-01-24T01:21:45+09:00","","") *《&ruby(ディス){Dis};ジルコン》 [#top] |Disジルコン R 水/闇/自然文明 (3)| |クリーチャー:スピリット・クォーツ/ディスタス 3000| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |このクリーチャーを、自分のマナゾーンまたは墓地から召喚してもよい。| |このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。| [[DMRP-17]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[スピリット・クォーツ]]/[[ディスタス]]。 [[cip]]で2[[ドロー]]1[[ディスカード]]の[[手札交換]]を行う[[マナ召喚]]も[[墓地召喚]]もできる[[ブロッカー]]。さらに、[[水]]や[[闇]]の軽量ブロッカーとしては珍しく[[攻撃できない]][[デメリット]]を持たない。 壁としての性能はそこそこ程度だが、[[破壊]]されようが[[マナ送り]]にされようが自力でバトルゾーンに戻ってこれる[[チャンプブロック]]上等のスペック。何度も復活可能な性質上、単にしぶといブロッカーというだけでなく[[cip]]も使い回せる。 また、序盤に[[マナ基盤]]としてマナゾーンに置いても、後から余ったマナで手札調整や防御に回せる点は小回りが利く。ブロッカーが不足しがちでマナ基盤の重要性が高い[[【5色コントロール】]]などとは相性が良い。 同じ色・コストの[[《天災 デドダム》]]と比較すると、そちらはマナを含めてまんべんなくリソースを稼ぐ部分で優れ、《Disジルコン》は墓地と手札の2のゾーンのみで量と質を高める。また、墓地やマナゾーンに置かれた自身をクリーチャーとして再利用できる点も優れる。手札を減らさずにクリーチャーを出せるのは[[《闇王ゼーロ》]]など他のカードとの組み合わせで輝く。 **ルール [#t715221b] -[[cip]]の使用は強制。特にこのクリーチャーを[[マナ召喚]]できるほど[[マナゾーン]]に余裕がある状況では[[山札]]もそれなりに減少していることが多いため、[[《水上第九院 シャコガイル》]]や[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]などを出す前の[[ライブラリアウト]]には注意。 **環境において [#bf95e106] [[DMSP-04]]期の[[アドバンス]]の[[チャンピオンシップ]]ではこれを入れた[[【青黒緑シャコガイル】]]が優勝している。終盤にマナに貯まったこのクリーチャーを連打することで[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]を補助できた。 [[速攻]]系統が[[息切れ]]したところに合わせると延々と耐久出来るため、[[【ダークネスコントロール】]]にも採用されることがある。[[【我我我ブランド】]]の場合は[[フィニッシャー]]格を除けば[[パワー]]負けする相手があまりいないため、[[バトルゾーン]]に残すこともタイミングによっては比較的容易。 そして2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改定を機に、[[アドバンス]]のトップメタを支配するようになった[[【ゼロ・ルピアループ】]]のパーツとして大成を見た。[[オリジナル]]でも[[《天災 デドダム》]]と異なり[[山札]]掘削がドローであることを活かして[[《水上第九院 シャコガイル》]]型において[[エクストラウィン]]補助を担当する。 2022年1月1日に[[【ゼロ・ルピアループ】]]は消滅するが、今度は[[【青黒緑退化】]]で[[オリジナル]]を中心に活躍。初手が良い時の[[墓地肥やし]]の確実性では[[《天災 デドダム》]]に勝るため、こちらの[[プレイ]]が優先される。頭数が比較的並びにくい[[【青黒緑退化】]]同士のミラーマッチでは案外ブロッカーが馬鹿にならない([[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で突破されるため、劇的な遅延札になる訳でもないが)。[[マナ召喚]]、[[墓地召喚]]を持つため、[[《ロスト・Re:ソウル》]]を武器とする[[【5色ザーディクリカ】]]対面でも復旧が楽。 [[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]でも5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]として使われる場合がある。墓地から自己復帰できるため[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で[[追加ターン]]を得る際のコストとしても優秀。 [[【5色ガイアハザード退化】]]が成立するとそちらでも使われるようになった。用が済んだら[[《生魂転霊》]]で砕いてマナに変換できるのが美味しい。[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]に能力を阻害されないのも重視すべき点。 [[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]でも特に[[《有象夢造》]]で射出する[[ハンデス]][[ウィニー]]を蓄えるための墓地肥やしとして採用される場合がある。 [[【青黒緑ゼーロベン】]]でも、[[《闇王ゼーロ》]]の種兼[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]による[[ループ]]パーツの5枚目以降として採用される。墓地やマナから出せば[[手札]]を削らずに出すことができ、また[[《困惑の影トラブル・アルケミスト》]]を引き込めなかった時や[[《水上第九院 シャコガイル》]]のエクストラウィンを狙う時に[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]から出すこともできる。 その後、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]、[[【青黒緑オービーメイカー】]]など、[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤デッキには確定で採用されるようになった。 [[DM23-EX2]]期には[[【青赤マジック】]]の[[《芸魔王将 カクメイジン》]]が跋扈しているため、[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤系統においては誇張でも何でもなく[[《天災 デドダム》]]より優先して場に出されるぐらいである。 2ターン目の[[《幻緑の双月》>《幻緑の双月/母なる星域》]]→3ターン目の[[《キユリのASMラジオ》]]と乱暴に手札消費しながら動く場合でもこのクリーチャーを1ターン目に[[マナチャージ]]していれば、[[《キユリのASMラジオ》]]で無理にリソース回復を狙えるクリーチャーを選ばなくとも、[[《キユリのASMラジオ》]]を唱えた次のターンにこのクリーチャーをマナ召喚することで巻き返せる。 **その他 [#jd9d6439] -[[DM22-EX2]]の[[フレーバーテキスト]]には「闇に染まっても」とあるが《ジルコン》は元から文明に闇を持っている。[[闇堕ち>ディスタス]]という意味での闇だろうか。 -このクリーチャーが[[再録]]すると前後して[[《天災 デドダム》]]も再録するジンクスがある。実際のゲームでもこの2体は相性が良く、多くのデッキがセットで採用した。また、[[DM23-BD1]]版[[《天災 デドダム》]]のイラストではついに2体が共演を果たした。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第40話で[[マズキ]]と[[ウガタ]]が使用しているが、マナゾーンに置かれているカードとして確認できる。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第40話で[[マズキ]]と[[ウガタ]]のマナゾーンに確認できる。 **関連カード [#r1df6b17] -[[《幻槍のジルコン》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《天災 デドダム》]] **[[フレーバーテキスト]] [#zdb2e820] -[[DMRP-17]]&br;'''[[ボルシャック・モモキングNEX>《ボルシャック・モモキングNEX》]]と[[聖魔連結王 ドルファディロム>《聖魔連結王 ドルファディロム》]]との激突の衝撃は、まだ見ぬ4体の[[王>キングマスター]]がいる[[ディスペクター]]の本拠地にまでも響いた。''' -[[DM22-RP1]]&br;'''魂は失われても、輝きは失われない。''' -[[DM22-EX2]]&br;'''闇に染まっても、輝きは失わない。''' -[[DM23-BD1]]&br;'''[[鬼の歴史]]において「鬼魂珠(ラウドラ・タン・ゲンド)」は、[[邪帝縫合王 ザ=デッドルナ>《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]と[[暗獅連結 グレイテスト・ネルザ>《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》]]を引きはがし、2体の王の[[ディスペクター]]、[[終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー>《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]を生み出した。''' -[[DM23-BD3]]&br;'''[[対策>メタ]][[クリーチャー]]は、相手に効き目があれば[[手札破壊]]以上の効果を発揮しますが、効果がなければ逆にこちらが[[手札]]を1枚無駄に使っているのと変わりません。相手の[[デッキ]]を見極めてジルコンで必要な[[カード]]とそうでないカードを入れ替えましょう。''' **収録セット [#g60f4e6e] -illus.[[KIYA]] --[[DMRP-17 第1弾 「王星伝説超動」>DMRP-17]](28/95) --[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](34/75) --[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](9/16) -illus.[[Ishibashi Yosuke]] --[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 伝説の邪神」>DM22-RP1]](TF13/TF20)(T13/T20) -illus.[[Sansyu]] --[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]](15/18) **参考 [#p7ea6030] -[[スピリット・クォーツ]] -[[ディスタス]] -[[ブロッカー]] -[[マナ召喚]] -[[墓地召喚]] -[[cip]] -[[ドロー]] -[[ディスカード]] -[[手札交換]] ---- [[公式Q&A]] -1つ目の能力について --[[ブロッカー]]も参照のこと >Q.バトルゾーンに自分の''《Disジルコン》''と[[《デスマッチ・ビートル》]]がアンタップ状態でいる状況で、相手のクリーチャーが自分に攻撃してきました。その攻撃に対して、まず''《Disジルコン》''の「ブロッカー」を使い、それに対してさらに[[《デスマッチ・ビートル》]]の「ガードマン」を使って、攻撃先をプレイヤーから[[《デスマッチ・ビートル》]]に変更できますか? A.いいえ、できません。プレイヤーへの攻撃に対して「ブロッカー」は使用できますが、「ガードマン」は使用できません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。 #region2((総合ルール 507.1a)){{ :507.1a |ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。&br;例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。&br;例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリーチャーがいたとしても同様です。&br;例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。&br;例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40110]](2021.9.7) &tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト3,スピリット・クォーツ,ディスタス,パワー3000,ブロッカー,マナ召喚,墓地召喚,cip,手札交換,終音「ん」,R,レア,KIYA,Ishibashi Yosuke,Sansyu);