#author("2024-09-05T15:54:37+09:00","","")
#author("2024-11-05T17:19:28+09:00","","")
*《&ruby(ディージー){DG}; 〜ヒトノ&ruby(ツク){造};リシモノ〜》 [#top]

|DG 〜ヒトノ造リシモノ〜 DG 無色 (6)|
|クリーチャー:メタリカ 5000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはタップした時、自分と相手のシールドを1つずつ選ぶ。このクリーチャーは選ばれたそれらのシールドをブレイクする。|
|自分のシールドゾーンから手札に加えるメタリカまたは裁きの紋章すべてに「S・トリガー」を与える。|

[[DMRP-03]]で登場した[[無色]]の[[メタリカ]]。

[[cip]]または[[タップ]]した時自分と相手の[[シールド]]を1つずつ[[ブレイク]]する[[能力]]と、自分の[[シールド]]から[[手札]]に加える[[メタリカ]]と[[裁きの紋章]]すべてに[[S・トリガー]]を与える[[能力]]を持つ。

[[バトルゾーン]]に出るだけでお互いの[[シールド]]を割り、[[攻撃]]時の[[タップ]]でさらに[[シールド]]を削っていく、[[ゲーム]]の進行を早める[[クリーチャー]]。
単に相手と自分の[[シールド]]を互いに[[ブレイク]]するだけでは[[アドバンテージ]]にならず、[[ラビリンス]]の補助にもならない。だが、この[[カード]]の真価はテキスト後半の[[S・トリガー]][[付与]]によって発揮される。

[[ブレイク]]する自分の[[シールド]]に[[S・トリガー]]が与えられる事で、[[攻撃]]するたびに不確定ながら[[コスト踏み倒し]]ができるのである。
[[メタリカ]]には[[《オヴ・シディア》]]や[[《大迷宮亀 ワンダー・タートル》]]といった高[[コスト]]で強力なもの、[[《奇石 クローツ》]]など[[シールド追加]]によってこの[[クリーチャー]]や[[ラビリンス]]の補助になるもの、[[《緑知銀 フェイウォン》]]など[[攻撃曲げ]]でこの[[クリーチャー]]の[[タップ]]状態を活かせるものがひしめき合っている。
この[[クリーチャー]]自身も[[メタリカ]]なので、[[シールド]]から当てれば連鎖的に互いの[[シールド]]を割っていくことができる。

[[S・トリガー]]は[[召喚]]扱いなので[[《異端流し オニカマス》]]タイプの[[コスト踏み倒しメタ]]に引っかからないのも優秀。

このクリーチャーの後に登場したギミック[[裁きの紋章]]との相性も格別。[[S・トリガー]]は[[手札]]から[[唱える]]扱いのため、[[シールド]]から当てた時にこの[[クリーチャー]]がいると、再び[[シールドゾーン]]に舞い戻るという動きをする。これによって[[裁きの紋章]]の使い回しが可能となるのである。

あくまで[[S・トリガー]]を与える[[能力]]のため、当然相手[[クリーチャー]]が[[ブレイク]]した[[シールド]]からも[[メタリカ]]や[[裁きの紋章]]は使うことができる。この点でも防御力を意識する既存の[[メタリカ]]との相性は十分。
もちろん、元々[[S・トリガー]]を持っている[[カード]]でも自分で[[ブレイク]]し[[暴発]]させることができる。

上記の通り、単体では[[アドバンテージ]]を生み出さない、最高[[レアリティ]]らしからぬ地味な[[カード]]にも見えるが、実際は[[メタリカ]]のサポートとして、あるいは[[裁きの紋章]]による新たな戦略を切り開く[[切り札]]として非常に優秀。
[[シールド]]から何が当たるかは基本的にランダムなので、なるべく腐りにくいカードと組み合わせたい。

-後に登場した[[裁きの紋章Z]]も[[S・トリガー]][[付与]]の範囲内。[[サバキZ]]は[[S・トリガー]]と役割が被るが、[[ディスカード]]が不要になるので使い分けができると考えれば悪くはない。

-自分のターンに自分側の[[シールド]]を[[ブレイク]]して[[ハンデス]][[呪文]]を[[S・トリガー]]した場合、''相手の待機中の[[S・トリガー]]や[[S・バック]]を捨てて不発にさせることができる''。これは[[《「黒幕」》]]の縮小版だと考えると理解しやすい。一度[[使用宣言]]を済ませた[[S・トリガー]]/[[S・バック]]は手札に待機し、[[ターン・プレイヤー]]の[[S・トリガー]]/[[S・バック]]が先に処理されるため、即時解決となる[[呪文]]が絡むとこのような芸当が可能になる。

-[[無色]]なので[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]が使える。[[タップ]]した際の[[ブレイク]]数もそのまま増やすことができ、それで相手の[[シールド]]を割り切ればそのまま[[ダイレクトアタック]]に突入する。
--処理順としては、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]を[[アタック・チャンス]]で唱えてから、「[[タップ]]した時[[能力]]」を[[アタックトリガー]]のように解決すれば良い。同時誘発のなせる技である。
--上記の[[S・トリガー]]封じの特性を利用し、自分側の[[シールド]]から[[《魔天降臨》]]や[[《サイクロン・パニック》]]を使えば、相手の[[S・トリガー]]/[[S・バック]]による防御手段を根こそぎ奪った上でのダイレクトアタックが成立する。ただし、[[革命0トリガー]]の[[使用宣言]]タイミングはその次のステップに設定されている他、[[ニンジャ・ストライク]]も単体で使う場合は[[使用宣言]]そのものが不要であるため、過信は禁物である。

-同じ[[アタック・チャンス]]である[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]との相性も良い。自分側の[[シールド]]をすぐに回復できる他、[[コスト]]がちょうど6なので後半の効果も使える。

-[[裁きの紋章]]は基本的にいずれも相性が良いが、特に[[《命翼ノ裁キ》]]との[[シナジー]]が強い。あちらの[[シールド]]を増やす[[能力]]により、この[[クリーチャー]]の[[タップ]]による[[シールド]]損失を完全に埋め、重なっている他の[[裁きの紋章]]を恒久的に使いまわせるようにしてくれる。&br;またこれは相手[[クリーチャー]]が[[ブレイク]]した場合も同様のことが起こるので、''相手の[[攻撃]]に対しても自分の[[シールド]]は無限に回復することになる''。相手はこの[[クリーチャー]]を[[除去]]する・[[S・トリガー]]を封じる・補充される[[シールド]]から[[ライブラリアウト]]を狙う、のいずれかを行わない限り勝てなくなる。

**環境において [#qf521ca0]
登場当初は、[[【メタリカ】]]や[[【サッヴァーク】]]、[[【絶十】]]といったデッキでは6という[[システムクリーチャー]]としては中途半端に重いコストや、対抗馬となる[[《サッヴァークDG》]]の存在が災いし、活躍の機会があまり得られていなかった。
しかし、[[《煌世主ノ正裁Z》]]の登場で重さを克服すると、[[【サッヴァーク】]]に採用されるようになり、[[チャンピオンシップ]]の入賞レシピでも採用が見られるようになった。最速3ターンで出せる[[暴発]]札として、次々と[[裁きの紋章]]を展開する[[チェイン・コンボ]]の起爆剤として使われている。

**その他 [#others]
-このカードの登場時点では[[裁きの紋章]]が何なのかは一切判明していなかった。
[[《禁断》]]や[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]同様に未登場のギミックのプレビューとしての役割を担っていた。

-アニメでは[[切札 ジョー]]が描いた[[ドラゴン]]の絵を利用し、[[キラ]]の母親が「[[プランDG>《プランDG》]]」に沿って生み出した、まさに人造の[[クリーチャー]]である。
デュエマシーンでの初登場は第24話で[[キラ]]が[[デュエル・ウォーリア]]である[[《ジャババ・ハット》]]戦で使用し、能力の[[S・トリガー]]付与で合わせて4体が召喚された。

**関連カード [#card]
-''Prev''
--[[《プランDG》]]

-''Next''
--[[《サッヴァークDG》]]

-[[《DG 〜裁キノ刻〜》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-03]](通常版)&br;'''天空城で秘かに進められていた[[プランDG>《プランDG》]]が、いよいよ第二段階に突入した。'''
-[[DMRP-03]]([[シークレット>シークレットカード]]秘1)&br;'''水晶で護られた中心部…。そこにみえるモノの正体とは?'''
-[[DMRP-03]]([[シークレット>シークレットカード]]秘2)&br;'''かつて、[[あらゆる力の象徴だったモノ>ドラゴン]]が、今、ヒトによって造られようとしている。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険!!」>DMRP-03]]

**参考 [#reference]
-[[DG]]
-[[メタリカ]]
-[[裁きの紋章]]
-[[ブレイク]]
-[[S・トリガー]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.''《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》''がブレイクしたシールドがお互いにS・トリガーだった場合、どうなりますか?
A.まずはターン・プレイヤーのS・トリガーを解決し、次に非ターン・プレイヤーのS・トリガーを解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31600]](2019.7.2)

>Q.相手のターン中に何らかの方法で''《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》''をバトルゾーンに出しました。このクリーチャーの能力でブレイクしたシールドがお互いにS・トリガーだった場合、どうなりますか?
A.まずはターン・プレイヤーである相手のS・トリガーを解決し、次に非ターン・プレイヤーである自分のS・トリガーを解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31601]](2019.7.2)

>Q.相手のターン中に何らかの方法で''《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》''をバトルゾーンに出し、このクリーチャーの能力でブレイクした相手のシールドがS・トリガーでした。そのS・トリガーでこのクリーチャーが破壊された場合、自分のシールドのメタリカをS・トリガーで使うことはできますか?
A.はい、ブレイクは同時に発生しており、ブレイクされた段階でS・トリガーは発動しています。自分は解決を待っている状態ですのでこのクリーチャーがバトルゾーンからいなくなってもS・トリガーで召喚することができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31602]](2019.7.2)

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