#author("2025-09-13T23:23:32+09:00","","") #author("2025-09-19T09:35:17+09:00","","") *《&ruby(ムリンジ・ムワンガ){魂友の叫び};》 [#top] |魂友の叫び C 自然文明 (4)| |呪文| |相手のエレメント1つをマナゾーンに置く。| |相手は、自身の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。| [[DMPP-29]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。 [[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。 相手の[[エレメント]]を[[マナ送り]]し、[[墓地リセット]]も放つ。 まず目を引くのはその[[コスト]]。[[革命ファイナル]]期にあたる[[DMPP-29]]において、[[S・トリガー]]を持たないとはいえ[[確定除去]]が4[[マナ]]で放てるのは強烈。 [[サイズ]]の制限どころか、[[《グローバル・ナビゲーション》]]などのような位相の指定すらなく、[[除去]]として見たら前弾の[[《網斧の天秤》]]より遥かに[[コストパフォーマンス]]が高い。 #region2(TCGの[[コスト論]]について){{ 時系列上、[[マナ送り]]の[[確定除去]]は[[DM-01]]の[[《ナチュラル・トラップ》]]が初。非[[S・トリガー]]の呪文では[[《ブラッサム・トラップ》]]の5マナが長年最軽量だった。 [[《リーフストーム・トラップ》]]は[[覚醒編]]から存在していたが、自分の[[ボードアドバンテージ]]も削る[[デメリット]]付きだった。 [[DM22-RP1]]以降[[《地割呪文「ドゴル」》]][[《孤迫の超人/旋回する鞍馬》]][[《邪騎 スベルニル/「我が愛馬よ!!」》]][[《セレスティアル・トラップ》]]などが相次いで登場しており、この時期が除去に対するコスト査定が甘くなったターニングポイントと思われる。 総じて、TCGで自然単色の確定除去は[[《未謎の鎖 ブリタネッコ》]]や、呪文に限定すると[[《地割呪文「ドゴル」》]]の登場までコスト5が一般的だった。 このカードの[[コストパフォーマンス]]が異常と言われるのは、[[エレメント]]指定除去でさらに[[汎用性]]が盛られているため。 [[フォートレス]]や[[フィールド]]などの[[非クリーチャー]]にも有効なのは、上で挙げた中だと[[《「我が愛馬よ!!」》>《邪騎 スベルニル/「我が愛馬よ!!」》]]のみである。 }} [[マナ送り]]にした上で[[墓地利用]]も妨害できるため、[[墓地肥やし]]を活用する相手や[[マナ回収]]手段のない相手には痛手となるだろう。 ただし、2つの効果は言い換えれば相手の[[マナブースト]]と[[山札回復]]であり、しかも両方の発動が[[強制]]である。どちらかが有効でももう片方が利敵行為になるといった状況が起こり得るからこそ、[[スペック]]が高めなのだろう。 [[DMPP-30]]期に墓地リセットが[[刺さる]][[【ネロ・グリフィスIII世】>【ネロ・グリフィスIII世】 (デュエプレ)]]が[[環境]]入りすると注目を集めた。また、[[DMPX-02]]では[[《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》>《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》]]が登場した。 **他のカード・デッキとの相性 [#z14a9932] -[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]]にはかなり[[刺さる]]カード。[[マナ送り]]なので[[pig]]が使えず、[[墓地リセット]]によって[[コスト軽減]]も防げる。 その後、遅くとも2025年8月21日メンテナンス後には[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]に1〜2枚積みが見られるようになった。[[《ドドンガ轟キャノン》]]と異なり、[[後攻]]でも相手の最速《アポロヌス・パトス》に間に合うのが利点。もちろん併用しても良い。 -【青赤エグザイル】の[[P'Sドロン・ゴー]]も防ぐことができる。 -[[自然]]では数少ない[[《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》>《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》]]を除去できるカードでもある。[[《バルケリオス・ドラゴン》]]がいない[[New Division]]限定だが、[[後攻]]でも相手の最速《アポロヌス・パトス》に間に合う。 コストが[[重い]]かわりに相手の[[マナブースト]]に加担せず、[[S・トリガー]]も持つ[[《ドドンガ轟キャノン》]]とは一長一短。もちろん併用しても良い。 **環境において [#de4a7cff] [[DMPP-30]]期に[[【ネロ・グリフィスIII世】>【ネロ・グリフィスIII世】 (デュエプレ)]]が[[環境]]入りすると対策として注目を集めた。 [[DMPX-02]]期には【青赤エグザイル】が流行。さらに2025年8月21日のアップデートで[[《双炎祭壇 アポロヌス・パトス》>《超無限神星アポロヌス・アガペリオス》]]が強化を受けた。 少なくない数の環境デッキに刺さることが周知され、一部の[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]で1〜2枚積みが見られた。 **その他 [#cfc059de] -[[フレーバーテキスト]]にある「全てを守りたい」は、[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を生み出した[[ガーディアン]]の「矛盾」と一致する。以前より[[フィオナ・ガーディアン]]の存在によって示唆されていたが、[[ドラゴン・サーガ]]世界の《シャングリラ》から生まれたのが[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]であることが明言された。(([[https://youtu.be/lds_6IUFRlY?t=1166]])) -[[カード名]]はスワヒリ語で「Mlinzi Mwanga」となり、意味は「[[守護者>ガーディアン]]の光」。[[《無情の光》>《虚無の守護者グリ・ラ/無情の光》]]を意識しての名前だろうか。 -ルビをスワヒリ語で書くと「Mlinzi Mwanga」と思われる。意味は「[[守護者>ガーディアン]]の光」であり、[[《無情の光》>《虚無の守護者グリ・ラ/無情の光》]]を意識した[[カード名]]と言える。 **関連カード [#related] -[[《虚無の守護者グリ・ラ/無情の光》]] -イラストに描かれているクリーチャー --[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMPP-29]]&br;'''[[ダママ団]]の聖地は、「全てを守りたい」という心によって守り抜かれていた。''' **収録セット [#pack] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] -illus.[[hatapug]] --[[DMPP-29 「禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-」>DMPP-29]] **参考 [#reference] -[[マナ送り]] -[[墓地リセット]] -[[ゲームオリジナルカード]] &tag(呪文 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),エレメント指定除去 (デュエプレ),マナ送り (デュエプレ),単体マナ送り (デュエプレ),墓地利用メタ (デュエプレ),シャッフル (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),hatapug (デュエプレ),ゲームオリジナルカード (デュエプレ));