#author("2024-09-20T04:34:20+09:00","","")
#author("2024-11-05T17:20:04+09:00","","")
*《&ruby(ディージー){DG}; 〜&ruby(サバ){裁};キノ&ruby(トキ){刻};〜》 [#top]

|DG 〜裁キノ刻〜 SR 無色 (2)|
|クリーチャー:メタリカ 2000|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|名前に《DG》とある自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+5000する。|
|いずれかの山札からマナゾーンまたはバトルゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを自身の山札の一番下に置く。|

月刊[[コロコロコミック]]2017年10月号の付録として登場した[[無色]]の[[メタリカ]]。

名前に《[[DG]]》とある自分の他の[[クリーチャー]]すべての[[パワー]]を+5000し、いずれかの[[山札]]から[[マナゾーン]]または[[バトルゾーン]]に[[カード]]が置かれる時その[[カード]]を[[山札の下]]に送る[[能力]]を持つ。

まず目を行くのが[[山札]]からの[[マナブースト]]の規制。この手の[[マナブースト]][[メタ]]は、[[《爆鏡 ヒビキ》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]を見てわかる通り、基本的には3[[コスト]]域のものばかり。一方でこちらは2[[コスト]]。[[《フェアリー・ライフ》]]にすら易々と届く。
[[山札]]からの[[踏み倒し]]も禁じてしまうので、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]も無力化してしまう。この様に、[[【モルトNEXT】]]にとっては天敵の様な[[カード]]である。初手の[[《メンデルスゾーン》]]や、3、4[[ターン]]目からの[[《フェアリーの火の子祭》]]連打をも封じてしまう。
何気に[[封印]]にも強いのもポイント。

しかし、流石に[[《異端流し オニカマス》]]ほどの汎用性は持っていない。[[効果]]対象は[[《異端流し オニカマス》]]とは違い自分も対象なので、[[マナブースト]]を積極的に行う[[デッキ]]に入れる事はできない。
しかも[[無色]]なので[[マナ]]色が出ず、おまけに[[攻撃できない]]ので相手によっては腐るどころか[[デッキ]]の回転を鈍らせてしまう。そういう事から採用できる[[デッキ]]は意外と少なく、[[環境]]上では下馬評ほどの活躍はまだしていない。しかしいずれにせよ、恐ろしいスペックであることは誰もが分かるだろう。
[[《絶対の畏れ 防鎧》]]という中々強力な3[[コスト]]の[[クリーチャー]]も登場している。2→3と組み合わせれば、大概の[[デッキ]]は手も足も出ないだろう。

寧ろここから着目するべきは[[DG]]の大幅[[パンプアップ]][[効果]]である。これだけの[[メタ]][[能力]]のついでに+5000はシャレにならない。[[DG]]は[[パワー]]が5000以下の[[クリーチャー]]が比較的多い[[カード]]群である為、[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]の[[除去]]から守ってくれるこの[[カード]]の恩恵は計り知れない。
また、低[[コスト]][[パンプアップ]]の面倒臭さは[[《光陣の使徒ムルムル》]]が立証済み。

中々類を見ない、ハイスペックな[[メタ]][[カード]]の登場である。[[《異端流し オニカマス》]]などを見るに、低[[コスト]][[メタ]][[システムクリーチャー]]のスペックがぐんぐんと上がっているのが良く分かる。

-バトルゾーンにある[[カード]]の下にカードを置く処理はこのクリーチャーの能力の対象にならない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38562]]
--[[《無双の超越者ファイナル・ストームXX NEX》]]などが該当。

**環境において [#q6762995]
[[新章デュエル・マスターズ環境]]では、いわゆる[[【白緑メタリカ】]]において大活躍していた。[[山札]]から[[マナブースト]]するわけではないこの[[デッキ]]とこの[[カード]]との相性は最高。当時[[ツインパクト]][[除去]]も[[マッハファイター]]も登場前であったため、特に対[[【モルトNEXT】]]におけり場持ちの良さは折り紙付きであった。裏目の[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]ですらもこのクリーチャーが2体並べばケアできた。ただし、当時下火になりつつあったとはいえ[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]は要警戒であった。

後に[[【白緑メタリカ】]]が消滅すると、[[【サザン・ルネッサンス】]]系統で細々と使われるポジションに落ち着いた。

[[【連ドラグナー】]]の台頭により[[DMRP-15]]期にそちらへのメタカードとして注目された。

後に山札利用メタとしては手札以外全体に範囲が広がった[[《とこしえの超人》]]が登場しており、マナブーストメタとしては様々なデッキとの親和性が高い闇単色である[[《星空に浮かぶニンギョ》]]が登場しているが、こちらは山札利用メタとマナブーストメタが一体となっているのが[[差別化]]点。
**その他 [#lfc4f43d]

**その他 [#lfc4f43d]
-イラストからして、[[《プランDG》]]が[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]になる間の形態であると思われる。
[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]は「第二段階」と呼ばれているため、この[[カード]]の形態は勘定されていない可能性が高い。実際、この[[カード]]は他の[[DG]]と比べて、[[カード]]枠に水晶の意匠がない、[[カード]]名以外に「[[DG]]」と付く[[特性]]がないなどの違いがある。

-上位種的存在である[[《禁術のカルマ カレイコ》]]とは、登場弾の[[背景ストーリー]]上の最上層に位置する支配種族を持つ点で共通する。

-アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」では、[[《プランDG》]]が変化して一瞬だけこの[[カード]]になったり、アイキャッチに登場したりしたが、それ以外の活躍はなかった。

**関連カード [#card]
-[[《プランDG》]]
-[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]

-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P54/Y16)&br;'''DGに今イノチが宿り、正義の裁きが始まる。'''


**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[プロモーション・カード]](P54/Y16)
--[[プロモーション・カード]](P9/Y17)(新規イラスト)

**参考 [#reference]
-[[メタリカ]]
-[[攻撃できない]]
-[[パンプアップ]]
-[[山札送り]]
-[[DG]]

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[[公式Q&A]]

>Q.[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がバトルゾーンにいる状況で[[《鼓動する石版》]]を唱えました。どうなりますか?&br;類似例:[[《禁術のカルマ カレイコ》]]''《DG 〜裁キノ刻〜》''
A.結果的に、山札の上からカードをマナゾーンに置けず、クリーチャーのパワーは+2000されません。&br;[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の能力により、山札の一番上のカードをマナゾーンに置こうとした際、かわりに山札をシャッフルします。それが何のカードだったか確認することもできませんので、クリーチャーのパワーを+2000することもできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40785]](2022.1.14)

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