#author("2023-05-21T12:43:02+09:00","","")
#author("2023-05-28T21:47:41+09:00","","")
*《&ruby(りゅうそうき){龍装鬼}; オブザ08&ruby(ごう){号};/&ruby(ビギニング・オブ・ジ・エンド){終焉の開闢};》 [#x3fbf8ac]

|龍装鬼 オブザ08号 SR 闇文明 (9)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/マフィ・ギャング 8000|
|このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき-1000する。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|終焉の開闢 SR 闇文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。|

[[DMRP-06]]で登場した[[ドラゴンギルド]]/[[マフィ・ギャング]]及び[[闇]]の[[呪文]]を持つ[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面は[[《骸骨仮面 スカルライダー》]]と同様の[[コスト]]と[[コスト軽減]]を持ちながら相手のクリーチャー1体の[[パワー低下]]を行う[[cip]]を持つ。
[[墓地]]のクリーチャーが多い程コストパフォーマンスが良くなるため、[[呪文]]面等を利用して素早く[[墓地肥やし]]を行いたい。
[[【墓地ソース】]]なら中盤でも3、4コスト程度にまで[[コスト軽減]]して出すことが現実的であり、そうして出せるほど墓地が肥えていれば[[【墓地ソース】]]の[[フィニッシャー]]を着地させるのに邪魔な[[コスト踏み倒しメタ]]の大半を焼くことができるようになる。終盤なら1コストで出せることもざらであり、[[《暴走龍 5000GT》]]が[[手札]]に来ずに[[事故]]を起こしている時に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を溶かせるラインまで[[墓地]]が増えていればこれを出して[[除去]]に助けられることもある。勿論後続の[[《暴走龍 5000GT》]]の全体火力に届くようにパワー低下を宛がうのもアリ。
ドラゴンギルドを持つため、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]下でも呼び出せる。そのまま除去を行い後続の道を開けることが可能。
パワーも[[《ゴリガン砕車 ゴルドーザ》>《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》]]の[[ラスト・バースト]]で沈まないライン。
[[コスト]]9とほとんどの[[コスト]]指定[[除去]]を避けられるラインであり、[[《テック団の波壊Go!》]]による全体[[バウンス]]をケアして雑殴りするために普通に並べるのもアリ。墓地肥やしができる、名目コストが高いという点で[[フシギバース]]主体のデッキにも適している。

[[呪文]]面は[[《ライク・ア・ローリング・ストーム》]]と同様の[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]を行う。あちらとは異なり[[ツインパクト]]であり、唱えた後に呪文面と一緒にクリーチャー面も[[墓地]]に置かれるため、クリーチャーも1体余分に墓地肥やしする形となる。[[墓地回収]]は強制だが、この呪文の効果で落ちた[[《一なる部隊 イワシン》]]を回収してまた[[ディスカード]]すれば連鎖的に[[《一なる部隊 イワシン》]]の能力を使えるため、[[回収]]した分の[[墓地]]のロスを取り戻せる。

何と言ってもクリーチャー面はパワー8000であり、墓地に落ちても呪文のためコスト軽減ができると、味方の[[《暴走龍 5000GT》]]との相性は抜群。
[[ドラゴン]]でありながら墓地を肥やせるため、[[【グールジェネレイド】]]でも是非採用したい。


**環境において [#p16fca0e]
登場から永らく[[【墓地ソース】]]に使用された。[[《プラチナ・ワルスラS》]]の[[殿堂入り]]前の頃、[[フィニッシャー]]格が中々手札に引き込まれず、尚且つ[[《プラチナ・ワルスラS》]]が除去された場合、これで除去を撒きつつ打点を溜めるというプランを取る場合もあった。

その後も、[[【カリヤドネループ】]]におけるコスト踏み倒しメタ対策として利用された。[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]殿堂入り前は[[着地置換効果]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]が普及する前であったが、これを使っての除去によって[[ワンショット]]プランを取ろうとする際に[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のような[[コスト軽減]][[メタ]]に諸々のクリーチャーが[[着地]]を妨害されないだけでも大助かりであった。

そして[[【オカルトアンダケイン】]]が環境に進出すると、[[《とこしえの超人》]]を除去できる[[フシギバース]]元として大出世。

その後も、[[【グルメ墓地ソース】]]、[[【星雲人シヴァンリンネ】]]、[[【超神星DOOM・ドラゲリオン】]]、[[【青黒闇王ゼーロ】]]、[[【絶望神サガループ】]]と、環境で活躍した[[墓地利用]][[デッキ]]全般でその姿が見掛けられた。

特に[[【絶望神サガループ】]]においては墓地さえ肥えていれば[[《ガル・ラガンザーク》]]という詰み盤面製造機すらも除去できるのが利点である。

[[【絶望神サガループ】]]では当初こそ複数枚採用も見られたが、2023年5月頃になると採用する場合は止む無く墓地に置いた2枚目以降の[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を回収する用に[[1枚積み]]に留めるケースが激増し、不採用もざらになった。
[[【絶望神サガループ】]]では[[《一なる部隊 イワシン》]][[殿堂入り]]前の当初こそ[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]と共にワンショットプランに役立つとして複数枚採用も見られたが、2023年5月頃になると採用する場合は止む無く墓地に置いた2枚目以降の[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を回収する用に[[1枚積み]]に留めるケースが激増し、不採用もざらになった。
**他のカード・デッキとの相性 [#c43f0571]
-[[ツインパクト]]という2つの[[カードタイプ]]を持つ性質上、このカードを[[墓地回収]]する手段が豊富。ただし、この[[呪文]]側を唱えている時点ではこのカードは[[保留状態]]にあるため、《終焉の開闢》から即座にこのカードを[[手札]]に戻す事は出来ない。

-2ターン目に[[《レッツ・ゴイチゴ》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]を唱え、3ターン目に[[《追憶人形ラビリピト》]]を立て、4ターン目に[[《鬼札アバクと鬼札王国》]]を召喚すれば、4ターン目にこのカードで[[《追憶人形ラビリピト》]]の[[オールハンデス]]を[[トリガー]]することが可能。

***旧テキスト [#w6a8e8f3]

|龍装鬼 オブザ08号 SR 闇文明 (9)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/マフィ・ギャング 8000|
|このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にならない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき-1000される。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#ccd):|
|終焉の開闢 SR 闇文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。|

旧[[テキスト]]では「その[[ターン]]」が抜けており、あたかも継続して[[パワー低下]]できるように書かれている。これに関して公式から[[DMRP-06]]発売直前に[[エラッタ]]が公表され、[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]中のみの[[パワー低下]]が正式に扱われる事となった。

[[DMEX-12]]で待望の再録を果たした際も何故か修正されなかった。ツインパクトカード故の能力欄のスペースの狭さが問題だろうか?

[[DMBD-17]]にて再録された際、ようやく[[テキスト]]が修正された。[[王来篇]]からは能力テキストから「バトルゾーン」という単語が省かれるようになったため、「そのターン」分の文字スペースは確保されることになる。

**関連カード [#n0b14c87]
-[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]
-[[《凶喜にして凶器なる一撃》]]
-[[《骸骨仮面 スカルライダー》]]
-[[《ライク・ア・ローリング・ストーム》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#tfbc2558]
-[[DMRP-06]](通常版)&br;'''「終焉」の二つ名を持つ凶鬼が、光へ送り込まれた。'''
-[[DMRP-06]](シークレット版)&br;'''凶鬼の強化に終わりはない。'''

**収録セット [#q2168d1b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[KAWA102]]
--[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]](S6/S10)
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S11/S20)
--[[DMBD-17 「20th クロニクルデッキ 熱血!! アウトレイジ・ビクトリー」>DMBD-17]](5/14)
-illus.[[Takaaki Sato]]
--[[DMBD-22 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「零誕」」>DMBD-22]](18/25)

**参考 [#hf5e61d9]
-[[ドラゴンギルド]]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[呪文]]
-[[ツインパクト]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト軽減]]
-[[cip]]
-[[パワー低下]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[墓地肥やし]]
-[[墓地回収]]  
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公式Q&A
>Q.''《終焉の開闢》''を唱えて、その効果で''《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》''のクリーチャー側である''《龍装鬼 オブザ08号》''を手札に戻すことができますか?
A.いいえ、呪文は解決されてから墓地に置かれるので、この呪文を唱えている間はこのカード自体はまだ墓地にありません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31739]]

>Q.''《終焉の開闢》''を唱えました。墓地にクリーチャーがいますが、クリーチャーを1体も手札に戻さないことはできますか?
A.いいえ、墓地にクリーチャーがいる場合は、必ず1体を手札に戻します。(総合ルール 101.3)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34400]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト9,ドラゴンギルド,ドラゴン,マフィ・ギャング,ギャング,凶鬼,パワー8000,コスト軽減,墓地依存自己コスト軽減,自身コスト軽減,W・ブレイカー,cip,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-1000,呪文,コスト3,墓地肥やし,墓地回収,・,SR,スーパーレア,KAWA102,Takaaki Sato);