#author("2024-06-28T17:18:16+09:00","","")
#author("2024-06-28T21:43:32+09:00","","")
*《&ruby(きょうげんまわ){驚言廻};し コミックリリ&ruby(イ){ヰ};フ》 [#m08ac523]

|驚言廻し コミックリリヰフ SR 水/火文明 (8)|
|クリーチャー:ムートピア/美孔麗王国 11000|
|<ビビッドロー>[水/火(5)](自分のターン中、攻撃の前にこのクリーチャーをドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーを[水/火(5)]支払って召喚してもよい)|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のパワー8000以下のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|自分のクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに山札の一番上に置いてもよい。|

[[DMRP-15]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[ムートピア]]/[[美孔麗王国]]。

[[ビビッドロー]]5を持ち、[[cip]]で8000[[火力]]と[[バウンス]]を放つ[[ブロッカー]][[W・ブレイカー]]。自分の[[クリーチャー]]が[[破壊]]される時、[[任意]]で[[山札の上]]に置ける[[破壊置換効果]]も持つ。

[[重め>重い]]の[[名目コスト]]と引き換えに、[[ムートピア]]としては珍しい多面[[除去]]が使える[[カード]]。[[火力]]は8000以下と十分な値で、[[確定除去]]の[[バウンス]]も使いやすい。
出した時点で安定して[[ボードアドバンテージ]]を稼ぎつつ、[[cip]]を使った後も大型[[ブロッカー]]が残るため、盤面の取り合いに向いた[[スペック]]である。

[[破壊置換効果]]は自身を含めた自分のクリーチャーすべてに適用されるので、このクリーチャーが[[破壊]]される時も山札の上に置ける。破壊以外の方法で除去されない限り次の[[ターン]]に[[ビビッドロー]]で簡単に再[[召喚]]でき、粘り強く戦える。
相手の[[デッキ]]が1ターンに3体以上のクリーチャーを出せない[[ビートダウン]]の場合、事実上の[[アンタッチャブル]]と化すことも。
[[自爆特攻]]や[[《アポカリプス・デイ》]]の巻き込みで味方の[[cip]]を使い回す[[コンボ]]も考えられる。

[[【青赤ビビッドロー】]]では[[《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]の補完として1〜2枚挿されることが多い。[[効果バトル]]は終盤になるにつれて[[刺さら>刺さる]]なくなっていくので、このカードの[[確定除去]]が重宝される。
また、同弾で登場した[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]は《ヴィランヒヰル》の[[能力]]を丸ごと[[無視]]してしまうが、このカードなら《ゲンムエンペラー》と[[ムゲンクライム]]要員の[[ウィニー]]をまとめて[[除去]]できる。特に[[ブロック構築]]で顕著だが、[[デッキ]]に1枚挿しておくだけで「詰み」を回避できることがあるカードである。

**ルール [#nfdacbd0]
-このクリーチャーがいる時に[[《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]を出して相手の[[パワー]]6000未満の[[スレイヤー]]と[[バトル]]したら、まず《ヴィランヒヰル》の「バトルに勝った時」の能力で[[ドロー]]し、その後《ヴィランヒヰル》を[[山札の上]]に送るか選ぶ。ドローを[[待機]]させて《ヴィランヒヰル》自身を引き直すことはできない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43948/]]

**他のカード・デッキとの相性 [#o882376b]
-[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]で[[踏み倒せ>踏み倒し]]る[[ブロッカー]]なので[[【ヘブンズ・ゲート】]]でも利用価値がある。[[《T・T・T》]]や[[《「伝説のサイバーパワー!」》]]の[[マナ基盤]]になり、[[自爆特攻]]で[[山札回復]]できるため[[ライブラリアウト]]対策にも役立つ。

-このクリーチャーと[[《毘盛伽 ジョウ骨キ》]][[《光牙忍ハヤブサマル》]]で無限ブロック[[コンボ]]ができる。

**アニメ・漫画において [#md05ea05]
-情報公開に先んじてアニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』に登場。第20話の[[チョウキ]]と[[ボルツ]]のデュエマでチョウキの[[マナゾーン]]に置かれていた。

-その後、漫画版でチョウキが使用した。

**その他 [#o2c25dec]
-[[カード名]]の由来は物語の進行役を意味する「狂言回し」と、緊迫した場面を和ませる滑稽な登場人物を意味する「コミックリリーフ」。一文字「驚」に変わっているのは[[種族]]が[[&ruby(びっくり){美孔麗};王国>美孔麗王国]]だからか。
同弾同[[レアリティ]]の[[《混沌紳士 トリックスタァ》]]とは、由来になった演劇用語から対をなす存在と言える。

-[[イラスト]]は[[ジョーカーズ]]や[[ファンキー・ナイトメア]]に代表作が多い[[Tutui Misa]]氏が担当しており、丸っこい見た目が全体的にヒロイックなものが多い同弾の[[スーパーレア]]の中で異彩を放っている。正しい意味でのコミックリリーフであり、''女性''ながら三枚目的なポジションである。
-[[イラスト]]は[[ジョーカーズ]]や[[ファンキー・ナイトメア]]に代表作が多い[[Tutui Misa]]氏が担当しており、全体的にヒロイックなものが多い同弾の[[スーパーレア]]の中で異彩を放っている。正しい意味でのコミックリリーフであり、三枚目的なポジションである。

-[[背景ストーリー]]では[[《応援者 オシヤバミ》]]と共に「すべらない話」で[[《キング・マニフェスト》]]を足止めし、[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]の着弾をアシストした。元ネタは2022年まで放送していたフジテレビ系列の特番『人志松本のすべらない話』だろう。
その後[[チームウェイブ]]との和解、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の襲撃を経て消息不明になっていたが、[[《「未来は努力で変えられる!」》]]の[[フレーバーテキスト]]で再登場。[[プレイヤー]]に[[レインボーナス]]を紹介する狂言回しとしての役割を忠実に果たしている。また、この時の口調から性別は女性と思われる。
その後[[チームウェイブ]]との和解、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の衝撃波を経て消息不明になっていたが、[[《「未来は努力で変えられる!」》]]の[[フレーバーテキスト]]で再登場。[[プレイヤー]]に[[レインボーナス]]を紹介する狂言回しとしての役割を忠実に果たしている。また、女性口調で話している。

-[[青赤]]の[[2色]]で[[火力]]と[[バウンス]]の組み合わせは比較的珍しい。他には[[《戦攻竜騎ドルボラン》]][[《無法のレイジクリスタル》]]などがある。

**関連カード [#n0328592]
-[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]
-[[《混沌紳士 トリックスタァ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《「空が真っ赤に燃え尽きる!」》]]
--[[《「未来は努力で変えられる!」》]]
--[[《美孔麗の伝説》]]

**収録セット [#rc826wcc]
-illus.[[Tutui Misa]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](S9/S11)
-illus.[[Tutui Misa]]/[[otumami]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](秘7/秘15)

**参考 [#tba0a922]
-[[ムートピア]]
-[[美孔麗王国]]
-[[ビビッドロー]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[バウンス]]
-[[破壊置換効果]]
-[[山札の上]]
-[[山札送り]]

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