#author("2024-03-28T02:44:39+09:00","","")
#author("2024-04-29T08:37:09+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじょうほうごう){頂上縫合}; ドギラディス&ruby(オプティマス){勝};&ruby(サード){3rd};》 [#top]

|頂上縫合 ドギラディス勝3rd SR 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/メガ・コマンド・ドラゴン/グレートメカオー 13000|
|''EXライフ''|
|''革命チェンジ'':多色のコスト5以上のドラゴン|
|''T・ブレイカー''|
|''ファイナル革命'':このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コスト6以下の多色の呪文を1枚、自分の手札またはマナゾーンからコストを支払わずに唱えてもよい。|
|各ターンに一度、自分が多色の呪文を唱えた時、それを墓地から手札に戻してもよい。|

[[DM23-EX2]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[グレートメカオー]]。

[[コスト]]5以上の[[多色]][[ドラゴン]]を条件とした[[革命チェンジ]]と[[EXライフ]]を持つ[[T・ブレイカー]]。[[ファイナル革命]]でコスト6以下の多色[[呪文]]を[[手札]]か[[マナ]]から[[踏み倒す]]。
[[コスト]]5以上の[[多色]][[ドラゴン]]を条件とした[[革命チェンジ]]と[[EXライフ]]を持つ[[T・ブレイカー]]。[[ファイナル革命]]でコスト6以下の多色[[呪文]]を[[手札]]か[[マナゾーン]]から[[踏み倒す]]。
さらに、各[[ターン]]に一度[[唱えた>唱える]]多色呪文を[[墓地回収]]でき、ファイナル革命で唱えた呪文も即座に戻せる。

[[EXライフ]]は単純に[[耐性]]や[[シールド追加]]としても機能するが、容易には[[離れない]]ため革命チェンジで使い回すことはできない。
各能力は強力ではあるが、[[革命チェンジ]]で多色クリーチャー、[[ファイナル革命]]で多色呪文を要求し、このカードも多色なので、必然とデッキは[[色事故]]率の高い構築を要求される。
幸い、[[多色]]であれば[[文明]]も問わないため、[[色]]が全く合わないデッキでの採用は検討できる。

また、[[EXライフ]]は単純に[[耐性]]や[[シールド追加]]としても機能するが、容易には[[離れない]]ため革命チェンジで使い回すことはできない。
使い回しを考えるなら、革命チェンジで唱えられる呪文で[[シールド回収]]系の能力持ちが視野に入る。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と異なり自力では[[打点]]を伸ばせないため、[[超次元呪文]]やこの[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]できる呪文、または[[《勝利のガイアール・カイザー》]]など[[シールド]]を[[ブレイク]]せずにこのクリーチャーを出せる[[カード]]と組み合わせたい。
ちなみに登場前の時点ではこのクリーチャーのファイナル革命で唱えられる[[GR召喚]]呪文は存在しない。もしGR召喚と組み合わせたいなら、[[《「未来から来る、だからミラクル」》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]などを間に噛ませる必要がある。

-最後の[[呪文]]回収能力は、同系統の能力では他にあまり例を見ない、「呪文を唱えた時」に[[トリガー]]する[[誘発型能力]]。
[[チャージャー]]などの[[自己置換効果]]は勿論の事、[[《ブロッケン・ヴォーン》]]や[[《SC龍飛→SC風流》]],[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]などの[[置換効果]]にも割り込めず、結果[[墓地]]以外の[[ゾーン]]に送られ、回収し損ねることも在り得る。

**他のカード・デッキとの相性 [#te4f1c33]
-ファイナル革命の効果から、[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]の入れ替え候補あるいは両立させて5枚以上入れたデッキが考えられる。[[《禁呪と聖句の決断》]]といったどちらからでも唱える範囲に入る呪文を軸とした場合にその構築が最大限に効力を発揮できる。

-[[【白青赤緑ドラグナー】]]のような[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]であれば[[《メンデルスゾーン》]]→[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]へと2→5と繋いでから、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を[[革命チェンジ]]元に[[手札]]以外[[メタ]]を処理しながら、[[《「未来から来る、だからミラクル」》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]を唱えて、[[耐性]]付き[[打点]]と手札を稼ぐという使い方ができる。そこから[[《ドラゴンズ・サイン》]]で展開できれば尚良い。

-[[【青黒赤緑邪王門】]]でも[[マナゾーン]]の[[《百鬼の邪王門》]]にアクセスできて取り回しが良い。[[【5色ザーディクリカ】]]であれば、[[《天災 デドダム》]]→[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]と3→5と繋ぎつつ、コスト6多色リアニメイト呪文にアクセスするという使い方もある。

-[[《焦土と開拓の天変》]]が[[ファイナル革命]]先となるため、[[【黒ランデス】]]にも適性がある。

-[[【5色ザーディクリカ】]]では[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で出した[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]から[[革命チェンジ]]しつつ、[[《ブレイン・スラッシュ》]]や[[《ドンドン火噴くナウ》]]などを唱えられる。

-[[《MAX鬼無双》]]で自身をコストにすれば、[[EXライフ]]で耐えつつ[[《超竜バジュラズテラ》]]に[[進化]]できる。[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]から繋げば最速3ターン目に非ドラゴン基盤に対して致命傷を負わせられる。

-[[《聖霊龍騎サンブレード・NEX》]]は[[デメリット]]はあるが4マナで出せるコスト5以上[[革命チェンジ]]元であり、[[手札]]を[[捨てる]]ので[[《ブレイン・スラッシュ》]]などの[[リアニメイト]][[呪文]]とも相性抜群。

-[[グレートメカオー]]なので[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の進化元になり、[[ファイナル革命]]で[[《禁呪と聖句の決断》]]を唱えれば手札から《ビッグバン・アナスタシス》を[[コスト踏み倒し]]できる。

-種族に[[グレートメカオー]]を所持している為、[[メカ]]・[[メクレイド]]8〜で使うことも可能。ただし、その場合[[革命チェンジ]]で出していないので、[[ファイナル革命]]の能力は使えない。
[[多色]]であれば[[文明]]は問わないため色が合わない部分はあまり気にはならないが、チェンジ元となる[[メカ]]/[[ドラゴン]]が登場以前では[[《断影龍 ユスティーツァ》]],[[《龍神丸》]],[[《鎧輪双翔ボルシャック・スカイ》]]の3種しかいないのもネック。

**環境において [#gaeed818]
潜在能力こそは情報判明当初から認められていたが、やはり革命チェンジ条件がそれなりに厳しく、環境レベルのファイナル革命の対象が限られることから、登場直後の時点ではそれらを自然と採用できる[[【5色ザーディクリカ】]]や[[【5色グレンモルト】]]に限られる。そもそも呪文を大量に[[コスト踏み倒し]]することを追求するならこれを使わなくとも[[【ブレスラチェイン】]]のような[[ループ]]型[[5色]][[デッキ]]を使えば十分という面もある。

登場2週目にはオリジナルの[[【白青赤ゾージアミラダンテ】>【ロージアミラダンテ】#k52b152d]]で結果を残した。そのデッキには[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]がコスト踏み倒し先として投入されており、細部が異なるが丁度[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]のような使い勝手である。

登場約3週間後には[[【青黒赤緑邪王門】]]での使用実績が報告された。序盤に止むを得ず[[マナチャージ]]した[[《百鬼の邪王門》]]や[[《「未来から来る、だからミラクル」》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]にアクセスできるのが優秀。

[[【オボロティガウォック】]]に普通に4ターン目から5ターン目辺りに[[《禁呪と聖句の決断》]]にアクセスして唱える手段として投入される場合があった。『[[超CSⅥ in福岡>超CS]]』ベスト8構築もこれを主軸の1つとしていた。[[《禁呪と聖句の決断》]]との相性に関しては後に2024年2月になると、直近の環境から完全に消えていた[[《邪神M・ロマノフ》]]をこちらの[[墳墓避け]]として採用した型が結果を残しており、ある意味では[[【絶望神サガループ】]]消滅後の[[《邪神M・ロマノフ》]]の用途が開拓されたとも言える。

**その他 [#others]
-2016年9月に開催された[[DMGP-''3rd''>公認グランプリ]]の決勝戦にて対戦した[[【火闇ドギラゴン剣】>【赤黒ドギラゴン剣】]]と[[【ラララオプティマス】]]の主要カードである[[《蒼き団長 ''ドギラ''ゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と[[《常''勝ディス''・''オプティマス''》>《常勝ディス・オプティマス》]]を合成した『縫合』ディスペクター。
#region2(合成元との関係){{
-[[《オプティマス》>《常勝ディス・オプティマス》]]をベースに、頭部と足首を[[《ドギラゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のものと交換。また、肩には[[《ドギラゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のマントが縫い付けられている他、[[《オプティマス》>《常勝ディス・オプティマス》]]の両腕に[[《ドギラゴン剣》>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の爪が移植されている。
--[[カード名]]も「ドギラゴン剣」に倣って「剣」にあたる所に、《常勝ディス・オプティマス》の「勝」、ルビに「オプティマス」が振られており、「ディスオプティマス」と読めるように名称が強調されている。
-[[能力]]面では[[革命チェンジ]]や[[ファイナル革命]]でのコスト6以下の[[多色]]の[[カード]]の[[踏み倒し]]に《ドギラゴン剣》の面影を大きく残すが、呪文サポートに特化している点や呪文の墓地回収能力は《オプティマス》の要素と考えられる。[[ディスペクター]]ながら、能力面ではかなり「リスペクト」されていると言える。
--ただし、元ネタになったデッキが【''火闇''ドギラゴン剣】なのにも拘わらず、その両方の[[文明]]を持ち合わせていない点は[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に対する「ディスペクト」とも捉えられる。一方で、[[光水自然>白青緑]]の【ラララオプティマス】の要素を強く受け継いでいる点は[[《常勝ディス・オプティマス》]]に対する「リスペクト」とも捉えられる。

-これまで[[ディスペクター]]における呪文戦略は「混成」の担当だったのだが、このカードは「縫合」ながら呪文の運用に秀でている。

-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から[[火]][[文明]]と[[ハムカツ団]],[[革命軍]]を、[[《常勝ディス・オプティマス》]]からは[[光]][[文明]]と[[エイリアン]]を削除している。
}}

-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]及び[[革命チェンジ]]持ちからは初の[[ディスペクター]]である。

-[[《常勝ディス・オプティマス》]]を素体にしたディスペクターは、[[《常氷接続 オプティマス・ブリザード》]]に続き2体目である。

-2枚目となる''[[任意]]の''[[ファイナル革命]]持ちである。『そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ』の裁定は[[《未来の法皇 ミラダンテSF》]]を参照。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第36話で[[斬札 ウィン]]が[[ウガタ]]戦(デッキ交換)で使用。
[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の攻撃時に[[革命チェンジ]]し、[[ファイナル革命]]で[[《超次元リュウセイ・ホール》]]を唱えて[[《サファイア・ミスティ》]]を出した。
この時にCGモデル化したことで《オプティマス》の胴体に対し《ドギラゴン剣》の頭部が小さすぎるというアンバランスさが分かりやすくなった。
また、ウィンはこのクリーチャーを「勝(オプティマス)3rd(サード)」と略称している。
--同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。

**関連カード [#relation]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《常勝ディス・オプティマス》]]

-[[《常氷接続 オプティマス・ブリザード》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](18/112)

**参考 [#c2997414]
-[[ディスペクター]]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[グレートメカオー]]
-[[EXライフ]]
-[[革命チェンジ]]
-[[ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ファイナル革命]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ターン1]]
-[[墓地回収]]

-[[公認グランプリ]]

&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト8,ディスペクター,縫合,メガ・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,グレートメカオー,メカ,パワー13000,EXライフ,革命チェンジ,革命チェンジ:多色のコスト5以上のドラゴン,T・ブレイカー,ファイナル革命,コスト6以下,多色サポート,呪文サポート,コスト踏み倒し,各ターンに1度だけ,墓地回収,呪文回収,ドギラゴン,SR,スーパーレア,Sansyu);