#author("2023-12-19T18:43:56+09:00","","")
#author("2024-04-02T12:04:32+09:00","","")
*《&ruby(まろうげっかじょう){魔狼月下城};の&ruby(ほうこう){咆哮};》 [#ta355caa]

|魔狼月下城の咆哮 R 闇文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは−3000される。|
|マナ武装 5:自分のマナゾーンに闇のカードが5枚以上あれば、相手のクリーチャーを1体破壊する。|

[[DMR-13]]で登場した[[闇]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

相手[[クリーチャー]]1体の[[パワー]]を-3000低下させ、さらに[[マナ武装]]5で相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]できる。

普通に使っても-3000の[[パワー低下]]を撃てる。[[《西南の超人》]]や[[《王機聖者ミル・アーマ》]]のような[[システムクリーチャー]]をはじめ、[[《冒険妖精ポレゴン》]]や[[《死神術士デスマーチ》]]のような[[【速攻】]]で見かける[[ウィニー]]を[[破壊]]できる。

また、[[パワー]]3000まで対処できるため、[[パワー低下]]でしか[[除去]]できない[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]でも[[破壊]]できる。[[コスト踏み倒し]]メタも[[《ポクチンちん》]]のラインまでならパワー低下で除去できる。

さらに[[マナ武装]]によって[[《デーモン・ハンド》]]のような[[確定除去]]が追加される。
[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]の[[スペック]]を見れば、5マナで2体まで[[破壊]]できるとなればその威力は十分すぎるものであり、中盤から終盤にかけては相手の戦力を削いでいくのに活躍する。また、しっかり[[S・トリガー]]も付いているので、[[シールド]]からめくれた際も非常に頼もしい。[[黒単]]の[[デッキ]]ならば、かの[[《デーモン・ハンド》]]をも凌ぐ破壊力が期待できるだろう。

欠点は[[マナ]]が少ない序盤に[[S・トリガー]]で発動した場合、[[マナ武装]]の条件を満たすことができないこと。それでも最低限[[パワー低下]]の効果だけは使えるため、[[【速攻】]]相手でも完全に腐ることはない。

**環境において [#h05003a7]
登場から[[革命編環境]]に至るまで、黒単では確定レベルで採用された。

しかし[[革命編]]以降は[[侵略]]や[[革命チェンジ]]といったコスト踏み倒しの普及により3〜4[[ターン]]目から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]・[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]・[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]・[[《“轟轟轟”ブランド》]]などといった[[パワー]]4000以上の大型[[クリーチャー]]が登場する[[デッキ]]も珍しくなく、[[環境]]次第ではたとえ[[黒単]]であっても[[《冥王の牙》]]や[[《ファンタズム・クラッチ》]]の方が優先されるケースが増えていった。[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]が[[殿堂入り]]したことにより[[【黒単ヘルボロフ】]]自体が[[トップメタ]]から陥落したことも大きく響いている。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]ではメイン[[デッキ]]を構成する[[カード]]すべてに[[闇]]を含んだタイプの[[【ドルマゲドンX】]]に2~3枚採用されていたが、[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]の登場により、またしても居場所を失ってしまった。

全盛期は[[闇]]を中心とした[[デッキ]]であれば必ずフルで投入される強力な防御札であったが、環境の移り変わりによって採用率を落としたカードと言える。

**比較対象 [#v117c00e]
-[[超次元]][[呪文]]ゆえ単純な比較はできないが、[[マナ武装]]時の除去性能は[[《超次元ミカド・ホール》]]からの[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]と同等かそれ以上である。

**流通・再録について [#i04fbf76]
-同[[サイクル]]の[[《天守閣 龍王武陣》]]が[[DMD-18]]に収録されたのにもかかわらず、このカードが対になる[[DMD-19]]には収録されなかった。代わりに[[ハッピー6パック Vol.2]]では[[再録]]されているが、ホイル枠であったため封入率は低かった。
--そして[[DMD-22]]にて[[再録]]されたが、[[《デーモン・ハンド》]]が4枚収録されているのに対し、こちらは希少性を保つためか、かつての[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]と同じように1枚しか入っていない。デッキを改造するのであればこの呪文を増量したいところである。

-[[黒単]]が流行した[[ドラゴン・サーガ]]から[[革命編]]前半までは[[サイクル]]の中でも[[シングルカード]]での価格が高めだった。120枚セットの[[レア]]ということもあり、4枚揃えるのは難しかった。しかし[[革命編]]後半以降は、上述した通り環境の変遷によって採用率を落としたため、比較的入手しやすくなった。

**カード名について [#h034fce1]
-カード名の元ネタはアクションRPG『二―ア レプリカント』及び『ニーア ゲシュタルト』のBGM「魔王ノ城/咆哮」だろうか。 

**メディアでの活躍 [#o5f4fc8f]
-アニメ「VS」にて、スーパーVデッキを使うコジローが使用。勝太のシールドブレイクにより2枚同時にトリガーし、マナ武装とパワー低下により計3体のクリーチャーを破壊した。

**その他 [#u6ee0f50]
-[[《チェイン・スラッシュ》]]が5マナであると考えると[[マナ武装]]時の[[スペック]]はおよそ8マナ分となる。そこに[[S・トリガー]]も付いているため、単純ながらも[[カードパワー]]は非常に高いと言える。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#p1fd4e53]
[[DMPP-22]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]になった。

-[[DMPB-04]]版では新規イラストで狼耳付きフードを羽織った[[ルカ]]が描かれており、発動時に彼女のボイスが流れる。

**[[サイクル]] [#kbafea73]
[[DMR-13]]の呪文サイクル。すべてが[[マナ武装]]5を持つ。
-[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]
-[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]
-''《魔狼月下城の咆哮》''
-[[《天守閣 龍王武陣》]]
-[[《古龍遺跡エウル=ブッカ》]]

**関連カード [#e3298e63]
-[[《魂喰いの魔狼月下城》]]
-[[《裏切りの魔狼月下城》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c689389c]
-[[DMPP-22]]&br;'''悪魔龍が集う場所、それが魔狼月下城。'''
-[[DMPB-04]]&br;'''さぁ、漆黒の夜がはじまるわ――闇の守護者 [[ルカ]]'''

**収録セット [#u0c66a88]
***[[デュエル・マスターズ]] [#q0874d4e]
-illus.[[Kutay]]
--[[DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」>DMR-13]](28/110)
--[[DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」>DMD-22]](8/12)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](17/74)
--[[ハッピー6パック Vol.2]](P30/Y13)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#xb7d6f6e]
-illus.[[Kutay]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]
-CV:[[高橋李依]]
-illus.[[Miyamoto Satoru]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]

**参考 [#h10f58f9]
-[[S・トリガー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[ターン]]
-[[パワー低下]]
-[[マナ武装]]
-[[闇]]
-[[確定除去]]
-[[除去]]

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