#author("2024-11-26T10:40:56+09:00","","")
#author("2024-12-06T13:43:15+09:00","","")
*《&ruby(おにが){鬼ヶ};&ruby(ヴィラン){英悪}; ジャオウガ&ruby(オーガ){OG};》 [#top]

|鬼ヶ英悪 ジャオウガOG VR 闇/火文明 (5)|
|クリーチャー:デモニオ/デーモン・コマンド/鬼レクスターズ 5000|
|''<鬼エンド>'' クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、このクリーチャーを自分の手札からコストを支払わずに召喚してもよい。|
|''スピードアタッカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手の、「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[デモニオ]]/[[デーモン・コマンド]]/[[鬼レクスターズ]]。

[[鬼エンド]]でクリーチャーの攻撃時に手札から無料で召喚できる[[スピードアタッカー]]。
[[cip]]で[[ブロッカー破壊]]も持つ。

自分のクリーチャーの攻撃に誘発させれば、体数制限や2度目の限定のない[[《龍装者 バルチュリス》]]のように使える。《バルチュリス》と比べて[[S・トリガー]]への耐性は薄いが、[[cip]]でブロッカーを破壊できるのでただ出ただけでも役割を果たせる。
ただし、自分の[[シールド]]が0枚でないのなら、相手のシールドをすべて[[ブレイク]]した後の[[ダイレクトアタック]]時という通常はそのまま勝利できるタイミングでようやく出せるようになるため、単なる打点補強としては《バルチュリス》より扱いにくいともいえる。
枚数制限がなく[[ブロッカー]]の[[除去]]もでき、[[手札誘発]]や[[ブロッカー]]など[[S・トリガー]]以外の[[防御札]]を多用する相手に有効。しっかりと環境を読んで適切に運用したい。

相手のクリーチャーの攻撃に誘発させれば、相手が[[ブロッカー]]を使っている場合に限り、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]や[[《デス・ザ・チョイス》]]のようなカウンターで出せる除去札になる。単体では防御札としては心許ないので、[[革命0トリガー]]や[[《百鬼の邪王門》]]、[[《一王二命三眼槍》]]などと併用しつつ、返しの打点として活用したい。

踏み倒し条件が緩めな分、[[ブロッカー破壊]]以外には[[スピードアタッカー]]しか能力を持たず、1枚ブレイクのパワー5000とスペックは控えめ。だが[[デーモン・コマンド]]を得たことによって[[侵略]]元としての活用ができ、[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]や[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]に[[進化]]させて低い打点を補える。

各種「攻撃する時」などの[[待機]]中に突如生やせる[[ブロッカー破壊]]という部分も注目したい。
普段なら自分のターン中に相手の[[《ガル・ラガンザーク》]]があったら[[《百鬼の邪王門》]]のような攻撃時誘発のクリーチャー踏み倒しは無効化されてしまうが、召喚扱いで《鬼ヶ英悪 ジャオウガOG》を出し、[[cip]]で《ガル・ラガン》を除去してから、同攻撃中に《邪王門》でクリーチャー踏み倒しができるようになる。
[[【鬼羅.Star】]]系統への返しとしても優秀で、相手が[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]で[[ブロッカー]]化した[[コスト踏み倒しメタ]]を狙い撃ちにできる。

[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[禁断解放]]、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[禁断爆発]]と組み合わせれば[[鬼エンド]]を使った[[カウンター]]もできる。このカード単独での[[除去]]性能はそれほど高くなく、[[カウンター]]として使うには前述した[[能力]]との組み合わせが必須となるため決して使いやすい訳ではないが、[[封印]]の残り枚数が少なくなった場合などに覚えておくと役立つ事もあるだろう。
[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[禁断解放]]、[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]の[[禁断爆発]]と組み合わせれば[[鬼エンド]]を使った[[カウンター]]もできる。このカード単独での[[除去]]性能はそれほど高くなく、[[カウンター]]として使うには前述した[[能力]]との組み合わせが必須となるため決して使いやすい訳ではないが、[[封印]]の残り枚数が少なくなった場合などに覚えておくと役立つ事もあるだろう。

-実は[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の効果[[ワールド・ブレイク>ワールド・ブレイカー]]時にも召喚できる。攻撃開始時にはシールドが[[鬼エンド]]の条件を満たしていなくても[[使用宣言]]でき、済ましていれば効果の解決時にその条件を確認して大丈夫ならその効果は発動できる。先に「出た時」の[[メテオバーン]]で全割りしてから《ジャオウガOG》の効果を使えばよい。
--このプレイングのメリットとして、《ジャオウガOG》の効果を使おうとする前に相手の[[シールドチェック]]を行わせること。[[S・トリガー獣]]の[[cip]]は[[空撃ち]]させられないものの、[[《B.F.F. モーメント》]]のような[[S・トリガー]]呪文は《ジャオウガOG》着地前に消費させることができる。

-変わったところでは、[[《悪魔神バロムハデス》]]や[[《死神明王 XENIA》]]とも相性が良い。このクリーチャーを踏み倒してから《XENIA》の能力を解決することで、《ジャオウガOG》を[[悪魔神>デーモン・コマンド]]の進化元にすることができる。[[侵略]]と合わせ、[[黒城>黒城 凶死郎]]、[[バサラ]]、そして[[アバク>鬼札 アバク]]と、歴代の闇文明使い3人をコラボさせたデッキを作るのも良いだろう。

-初の[[鬼札王国]]や[[鬼レクスターズ]]以外を複合した[[デモニオ]]で、これまでのジャオウガにしては珍しい単ブレイクのクリーチャーでもある。
特にこのクリーチャーは[[コマンド]]なので[[封印]]外しや[[侵略]]に利用できる。さらに、このクリーチャーの踏み倒しは[[召喚]]扱いなので、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印を外したり、[[《異端流し オニカマス》]]をすり抜けたりなど利点も多い。
特にこのクリーチャーは[[コマンド]]なので[[封印]]外しや[[侵略]]に利用できる。さらに、このクリーチャーの踏み倒しは[[召喚]]扱いなので、[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]の封印を外したり、[[《異端流し オニカマス》]]をすり抜けたりなど利点も多い。
--また、[[鬼エンド]]持ちなのに[[鬼札王国]]を持たない特徴もある。もっとも特殊弾では、[[革命チェンジ]]能力を持つのに[[革命軍]]種族を持たないなどはよくある話であるが。

-[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]が[[《未来王龍 モモキングJO》]]と名前が対になっている部分が見受けられるように、このカードの名前は[[《王来英雄 モモキングRX》]]と対になっていると思われる。
--「&ruby(ヒーロー){英雄};」に対して「&ruby(ヴィラン){英悪};」、「&ruby(レックス){RX};」に対して「&ruby(オーガ){OG};」となっている。「オーガ」は[[進化>スター進化クリーチャー]][[鬼レクスターズ]]の[[命名ルール]]と同様に「鬼」の意味もあるだろうが、《モモキングRX》の「レックス」が「君主」を示す"Rex"にかかっていたように、こちらも「元祖」を示す英語"OG"(Original Gangsta)とかかっていると考えられる。
--他にも《モモキングRX》とは「[[多色]]の5コスト」「[[レクスターズ]]を含む3種族」「[[スピードアタッカー]]」という共通点がある一方で、あちらの種族が[[ジョーカーズ]]/[[ドラゴン]]に対してこちらは[[デモニオ]]/[[コマンド]]、[[進化クリーチャー]]を踏み倒すあちらに対して自身を踏み倒すこちらと対になっている。

-[[ヒーローレア]]のイラストは王来学園で楽しそうにデュエマをする[[鬼札 アバク]](衣装はアニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』のもの)で、[[《コオニ童子》]]を召喚している。
また、《ジャオウガ》自体は背景に銅像が建てられている。
書籍『デュエル・マスターズGoA([[ゴッド・オブ・アビス]])フルコンプリートBOOK』によると「王来学園の復興に成功したアバク」と語られている。
[[クリーチャー]]とアニメおよび漫画での使い手が並び立つ構図のイラストの多い[[ヒーローレア]]だが、このカードのイラストは他のものとはテイストが大幅に異なっている。

-これまでのジャオウガは両足が鬼の金棒だったが、このジャオウガは両腕が金棒になっている。
[[デュエチューブ]]によると腕が金棒なのはジャオウガの初期構想の姿らしく、今回の新規であるジャオウガという形で復活する事になった。

**関連カード [#card]
-''PREV''
--[[《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》]]

-''NEXT''
--[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]

-[[《裏斬隠 フォクシット》]]


**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-BD2]]&br;'''[[鬼エンド]]からの必殺ムーブで追加[[打点]]になるのがこの[[クリーチャー]]です。中盤以降はこの[[カード]]と[[邪王門>《百鬼の邪王門》]]をどれだけ[[手札]]に抱えられるかがポイントになります。'''

**収録セット [#n9ca9ff5]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](9/75)
--[[DM23-BD2 「開発部セレクションデッキ 火闇邪王門」>DM23-BD2]](9/16)
-illus.[[sarmat]]([[ヒーローレア]]版)
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](H10A/H12)(H10B/H12)

**参考 [#reference]
-[[黒赤]]
-[[デモニオ]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[鬼レクスターズ]]
-[[鬼エンド]]
-[[アタックトリガー]]
-[[付与]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[cip]]
-[[ブロッカー破壊]]

-[[鬼札 アバク]]

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト5,デモニオ,デーモン・コマンド,コマンド,鬼レクスターズ,レクスターズ,パワー5000,鬼エンド,アタックトリガー付与,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),スピードアタッカー,cip,除去,単体除去,ブロッカー破壊,単体ブロッカー破壊,ジャオウガ,VR,ベリーレア,ヒーローレア,Mikio Masuda);