#author("2023-10-20T18:49:00+09:00","","")
#author("2024-11-04T11:23:52+09:00","","")
*《&ruby(まどうかんりしつ){魔導管理室}; カリヤドネ/ハーミット・サークル》 [#aafe84b3]

|魔導管理室 カリヤドネ SR 水文明 (14)|
|クリーチャー:ムートピア 10500|
|''シンパシー'':自分の墓地にある呪文(このクリーチャーの召喚コストは、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)|
|このクリーチャーが出た時、コスト3以下の呪文を3枚まで、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。こうして唱えた呪文は、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。|
|''W・ブレイカー''|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ハーミット・サークル SR 光文明 (3)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMRP-11]]で登場した[[水]]/[[光]]の[[ムートピア]][[ツインパクト]]。

クリーチャー面は[[コスト]]14と超重量級だが、[[墓地]]の呪文1枚につきコストが1軽くなる。[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]と同じ[[コスト軽減]]の条件が[[シンパシー]]として[[キーワード能力]]となっている。
[[cip]]で墓地の呪文を3連発する能力を持ち、呪文の組み合わせによっては戦況を一変させる事が可能である。詳しくは[[【カリヤドネループ】]]を参照。

呪文面は[[《マジェスティック・サンダー》]]の下位互換ではあるが、こちら側の[[S・トリガー]]により細やかながら[[防御札]]として機能し、このカード自体が墓地に落ちても[[コスト軽減]]に繋がる。[[《サイバー・I・チョイス》]]などでクリーチャー面を[[プレイ]]する事も可能な為、カードとして見ればあちらより優秀と言える。[[【カリヤドネループ】]]では最悪[[空撃ち]]してクリーチャー面のシンパシー元稼ぎに使うことも。

[[《「大当たり!もう一本!!」》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]との相性は最高の一言。これを1マナで召喚できる状況では墓地は十分肥えているはずなので、そちらを1回放ってからこちらを召喚すればそれだけで呪文を6回唱えることができ、[[《次元の嵐 スコーラー》]]の[[G・ゼロ]]条件を満たすことが可能。

総じて、呪文の組み合わせに応じて様々な使い方が考えられるカードである。

**ルール [#v305e514]

***[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]との相違点 [#ce139a13]
墓地にある呪文を唱えて、それを山札の下に送るのは《サイバー・K・ウォズレック》の能力に似ているが、こちらは[[置換効果]]が発生する能力である。具体的な処理の違いは以下の通り。
-《サイバー・K・ウォズレック》は2枚唱えた後に山札の下に置かれるが、こちらは1枚唱え終わるごとに山札の下に置かれる。
-[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などの効果によって、呪文が唱えられない状況下では、《サイバー・K・ウォズレック》は選んだ呪文は山札の下に置かれるが、こちらは選んだ呪文は山札の下に置かれない。

**環境において [#z12d0eda]
登場からしばらくはこれといった実績も無く、[[ハンデス]]などでの[[グッドスタッフ]]的な使い方ならば[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]が優先された。
//GPまでカリヤドネループは使用されておらず、ほとんどのプレイヤーからは晩餐+伝説の決闘者のような一発ネタコンボデッキ要員としてしか見られていなかったのでメタで処理されるから低評価という見方は誤り。

最初に大きな戦果を残したのは[[DMGP-9th>公認グランプリ]]。
[[【ミッツァイル】]]全盛期の[[メタゲーム]]の間を縫った[[地雷]]デッキとして優勝を勝ち取った。
その後もCSで上位入賞を続け、12月中旬まで[[【ミッツァイル】]]VS[[【カリヤドネループ】]]という構図を作り上げた。(→[[12月中旬のCSヒストリー>https://twitter.com/kyubu16to1/status/1206863822239064064]])
2020年1月1日に、高性能な妨害札兼[[フィニッシャー]]となる[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]が[[殿堂入り]]し、弱体化を余儀なくされる。それでも[[墓地]]さえ肥やせば更地からでも[[ループ]]移行可能な強力なデッキであることに変わりはなく、何より主要な[[ループ]]パーツは一切規制されていなかったため環境に君臨し続けた。

[[【カリヤドネループ】]]は他の周辺パーツが1つ程度[[規制]]されたとしても[[墓地肥やし]]さえできれば支障なく回すことができたためか、2020年12月18日にこの[[カード]]本体が[[殿堂入り]]することになった。[[ムートピア]]としては第1号で、[[ツインパクト]]としては2例目。[[超天篇]]の規制カードとしては同時に[[殿堂入り]]した[[《生命と大地と轟破の決断》]]と合わせて早くも7枚目。[[オリジナル]]環境への悪影響を考慮した上での殿堂入りでもあったと見られる。

しかし、[[殿堂入り]]後もしばらくは[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]で[[サーチ]]し、[[《デビル・ドレーン》]]で[[シールド]][[落ち>落ちる]]ケアして戦う型が一定数環境に残っていた。

[[王来篇環境]]開始からしばらくすると環境から姿を消したが、[[DMEX-17]]期から[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]軸で[[【青魔導具】]]基盤の[[【スコーラー】]]がポツポツ上位入賞すると、[[《堕呪 ウキドゥ》]]を使ったループの[[コンボパーツ]]として見かけるようになった。
**その他 [#lb6ca975]
-[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]の[[墓地肥やし]]から1マナでこれを召喚してcipで[[《蝕王の晩餐》]]2枚を唱えると、[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を踏み台に[[《水上第九院 シャコガイル》]]のリアニメイトに繋げることが出来る。8マナでドロー出来るクリーチャーを出せばそのまま[[ライブラリアウト]]を[[エクストラウィン]]も。

-[[名目コスト]]が14のクリーチャーであるため、能力で[[《蝕王の晩餐》]]を唱えて、このクリーチャーを破壊し、[[《伝説の決闘者》]]や[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]を出すという使い方もできる。

-[[呪文]]面に[[光]]を持っているとはいえ、[[光]]以外の[[クリーチャー]]で[[パワーの最後の三桁が「500」]]の[[クリーチャー]]は珍しい。

-カード名はクリーチャー面、呪文面共にヤドカリ(英:Hermit crab)に由来する。

-[[《奇天烈 ヤックマン》]]のフレーバーテキストによれば、カリヤドネの中には一生遊べるほどのゲーム機が並んだゲームセンターが内蔵されているらしい。
**関連カード [#s27857fe]
-[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]
-[[《龍素記号Mj リンシャンカイホ》]]
-[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]

-[[《マジェスティック・サンダー》]]
-[[《龍装者 シャイニー/エッジ・スパーク》]]

-[[《魔導管理遺跡 ハーミット・ヤドネ》]]
-[[《魔神頂上 “密愛流”9th/「パーフェクト!パーフェクト!!」》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r4774f12]
-[[DMRP-11]]&br;'''それは、[[ムートピア]]たちが[[Code:1059>《Code:1059》]]に対抗するための最後の砦。'''

**収録セット [#n8e1e98c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[SHURIKEN]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]] (S4/S12)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超G9/超G12)

**参考 [#h27d74ec]
-[[ツインパクト]]
-[[ムートピア]]
-[[シンパシー]]
-[[墓地]]
-[[呪文]]
-[[cip]]
-[[コスト]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[S・トリガー]]
-[[フリーズ]]
-[[パワーの最後の三桁が「500」]]

-[[【カリヤドネループ】]]
-[[【転生カリヤドネ】]]

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[[公式Q&A]]

-クリーチャー面の2つ目の能力について

>Q.''《魔導管理室 カリヤドネ》''が持つ「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力で唱えた呪文は、どのタイミングで山札の一番下に置きますか?
A.呪文を1枚唱えた後、次の呪文を唱える前にその呪文は山札の一番下に置かれます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32996]](2019.12.11)

>Q.バトルゾーンに自分の[[《我怒の鎖 パンサーベア》]]が1体います。相手は[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]の「攻撃する時」の能力で墓地から''《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》''をバトルゾーンに出し、墓地から呪文を3枚選びました。相手は、墓地から選んだ3枚を全て使用できますか?
A.いいえ、1枚目の呪文を使用した場合、2枚目以降の呪文を使用ができなくなります。1枚目の呪文の効果で[[《我怒の鎖 パンサーベア》]]がバトルゾーンを離れた場合、2枚目、3枚目の呪文を使用できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34252]](2020.9.18)

>Q.自分の[[《卍 新世壊 卍》]]がバトルゾーンにある状況です。自分は''《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》''をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力で墓地から魔導具呪文を唱えました。自分はこの魔導具呪文を、山札の一番下か[[《卍 新世壊 卍》]]の下のどちらに置くかを選べますか?
A.はい、選べます。同一プレイヤーの置換効果が複数存在する場合、どの1つを適用するかそのプレイヤーが選べます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.5b>総合ルール本文#rule101_5b]])){{
:101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40428]](2021.10.22)

>Q.''《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》''が持つ「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力で3枚の呪文を墓地から唱える際、1枚目の呪文を唱えている間、2枚目、2枚目の呪文は保留状態になっていますか?&br;類似例:[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]
A.はい、唱えようとしている残りの呪文もすべて、保留状態になっています。ですので、例えば、1枚目に唱える呪文が[[《超次元エクストラ・ホール》]]だった場合でも、その効果で保留状態になっている残りの2枚は選べません。
#region2(([[総合ルール]] [[409.1e>総合ルール本文#rule409_1e]])){{
:409.1e |1つの効果によって複数のカードが同時に使用されることがあります。その場合、効果で使用するカードはすべて保留状態になった後、1枚ずつ処理を行います。&br;例:《甲型龍帝式 キリコ³》の能力で3枚の呪文を唱える際、その3枚はすべて保留状態になった後、1枚ずつ解決していきます。&br;例2:《夢の変形 デュエランド》の能力で7枚のカードを墓地に置いた際、使用するカードがすべて保留状態になった後で、それらを1枚ずつ使用します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42076]](2022.9.20)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,白青,2色,多色,コスト14,ムートピア,戦艦都市,パワー10500,パワーの最後の三桁が「500」,シンパシー,シンパシー:自分の墓地にある呪文,cip,コスト3以下,呪文サポート,墓地詠唱,コスト踏み倒し,W・ブレイカー,呪文,光文明,コスト3,S・トリガー,タップ,単体タップ,フリーズ,単体フリーズ,・,殿堂入り,SR,スーパーレア,SHURIKEN);
&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,白青,2色,多色,コスト14,ムートピア,戦艦都市,パワー10500,パワーの最後の三桁が「500」,シンパシー,シンパシー:自分の墓地にある呪文,cip,コスト3以下,呪文サポート,墓地詠唱,コスト踏み倒し,呪文コスト踏み倒し,W・ブレイカー,呪文,光文明,コスト3,S・トリガー,タップ,単体タップ,フリーズ,単体フリーズ,・,殿堂入り,SR,スーパーレア,SHURIKEN);