#author("2024-10-03T11:43:41+09:00","","")
#author("2024-10-03T11:46:19+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじょういんかん){頂上印鑑}; パラキン&ruby(エイス){8th};/「&ruby(まもの){魔物};が&ruby(い){居};るな……」》 [#top]

|頂上印鑑 パラキン8th VR 火文明 (5)|
|クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/アーマードン 5000|
|このクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを破壊する。|
|''スピードアタッカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーをアンタップし、カードを2枚引く。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「魔物が居るな……」 VR 光/自然文明 (4)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|相手は、自身のアンタップしているクリーチャーを2体選んでタップする。|
|カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。|

[[DM23-EX2]]で登場した[[火]]の[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]/[[アーマードン]]と[[光]]/[[自然]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー側は[[アタックトリガー]]の[[解決]]のタイミングで自分の[[手札]]が1枚以下という条件を満たせば自己[[アンタップ]]しつつ2[[ドロー]]するスピードアタッカー。
ターンの終わりに[[自壊]]するデメリットと引き換えに、コストを軽減することもできる。

元となった[[《印鑑D》]]と比べると、疑似[[B・A・D]]による実質コストはあちらと同じ4だが、種族が[[コマンド・ドラゴン]]で[[アーマード]]とサポートが豊富なものに変化している。[[名目コスト]]が1下がったことで素出しがしやすくなり、[[ビートダウン]]だけでなく[[置きドロー]]的な使い方もしやすくなった。[[ドラゴン]]なので[[《チャラ・ルピア》]]や[[《メンデルスゾーン》]]から3ターン目に素出しできる。
反面、[[カード]]としては[[多色]]になったことでハンドキープに難があり、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《テック団の波壊Go!》]]など、コスト5であるが故の裏目も存在する。

[[クリーチャー]]側が[[侵略]]元に最適。[[火]]の[[コマンド]]なので多くの[[侵略]]に対応し、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などの適当な[[T・ブレイカー]]とアンタップ能力を組み合わせれば初期[[シールド]]5枚をすべてブレイクすることが可能。[[《龍装者 バルチュリス》]]や[[一撃奪取]]系と組み合わせれば3ターンキルも狙える。
攻撃を開始した時点で手札が2枚以上あったとしても、先に[[侵略]]を[[解決]]して手札を減らしてから《パラキン8th》を解決することで侵略先をアンタップしながら2ドローできる。
ただし、疑似[[B・A・D]]による[[破壊]]も[[侵略]]先に引き継がれる点には注意が必要。

[[革命チェンジ]]とも相性が良く、最低でも「コスト1[[重い]]が[[防御札]]にもなる[[《“龍装”チュリス》]]」のように使えるだろう。
アンタップ能力と組み合わせる際は[[革命チェンジ]]先が[[スピードアタッカー]]を持っていないと追撃できない点には注意。1回目攻撃時にアンタップ能力を使い、2回目攻撃時に[[革命チェンジ]]という動きは可能。

[[ハンデス]][[デッキ]]に対する[[今引き]]の強化としても期待できる。1回目の攻撃で[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を補充すれば、そこから[[ファイナル革命]]で[[《王来英雄 モモキングRX》]]を呼び出し、そこから手札やバトルゾーンなどのリソースを広げられる。

コスト2初動[[マナブースト]]から2→4と繋がるため、ドラゴン基盤以外の[[革命チェンジ]]デッキでも広く使い道がある。ドラゴン参照系マナブーストに依存しない新たな[[【青赤緑モモキングRX】]]への期待も上がるだろう。[[《アルカディアス・モモキング》]]への強化にもなるが、このカードの呪文側自体が[[《アルカディアス・モモキング》]]で止まらない範囲である。

1回目攻撃時に[[侵略]]+アンタップして、2回目攻撃時に[[革命チェンジ]]といった、[[侵略]]と[[革命チェンジ]]両方を組み合わせた動きもできる。
[[《革命類侵略目 パラスキング》]]、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]、[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]などは[[侵略]]+[[革命チェンジ]]の動きを狙いやすい。

[[アーマード]]なので、各種[[アーマード]]サポート、[[アーマード]]・[[メクレイド]]5にも対応している。


呪文側は相手にクリーチャー2体を[[タップ]]させ、自分は[[ドロー]]と手札からの[[マナ加速]]ができる[[S・トリガー]]。
相手の動きを封じつつリソースを整えることができる。[[除去]]はできないので一時凌ぎではあるが、増えたマナで反撃に転じられるのは強力。
手打ちする場合、[[クリーチャー]]側と組み合わせて、[[タップキル]]するのも良い。疑似[[B・A・D]]と[[マナ加速]]を使えば計7マナの状態から[[タップキル]]を狙え、手札からの[[マナ加速]]なので[[多色事故]]も起きにくい。


カードとしては[[火]]/[[光]]/[[自然]]であり、[[マナ基盤]]としても優秀。かつて同色はわずか6枚(([[《龍仙ロマネスク》]] [[《居合のアラゴナイト》]][[《勇王の化身ダイカイザン》]] [[《極みの香!イタダキマツタケ》]] [[《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》]] [[《トップ・オブ・ロマネスク》]]))しかなく、その中でも実用的なカードは[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]くらいだった。また、それらでは[[S・トリガー]]を持つものはこれが初。登場直前の時点では[[《龍仙ロマネスク》]]と[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]の2枚は環境から遠ざかっていたため、なおさら同色のカードとしては際立つ。[[【青赤緑モモキングRX】]]では[[《アルカディアス・モモキング》]]を素出しするための[[マナ基盤]]としても利用できる。

懸念点は[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]だろう。
[[【青赤緑モモキングRX】]]において、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]、[[《王来英雄 モモキングRX》]]に加えこちらと、優秀な革命チェンジ元ドラゴンがあまりにも5コスト帯に固まっているため、[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]で「5」を宣言されると途端にデッキが機能停止してしまう。
2024年4月現在はそちらが[[プレミアム殿堂]]したため、恐れる必要はなくなったか。
2024年3月11日にそちらが[[プレミアム殿堂]]に指定されたため、恐れる必要はなくなったか。

-[[《暴竜爵の爪》]]とは連続攻撃できるスピードアタッカーという点で相性が良い。ただし、そちらを出す前に[[コスト軽減]]を行っても場に留めておけないのには留意。

**環境において [#h8a2cd09]
[[DM23-EX2]]発売2週目の[[オリジナル]]でこのカードを採用した[[【青黒赤バイク】]]がベスト4入りを果たした。先置きの[[《異端流し オニカマス》]]とクリーチャー側を使った侵略とで大体の対面は突破できる。自壊した後も[[《絶速 ザ・ヒート》]]で[[墓地回収]]できるため無駄がない(これを自壊させてから[[《絶速 ザ・ヒート》]]で[[回収]]し、さらに再[[召喚]]する余裕がいつもあるとは限らないが)。

発売2週間近く後には[[【白赤緑モモキングRX】>【モモキングRX】]]で結果を出した。

発売3週間後のアドバンスでは[[【白黒赤ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】#l5e8783e]]での上位入賞が確認された。因みに[[《最終龍覇 グレンモルト》]]や[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]のフィニッシャー性能が余りに高いため、[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]とそのセットの進化クリーチャーはそちらのレシピには採用されなかった。

**その他 [#others]
-2019年4月に開催された[[DMGP-''8th''>公認グランプリ]]Day1の2ブロック構築決勝戦にて対戦した[[【火自然印鑑パラキン覇道轟轟轟】>【赤緑“轟轟轟”ブランド】#g5272ef9]]VS[[【バラギアラループ】]]の一幕をモチーフとしたカード。
クリーチャー側は[[《''印鑑''D》>《印鑑D》]]と[[《革命類侵略目 ''パラ''ス''キン''グ》>《革命類侵略目 パラスキング》]]、呪文側は[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]]がそれぞれ元ネタだろう。
--クリーチャー側の能力は上述の通り、コストが1軽くなった[[《印鑑D》]]そのもの。ただし、バトル中の[[パンプアップ]]は削除された。
---種族の「アーマードン」は一見「アーマード・ドラゴン」の誤植のようにも見えるが、[[《印鑑D(スタンプドン)》>《印鑑D》]]が由来の種族だと思われる。
それを示すように、イラストでは[[《革命類侵略目 パラスキング》]]に[[《印鑑D》]]が騎乗している。
--呪文側の能力は[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]]と[[輪廻∞]]を意識したものだろう。
コストと(側単位での)文明が異なりマナ加速元が山札から手札に変化しているが、それ以外は同じ。
---数ある《バラギアラ》の中でも《輪廻暴聖》が選ばれたのは、当対戦の2戦目で【バラギアラ】側がこのカードをトリガーさせて[[《印鑑D》]]の攻撃を封じたシーンが元ネタだろう。
そして2戦目といえば【バラギアラ】側が[[《始虹帝 ミノガミ》]]の召喚を忘れたことで[[輪廻∞]]により[[ライブラリアウト]]してしまう事件が起きた対戦でもある。
//この時の誰かの発言がカード名の元ネタである?元ネタ調査不足です。すみません。
--余談だが[[ドロー]]能力はどちらの側でも[[強制]]。うっかり山札がギリギリの時に出して[[能力の暴走>ライブラリアウト]]という「GPの魔物」に狩られないよう注意したい。

-初の[[火]]単色の[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]。

**関連カード [#relation]
-[[《印鑑D》]]
-[[《革命類侵略目 パラスキング》]]
-[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]]

-[[《“龍装”チュリス》]]
-[[《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》]]

-[[《頂上混成 BAKUONSOOO8th》]]

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[Takaaki Sato]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](37/112)

**参考 [#c2997414]
-[[ツインパクト]]
-[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]
-[[アーマードン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[アンタップ]]
-[[ドロー]]
-[[S・トリガー]]
-[[タップ]]
-[[マナブースト]]

----
[[公式Q&A]]

-クリーチャー側3つ目の能力について

>Q.自分の手札が[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]1枚だけの状況で、自分の''《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》''で攻撃し、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の「革命チェンジ」を宣言しました。&br;先に''《頂上印鑑 パラキン8th》''の「攻撃する時」の能力を使ってアンタップしてから[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と入れ替えられますか?
A.はい、アンタップしてから入れ替えられます。&br;「攻撃する時」の能力は好きな順番で解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43944]](2023.10.20)

>Q.自分の手札が2枚の状況で''《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」》''で攻撃した際、''《頂上印鑑 パラキン8th》''の「攻撃する時」の能力を解決する前に、手札の[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の「侵略」を使い''《頂上印鑑 パラキン8th》''の上に重ねました。&br;この時点で手札が減って1枚になったのですが、続けて「攻撃する時」の能力を解決し、カードを2枚引けますか?
A.はい、引けます。この能力は、攻撃を開始した瞬間の手札枚数ではなく、能力を解決した時点での手札枚数を参照します。&br;能力を解決する時点で手札が1枚なので、カードを2枚引きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43945]](2023.10.20)

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