#author("2025-02-13T10:46:30+09:00","","") #author("2025-03-31T03:29:24+09:00","","") *《&ruby(りゅうそきごう){龍素記号};&ruby(エスアール){Sr}; スペルサイクリカ》 [#j050aae6] |龍素記号Sr スペルサイクリカ SR 水文明 (7)| |クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 6000| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに手札に加える。| |このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに山札の下に置く。| [[DMR-13]]で登場した[[水]]の[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]。 [[コスト7以下]]の[[呪文]]を[[墓地]]から[[唱え>唱える]]、それを[[手札]]に戻す[[cip]][[能力]]を持つ。 また、[[置換効果]]によって[[破壊]]されるかわりに自分の[[山札の下]]に送られる。 [[手札]]に戻す手間を挟むことなく、直接[[墓地]]の[[呪文]]を再利用できるのは利便性が非常に高い。さらにそれを手札に戻せるため、得られるアドバンテージはとても大きい。 相性が良いのは[[《焦土と開拓の天変》]]や[[《超次元フェアリー・ホール》]]等の5マナのブースト呪文。[[《ガンヴィート・ブラスター》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]、[[《超次元ガード・ホール》]]などの1枚で大量のアドバンテージを稼ぐ呪文とも組み合わせられる。[[カードパワー]]の高い[[呪文]]を連打するだけでも戦力の差をどんどん広げていけるだろう。 但し、[[墓地]]に[[呪文]]がなければ只の7マナ6000の[[W・ブレイカー]]となってしまうため注意が必要。[[《サイバー・N・ワールド》]]や[[《時空の封殺ディアス Z》]]などを使われるとせっかくの[[能力]]が活かせないので、[[ランデス]]や[[除去]]で対処したい。 序盤で[[ハンデス]]等によって墓地に送られた呪文を唱えて回収できるので、ある程度[[ハンデス]]に対する耐性も付くといえる。特に、このカードを握っている時に[[ピーピングハンデス]]された場合、呪文を捨てても回収されてしまうので相手はこのカードを優先的に捨てることが考えられるため、唱えたい呪文に対する身代わりとしても利用できる。 [[カードパワー]]と[[汎用性]]はともに高く、[[重い]][[呪文]]を使う多くの[[デッキタイプ]]で採用されてきた。が、少しずつ水のドラゴンにこれに負けず劣らずの呪文関連のパワーカードが増えているため、確定で投入できるカードではなくなっている。 **環境において [#ue64a6de] [[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【サイクリカランデス】]]、[[【ミステリー・キューブ】]]の軸として活躍。 [[革命編環境]]では[[《調和と繁栄の罠》]]の使い回しを行う要員として[[【ビッグマナ】]]で活躍し、[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]に対抗できる数少ないカードとして重宝された。その動きを行いたいがために[[4枚積み]]するケースも稀ではなかった。また[[《S級宇宙 アダムスキー》]]の登場によって、このクリーチャーの[[cip]]で[[超次元]]呪文を唱えて[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を[[バトルゾーン]]に出し、[[侵略]]元となる[[水]]の[[コマンド]]を2面展開するという動きが生まれた。 [[革命ファイナル環境]]では[[【5色ジャックポット・エントリー】]]の主要パーツとして名を馳せ、主に[[山札圧縮]]の役割を果たした。[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]でこれを出してからcipで《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》をもう一度唱え、さらに展開する動きが鉄板であった。 登場以降[[殿堂入り]]候補として名高かったが、[[【ビッグマナ】]]が環境に残るための必須カードでもあったため、ある意味では環境の調整役であった。 しかし[[DMR-23]]の発売以降は状況が一変。この[[カード]]が[[【ビッグマナ】]]に必ず入るカードではなくなりつつある。 その収録カードの1つである[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]は、[[呪文]]を大量回収できる可能性があるだけでなく、[[ブロッカー]]、疑似[[マッドネス]]、[[革命チェンジ]]など他にも[[能力]]がてんこ盛りであり、[[マナ基盤]]や革命チェンジ元としても役に立つため、総じてこのカードより腐りにくいのが特徴である。 同じパックに収録される[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]は、呪文回収は付いておらず踏み倒す呪文が水文明限定になっているものの、5コストを支払うか[[S・トリガー]]で踏み倒すことでこのカードより簡単にバトルゾーンに出せる上にカウンターにも使える。 [[新章デュエル・マスターズ]]期には[[【青黒ハンデス超次元】]]に[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]と共に積んで重量級の呪文を[[手札]]や[[墓地]]からタダで使い回すプレイングが見られるようになった。[[《異端流し オニカマス》]]のおかげで【青黒ハンデス超次元】は終盤が強くなり、やや重めのこのカードも重要視されるに至っている。 [[双極篇]]になると[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]と、継続性が高く居座ればより大きなアドバンテージを稼げる水のドラゴンがまたしても登場。採用率に陰りが見え、枠に余裕があれば単純な墓地回収として1枚入るようなポジションに甘んじるようになった。 だからといってそのまま環境から完全に姿を消したわけではなく、寧ろ[[超天篇]]では[[【チェンジザドンジャングル】]]における[[1枚積み]]枠として使われるようになった。回収力は《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》にはない武器であり、《龍装艦 チェンジザ》も単体では墓地の呪文は回収できないため、キッチリと差別化できていると言える。それらとは[[コマンド]]である点でも差別化できており、[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]などの[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]と異なりコマンドによる封印外しで復帰可能な[[封印]][[除去]]がそこそこ[[超天篇環境]]で見られるためこの点は馬鹿にできない。[[DMRP-11]]期に【チェンジザドンジャングル】が環境落ちしてからしばらく雌伏の時を過ごしていたが、[[DMRP-12]]期に[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]が成立するとそちらのデッキの主要パーツとして活躍。 [[十王篇]]が開始した[[DMSD-14]]・[[DMSD-15]]期にはこれを投入した[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#dokkan4c]]が[[チャンピオンシップ]]優勝を果たした。主に[[《ヨミジ 丁-二式》]]で[[リアニメイト]]して[[《“魔神轟怒”万軍投》]]を使い回す役割、[[《ひみつのフィナーレ!》]]をループさせる役目を与えられていたのだと見られる。 その後2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て、[[《ブレイン・ストーム》]]型の[[【白青赤ドラグナー】]]で活躍を見せる。山札に[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]を仕込み、手札にこのカード、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]を抱えておけばリーサルを組むことができるのである。 [[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の登場以降は[[アドバンス]]・[[オリジナル]]を問わず[[【5色コントロール】]]系統のパーツの座をそちらに譲ったが、[[【青黒緑デッドダムド】]]系統では色の関係上そちらでは代用できないカードとしてしばらく一定数使われていた。時々[[王来篇]]で入賞を果たす[[【青黒緑シャコガイル】]]でも同様である。やがて[[【青黒緑デッドダムド】]]のパーツとしては脱落したが、[[DMEX-17]]期からポツポツと[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]での入賞が報告されるようになった。 [[アビス・レボリューション環境]]時点では[[白青]]構築で[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]基盤の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]が主な居場所。[[【ブレスラチェイン】]]でもポテンシャルを認められており、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を押し出して主流[[コンボパーツ]]となっている。[[【アカシック3】]]にメインループに関与しない[[墓地回収]]感覚のカードとして[[1枚積み]]される場合も。 [[《ヨビニオン・マルル》]]により2→4→7の動きが劇的に強化されたが、結局[[【青黒緑マルル】]]ならコントロールする以前に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]+αで雑殴りした方が強いため、一応これを入れた型の入賞は報告されはしたものの、そちらでの活躍の機会はほぼない。精々が[[《ブレイン・スラッシュ》]]とのくっつきを考慮されて1枚ほぼ挿される程度である。 [[《ヨビニオン・マルル》]]により2→4→7の動きが劇的に強化されたが、結局[[【青黒緑マルル】]]ならコントロールする以前に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]+αで雑殴りした方が強いため、一応これを入れた型の入賞は報告されはしたものの、そちらでの活躍の機会はほぼない。精々が[[《ブレイン・スラッシュ》]]とのくっつきを考慮されて1枚ほど挿される程度である。 [[【ブレスラチェイン】]]を見るにコンボデッキのパーツとしてはまだまだ現役だが、コントロールの手段としては後進に道を譲った感がある。 [[【青黒緑インターステラ】>【青黒緑マルル】]]が成立すると、5枚目の[[《偽りの月 インターステラ》]]として1枚程度挿されるケースも見られるようになった。 **ループコンボ [#xad26024] -[[《フォース・アゲイン》]]とは[[コンボ]]できないが、[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]での出し入れは[[破壊]]ではないため、問題なく[[コンボ]]可能。1枚の[[カード]]で2枚[[呪文]]を踏み倒しつつ[[手札]]に戻るため、[[《ボルバルザーク・エクス》]]などを絡めて[[《ショック・ハリケーン》]]等を使いまわせば[[無限ループ]]が成立する。もう1枚の呪文の枠を[[《トンギヌスの槍》]]にすれば[[即死コンボ]]となる。その際には18[[マナ]]が必要となる。 -ちなみに[[《トンギヌスの槍》]]を[[《超次元ガロウズ・ホール》]]に変えると[[《ヴォルグ・サンダー》]]を無限に出せるようになる。[[《超次元ガロウズ・ホール》]]で[[《ボルバルザーク・エクス》]]を戻せるのでこちらの場合は14[[マナ]]で可能。 -[[殿堂ゼロデュエル]]限定であるが[[《母なる大地》]]とのコンボも存在する。(>[[【大地サイクリカ】]]) [[《母なる大地》]]で《スペルサイクリカ》を出すと、もう一度[[《母なる大地》]]を使って別の[[クリーチャー]]を踏み倒しつつ、《母なる大地》が[[手札]]に戻ってくるという、[[【ラララオプティマス】]]とほぼ同様の効能がより手軽に行えてしまう。そのため[[マナ回復]]ができるクリーチャー([[《ボルバルザーク・エクス》]]など)がマナにあればループが成立する。 他にも[[《龍罠 エスカルデン》>《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》]]を使う無限ブーストや、[[《マーシャル・クロウラー》]]と2枚の《母なる大地》を使用する無限[[暴発]]ループも存在する。 **その他 [#v96ac254] -破壊される時に[[山札の下]]に送られる効果は[[《フォース・アゲイン》]]で使い回される事を危惧して付けられた効果だろう。しかしむしろそのせいで[[《転生プログラム》]]の性能を最大化することとなり、結局[[《転生プログラム》]]で使いまわされる結果を生むこととなった。(>[[【転生サイクリカ】]]) -[[破壊置換効果]]は当然破壊以外の[[ゾーン]]変更を置き換えることはない。この点から[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]で使い回すという抜け道があり、[[【サイクリカランデス】]]などでこれが活かされた。 -墓地の呪文が1枚減るので、後続の呪文に対する[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]の影響を多少軽減することができる。当然ながら回収する呪文によっては[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]を除去することも可能。 -[[《ミステリー・キューブ》]]との相性は特筆すべきもの。そちらの[[効果]]で出た場合は再利用することができる。また、[[クリーチャー]]以外がめくれたとしても1マナ[[ブースト]]できるので、次のターン[[マナチャージ]]すれば手札から[[召喚]]して[[唱える]]ことができる。前述の通りハンデスに対する耐久力を上げることも相性の良さに拍車を掛けている。 -[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]との相性もよい。[[《超次元フェアリー・ホール》]]や[[《焦土と開拓の天変》]]を唱えて《キリコ³》の早期降臨をサポートし、[[バトルゾーン]]に残ったあとは[[進化元]]になる。 -[[プレミアム殿堂]]しているが、[[《アクア・メルゲ》]]との相性もそこそこ良い。場に出ながら墓地に唱えたい呪文を置け、さらにドローできる。出したはいいが墓地に唱えたい呪文が無いという問題を解決してくれるであろう。また、[[ドラゴン・サーガ]]でフィーチャーされている種族[[リキッド・ピープル]]でもある。 -かなりもったいない使い方だが、[[《ヒラメキ・プログラム》]]を唱えれば手札消費0〜1枚で8[[コスト]][[クリーチャー]]に繋げられた。しかし、[[《ヒラメキ・プログラム》]]の[[プレミアム殿堂]]と[[裁定]]変更によって不可能になった。 -[[《超次元ガロウズ・ホール》]]とはお互いを出し入れし合う事ができるため相性がいい。 -水のコマンドなので完全に相手の行動をロックした後は[[《S級宇宙 アダムスキー》]]に侵略して安全なフィニッシュに向かうという使い方もできる。7マナと侵略元としては重いが、相手の行動を[[ロック]]できた頃にはそれも[[デメリット]]とはならないだろう。 -相手を[[ロック]]する呪文と組み合わせると、相手は何もできない一方でこちらは着実に2打点が増えるため、[[中速ビートダウン]]の主戦力として考えることもできる。[[【ザ・ユニバース・ゲート】]]での《サイクリカ》はまさにこの考え方に則っている。第1回[[公認グランプリ]]では[[《シヴィル・バインド》]]と[[《調和と繁栄の罠》]]を繰り返し使って安全を確保しながら《サイクリカ》で盾をジリジリと削りに行く「サイクリカビート」がTOP8に入賞している。 -[[DMR-13]]の[[スーパーレア]]の中でも屈指の[[汎用性]]を持ち、多くの[[メタデッキ]]で採用され続けたため[[シングルカード]]相場も高止まり状態が続いていた。が、[[DASHゴールデンリスト]]解禁後の[[DMX-24]]で早速[[再録]]。相場はようやく下落の兆しを見せた。&br;とはいえ、[[DMX-24]]は[[エキスパンション]]自体の単価が高く、《サイクリカ》自身複数採用が多かったため、他の[[スーパーレア]]と比べて高い水準ではあった。 --[[双極篇]]以降は前述の通り採用枚数を抑えた構築がざらになり、度重なる[[再録]]もあって以前に比べると安価で手に入るようになった。 -初めて[[ウルトラゴールデンカード]]で[[再録]]された[[スーパーレア]]である。 -「Sr」はレアリティが[[スーパーレア]]であることにちなんだものだろう。&br;また、呪文(spell)を再生利用(recycle)する能力ともかけられているのかもしれない。 --ちなみに現実世界の元素記号「Sr」は「ストロンチウム」という金属である。炎色反応が紅色であるこの金属は、花火や発煙筒などに利用されている。 -アニメ「VS」では第13話で[[べんちゃん]]が[[サソリ]]戦で使用。[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]を唱えた。 -アニメ「[[デュエル・マスターズ キング]]」では第7話でかつてのそれぞれの[[文明]]を代表する[[ドラゴン]]のイメージとして[[DMBD-09]]のこのカードが登場した。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第22話で[[《アビスベル=覇=ロード》]]による賞金首を紹介する場面にて水文明の代表としてイラストのみ登場。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#x1652cd1] |龍素記号Sr スペルサイクリカ SR 水文明 (7)| |クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 6000| |W・ブレイカー| |バトルゾーンに出た時、自分の墓地からコスト7以下の呪文1枚をコストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に加える。(自分の《龍素記号Sr スペルサイクリカ》のこの効果は、各ターン1回のみ発動する)| |破壊される時、かわりに山札の一番下に置く。| [[DMPP-22]]で登場。[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]は名称指定[[ターン1]]制限となったことでTCG版のような無限ループコンボには使えなくなった。 -[[《ヒラメキ・プログラム》]]を無規制で組ませることができる。あちらも《母なる大地》と同様にコストが上がる調整を受けているが、踏み倒しで唱えるならTCG版と同様に運用できる。 あくまで一例だが、[[《コッコ・ルピア》]]→[[《ガロウズ・極楽・カイザー》]]経由で、5ターン目に3回《ヒラメキ》できるので、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》→コスト8→コスト9にも届く。 -[[《ホーガン・ブラスター》]]の唱え直しができる水の[[マナ基盤]]になる[[ドラゴン]]なため、[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]でも採用できるかもしれない。そうでなくても[[《メンデルスゾーン》]]や[[《龍の呼び声》]]で相互に利用ができる。 [[《龍の呼び声》]]はデッキ内の[[ドラゴン]]が少なくても1ブーストはできる。 --ただし、《サイクリカ》で《ホーブラ》を踏み倒してから《サイクリカ》が捲れてしまうと、2回目のcipが発動しなくなっている点に注意。 -[[《超次元リュウセイ・ホール》]]などの[[超次元呪文]]を毎ターン使い回してもいい。 --同種の呪文を2回詠唱することで[[P'S覚醒リンク]]できるクリーチャーは、[[DMPP-22]]時点では[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]][[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]][[《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》]][[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]][[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]が存在しており、ターンをまたぐ形になるがそれらのサポートになるだろう。 -[[シークレットカード]]があり、[[Yuukoo009]]氏による描き下ろしイラストで《スペルサイクリカ》の全体像が描かれている。 //--TCG版を含めても《スペルサイクリカ》のイラスト違いは初。 //シクなら結構な数該当するのでは? かなり昔では第4弾の《悪魔聖霊バルホルス》も初イラスト違いがデュエプレだし。 -第4回にじさんじコラボの[[プライズ]]版では《スペルサイクリカ》風ゲーミングチェアに座った[[社築]]が描かれており、ボイスも彼が担当している。 -[[DMPP-29]]実装直後(2025年1月23日)から、2025年1月27日までの間、呪文踏み倒しの[[ターン1]]制限が機能していない不具合があった。 ***環境において [#d708a645] [[【大地サイクリカ】>【大地サイクリカ】 (デュエプレ)]]が成立した。 毎ターン手札に[[《母なる大地》]]、マナゾーンに《龍素記号Sr スペルサイクリカ》、バトルゾーンに[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]がある状態にできるため、相手が[[ランデス]]ロックから抜け出せない場合に悠々と[[ワンショット]]できる[[【ヴィルヘルムコントロール】>【ヴィルヘルムコントロール】 (デュエプレ)]]といった具合である。 《スペルサイクリカ》とコスト7の[[《母なる大地》]]の相性の良さは、《母なる大地》の実装された[[DMPP-17]]、ひいては「[[&color(white,green){''ある伝説のカードがあった''};>https://twitter.com/dmps_info/status/1594302034206810112]]」という匂わせの告知の時点からコスト7以下かコスト8以上かを議論する動きがあるほどの共通認識があり、実際に2023年10月19日に[[次回のアップデートで《母なる大地》を《スペルサイクリカ》で唱えられないよう調整する>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/7291]]と発表されても「[[《ロスト・ソウル》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]や[[《ガンヴィート・ブラスター》]]がデュエプレではコスト8になっているから仕方ない」、「紙からのファンなら絶対気づく明らかなぶっ壊れコンボを、わずかな期間だけど使わせてくれてありがとう」と比較的和やかな雰囲気で見送られた。 ところが、別に[[《母なる大地》]]が唱えられなくなってもサブプランをメインプランに押し上げる形で[[リペア]]され、[[DMPP-22]]の最後まで[[【大地サイクリカ】>【大地サイクリカ】 (デュエプレ)]]の類似レシピは環境に残った。 次弾である[[DMPP-23]]では[[New Division]]で[[《超次元リュウセイ・ホール》]]と[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]を同時に失い、[[ビッグマナ]]運用は姿を一気に消した。 TCG版の[[構築済みデッキ]]である[[DMBD-09]]のレシピで想定された運用のように、唱え終わって墓地にある[[《フェアリー・シャワー》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]を再利用するために[[【カイザー「刃鬼」】>【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)]]で採用もできなくはないが、[[《超次元リュウセイ・ホール》]]の味を知ってしまった旧プレイヤーはそれ以外の呪文を墓地詠唱してもアドバンテージが小さいということで《スペルサイクリカ》に依存せず回せるレシピがメジャーとなる。 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》は[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]や[[《龍素解析》]]などのガチャデッキが就職先となり、この時点では打って変わって「環境トップデッキ」の常連ではなくなってしまった。 [[DMPB-04]]期には[[【サインシューゲイザー】>【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]が成立し、そちらで採用されて再び環境デッキのパーツとして活躍した。このデッキにおいては[[《超合金 ロビー》>《絶超合金 ロビンフッド》]]や[[《エマージェンシー・タイフーン》]]など予め[[墓地肥やし]]手段が[[コスト踏み倒し]]の使いやすさに寄与している。 まず[[《インフェルノ・サイン》]]で《龍素記号Sr スペルサイクリカ》を[[リアニメイト]]し、[[ターン1]]で《インフェルノ・サイン》を唱えて《スペルサイクリカ》以外のクリーチャーを[[リアニメイト]]する実質無料2打点として間に挟まる形で使われる。 ***2023月10月26日メンテナンス前のテキスト [#q0eda64d] |バトルゾーンに出た時、自分の墓地からコスト7以下の呪文1枚をコストを支払わずに唱えてもよい。そうした場合、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の手札に加える。(《龍素記号Sr スペルサイクリカ》のこの効果は、各ターン1回のみ発動する)| ()部分の能力に「自分の」というプレイヤー指定表記がなかった。 -このテキストだった時代は、[[《母なる大地》]]のコストが7で、[[cip]]で唱えることができた。[[ターン1]]でも変わらず相性は良い。[[《ボルバルザーク・エクス》]]と同様、自分の盤面が空でもマナ利用の権利引き換え券になる上、《ボルバルエクス》だと手札消費がネックだったところ、《スペルサイクリカ》は逆に墓地から手札に《母なる大地》を回収しながらマナゾーンから好きなクリーチャーと出し入れできる。 --その後[[【大地サイクリカ】 (デュエプレ)]]が誕生したのは言うまでも無いだろう。2023月10月26日メンテナンスをもって[[《母なる大地》]]がコスト8になりシナジーは消滅した。 **関連カード [#t254b466] -[[《龍素記号Mm スペルサイケデリカ》]] -[[《龍素知新》]] -[[《龍装艦 スペルエビート》]] -[[《龍風混成 ザーディクリカ》]] -[[《パラディソ <サイクリカ.Star>》]] -[[《龍素記号wD サイクルペディア》]] -[[《頂上龍素 サイクリタ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#e8498904] -[[DMR-13]]、[[DMPP-22]](通常版)、[[DMPD-09]]&br;'''龍素実験中に偶然発見された龍素記号Sr。その結晶体であるスペルサイクリカは、失った[[知識>呪文]]を取り戻す力を持っていた。''' -[[DMBD-09]]&br;'''[[カイザー「刃鬼」>《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の満ち溢れる力……これほどの龍素を持った者に出会うのは初めてだ……もしかしたら龍素以上の力があるのかもしれぬ。― 龍素記号Sr スペルサイクリカ''' -[[DMBD-13]]&br;'''すべての可能性を重ね合わせる奇跡を起こした[[リュウセイ・ザ・ファイナル>《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]。その代償として生きてきた軌跡である記憶を失い、超獣世界を放浪することとなった。''' -[[DM23-EX2]]&br;'''[[《レアリティ・レジスタンス》]]。この[[呪文]]によって《龍素記号Sr スペルサイクリカ》も[[手札]]に戻るため、1ターンのうちに[[《卍 新世壊 卍》]]を完成させない限り、毎[[ターン]]《卍 新世壊 卍》を手札に戻し続ける動きが可能となるのだ。 ― [[超CS]]Ⅲ 準々決勝より''' -[[DM24-EX3]]&br;'''[[∞ちゃん>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]優勝したばい!笑顔ばりかわいいけん、独り占めできてラッキーばい! ― [[蒼斬しのぶ>《斬隠蒼頭龍バイケン》]]''' -[[DMPP-22]](シークレット)&br;'''跪け。我の龍素こそ絶対なり。――龍素記号Sr スペルサイクリカ''' -[[DMPB-06]]&br;'''我は、龍素の最高傑作。――龍素記号Sr スペルサイクリカ''' -[[プライズ]]&br;'''こいつの力、味わってみるか?――[[社築]]''' **収録セット [#h6d2d3f5] ***[[デュエル・マスターズ]] [#yc9e2efd] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」>DMR-13]](S2/S5) --[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](S4/S5) --[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]](G1/G5)([[ウルトラゴールデンカード]]) --[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」>DMBD-09]](5/20) --[[DMBD-13 「クロニクル最終決戦デッキ 覚醒流星譚」>DMBD-13]](10/26) --[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](8/112) --[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](13/60) -illus.[[Hayaka Asari]] --[[DM24-EX3 「刺激爆発デュエナマイトパック」>DM24-EX3]](TD4/TD16) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] -CV:[[熊谷海麗]] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]] --[[DMPD-09 「光水火自然刃鬼」>DMPD-09]] --[[DMPB-06 「LEGEND OF PLAY'S 2025」>DMPB-06]]([[DMX-24]]版) -illus.[[Yuukoo009]] --[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]([[シークレット>シークレットカード]]) -CV:[[社築]] -illus.[[Murakami Hisashi]] --[[プライズ]] **参考 [#bf7bf46f] -[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]] -[[cip]] -[[コスト]] -[[呪文]] -[[墓地]] -[[コスト踏み倒し]] -[[唱える]] -[[置換効果]] -[[手札]] -[[W・ブレイカー]] -[[破壊置換効果]] -[[山札の下]] -[[【ミステリー・キューブ】]] -[[【転生サイクリカ】]] -[[【大地サイクリカ】]] -[[【サイクリカランデス】]] -[[【ザ・ユニバース・ゲート】]] -[[【ナウ・オア・ネバーループ】]] -[[【大地サイクリカ】 (デュエプレ)]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について >Q.[[《目的不明の作戦》]]や''《龍素記号Sr スペルサイクリカ》''の効果で、墓地にある[[《ライト・ブーメラン》]]を唱えました。唱えた後、このカードはどのゾーンに移動しますか? A.マナゾーンにあります。[[《目的不明の作戦》]]や''《龍素記号Sr スペルサイクリカ》''の置換効果は適用されません。 #region2((総合ルール 609.2)){{ :609.2. |置換効果はしかるべきイベントが発生するよりも前に存在しなくてはいけません。「時間をさかのぼって」既に起きたことを変えることはできません。 }} [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38772]](2020.11.13) >Q.自分のターン中、自分の[[《アクア・メルゲ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の呪文側を使って、手札から''《龍素記号Sr スペルサイクリカ》''をバトルゾーンに出し、手札に戻しました。[[《アクア・メルゲ》]]の「自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力を使って手札を1枚捨ててカードを1枚引き、その捨てた呪文を''《龍素記号Sr スペルサイクリカ》''の「出た時」の能力で唱えられますか? A.はい、唱えられます。 #region2((総合ルール 603.2,605.1.)){{ :603.2. |誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。 ::603.2a |ステップの開始時に、「はじめに」誘発する能力がすべて誘発します。 ::603.2b |誘発型能力は、その誘発条件を満たすたびに一度だけ誘発します。しかし、そのイベントが複数の出来事を含んでいる場合、複数回誘発することもあり得ます。&br;例: 「いずれかのクリーチャーが破壊されるたび」という誘発条件の能力を持つクリーチャーがいるときに、複数のクリーチャーが同時に破壊された場合、その能力は破壊されたクリーチャーと同じ数だけ誘発します。 ::603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。 ::603.2d |能力は、その誘発イベントが実際に発生したときにのみ誘発します。置換されて行われなかったイベントによって誘発することはありません。&br;例: クリーチャーが墓地に置かれることによって誘発する能力は、クリーチャーを墓地に置く代わりに他のゾーンに置いた場合には誘発しません。 ::603.2e |誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。 ::603.2f |誘発型能力の使用宣言は、カードの使用宣言とは異なります。誘発型能力の使用宣言とは、その誘発型能力を持つカードの持ち主であるプレイヤーだけがその能力の誘発を確認できる状況において(手札にある場合など)、そのプレイヤーがそのカードを見せて宣言することです。宣言されてはじめてその誘発型能力が誘発します。これは 603.2 の例外です。 :605.1. |解決にあたって、待機状態の効果のうちターン・プレイヤーから自分の効果を好きな順番で解決していきます。効果がいつ待機したかの順番は関係ありません。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41273]](2022.5.20) -3つ目の能力について >Q.[[《フォース・アゲイン》]]で破壊した''《龍素記号Sr スペルサイクリカ》''を山札の下からバトルゾーンに出せますか? A.いいえ、出せません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32493]](2019.9.30) &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,クリスタル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー6000,W・ブレイカー,cip,コスト7以下,墓地詠唱,墓地回収,呪文サポート,コスト踏み倒し,呪文コスト踏み倒し,置換効果,詠唱後置換効果,自己山札送り,SR,スーパーレア,トレジャー,キャラプレミアムトレジャー,Murakami Hisashi,Hayaka Asari,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),クリスタル・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),コスト7以下 (デュエプレ),墓地詠唱 (デュエプレ),墓地回収 (デュエプレ),呪文サポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),ターン1 (デュエプレ),置換効果 (デュエプレ),詠唱後置換効果 (デュエプレ),自己山札送り (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Murakami Hisashi (デュエプレ),Yuukoo009 (デュエプレ),Murakami Hisashi (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ));