#author("2025-07-14T19:23:41+09:00","","")
#author("2025-07-27T22:11:46+09:00","","")
*《&ruby(せいおん){青音};の&ruby(せいれいりゅう){精霊龍}; リンガール》 [#top]

|青音の精霊龍 リンガール P 光/水文明 (4)|
|クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍 3000|
|ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。|

[[DMD-30]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エンジェル・ドラゴン]]/[[革命軍]]。

[[攻撃制限]]のない[[ブロッカー]]であり、[[cip]]で[[手札]]から[[シールド追加]]できる。

[[コストパフォーマンス]]は[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]で[[《アルプスの使徒メリーアン》]]を呼び出した場合とほぼ同等だが、《メリーアン》と違って相手[[プレイヤー]]を[[攻撃]]でき、[[種族]]に[[ドラゴン]]まで付いている。
[[素出し>手打ち]]でもそこそこ[[スペック]]が高い上に、後述する[[【5色ドギラゴン剣】]]では様々な[[カード]]の[[効果]]で[[コスト踏み倒し]]された。

[[軽い]][[多色]][[ドラゴン]]なので[[革命チェンジ]]元としても期待できるが、「[[シールド追加]]しようとすると[[手札]]が減ってしまう」点が[[革命チェンジ]]を多用する[[ビートダウン]]においてはネックとなるだろう。
[[能力]]は[[強制]]ではなく[[任意]]なので、状況を見て上手く使うべき。

**比較対象 [#o3361043]
-[[シールド]]を補充してくれる[[ブロッカー]]が欲しいだけなら、[[《魔法の玉 タルー》]]の存在が気になる。あちらは[[単色]]である上、[[山札の上]]から[[シールド追加]]を行うので手札を減らさないで済む。[[【トリガービート】]]系統の[[デッキ]]に積むのなら好みが分かれるだろう。
一方、[[手札]]から狙った[[カード]]を[[シールド追加]]できるのは大きな[[メリット]]。

-[[DM24-RP2]]で種族違いで[[上位互換]]に相当する[[《超光喜 エルボロム》]]が登場した。

**他のカード・デッキとの相性 [#j595cb55]
-当時の[[多色]]クリーチャーの中では比較的[[スペック]]が高く、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]にも対応していたため[[【5色ドギラゴン剣】]]に採用された。
「水のクリーチャー」という部分は[[《音精 ラフルル》]]への[[革命チェンジ]]に、「コスト5以下」という部分は[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]での[[リアニメイト]]にそれぞれ役立った。
細かい[[シナジー]]には[[シールド]]が1つもない時に出して[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]を復活させるというものもあった。

-[[【5色ドギラゴン剣】]]は[[光]]の枚数を削って構築されることが多く、[[マナ基盤]]としても優秀だった。この点は後に[[《アクアン・メルカトール》]]が登場し、[[手札補充]]の期待値に貢献したことで再評価された。

-[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]がいれば[[警戒]][[ブロッカー]]になるため、[[【5色ドギラゴン閃】]]とも好相性。

**環境において [#v909442d]
[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけて[[【5色ドギラゴン剣】]]で活躍。
主に[[墓地肥やし]]の[[下振れ>振れ幅]]で[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《音精 ラフルル》]]にアクセスできなかった場合のサブプランとして機能した。

遅くとも[[新章デュエル・マスターズ]]には[[《アルカディア・スパーク》]]の[[4枚積み]]がメジャーになり、[[cip]]で仕込むカードもそちらが定番になった。

**その他 [#o0a01d9f]
-実物のカードでは「マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。」[[テキスト]]が抜けている。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31416/]]

-「リンガール(英:lingual)」は「言語の」「舌音の」という意味の形容詞であり、音楽をモチーフとした[[ドレミ団]]に繋がりのある名前と言える。
また、「鈴(音読みで"りん")」との押韻を意識しているのか、[[イラスト]]では鈴を体の両側に括り付けて頭に鈴を被ったクリーチャーとして描かれている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|青音の精霊龍 リンガール R 光/水文明 (4)|
|クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍 3000|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の手札1枚をシールド化してもよい。|

[[DMPP-28]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

[[能力]]自体に変更はないが総合的な[[スペック]]が[[デュエプレ]]のゲームバランスと非常に良く噛み合っており、数多くの[[環境]][[デッキ]]に採用された。

第一にデュエプレでは[[《単騎連射 マグナム》]][[《音精 ラフルル》]]といった[[カウンター]]封じ手段が軒並み弱体化されており、高コストの[[S・トリガー]]を多めに採用しておき《リンガール》で仕込むという戦略に裏目が生じにくい。

第二に[[環境]]最大母数の[[フィニッシャー]]である[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と[[シナジー]]がある。[[多色]]クリーチャーなのでそちらの[[ファイナル革命]]で[[踏み倒し]]たり、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]したりできる。

第三に自分の《リンガール》で[[オールタップ]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を仕込んだ上で相手より先に攻撃できれば、相手が《リンガール》で仕込んだ[[シールド]]を安全に[[ブレイク]]できる。すなわち、《リンガール》入りデッキ同士で[[メタ]]が回る余地がある。

[[DMPP-30]]期だけでも【白青赤黒ドギラゴン剣】【5色ドギラゴン剣】[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]][[【ネロ・グリフィスIII世】>【ネロ・グリフィスIII世】(デュエプレ)]]【白青デュエランド】[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]【マッド・デッド・ウッド】【白青緑ウェディング】に採用され、他にも[[色]]の合う[[デッキ]]全般に入るポテンシャルがある。
[[DMPP-30]]期だけでも[[【白青赤黒ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)]]【5色ドギラゴン剣】[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]][[【ネロ・グリフィスIII世】>【ネロ・グリフィスIII世】(デュエプレ)]]【白青デュエランド】[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]【マッド・デッド・ウッド】【白青緑ウェディング】に採用され、他にも[[色]]の合う[[デッキ]]全般に入るポテンシャルがある。

採用され得るデッキの数が多いことは、そのままこのカードの長所がもう1つ増えることを意味する。[[マナチャージ]]の内容次第では《リンガール》を出した時点で[[公開ゾーン]]から[[デッキタイプ]]を絞り込めない場合があり、その場合仕込んだ[[シールド]]から何が[[トリガー]]するかはギャンブルになる。
「[[《終末の時計 ザ・クロック》]]か、最悪でも[[《ヘブンズ・ゲート》]]読みで早めにブレイクしたら実は[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]」という逆転負けがないとは言い切れない。

総じて自分が[[ワンショット]]されるリスクを減らしつつ、相手にだけリスクを押し付けることに長けており、この時期の[[ランクマッチ]]を遊ぶなら対策必須のクリーチャーとなっている。

***他のカード・デッキとの相性 [#s8e19d8a]
-[[《禁断 ~封印されしX~》]]の[[P'S封印]]を残り1枚にし、これで[[コマンド]][[S・トリガー獣]]を仕込むことで手軽に[[全体除去]]を構えられる。主に[[【ドギラゴン剣】>【ドギラゴン剣】 (デュエプレ)]]で使用される[[コンボ]]。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]と好相性。これで[[《謎帥の艦隊》]][[《テック団の波壊Go!》]]などを仕込み、返しのターンに[[エクストラウィン]]を狙うデッキが組める。

-[[パワー]]3000なので[[チャンプブロック]]になりやすいが、[[《魔光大帝ネロ・グリフィスIII世》]]がいれば[[pig]]を[[誘発]]しやすいという[[メリット]]にもなる。

-[[cip]]で[[《湧水の光陣》]]を仕込み、[[水]]のクリーチャーなので生き残れば[[リアニメイト]]範囲を強化できる。2体目の《リンガール》もリアニメイトできる。

-相手の[[公開ゾーン]]に[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]が見えている場合、《リンガール》も採用されていると思った方が良い。
上述の通り[[デュエプレ]]では[[カウンター]]封じがあまり強くないので、[[cip]]のリアニメイト先はこのクリーチャーを使うのが[[アドバンテージ]]の観点から合理的である。

-主な対策は[[シールド焼却]]。[[ピンポイントメタ>銀の弾丸]]として[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]を採用した【ドルマゲドンX】も結果を残した。

***その他 [#y864303e]
-[[DMD-30]]版の[[フレーバーテキスト]]が[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]に移動しているためか新規のフレーバーが宛てられた。

**関連カード [#v90149e9]
-[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]
-[[《魔法の玉 タルー》]]
-[[《「光魔の鎧」》]]
-[[《「剛力の火砲」》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#bb8f2817]
-[[DMD-30]]&br;'''[[カーネル>《青寂の精霊龍 カーネル》]]は音を止めることで、相手の時間を止めるのだ! ---青音の精霊龍 リンガール'''
-[[DMPP-28]]&br;'''リンガールさんは音を操ることで、味方を守るのです。――[[青寂の精霊龍 カーネル>《青寂の精霊龍 カーネル》]]'''

**収録セット [#qa4149f6]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMD-30 「革命スタート・デッキ ルシファーの時間停止」>DMD-30]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[望見]]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMPP-28 「蒼剣革命 -CHANGE THE FIELD-」>DMPP-28]]

**参考 [#zc02f576]
-[[エンジェル・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[シールド追加]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,白青,2色,多色,コスト4,エンジェル・ドラゴン,エンジェル,ドラゴン,革命軍,パワー3000,ブロッカー,cip,シールド追加,P,レアリティなし,Hokuyu,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),白青 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),エンジェル・ドラゴン (デュエプレ),エンジェル (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),革命軍 (デュエプレ),パワー3000 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),シールド追加 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Hokuyu (デュエプレ));