#author("2024-02-01T01:32:09+09:00","","")
#author("2024-02-10T14:49:57+09:00","","")
*《&ruby(れいこくせつぞく){霊黒接続}; スピリガリア》 [#u025e25d]

|霊黒接続 スピリガリア UC 光/闇/自然文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ミステリー・トーテム 4500|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|''スレイヤー''(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ダークロード]]/[[ミステリー・トーテム]]。

[[EXライフ]]、[[ブロッカー]]、[[マッハファイター]]、[[スレイヤー]]の4つの[[キーワード能力]]を持つ。
[[スレイヤー]]を持っているためか、6[[コスト]]という[[コスト]]に対して[[パワー]]が低めで[[W・ブレイカー]]も[[パワード・ブレイカー]]も持っていない。
//ディスペクター唯一のシングルブレイカー。←ガラムシッド「なかーま」
その分、[[EXライフ]]・[[ブロッカー]]・[[マッハファイター]]という[[スレイヤー]]と相性の良い[[キーワード能力]]を3つも併せ持つため、もっぱら対[[クリーチャー]]戦闘に特化した[[ディスペクター]]と言える。
[[EXライフ]]と[[スレイヤー]]のシナジーにより、どんな[[クリーチャー]]でも[[破壊]][[耐性]]を持たない限り1体は一方的に討ち取ることができる。
[[スレイヤー]][[マッハファイター]]として相手[[クリーチャー]]を問答無用で攻撃して[[破壊]]したり、[[スレイヤーブロッカー]]として相手の攻撃を牽制したりできる。

要注意点としては、[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]等に代表される自己[[アンタップ]][[能力]]を持たない点がある。[[マッハファイター]]で突撃すれば返しの相手[[ターン]]での防衛に参加できず、[[ブロッカー]]として運用する場合折角の[[マッハファイター]]が腐ってしまい、「[[バトル]]さえすれば[[EXライフ]]・[[スレイヤー]]によって自分だけ生き残りつつ相手[[クリーチャー]]を[[破壊]]できる」というこの[[クリーチャー]]最大の強みを活かし辛くなってしまう。
[[《シャイニング・近未来・シティ》]]などで[[アンタップ]]できるようにするか、あるいは攻撃・防御のどちらかに振り切って運用するかはよく考えたい。

総じて、所持する[[能力]]を全て活用するとなると一工夫必要だが、その軽さと対[[クリーチャー]]戦闘[[能力]]により独自の強みを持つ[[クリーチャー]]。
[[召喚酔い]]しない[[3色]][[ディスペクター]]の中でも、[[ササゲール]]対応及び[[名目コスト]]の軽さによる早出しのしやすさを活かしてやりたいところ。

-[[白黒緑]]という『接続』[[3色]]を全て持つ[[ディスペクター]]であるため、各色[[ディスペクター]]指定の[[アタック・チャンス]][[呪文]]に対応しており、さらに[[マッハファイター]]でもあるので、[[シールド]][[ブレイク]]のリスクを冒すことなく[[召喚]][[ターン]]に即座に唱えることが出来る。
各種呪文との相性は以下の通り。
|~名前|~種類|~踏み倒し条件|~備考|
|[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]|コスト4・[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の呪文|[[光]]/[[闇]]/[[自然]]のディスペクター|序盤は1枚で[[シールド追加]]、[[マナブースト]]、[[墓地肥やし]]をこなす高コスパ呪文として、後半や攻めの場面では[[ディスタス]]・[[ディスペクター]]を3つの[[ゾーン]]から増殖可能。|
|[[《混成秘伝デュアルスタック》]]|コスト6・[[光]]の呪文|[[光]]のディスペクター|3体のクリーチャーを[[フリーズ]]できる。マッハファイター、スレイヤーを通しやすく出来、反撃のリスクを減らせる。|
|[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]|コスト5・[[闇]]の呪文|[[闇]]のディスペクター|敵クリーチャー全体に3000の[[パワー低下]]を与える。除去範囲の向上、低パワークリーチャー一掃など攻めの選択肢。|
|[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]|コスト5・[[自然]]の呪文|[[自然]]のディスペクター|相手クリーチャーとの[[効果バトル]]をおこす。マッハファイターと併せて除去対象の増加の他、他のクリーチャーのバトル効果補助などに使える。|

--このクリーチャーは『接続』[[3色]][[ディスペクター]]の中でも最軽量を誇るので、特に[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]を最速で[[唱える]]ことが出来るのが強みになる。
入念な下準備を元に爆発的な威力を発揮する《ZERO×STRIKE》と最速詠唱は一見すると相性が悪いが、6[[コスト]]という軽さ故に準備の整った終盤に《ZERO×STRIKE》で増殖したい味方[[ディスタス]]・[[ディスペクター]]と同一[[ターン]]に並べ一気に奇襲を仕掛けられるというメリットがある。
---[[DMRP-19]]時点で[[召喚酔い]]しない『接続』[[3色]][[ディスペクター]]はこの[[クリーチャー]]と[[コスト]]11の[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]の2体しかいないので、そこまで意識せずとも詠唱役としての差別化は出来ていると言える。
--勿論、[[単色]]指定の[[《混成秘伝デュアルスタック》]][[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]][[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]と組み合わせるのも有力。《アンビバレンツリンク》《ドミニオンスパイク》とこの[[クリーチャー]]を組み合わせた際、上手くすれば相手の[[スター進化]]・[[EXライフ]]等の[[耐性]]を貫通し一回の攻撃で[[破壊]]しきることが出来る可能性があるのは見逃せない。

-[[召喚酔い]]しない6[[コスト]][[3色]][[ディスペクター]]としては他に[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]や[[《悪撃縫合 ドルゲペイン》]]がいる。[[ディスペクター]]専用[[アタック・チャンス]][[呪文]]運用において[[ベリーレア]]以上である彼らに並ぶと考えると、[[アンコモン]]ながら悪くないスペックである。
-[[ササゲール]]を活用して早出しすると、[[名目コスト]]の軽い各種[[アタック・チャンス]][[呪文]]を手打ちより更に早く撃てる可能性がある。[[《賢樹 エルフィ-1》]]などを絡めた速攻[[召喚]]に成功すれば、序盤から[[ウィニー]]軍団を停止させる強烈なカウンターを決めることも不可能ではない。


**その他 [#hd2dd7e1]
[[《暗''黒''皇女メ''ガリア''》>《暗黒皇女メガリア》]]と[[《''霊''光の化身(''スピリ''チュアル・トーテム)》>《霊光の化身》]]の『接続』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《霊光の化身》の左肩に《メガリア》が腰から上を接合されている。また、《メガリア》の体には、『接続』派閥特有のビス止め金属板が接合箇所と関係ない部分にまで大量に貼り付けられ、さながら継ぎ接ぎのドレスのような外見になっている。
--元イラストで《メガリア》が右手に掲げていた球体((おそらく、[[フレーバーテキスト]]に記述されていた「幾千もの魂を封じた邪杯」))が、元イラスト同様《メガリア》の右手に掲げられているだけでなく、周囲にいくつか浮遊しており、さらに《霊光の化身》の左腕には巨大化した状態で接合されているのがわかる。
--合成元はどちらも味方を強化する[[能力]]を持っていたが、《霊光の化身》の[[パンプアップ]]は削除され《メガリア》の[[スレイヤー]][[付与]]も自身1体が最初から持つという形になっている。
一方、《霊光の化身》の相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]する[[タップ能力]]は、「[[アンタップ]]されている相手[[クリーチャー]]を攻撃可能にする」という性質を[[マッハファイター]]という形で受け継いでいる。
---いずれの[[能力]]も、「味方との連携が前提であったのが自身1体で突撃する[[能力]]構成になった」という形で「ディスペクト」されていると言える。
--合成元はどちらも[[パワー]]5000の[[クリーチャー]]だったが、こちらはそこからさらに下がって[[パワー]]4500になっている。
--合成元はどちらも[[パワー]]5000の[[クリーチャー]]だったが、こちらはそこからさらに下がって[[パワー]]4500になっている。しかし[[コスト]]は《霊光の化身》が4、《メガリア》が5だったのに対し、こちらは6と上がってしまった。
//--「&ruby(れいこく){霊黒};」という冠詞は、[[ダークロード]]という[[種族]]イメージにならって「&ruby(れいこく){冷酷};」と引っ掛けたものか。
//こじつけでは?
//-合成元の[[文明]]・[[種族]]を全て過不足なく継承している。
//単一種族クリーチャー同士のディスペクターなのでこの記述は不要では?
--[[ダークロード]]・[[ミステリー・トーテム]]のいずれかを複合して持つ[[ディスペクター]]は他にも何体か存在する。それらの[[種族デッキ]]に、[[ディスペクター]]専用[[アタック・チャンス]][[呪文]]と一緒に採用するのも一考の余地あり。
//--[[ダークロード]]・[[ミステリー・トーテム]]のいずれかを複合して持つ[[ディスペクター]]は他にも何体か存在する。それらの[[種族デッキ]]に、[[ディスペクター]]専用[[アタック・チャンス]][[呪文]]と一緒に採用するのも一考の余地あり。
//↑「種族を活かす」以外に内容がない記述なので余分では?少なくとも「合成元との関係」とは無関係なので、記述するなら上の項に移動すべきかと。
}}

**関連カード [#mfed0b72]
-[[《霊光の化身》]]
-[[《暗黒皇女メガリア》]]

-[[《ライマー・ダー》]]
-[[《凍電混成 チャクラザード》]]
-[[《黒器連結 ザマローバ》]]
-[[《蟲偵電融 ゼノジェント》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#za68dd41]
//-[[DMRP-19]]&br;''''''

**収録セット [#aa396e57]
-illus.[[douzen]]
--[[DMRP-19 「第3弾 王来篇 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](56/95)
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](50/60)

**参考 [#v0b69f39]
-[[ディスペクター]]
-[[ダークロード]]
-[[ミステリー・トーテム]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[スレイヤー]]
-[[スレイヤーブロッカー]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト6,ディスペクター,接続,ダークロード,ミステリー・トーテム,パワー4500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,ブロッカー,マッハファイター,スレイヤー,UC,アンコモン,douzen);