#author("2024-07-16T13:14:59+09:00","","")
#author("2024-07-16T13:15:11+09:00","","")
-[[デュエプレ>#dmps]]
-[[TCG版>#tcg]]

*《&ruby(れいきげんじゅう){霊騎幻獣};ウルコス》 [#dmps]

|霊騎幻獣ウルコス C 光/自然文明 (3)|
|クリーチャー:アーク・セラフィム/ドリームメイト 2000|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMPP-08]]で登場した光/自然の[[アーク・セラフィム]]/[[ドリームメイト]]。
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。

[[cip]]で1枚[[マナブースト]]する効果を持つ。

色とコストが非常に優秀で、1〜2ターン目には[[マナ基盤]]として使え、3ターン目に[[《青銅の鎧》]]と同じ使い勝手で[[マナブースト]]ができる。
種族も[[アーク・セラフィム]]と[[ドリームメイト]]の2種族を持ち、特に、ドリームメイトであるため3→5マナの動きで[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]に繋げることができる。

これまでの光/自然の多色クリーチャーでマナブーストが可能な[[《勇猛護聖ウォルポニカ》]]や[[《無頼聖者スカイソード》]]よりも早く[[バトルゾーン]]に出ることができるが、それぞれ種族と副次効果が違うため、目的に応じて使い分けると良いだろう。

類似カードの[[《青銅の鎧》]]よりパワーが1000高くなっているため、[[《ピアラ・ハート》]]や[[《貴星虫ドレインワーム》]]で破壊されないのも優秀である。
とはいえ、2000以下が除去範囲な[[《ファントム・バイツ》]]などにはやられてしまうのは仕方ないか。

コスト3の光のクリーチャーであるため、ナーフ前の[[《連珠の精霊アガピトス》]]から出せた点も強力だった。《アガピトス》1枚からクリーチャー2体+マナブーストと大きな[[アドバンテージ]]を得られた。

[[《連珠の精霊アガピトス》]]のナーフ後は、流石にコントロールデッキにも問答無用で入るカードではなくなり、環境全体としては《ウルコス》と遭遇する機会は減った。もちろん色や種族の合うビートダウンデッキでは高確率で入る。
コントロールデッキのコスト3のマナブーストカードには[[《クルセイド・チャージャー》]]や[[《フェアリー・ミラクル》]]などが登場したため、《アガピトス》とのシナジーを失った《ウルコス》は入らなくなったという事情もある。

時は流れ、[[DMPP-19]]で登場した[[《眠りの森のメイ様》]]との組み合わせは、面展開と1加速を同時に行えるものとなる。
通常、《メイ様》が多色カードをめくってしまった場合は[[色事故]]となるのが普通だが、《ウルコス》に限ってはバトルゾーンに出すことでいわゆる[[タップイン]]を先延ばしにしながら改めて1ブーストできる。

[[DMPP-26]]期では[[【白緑九極侵略】>【九極侵略】 (デュエプレ)]]に採用された。

-誰もが認める[[DMPP-08]]環境屈指の高使用率カードであろう。デッキカラーが合う[[【アーク・セラフィム】>【アーク・セラフィム】 (デュエプレ)]]はもちろん、種族上の色は[[赤緑]]の[[【ドリームメイト】>【ドリームメイト】 (デュエプレ)]]でも採用され、[[【ゲオルグ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]、[[【カチュアバイオレンスサンダー】>【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]、[[【アガピトスエンジン】>【アガピトスエンジン】 (デュエプレ)]]といった環境上位から、[[【トリファリオン】>【トリファリオン】 (デュエプレ)]]、白入り[[《霊翼の宝アルバトロス》]]デッキといったマイナーデッキまで引っ張りだこであった。
現在においても【アーク・セラフィム】や【ドリームメイト】では盛んに使われている。
--第1回[[トライアル・ディビジョン]]では、[[コモン]]で唯一使用禁止に指定された。他のカード(コラボ[[プライズ]]カードを除く)はすべて[[ベリーレア]]または[[スーパーレア]]である。
--このような高使用率のカードでありながら、[[コスト論]]ではほぼ適正な値である。カードが[[環境]]で使われるか否かは[[シナジー]]や[[種族]]に因るところが大きいとわかる一枚。

-ちなみに《ウルコス》召喚の次のターンに[[《フェアリー・ギフト》]]で[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を4ターン目に出すことができる。前述の通りコントロールデッキでの《ウルコス》は役割が少なく、相手が息切れする前に出しても除去呪文や多色クリーチャーを素通ししてしまうので悪手と思われる。どちらかといえば4ターン目に出すのは[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]のほうが妨害として機能しやすいだろう。
-TCGでは光のコスト3で無条件マナブーストができるクリーチャーは[[《Disゾロスター》]]が初めてということを考えると、かなり早くに登場したと言える。

*TCG版 [#tcg]
全く同じ性能で[[DMPCD-03]]で逆輸入された。

カード1枚の効果から生まれる[[アドバンテージ]]では、[[《天災 デドダム》]]や[[《Disゾロスター》]]といったインフレカードに及ばないが、[[白緑]]2色のデッキで序盤の動きの選択肢を得たと考えるとむしろありがたい。
[[《シェケダン・ドメチアーレ》]]といった少し重めの光文明のカードの強化となっている。

ただし、種族を気にしないデッキでは、後に[[《Disコットン&Disケラサス》]]というさらに高性能なコスト3カードが登場しているため、こちらの立ち位置が悪くなった。こちらはブロッカーではなく出た後は準バニラで、効果も必ず1ブーストだけしかできないが、その1枚はタップインの指定がなく多色が少ないデッキではアンタップインの1ブーストになりやすいのは差別化要素となる。

-[[アーク・セラフィム]]や[[ドリームメイト]]において条件なしでマナ加速を行えるカードは少なく、[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]といった《霊騎幻獣ウルコス》の種族が重要なデッキをTCG版環境で組むなら優先的に採用できる。

その後、[[DM24-EX1]]で[[白赤緑]]の[[ドリームメイト]]がフィーチャーされ、このカードも色の合う初動として注目を集めた。しかし、同弾では[[再録]]を逃しており、手に入れる手段が事実上[[シングルカード]]のみなのが難点。

**関連カード [#o5be715b]
-[[《青銅の鎧》]]
-[[《霊騎幻獣コライオン》]]
-[[《霊騎幻獣チクタク・キューン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#t8f15b06]
-[[DMPP-08]]、[[DMPB-05]]、[[DMPCD-03]]&br;'''霊騎幻獣ウルコスは噂の[[龍の神>《竜極神》#glink]]を一目見るべく、[[フィオナの森]]を飛び出した!'''
-[[DMPB-03]]&br;'''[[エイリアン]]との戦いを経て、再び[[フィオナの森]]の探索が開始された。'''

**収録セット [#ld75f76e]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#f7b9c61d]
-CV:[[森嵜美穂]]
-illus.[[tokiti]]
--[[DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」>DMPP-08]]
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
-illus.[[KOUSAKU]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]

***[[デュエル・マスターズ]] [#f7b9c61d]
-illus.[[tokiti]]
--[[DMPCD-03 「デュエマプレイス・コラボデッキ 激竜の英雄&邪眼の始祖」>DMPCD-03]](激17/激17)

**参考 [#u6e01e84]
-[[アークセラフィム]]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[ドリームメイト]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]

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