#author("2025-08-29T00:47:03+09:00","","")
#author("2025-08-31T21:49:17+09:00","","")
*《&ruby(りゅうひじん){龍秘陣}; &ruby(ジュラシック・パニック){古代龍万歳};》 [#wf80ca2a]

|龍秘陣 古代龍万歳 R 自然文明 (6)|
|呪文|
|自分のマナゾーンにあるドラゴン1体につき、自分の山札の上から1枚目を見る。その中から好きな数のドラゴンを自分のマナゾーンに置く。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。|

[[DMR-15]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

自分の[[マナゾーン]]にある[[ドラゴン]]と同じ枚数を[[山札の上]]から見て、その中から好きな数の[[ドラゴン]]を[[マナゾーン]]に置くことができる。

[[マナゾーン]]に[[ドラゴン]]を必要とし、更に[[マナブースト]]できるカードも[[ドラゴン]]のみなので[[ドラゴン]]の比率が高い[[デッキ]]でなければ採用する意義は薄い。
使える[[デッキ]]が限定される分その効果は強力で、[[ドラゴン]]中心の[[デッキ]]であれば6[[マナ]]の時点で最大6[[マナブースト]]できる可能性を秘めている。

[[《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》]]や[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]、各種[[S・トリガー]]持ちドラゴン達を採用すれば無理なデッキ構成ではない。
大量[[マナブースト]]カードにしては珍しく[[マナ]]は[[アンタップ]]状態で置かれるので、ここから更にこの呪文、もしくは[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]などに繋げることも出来る。[[多色]]カードがマナゾーンに置かれない限り、使用すると複数マナ回復していく可能性を持つ点も見逃せない。

[[ドラゴン]]を極端に多くした構成の[[デッキ]]でなければ大量のマナブーストは難しいが、同[[コスト]]の[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]等の類似カードをも凌駕するポテンシャルを秘めていると言える。デッキによっては、2コスト軽い[[《クリスタル・フュージョン》]]、[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]として利用する事も不可能ではない。
それらと比べて、4マナ貯めれば一応合格だろう。

同弾で相性がよいカードは[[《連鎖類寄生目 パラスレックス》]]と[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]。
前者はマナに[[パラス]]を集める際に役立ち、後者は[[龍解]]しても十分なマナを残しておける点で噛み合っている。
また、[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]などで何度も唱えたり、[[ライブラリアウト対策>敗北回避]]として[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]を立てるのも手。

しかし、6マナと重く序盤に引くと腐る上に、ドラゴンしかマナゾーンに置けないため安定感も無く、マナブーストの期待値もそこまで高くなかったため、登場から長らく評価は低かった。
せいぜいカジュアル寄りの[[【連ドラ】]]や[[【ベートーベン】]]などで採用される程度であり、環境とは縁がなかった。
[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]が登場するとそれを主軸としたループに必要な大量のマナを供給するために採用されるようになったが、やはり出番は[[ファンデッキ]]での運用に限られた。

後に登場した[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]は[[バトルゾーン]]に相手の起点となる[[クリーチャー]]さえあればデッキをドラゴンに寄せなくともマナゾーンにあるカードと同じ枚数の[[マナブースト]]ができる上に最低でも2打点が残るため、あちらの下位互換じみた存在となってしまったと言える。

-[[マナブースト]]は任意の枚数選んで置くことができることをしっかり覚えておきたい。ブーストする枚数を調整すれば、過剰なブーストで山札切れを起こす心配はない。
--裏技的な使い方として、マナゾーンのドラゴンが山札の枚数を超えていれば、''山札の全カードを好きな順序に入れ替えることができる''。現実的には[[ドラゴン]]が[[マナゾーン]]に10枚以上落ちた終盤あたりに狙えるだろう。
例えば、[[山札の上]]を[[ドラゴン]]ばかりにすれば[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]]のヒット率を100%にできる。
ただ、それなら[[文明]]は違うが[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]もあるので、メインの使用は[[マナ加速]]用だろう。あくまで裏技は、2枚目のこの呪文を使う場合として覚えておきたい。
--裏技的な使い方として、山札を超える枚数のドラゴンがマナゾーンにあれば、''山札の全カードを好きな順序に入れ替えることができる''[[山札操作]][[呪文]]と化す。この場合、[[マナブースト]]をほとんど、あるいは全く行わなくても良い。
---例えば、[[山札の上]]に[[ドラゴン]]を集中させれば[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]]を連続ヒットさせることができる。
---現実的には[[ドラゴン]]が[[マナゾーン]]に10枚以上落ちた終盤あたりに狙えるだろう。他ならぬこの[[呪文]]が[[マナゾーン]]の[[ドラゴン]]を増やす[[呪文]]なので、2回目以降の詠唱で上記の性能を発揮しやすい。逆に言えば[[山札操作]]メインでの運用は難しく、あくまで[[マナブースト]]のおまけと割り切った方が良い。

-[[マナゾーン]]に[[ドラゴン]]が無い場合は何も起こらない。

-[[《メンデルスゾーン》]]の流行や爆発力のあるマナ加速を加味されてか、[[DASHゴールデンリスト]]に指定されていた。開発側は相当実用性を考慮していたのだろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#s67aefe0]

|龍秘陣 古代龍万歳 UC 自然文明 (6)|
|呪文|
|自分のマナゾーンにあるドラゴンの数だけ、自分の山札の上から見る。その中から好きな数のドラゴンをマナゾーンに置く。残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。|

[[DMPP-23]]で実装。[[アンコモン]]になり、山札下に置く順番はランダムになった。

-[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]において[[AD殿堂]]している[[《龍仙ロマネスク》]]の2枚目以降として採用を検討できる。当デッキのようなドラゴン比率の高い構築であれば[[《ダンシング・フィーバー》]]以上の働きを期待できる。

-[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]などの多量マナ加速するカードはデュエプレでは擬似[[タップイン]]に弱体化される傾向があるが、このカードはそういった調整を受けていないため使用可能マナを増やせる。

-[[DMPX-02]]で[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]が自己[[マナ召喚]]追加の上方修正を施され実装。《龍秘陣 古代龍万歳》で使用可能マナを5以上用意できれば[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]から《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》の[[チェイン・コンボ]]即始動につなげられるため相性が良い。

**[[サイクル]] [#bfd6726f]
[[DMR-15]]の「龍秘陣」サイクル。いずれも自分のマナゾーンのドラゴンの枚数に関係している。
-[[《龍秘陣 ヘブン・アンセム》]]
-[[《龍秘陣 龍知の計》]]
-[[《龍秘陣 滅殺の咆哮》]]
-[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]
-''《龍秘陣 古代龍万歳》''

**[[フレーバーテキスト]] [#xe1e2ea1]
-[[DMR-15]]、[[DMPP-23]]&br;'''[[マナ武装]]と[[龍解]]によって激化した『[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(背景ストーリー)]]』が、W[[マナ武装]]と龍秘陣によってさらに激しくなるんです! ---アクア実況者 [[オガプー>《T2・オガプー》]]'''

**収録セット [#a7fdfcba]
***[[デュエル・マスターズ]] [#xc07a5b9]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMR-15 「ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ」>DMR-15]](19/55)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#v0a73ccc]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]]

**参考 [#fa975fce]
-[[マナゾーン]]
-[[ドラゴン]]
-[[山札の上]]
-[[見る]]
-[[マナブースト]]
-[[山札の下]]
-[[山札操作]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト6,ドラゴンサポート,1体につき,サーチ,マナブースト,・,R,レア,MATSUMOTO EIGHT,呪文 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),ドラゴンサポート (デュエプレ),1体につき (デュエプレ),サーチ (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),MATSUMOTO EIGHT (デュエプレ));