#author("2025-04-25T00:15:00+09:00","","")
#author("2025-04-27T09:41:44+09:00","","")
*《&ruby(またん){魔誕};の&ruby(あくま){悪魔};デスモナーク》 [#top]

|魔誕の悪魔デスモナーク SR 火文明 (3)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/フュージョナー 3000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からNEOクリーチャーまたは進化クリーチャーを1体表向きにし、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''超魂X''(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)|
|各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。|

[[DM25-RP1]]で登場した[[火]]の[[デーモン・コマンド]]/[[フュージョナー]]。

[[cip]]で[[山札の上]]4枚から[[進化クリーチャー]]か[[NEOクリーチャー]]を1枚[[サーチ]]できる。
また、このクリーチャーの各ターン最初の攻撃の終わりに自身を[[アンタップ]]する能力が[[超魂X]]で共有できる。

クリーチャーとして出した際の基礎スペックは、[[種族]]と回収範囲が優秀になった[[《エヴォル・メラッチ》]](TCG版)という、非常にささやかなもの。
条件付き[[サーチ]]系で気になるポイントに「2枚目以降の自身はヒットするか」があるが、このカードでは見つけても回収できない。

滅多にないだろうが、未進化でもコスト3実質[[W・ブレイカー]]ではある。[[《大爆龍 ダイナボルト》]]や[[《灼熱のサトリ 油坊》]]などが単独ではアタッカーとして度外視されている現状、[[超魂X]]を別クリーチャーに適用するのはほぼ必須だろう。

[[進化クリーチャー]]を回収できる[[火]][[コマンド]]ということで[[【レッドゾーン】]]系デッキでの採用が検討できる(([[デザイナーズコンボ]]。[[デュエチューブ]]にて「《魔誕の悪魔デスモナーク》は[[力の王道>DM25-SD2]]に入るようなカードとしてデザインした」と語られた。(https://youtu.be/FXPQ1ivat4o?t=657)))。
3ターン目に[[サーチ]]で[[侵略]]先を確保でき、それが[[T・ブレイカー]]以上ならば4ターン目に[[2回攻撃]]により相手の[[シールド]]を全損させられる。
ただし、「[[スピードアタッカー]]を持たない」という点は[[【レッドゾーン】]]系デッキにおいて大きな問題となる。
[[2回攻撃]]による5[[ブレイク]]という点では、要求枚数が違うものの[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]+[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]等[[T・ブレイカー]]持ちのコンボでも可能。
そちらの場合は1回目の攻撃は[[G・ストライク]]を回避して2回目の攻撃に臨めるだけでなく、[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]を使えば最速2ターン目始動も狙える。

【レッドゾーン】以外では、[[デーモン・コマンド]]シナジーから採用先を考えるというのもある。
文明は噛み合わないものの、[[cip]]で見えた[[デーモン・コマンド]]を[[デッキボトム]]に仕込みつつ、同時に進化である[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]]を回収でき、相性は悪くない。
//【黒緑バロム】と色が一致しない。回収先が[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]]だけだと心もとないため、他にも十分[[NEOクリーチャー]]や[[進化クリーチャー]]を入れなければならない。

[[マナカーブ]]通り、3ターン目にこのクリーチャー、4ターン目に[[《邪龍 ジャジーブラッド》]]などのコスト4[[進化]]/[[NEO]]クリーチャーの進化元にするという動きも面白い。ただしこのクリーチャーは[[耐性]]を一切持たないため[[除去]]されるリスクがある。

あくまで「カード」として進化クリーチャーの下に仕込み、様々なクリーチャーで[[2回攻撃]]をするコンボもある。逆の言い方をすれば、バトルゾーンに出したこのクリーチャーはそれら進化元には使えないので、[[cip]]の[[サーチ]]と両立できないということでもある。

-[[マナ進化]]の[[《悪魔神バロム・クエイク》]]や[[墓地進化]]の[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]であれば直接[[進化元]]にして連続攻撃できる。
-[[《奇天烈 ガチダイブ》]]や[[《獣軍隊 パインJr.》]]も能力で仕込むことが可能であり、低コストクリーチャーを起点にしても[[デザイナーズコンボ]]である[[《超奇天烈 ガチダイオー》]]らに同一ターン中に[[侵略]]できる。後述の仕様により2回攻撃は行える。
-[[DM25-RP1]]では、陣営は異なるが攻撃すればするほど強くなる[[《暴覇斬空SHIDEN-410》]]との相性が良い。
-[[《時空の庭園》]]や[[Evoチャージャー]]などを使う。

ただ、特に《DOOM》で考えれば下敷き前提で採用が考えられたカードに[[《電磁封魔ルチアーノ》]]や[[《妖蟲闘竜サモハン》]]があったが、[[殿堂入り]]した[[《一なる部隊 イワシン》]]の[[リペア]]には及ばなかったという実例があり、バトルゾーンに出さないクリーチャー・カードの[[スペース]]の捻出は難しいものがあるだろう。

[[《時空の庭園》]]などとのコンボも、下に仕込んだターンから下から消滅するまで永続という利点を考えなければ、カード1枚の費用対効果が[[《二刀流トレーニング》]]と大差ないということにもなりかねない。

//1ドローとDOOMが2度殴るメリットは差が大き過ぎるし、呪文で濁りになる上に墓地ではなく手札キープが必要な二刀流トレーニングも比較対象には不適
//リターンそのものではなく、試合での頻度による汎用性の話。《イワシン》は進化元にならなくても墓地肥やししていて勝手に山札圧縮してくれる。《ルチアーノ》も《魔誕デスモナーク》も墓地肥やししていても基本的には《DOOM》着地まで何も試合に貢献しない。そして、試合最終盤の「相手が《DOOM》着地を許すというタイムリミットを迎えた」という場面でようやく1アクションを起こすとなると、決して優れているとは言えないよねということ。
//濁り云々なら《龍爪者“SVN”ムソウ/二爪流トレーニング》に読み替えて

**ルール [#t9fab295]
-「攻撃の終わりに」のチェックは、[[攻撃終了ステップ]]になってから。下に《魔誕の悪魔デスモナーク》を入れていない状態で攻撃を開始しても、最終的に間に合えばアンタップされる。その逆も然り。
--[[《暴覇斬空SHIDEN-410》]]が最初の攻撃を開始し、[[アタックトリガー]]で攻撃の最中に《魔誕の悪魔デスモナーク》を下に入れ、さらに[[S・トリガー]]などで[[超魂X]]が除去されていなければ、[[攻撃終了ステップ]]の誘発・解決で《暴覇斬空SHIDEN》がアンタップする。
--《魔誕の悪魔デスモナーク》が下にある[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]が最初の攻撃を開始して、攻撃の終わりになる前に[[メテオバーン]]で墓地に置いていた場合、アンタップされない。

-このクリーチャーに[[《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》]]を侵略させた場合、どちらの[[アンタップ]]条件も「最初の攻撃の終わり」のみであるため、3回攻撃はできない。



**その他 [#tc6618bf]
-赤と青に分かれたイラストから誤認しそうになるが[[単色]]であり、[[水]]は有していない。
元となった[[《悪魔神デスモナーク》]]にもそのような意匠は一部含まれていたが、能力から察するに[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]を意識して強調されたものと思われる。
--余談だが、同弾の[[NEO]]/[[G-NEO]][[アビスロイヤル]]全般も、イラスト片側が赤系、逆側が青系のデザインとなっている。

-元の[[《悪魔神デスモナーク》]]は、イラストで[[《悪魔神バロム》]]、[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《呪縛の剣豪バロスト》]]を台座にしており、[[バロム]]より更に上位の存在であることが表現されていた。
一方、こちらは魔誕を関する[[デーモン・コマンド]]であることから、[[《悪魔世界ワルドバロム》]]の誕生の影響で生まれた存在であると思われ、かつて歴代[[バロム]]よりも格上の存在であることがアピールされていた存在が今度はバロムによって生み出されるという皮肉な構図となっている。
--[[《デスモナーク》の兄>《覇王ブラックモナーク》]]と歴代バロムのルーツである《バロスト》の因縁を考えると、ある意味モナーク家に対するバロムの意趣返しと言えなくもないが。
一方、こちらは[[魔誕]]を関する[[デーモン・コマンド]]であることから、[[《悪魔世界ワルドバロム》]]の誕生の影響で生まれた存在であると思われ、かつて歴代[[バロム]]よりも格上の存在であることがアピールされていた存在が今度はバロムによって生み出されるという皮肉な構図となっている。
--[[《デスモナーク》の兄>《覇王ブラックモナーク》]]と歴代バロムのルーツである《バロスト》の[[因縁>DM24-BD4]]を考えると、ある意味モナーク家に対するバロムの意趣返しと言えなくもないが。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《悪魔神デスモナーク》]]

-[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]

-[[《紫電の炎霊》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM25-RP1]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[hippo]]
--[[DM25-RP1 「王道W 第1弾 邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~」>DM25-RP1]](S4/S11)(㊙5/㊙24)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[フュージョナー]]
-[[cip]]
-[[サーチ]]
-[[NEOクリーチャー]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[手札補充]]
-[[超魂X]]
-[[2回攻撃]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,デーモン・コマンド,コマンド,フュージョナー,パワー3000,cip,サーチ,NEOクリーチャーサポート,進化クリーチャーサポート,手札補充,超魂X,最初の攻撃,攻撃終了ステップ,アンタップ,2回攻撃,SR,スーパーレア,hippo,王道Wブロック);