#author("2024-07-27T11:32:36+09:00","","")
#author("2024-07-27T11:34:05+09:00","","")
*《&ruby(みわく){魅惑};のロイヤル・エイリアン》 [#top]

|魅惑のロイヤル・エイリアン VR 光/水/闇/火文明 (∞)|
|進化クリーチャー:エイリアン 12000|
|''パンドラ・シフト'':このカードを使うコストの代わりに、[無色(1)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを自分の超次元ゾーンに置く。|
|自分のエイリアンが出た時、このクリーチャーを超次元ゾーンから出してもよい。|
|''進化V'':エイリアン2体の上に置く。|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札から好きな数のエイリアンを超次元ゾーンに置いてもよい。こうして置かれたエイリアンの数、カードを引き、その後、相手のシールドを同じ数ブレイクする。|

[[DM23-EX2]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[進化V]][[エイリアン]]。

[[無色]]1[[マナ]]の[[パンドラ・シフト]]と自分の[[エイリアン]]が[[出た時]][[超次元ゾーン]]から[[出せる>出す]][[コスト踏み倒し]][[能力]]を持つ[[T・ブレイカー]]。
[[アタックトリガー]]で好きな数の[[エイリアン]]を[[超次元送り]]し、同じ数[[ドロー]]と[[効果]][[ブレイク]]できる。

コストを支払う手段のない[[無限]]のマナを必要とする[[名目コスト]]の例に漏れず、コストを支払う以外の方法で[[プレイ]]する能力も持つ。

このカードは、わずか[無色(1)]を先に支払っておくだけで使用準備が整うという脅威のギャップがある。
[[進化V]]という取り回しの悪い着地条件かつ[[コスト踏み倒し]]扱いなのでメタクリーチャーには弱いが、[[進化速攻]]的な動きなら「2体召喚→[無色(1)]」で出しているのとまるで差異はない((ただし、通常の進化は進化元が揃ってからコストを支払うのに反して、先に《魅惑のロイヤル・エイリアン》を[[パンドラ・シフト]][無色(1)]で準備してから進化元を出す手順でないと進化できない。))。
ターンをまたいで進化元を準備する場合でも、序盤・終盤問わず余ったマナで超次元ゾーンに置きやすい。

クリーチャーとして出てしまえば、名目コストの高さゆえ、[[コスト火力]]による[[除去]]は(相手のコスト∞のカードが絡まない限り)無効。

[[アタックトリガー]]は[[《魅惑のダンシング・エイリアン》]]を彷彿とさせる豪快な[[フィニッシャー]]向きの能力。
[[誘発]][[タイミング]]を考えるとドローはおまけに近いが、[[ワンショット]]失敗時の保険になるので悪くない。

5枚以上[[超次元送り]]できれば、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のように一度の[[攻撃]]で[[ダイレクトアタック]]までできる。[[《ロイヤル・エイリアン 〜激演のマザー〜》]]や[[《パンドラの記憶》]]で[[手札]]を潤沢にしてからアタックトリガーを使う[[コンボ]]が想定されているのだろう。
さらに[[《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》]]の踏み倒し効果を誘発できるのも強力。[[ブレイク]]処理が終わった後で解決されるため、[[S・トリガー]]で運良く[[ダイレクトアタック]]を仕掛けてきた《魅惑のロイヤル・エイリアン》を除去できても[[《超次元の王家》]]や[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]などの後続アタッカーが出てくる詰みの状況へ持っていきやすい。

詳しいデッキ構築については[[【ロイヤル・エイリアン】]]を参照。

**ルール [#id24c0c4]
-総合ルール801.1aより、適正な進化元がなければ進化クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。エイリアン1体が出て「自分のエイリアンが出た時」を誘発させても、解決時に進化Vできなかったら出すイベントは不発に終わって超次元ゾーンにとどまる。
--進化元が足りない場合に、[[《紅神龍バルガゲイザー》]]など[[強制]]の[[コスト踏み倒し]]効果で進化クリーチャーを出そうとした場合の処理に準ずる。

-[[《ブラキオ龍樹》]]は[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]のような出たのとは他の発生源の[[誘発型能力]]も無効にするが、《魅惑のロイヤル・エイリアン》の「自分のエイリアンが出た時」の効果には影響はない。なぜなら「クリーチャーの能力」とはバトルゾーンで誘発したり起動したりする能力だけが対象になるという裁定で統一されているからである。

-[[パンドラ・シフト]]の裁定変更前は、《魅惑のロイヤル・エイリアン》を召喚できる(≒既に進化元のエイリアンが2体以上バトルゾーンにいる)場面でないと使うコストの代わりに[無色(1)]を支払えないと思われていたが、流通前に裁定変更がされて[[メインステップ]]ならいつでも[[パンドラ・シフト]]が可能になった。

**他のカード・デッキとの相性 [#m24e35f8]
-このカードは[[パンドラ・シフト]]では[[アドバンテージ]]を生まず、普通に使うと1マナ消費するだけなのでマナを使わずに[[超次元送り]]できるカードと相性が良い。同弾の[[《パンドラの記憶》]]とは[[デザイナーズコンボ]]だろう。

-[[4色]]かつ[[マナ数]]1なので[[種族デッキ]]の[[マナ基盤]]としても一級品。それだけでなく、[[マナコスト]]を支払って使うことはないため、[[色事故]]で運用に支障をきたすことがない。
--一応、初期手札にあったとして[[マナチャージ]]せずにいきなり[[パンドラ・シフト]]を使う選択肢もなくはない。他の[[マナカーブ]]を一切阻害せずに超次元ゾーンにこのカードを用意できるため、手札消費の激しさを無視すれば強力である。
--一般的な[[【5色コントロール】]]には適性がないため、[[種族デッキ]]でこのカードを使い、それ以外は[[キング・セル]]を入れるべきだろう。

-コスト∞なので[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]][[メタ]]の[[《B.F.F. モーメント》]]を貫通する。[[《魔王の傲慢》]]も、[[ドロー]]を先に[[解決]]するため[[進化元]]の2枚と合わせてぴったり耐えられる。

-[[DM23-EX1]]で登場した[[《運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」》]]の上下両側のポテンシャルを最大限に引き出せる。特に[[S・トリガー]]で唱えた呪文側で《魅惑のロイヤル・エイリアン》を捨て、相手の全クリーチャーを[[バウンス]]する動きは圧巻。

-[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]の[[要塞化]]中にこのクリーチャーが離れたら、好きな[[エイリアン]]・[[サイキック・クリーチャー]]を[[リクルート]]できる。

-[[《ミラクル1 ドレミ24》]]など[[革命チェンジ]]と非常に相性が良い。攻撃時にこのクリーチャーを手札に戻せば、アタックトリガーで使用する為の手札を一挙に3枚用意できる。特に《ドレミ24》はcipで[[《パンドラの記憶》]]を唱える事で[[超次元送り]]にするエイリアンを増やしたり、[[《堕呪 ルアグリ》]]を唱えてから全シールドブレイクすればほぼ確実に[[ダイレクトアタック]]が決まる。

-[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]にも稀に入る。強みを言語化するなら、以下のようになる。
--[[名目コスト]]が[[∞]]なので[[ガチンコ・ジャッジ]]に必ず勝てる。
--1ターン目に[[マナチャージ]]することで[[ブラフ]]になる。
--ガチャンコ・ジャッジで出てきた[[《綺羅王女プリン》>《綺羅王女プリン/ハンター☆エイリアン仲良しビーム》]]を[[打点]]に変換できる。
--手札にあっても[[腐る]][[《綺羅王女プリン/ハンター☆エイリアン仲良しビーム》]]と[[《逆転王女プリン》]]を打点に変換できる。
--[[《「その運命、我らもそれに従おう」》>《運命の親衛隊シウバ/「その運命、我らもそれに従おう」》]]で[[ディスカード]]できる。
--[[火]]のクリーチャーなので[[《魔神頂上 “密愛流”9th/「パーフェクト!パーフェクト!!」》]]の疑似[[超天フィーバー]]を補助できる。
--展開にマナがいらない。つまり、《ハンター☆エイリアン仲良しビーム》で気兼ねなく相手の[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を選べる。
--展開にマナがいらない。つまり、除去[[S・トリガー]]で気兼ねなく相手の[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を選べる。

**その他 [#y4b1947e]
-4枚目の[[コスト]]∞の[[カード]]。
[[無限]]を扱う[[能力]]は[[アウトレイジMAX]]に多く、[[アウトレイジ]]は[[ハンター]]の子孫なのでどちらかと言うとハンター側の能力だったが、巡り巡って[[エイリアン]]にも無限の力が与えられたことになる。

-史上初の、[[マナ数]]が1の[[4色]]カード。また、4色オブジェクト([[G・リンク]]は除く)としては2つ目の登場である。
--1体の特性では[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の[[《魅惑のダンシング・エイリアン》]]が初ではあるが、サイキックなので[[マナ数]]の[[特性]]を持っていなかった。[[《ベイB ジャック》]]でマナとして利用しようとしても色しか生み出せない。

-正史のパンドラ王家は[[パンドラ・インパクト>《偽りの名 13/種族選別》]]によって滅亡しているため、このクリーチャーは[[《魅惑のダンシング・エイリアン》]]の[[パラレル存在]]、特に[[《超次元の王家》]]と同じ世界線の存在だと思われる。
[[カード名]]に「ロイヤル」とあることや[[パンドラ・シフト]]を持つこともそれを裏付けているだろう。
[[能力]]面では、[[スーサイド]]して[[シールド]]に干渉する[[アタックトリガー]]を《ダンシング・エイリアン》から引き継いでいる。

**関連カード [#related]
-[[《魅惑のダンシング・エイリアン》]]
-[[《愛の無限オーケストラ》]]

-[[《ロイヤル・エイリアン 〜激演のマザー〜》]]
-[[《ロイヤル・エイリアン 〜熱奏のファーザー〜》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-EX2]]&br;''''''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](36/112)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[エイリアン]]
-[[パンドラ・シフト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[進化V]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[超次元送り]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[ブレイク]]

-[[【ロイヤル・エイリアン】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,水文明,闇文明,火文明,白青黒赤,4色,多色,コスト∞,エイリアン,パワー12000,パンドラ・シフト,cip付与,エイリアンサポート,コスト踏み倒し,進化V,進化V:エイリアン,T・ブレイカー,アタックトリガー,超次元送り,ディスカード,手札交換,ドロー,効果ブレイク,・,終音「ん」,VR,ベリーレア,RUI MARUYAMA);