#author("2024-08-21T18:43:43+09:00","","")
#author("2024-11-21T19:12:04+09:00","","")
*《&ruby(りゅうはどうくうぼ){龍波動空母}; エビデゴラス》 [#h9c8bfce]

|龍波動空母 エビデゴラス VIC 水文明 (4)|
|ドラグハート・フォートレス|
|自分のターンのはじめに、カードを1枚引いてもよい。|
|龍解:自分がカードを引いた時、それがそのターンに引く5枚目のカードであれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。|
|(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]|

[[DMR-14]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[水]]の[[ドラグハート・フォートレス]]。

自分の[[ターン]]のはじめに[[カード]]を1枚[[任意]]で引く[[能力]]を持つ。
[[龍解]]するには、[[ターン]]中5枚目の[[ドロー]]をした段階で[[バトルゾーン]]に存在すればよい。

まさに[[ドラグハート]]版[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]といったスペックだが、注目すべきは[[フォートレス]]であるという点。
現在[[フォートレス]]自体を対象とする[[除去]]は存在せず、[[除去]]するには[[《龍脈術 落城の計》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]といった[[カード指定除去]]に頼るしかない。
[[《時空の封殺ディアス Z》]]でも消せるが、相手が選ぶ上、増えた手札を身代わりにされるのがオチなので効きづらい。

したがって、同じ[[能力]]の先輩方と比較しても格段に場持ちが良い。
いったん場に出せば、[[バトルゾーン]]を[[離れる]]ことはまずないと言って問題ない。

[[龍解]]条件もある程度自己完結しており、自身の[[能力]]と[[ターン]]開始時の通常[[ドロー]]も含まれるので、実質3枚ドロー出来れば[[龍解]]可能となる。
単純に[[バトルゾーン]]に《エビデゴラス》が4枚あると、それだけで[[龍解]]することができる。
そこまで[[オーバーキル]]をしなくても、1枚目を出した後で[[メインステップ]]や[[攻撃ステップ]]で3枚引けば、それだけで[[裏返す]]ことが可能。

[[龍解]]後は[[龍回避]]を持つ[[クリーチャー]]となり、総じて[[除去]]耐性は異常といってもいいほど高い。

[[ビクトリー]]の名に恥じぬ[[汎用性]]を有する性能と言えよう。

-[[ドラゴン・サーガ]]のカードでは3枚引く方法として以下のような方法がある。

+[[《ブレイン・ストーム》]]
+[[《電脳決壊の魔女 アリス》]]
+[[《龍脈術 水霊の計》]]
+[[《理英雄 デカルトQ》]]
+[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]
+ドラグナーで[[《真理銃 エビデンス》]]を出した後に[[《龍素力学の特異点》]]

-それ以外の方法としては、無駄なく条件を満たせる[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]や[[《ガールズ・ジャーニー》]]に[[《サイバー・ブック》]]、[[リキッド・ピープル]]を併せ持つ[[水]]の[[ドラグナー]]からそのまま[[進化]]できる[[《超閃機 ジャバジャック》]]や[[《革命龍程式 プラズマ》]]、[[《フェアリー・ギフト》]]などでの頻繁な手札消費と相性が良い[[《サイバー・N・ワールド》]]などが挙げられる。

-自他のターンを問わないため、相手のターン中でも[[《サイバー・N・ワールド》]]などで5枚引けば[[龍解]]できる。ただし、[[ドロー]]も自他を問わないように読めるが、こちらは自分自身の[[ドロー]]しか反応しない。

-[[龍解]]条件から、[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]の[[G・ゼロ]]条件も一緒に満たしやすい。《エビデゴラス》1枚からでも条件を満たせるようになる[[《超閃機 ジャバジャック》]]を使うと出しやすいだろう。

-呼び出せる[[ドラグナー]]のうち、最も[[コスト]]が軽いのは[[《龍覇 メタルアベンジャー》]]および[[《龍覇 M・A・S》]]の2枚。[[超次元]][[呪文]]とは違って[[クリーチャー]]であるため、[[《フェアリー・ギフト》]]で早出ししやすいといった利点もある。8枚体制で素早く出して[[テンポアドバンテージ]]を稼ぐ様は、かつての[[【ギフトミランダ】]]を彷彿させる。
--[[革命編環境]]では色の合う中速以下のデッキで[[《フェアリー・ギフト》]]によって対応する2種のドラグナーを早出ししてから[[《サイバー・ブック》]]などを使って早期に[[龍解]]し、[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]でビートダウンする【エビデゴラスビート】なるサブプランも存在した。

-原則として、最大の対処方法は「出させないこと」である。もし出されてしまった場合は出来るだけ相手が[[龍解]]できないような状況を作り出すか、[[龍解]]されても即座に[[除去]]するか[[《勝利のプリンプリン》]]等で足止めすることを考えたほうがいい。

-[[サイクル]]中唯一の[[ビクトリー]]であり、[[水]][[単色]]の[[ビクトリー]]はこれで3枚目となる。

-[[ターン]]のはじめ、または終わり以外に[[龍解]]できる[[ドラグハート]]の中では[[クリーチャー]]側が[[スピードアタッカー]]を持っていない(他には[[《将龍剣 ガイアール》]]、[[《爆熱DX バトライ武神》]]、[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]など。)[[サイキック・クリーチャー]]とは違い、バトルゾーンに出したターンに5枚のカードを引いて龍解させた場合は[[召喚酔い]]で攻撃できないため注意。

-[[DMX-26]]版は[[龍解]]の[[テキスト]]が「〜[[アンタップ]]してもよい」と[[任意]]かのように誤植されている。後に[[エラッタ]]され、公式サイトにて周知された。

-[[背景ストーリー]]では[[《真理銃 エビデンス》]]の力を水文明の母艦である[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]と融合させたことで誕生したドラグハート。名前も両者から受け継がれている。

-アニメ「VS」では[[べんちゃん]]が使用。[[勝太>切札 勝太]]戦では初めて登場した[[フォートレス]]として一枚使用したが、デュエマ甲子園の[[ルシファー]]戦では二枚出され[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]のお株を奪うW[[龍解]]を決めた。

***[[龍解]]の[[誘発型能力]]について [#bafe2aa2]
-[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]に[[《邪魂創世》]]を当てたら割り込んで[[龍回避]]して、3枚引く時点では《龍波動空母 エビデゴラス》の「自分がカードを引いた時、それがそのターンに引く5枚目のカードであれば」の[[誘発型能力]]のチェックが生きている状態なので、引き終わったらすぐに[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]になれ、結果的に[[スーサイド]]効果を踏み倒せる。
--通常は、[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]の[[置きドロー]]効果で1枚、[[ドローステップ]]で1枚、[[《邪魂創世》]]で3枚とちょうど5枚を達成できる。ただし、このターンすでに5枚目のカードを引き終わっていて、[[《邪魂創世》]]で6枚目以降を引いたのなら[[龍解]]条件を満たしていない。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#tef47556]

|龍波動空母 エビデゴラス PS 水文明 (4)|
|ドラグハート・フォートレス|
|ビクトリーアイコン|
|自分のターン開始時、自分の手札が8枚以下なら、カードを1枚引く。|
|龍解:自分がカードを引いた時、それがそのターン引く4枚目以降のカードであれば、このドラグハートを《最終龍理 Q.E.D.+》のほうに裏返す。|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]|

[[DMPP-23]]で実装。[[《龍覇 M・A・S》]]を入手することで特典として付いてくる。

ドロー効果が自分の手札が8枚以下の時かつ[[強制]]になり、龍解条件に必要なドロー枚数が4枚''以降''に緩和された。

4枚目ジャストを通過したことが条件ではなく、4枚目以降なら毎回満たせる。このターンに[[龍解]]済みの[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]が[[攻撃ステップ]]中に[[龍回避]]で戻っても、[[《アクア新参兵 アイザック》]]など[[アタックトリガー]]で引き直せば新たに1枚引くだけで再び龍解できる。
[[ドラグハート・フォートレス]]は位相がないため、タップしていた[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]で[[龍回避]]していても、再[[龍解]]したらアンタップの《Q.E.D.+》になる。

-デュエプレでは手札上限枚数が10枚という仕様になっている。9枚以上ある時に《エビデゴラス》の効果で引くとターン開始時ドローで引いたカードが上限超過で墓地に行ってしまうため、手札が8枚以下という条件はそれを防ぐための措置と思われる。

-手札が10枚あってターン開始時ドローが上限超過で墓地に置かれた場合、そのカードは「引いた枚数」にカウントされない。

-[[シークレット版>シークレットカード]]では[[Ayane Ozawa]]氏の描き下ろしイラストとなっている。

***テクニック [#n901e035]
-TCG版の項目に[[《邪魂創世》]]使用時の即時[[龍解]]が書かれているが、デュエプレには[[《母なる大地》]]が現役なため、[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]を[[マナ送り]]に選びながらマナゾーンから[[《サイバー・N・ワールド》]]を出すなどの方法で、実際の戦術に組み込むことができる。
特に《N・ワールド》は手札も[[リセット]]するため手札上限近い場合でも確実に4枚目以降のカードを引くことができる。

//-2→6または3→6で[[ドラグナー]]を出す[[マナカーブ]]と相性が良い。前者は[[《龍覇の天啓》]]と[[《フェアリー・ギフト》]]、後者は[[《アクア鳥人 ロココ》]]などで行える。
//「2→6」は間違いではない。2ターン目《ライフ》、3ターン目に2軽減呪文《M・A・S》で2ターン目にコスト2カード、3ターン目にコスト6カードを使っている。
-2ターン目《ライフ》、3ターン目に[[《龍覇の天啓》]]または[[《フェアリー・ギフト》]]で軽減して《M・A・S》などを召喚すれば最速3ターン目で呼び出せるため相性がいい。4ターン目着地を目指すなら3ターン目[[《フェアリー・シャワー》]][[《ライフプラン・チャージャー》]][[《アクア鳥人 ロココ》]]でも可能。

**[[サイクル]] [#q9130b24]
[[DMR-14]]の[[ドラグハート・フォートレス]]サイクル。[[DMR-13]]のマナ武装5呪文サイクルが元となっている。
-[[《浮遊する賛美歌 ゾディアック》]]→[[《賛美の精霊龍 ハレルヤ・ゾディア》]]
-''《龍波動空母 エビデゴラス》''→[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]
-[[《魂喰いの魔狼月下城》]]→[[《魔狼の悪魔龍 ミナゴロッセオ》]]
-[[《天守閣 龍王武陣 -闘魂モード-》]]→[[《熱血龍 ガイシュカク》]]
-[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]→[[《遺跡類神秘目 レジル=エウル=ブッカ》]]

**関連カード [#if3b1a67]
-''Next''
--[[《超龍素要塞 エビデシュタイン》]]

-[[《龍覇 M・A・S》]]
-[[《真理銃 エビデンス》]]

-[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]
-[[《天幕船 ドンデンブタイ》]]

-[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]

-[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b163198e]
-[[DMPP-23]]&br;'''幾何学艦隊の切り札が、遂に戦場へと到着した。'''
-[[DMPP-23]]([[Sec>シークレットカード]])&br;'''「いざ!」「はっしーん!」――[[龍覇 M・A・S>《龍覇 M・A・S》]]&[[最終龍理 Q.E.D.+>《最終龍理 Q.E.D.+》]]'''
-[[プライズ]]&br;'''コユリニウムを注入~!――[[博衣こより]]'''
-[[プライズ]]&br;'''コヨリニウム~注入~!――[[博衣こより]]'''

**収録セット [#a21f1f83]
***[[デュエル・マスターズ]] [#mce4e691]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMR-14 「ドラゴン・サーガ 第2章 暴龍ガイグレン」>DMR-14]](V1a/V2)
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](V4a/V8)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#k7373adf]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]]
-illus.[[Ayane Ozawa]]
--[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]]([[シークレット>シークレットカード]])
-illus.[[NAKAMURA 8]]/[[アートアンフ]]
--[[プライズ]]

**参考 [#s1d50d66]
-[[ドラグハート・フォートレス]]
-[[ターン]]
-[[ドロー]]
-[[龍解]]
-[[カード]]
-[[ターン]]
-[[裏返す]]
-[[アンタップ]]
-[[ビクトリー]]
-[[シークレットカード]]
-[[【白青緑M・A・S】]] (TCG版)
-[[【白青緑M・A・S】 (デュエプレ)]]

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