#author("2024-01-08T11:19:27+09:00","","")
#author("2024-03-08T06:04:12+09:00","","")
*《&ruby(ディー){D};の&ruby(かくれが){隠家}; ザトー・オブ・ウラギリガクレ》 [#p1c62cc2]

|Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ VR 水文明 (5)|
|D2フィールド|
|自分のシノビがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。|
|各ターンの終わりに、自分のシノビをバトルゾーンまたは手札から1体選び、このD2フィールドの下に重ねてもよい。|
|Dスイッチ:相手のターンの終わりに、このD2フィールドの下にシノビが8枚以上あれば、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、各プレイヤーは、バトルゾーンとシールドゾーンにある自身のカードをすべて、山札に加えてシャッフルする。|
|(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)|

[[DMEX-12]]で登場した[[水]]の[[D2フィールド]]。

[[シノビ]]が登場するたびに[[ドロー]]することができる。さらに各[[ターン]]の終わりに[[バトルゾーン]]または[[手札]]から[[シノビ]]1体をこの[[フィールド]]の下に置け、それが8枚たまると相手[[ターン]]の終わりに各プレイヤーの[[クリーチャー]]と[[シールド]]をすべて[[山札送り]]にする[[Dスイッチ]]が使えるようになる。

[[ニンジャ・ストライク]]を多用する[[シノビ]]を主体としたデッキでは、[[置きドロー]]の有用性は非常に高い。
特に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]と違って、普通に召喚した際も手札が増えるのも大きな利点。
コストの重さはネックだが[[ニンジャ・ストライク]]発動のために[[マナ]]を伸ばし、かつ試合を引き伸ばす能力に長けたシノビにとってはさほど気にならない。

[[Dスイッチ]]は盤面と[[シールド]]をまとめて吹き飛ばす、[[《オールデリート》]]に比肩する強烈なもの。発動するタイミングが相手の[[ターンの終わり]]であるため、強制的に[[禁断解放]]された[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に対処する時間も作れる。
また、自分の《ドキンダムX》と相手の《ドキンダムX》が[[Dスイッチ]]で同時に[[禁断解放]]した場合、ターン・プレイヤーである相手の《ドキンダムX》が先に開放されるため、こちらの《ドキンダムX》で封印し直して[[ダイレクトアタック]]を決めることが出来る。
これは[[《オールデリート》]]にはできなかった芸当である。

問題はやはりその発動条件の厳しさ。起動までに8回の[[ターン終了ステップ]]を要するうえ、その間に相手に[[D2フィールド]]を[[張り替え]]られる等で除去されてしまうと、せっかく集めた下のカードも[[状況起因処理]]で墓地に置かれ、一からやり直しとなってしまう。

いっそこの能力はオマケと割り切り、純粋な[[置きドロー]]として使うのもいいが、その場合[[《ハッスル・キャッスル》]]や[[《Dの悪意 ワルスラー研究所》]]の存在がチラつく。加えてドローは強制であるため[[ライブラリアウト]]を対策することもできない。

ただし、ターンの終わりに[[ニンジャ・ストライク]]の効果で山札の下に行くはずだった[[シノビ]]を、変則的にバトルゾーンに残すことができるという点には注目したい。
[[カード指定除去]]の[[バウンス]]で下の[[シノビ]]を引き抜けば、[[サーチ]]せずに再利用することができる。

-各ターンの終わりにシノビを下に置き、それが相手ターンの終わりで8枚以上になれば[[Dスイッチ]]を使うことができる。
--「ターンの終わりに」という能力は、その時点では使えなくても自動で誘発はされている。「ターンの終わりに」のタイミング中に、使うための条件を満たせばそれを使うことができる。([[《卍 新世壊 卍》]]の公式Q&Aを参照。)

-[[シノビ]]主体の[[デッキ]]では、[[《威牙忍ジンナイ》]]を用いることで[[バトルゾーン]]の味方側の[[山札送り]]の被害を半分まで抑えることができる。返しの[[ターン]]に[[ダイレクトアタック]]を狙うのも容易い。
--[[《不死火フウタ・ドラグーン》]]は同じ[[山札送り]]でも[[山札の下]]送りのみが対象であり、[[シャッフル]]方式であるこの[[フィールド]]の[[山札送り]]には[[効果]]を発揮しない。

-一応、[[進化]][[シノビ]]を使えば1ターンに2枚以上カードを下に置く事ができる。もっとも進化シノビは登場時点で[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]しかいない上、《ユキムラ》を使う場合でも進化元を[[《怒流牙 佐助の超人》]]や[[《土隠雲の超人》]]など[[シノビ]]にしないと意味がないのだが。

-[[Dスイッチ]]を使えば、[[上下逆さま]]になった《ザトー・オブ・ウラギリガクレ》も山札に戻るため、バトルゾーンに残っているのにもうその能力が使えないというデメリットは見かけ上なくなっている。

-[[デュエパーティー]]では[[プレイヤー]]の人数だけ各[[ターン]]の終わりが訪れる回数が増え、[[Dスイッチ]]もしっかり各[[プレイヤー]]に作用するためリセット効率が落ちない点で相性が良い。4人対戦なら往復2ターンで[[Dスイッチ]]起動まで持ち込めることになる。しかし、[[ハイランダー]]かつ[[パートナー]]の[[文明]]限定という構築制限の中8枚の[[シノビ]]を確保しなくてはならず、[[ダイレクトアタック]]すべき相手も増えているという別の問題も発生する。

**その他 [#se8a6b67]
-[[《土隠妖精ユウナギ》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、この[[フィールド]]は忍びと疑い、すなわち『ドロン(Doron)&ダウト(Doubt)フィールド』とのこと。

-名前の由来は、忍びの「里」、フランス語で貴族階級の館を表す「シャトー(château)」や、毛利元就に仕えていたとされる忍者の集団である「座頭」衆などが考えられる。

**関連カード [#q5a44c3c]
-[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]
-[[《卍 新世壊 卍》]]
-[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]
-[[《オールデリート》]]

-裏斬隠の里
--''《Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ》''

-裏斬隠の[[シノビ]]
--[[《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》]]
--[[《裏斬隠裏蒼頭 バルガリスク》]]
--[[《裏斬隠 カタビラ》]]
--[[《裏斬隠 カクシ・レシピ》]]
--[[《裏斬隠 ハットリトリ》]]
--[[《裏斬隠 フォクシット》]]
--[[《裏斬の取引 パルサー》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#z453a923]
-illus.[[Katora]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](3/110)

**参考 [#bf9a7025]
-[[D2フィールド]]
-[[シノビ]]
-[[cip]]
-[[ドローソース]]
-[[ターンの終わり]]
-[[の下]]
-[[Dスイッチ]]
-[[全体除去]]
-[[カード指定除去]]
-[[シールド焼却]]
-[[山札送り]]
-[[シャッフル]]

-[[【ウラギリガクレ】]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.相手のターンの終わりに、自分のシノビを手札から''《Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ》''の下に置きました。&br;この時、シノビがバトルゾーンに出たとして、カードを1枚引くことはできますか?
A.いいえ、カードの下に重ねたカードはバトルゾーンに出たことになりませんので、カードを引くことができません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38676]](2020.7.17)

-2つ目の能力について

>Q.相手のターンの終わりに、自分は「ニンジャ・ストライク」で出したクリーチャーを''《Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ》''の下に置きました。&br;それにより下にあるシノビがちょうど8枚になった場合、そのターンに「Dスイッチ」を使うことはできますか?
A.はい、使うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38677]](2020.7.17)

>Q.「ニンジャ・ストライク」で出したシノビはターンの終了時、持ち主の山札の一番下に置かれますが、その際''《Dの隠家 ザトー・オブ・ウラギリガクレ》''の下に置くことはできますか?
A.はい、下に置くことができます。&br;ターンの終わりに、山札の一番下に置くか、このD2フィールドの下に置くかを持ち主が選ぶことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38638]](2020.7.17)

&tag(D2フィールド,フィールド,水文明,青単,単色,コスト5,シノビサポート,cip付与,ドロー,キャントリップ付与,ターン終了時,下に置く,重ねる,Dスイッチ,8枚以上,除去,全体除去,確定除去,山札送り,全体山札送り,山札送り後シャッフル,シールド焼却,自己シールド焼却,両者シールド焼却,リセット,・,VR,ベリーレア,Katora);