#author("2025-03-06T12:11:10+09:00","","")
#author("2025-03-06T12:12:05+09:00","","")
*《&ruby(こくしんりゅう){黒神龍};オドル・ニードル》 [#top]

|黒神龍オドル・ニードル P 闇文明 (6)|
|クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 5000|
|''S・トリガー''(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) |
|このクリーチャーはタップして出る。|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。|
|このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、このクリーチャーと相手クリーチャーを破壊する。|

[[DMX-11]]で登場した[[闇]]の[[ドラゴン・ゾンビ]]。

[[タップイン]]で出る[[S・トリガー獣]]で、[[攻撃誘導]]と[[バトルの後]]に自身と相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[能力]]を持つ。

基本的には[[スレイヤーブロッカー]]のような感覚で、相手の一番いらない[[クリーチャー]]と1:1[[交換]]できる[[防御札]]である。ただし、多くの[[S・トリガー]][[ブロッカー]]と異なり[[攻撃できない]][[デメリット]]がないため、無事に[[ターン]]が返ってきたら[[S・トリガー]]を踏んだクリーチャーに[[自爆特攻]]したり、逆[[リーサル]]が組めた際は[[打点]]として[[ワンショット]]に参加したりできる。

[[ウィニー]]をばらまいて過剰打点を作ってくる[[デッキ]]には無力だが、それ以外ならおおよそどんな相手に出しても仕事をする。[[シールド]]が十分に残っているという条件付きだが、最悪[[手打ち]]でも1[[ターン]]の間相手に[[攻撃]]をためらわせる程度の効果はあるだろう。

最大の特徴は、これだけ魅力的な[[受け]]性能を持ちながら[[種族]]が[[ドラゴン]]という点。[[《メンデルスゾーン》]]や[[【連ドラ】]]カードの[[濁り]]にならず、[[《黒神龍グールジェネレイド》]][[《ダーク・ルピア》]]などとも[[シナジー]]する。
[[エピソード2]]当時は[[闇]]の[[カード]]がこれ4枚だけという[[ドラゴン]][[デッキ]]も幅を利かせており、その後もしばらくは[[火]]・[[自然]]軸の[[【連ドラ】]]で見かけることがあった。
同期の[[S・トリガー]][[ドラゴン]]には[[《王龍ショパン》]]もいた(しかも、[[マナ基盤]]としてはこちらより優秀)が、[[S・トリガー]]化が条件付きの上に実質6000[[火力]]にしかならず[[除去]]範囲に難があったため、こちらほど[[汎用>汎用性]]的な活躍はしていない。

**[[ルール]] [#fc40a7b2]
***3つ目の能力について [#kdddbd67]
-この[[能力]]は[[攻撃]]を[[強制]]するのではなく[[攻撃]]対象を自身に限定するものであり、[[《龍神ヘヴィ》]]などの[[能力]]とは異なる。(→「[[可能であれば攻撃する]]」)
--[[DMD-25]]で[[再録]]された時に[[テキスト]]が変更され、挙動がわかりやすくなった。

***4つ目の能力について [#p2ea5c3e]
-[[テキスト]]には「相手の[[クリーチャー]]」「相手[[クリーチャー]]」とあるが、これは[[スレイヤー]]の[[注釈文]]内の「[[相手クリーチャー]]」と同様、「[[バトル]]の相手[[クリーチャー]]」の意味である。

-[[スレイヤー]]と[[逆スレイヤー]]を併せ持ったような[[能力]]であるが、ひとつの[[能力]]になっており、かつこの[[クリーチャー]]と相手[[クリーチャー]]の[[破壊]]のタイミングは同時であるため、[[アクティブ・プレイヤー]]の側から順に処理する。もっとも、[[バトル]]の結果でどちらも[[破壊]]されてないという特殊なケースの時のみ気にするべき話だが。
-[[スレイヤー]]と[[逆スレイヤー]]を併せ持ったような[[能力]]だが、ひとつの[[能力]]になっており、かつこの[[クリーチャー]]と相手[[クリーチャー]]の[[破壊]]のタイミングは同時であるため、[[アクティブ・プレイヤー]]の側から順に処理する。もっとも、[[バトル]]の結果でどちらも[[破壊]]されてないという特殊なケースの時のみ気にするべき話だが。

**他のカード・デッキとの相性 [#o182e3c6]
-[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などの[[タップイン]]でブロッカーなどを無力化されている状態でも1体を足止めできる。

-[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]と組み合わせた場合、[[攻撃]]や[[火力]]だけでは突破できない強力な壁となる。

//-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と並ぶと、どちらかが退場しない限り相手からの[[攻撃]]がまったく自分に届かなくなり、こちらは(《黒神龍オドル・ニードル》を[[タップ]]させる必要性ゆえにという面もあるが)悠々と[[ビートダウン]]すれば良いだけの状況になる。[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の[[能力]]を最大限に活かすため、[[デッキ]]の8割程度は[[ドラゴン]]か[[ファイアー・バード]]で埋めたい。
//--[[バトル]]に負けると負けた時の[[破壊]]で1枚、そこでとどまると[[バトル]]後の[[自壊]]でさらに1枚、つまり最大2枚[[山札]]を削ることになる。[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の[[エラッタ]]により[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を[[墓地]]に送って[[山札回復]]できなくなったため、[[ライブラリアウト]]には要注意。
-かつては[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の[[コンボ]]でも無限耐久ができたが、[[裁定]]変更により[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の能力で《悠久》を墓地に置いても[[山札回復]]しなくなったため、いずれ[[ライブラリアウト]]させられてしまう。
「無限耐久」にこだわらなければ、後に登場した[[《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》]]などで高確率で攻撃を耐えるコンボは実現可能。
--いずれの場合も、[[パワー]]を0にされるとあっという間に[[山札]]が尽きる。[[エピソード3]]以降5000以上の[[パワー低下]]を行う方法は増えてきたため慎重に。

-自身の[[能力]]によって[[自壊]]しやすい点は[[墓地肥やし]]とも捉えられる。同弾収録の[[《超神龍ハカイシ・ハカイ》]]をはじめ、各種[[墓地進化]]とは相性が良い。比較対象となるのは[[《炸裂の影デス・サークル》]]あたりか。

-[[S・トリガー]]持ちの[[コスト]]5以上の[[闇]]の[[ドラゴン]]なので、防御札兼[[革命チェンジ]]元としても使える。上手く生き残れば[[《D2M2 ドグライーター》]][[《暗黒の怨草士 クロユ・レシア》]][[《完璧問題 オーパーツ》]]といった[[コスト]]5以上を条件とする大型[[革命チェンジ]]持ち[[クリーチャー]]にチェンジできる。

-[[自壊]]を目的としない場合、[[《王龍ショパン》]]との相性は良好。[[攻撃誘導]]を持続させることができ、[[ガードマン]]であるため[[ブロッカー除去]]に妨害されることもない。ただし、《オドル・ニードル》を対象に[[プリン効果]]を使われると上手く機能を発揮できなくなる。互いに同弾収録であることから、おそらく[[デザイナーズコンボ]]と思われる。

**メディアにおいて [#ja9c7182]
-漫画「覇王伝ガチ!!」第5話にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]戦で使用。[[S・トリガー]]で登場し、返しの[[ターン]]で[[《凍結の魔天ダイイング・メッセージ》]]との[[相打ち]]に成功した。

-第8話の[[丸熊 大吾]]戦でも大虎が使用。[[シールド]]から飛び出したがこの時既に相手の後続はおらず、[[ファッティ]]を率いる大吾から「[[パワー]]がたった5千のクソニードル」と呼ばれてしまう。しかし、返しの[[ターン]][[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]→[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]→[[《大邪眼B・ロマノフ》]]の[[コンボ]]によって開かれた突破口から《オドル・ニードル》が[[ダイレクトアタック]]を決め、雪辱を果たした。

-公式の対戦動画で[[Deadman]]が使用。[[《邪眼皇ロマノフI世》]]の[[アタックトリガー]]で使用された[[《煉獄と魔弾の印》]]で[[リアニメイト]]されたが、この時[[アンタップ]]状態で出しているというミスがある。

**その他 [#k970a239]
-「12」シリーズの収録が多く、[[DMEX-02]]でリストから漏れるまでは毎回収録されていた、ある意味珍しい[[カード]]である。
--[[革命編]]では[[つかもうぜ6パック Vol.1]]にて[[再録]]された。さらに[[DMD-25]]と[[DMX-21]]では[[第一世代枠>カード枠(第一世代)]]での登場を果たした。

-開発部の[[射場本正巳]]氏によると元々は低[[パワー]]の[[スレイヤー]]になる予定だったが、「ドラゴンのパワーは大きくなくちゃいけない」などの意見を受けて現在の形になったらしい。[[参考>https://x.com/syaba3/status/1865531737859895769]]
--重箱の隅をつつくようだが、当時から[[パワー1000のドラゴン>《魔龍バベルギヌス》]]や基礎パワー0000のドラゴンは存在していた。

-[[カード名]]および[[デュエプレ]]版の[[フレーバーテキスト]]からはnobodyknows+の楽曲「ココロオドル」が連想される。このカード以外にも同時期の[[ドラゴン・ゾンビ]]にはヒップホップからの引用と思われる名前が多々あった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#g06407c2]
[[DMPP-18]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

テキストが微修正されており、[[アタックトリガー]]ではないことが明確になっている。

|相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。|

-[[ブロッカー破壊]]で意味がないことも少なくない[[《ジャジャーン・カイザー》]]を抜くと、[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]以来のドラゴン防御札である。

-事実上の[[スレイヤー]]だが、バトルゾーンでスレイヤーのアイコンは表示されない。うっかり残すべき[[クリーチャー]]で[[攻撃]]しないように注意。

-[[DMPP-19]]で[[攻撃誘導]]にエフェクトが付いた。おそらく新登場した[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]から流用したと思われる。
また、TCG版でも存在していた[[《真実の王 ヴィオラ・ソナタ》]]との耐久コンボも、《ヴィオラ・ソナタ》の登場により[[DMPP-19]]から可能になった。

**[[フレーバーテキスト]] [#pca8455f]
-[[DMPP-18]]、[[DMPS-10]]、[[DMPB-05]]、[[DMPB-07]]&br;'''今から始まる激しいバトル!オレは観客、ココロオドル!――黒神龍オドル・ニードル'''
-[[プライズ]]&br;'''トゲが刺さってさぁ大変!一緒にあの世へランナーウェイ!――黒神龍オドル・ニードル'''

**収録セット [#mbf447ac]
***[[デュエル・マスターズ]] [#e944e758]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]]
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」>DMD-25]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」>DMX-21]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]]
--[[つかもうぜ6パック Vol.1]](P9/Y14)([[アルトアート]])
--[[DMBD-17 「20th クロニクルデッキ 熱血!! アウトレイジ・ビクトリー」>DMBD-17]](敵10/敵10)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#sf263923]
-CV:[[渡辺紘]]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]]
--[[DMPS-10 「激震の鬼ドラゴン」>DMPS-10]]
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
--[[プライズ]]([[アルトアート]])
--[[DMPB-07 「デッキビルダー2025 アークセット」>DMPB-07]]

**参考 [#r9796039]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[S・トリガー]]
-[[タップイン]]
-[[攻撃誘導]]
-[[スレイヤー]]
-[[逆スレイヤー]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,ドラゴン・ゾンビ,ドラゴン,パワー5000,S・トリガー,S・トリガー獣,自己タップイン,可能であれば攻撃する,攻撃誘導,バトルする時,バトルの後,自壊,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,両者破壊,遅延誘発型能力,・,P,レアリティなし,Hisanobu Kometani,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),ドラゴン・ゾンビ (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー5000 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),S・トリガー獣 (デュエプレ),自己タップイン (デュエプレ),可能であれば攻撃する (デュエプレ),攻撃誘導 (デュエプレ),バトルする時 (デュエプレ),バトルの後 (デュエプレ),自壊 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),両者破壊 (デュエプレ),遅延誘発型能力 (デュエプレ),・ (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Hisanobu Kometani (デュエプレ));