#author("2024-09-17T19:34:13+09:00","","")
#author("2024-09-19T07:04:46+09:00","","")
*《&ruby(れいえん){霊淵}; ゴツンマ=ダンマ》 [#top] 

|霊淵 ゴツンマ=ダンマ R 闇文明 (3)|
|クリーチャー:アビスロイヤル/超化獣 3000|
|相手のカードはマナゾーンにタップして置かれる。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 6000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。|

[[DM24-RP1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]/[[超化獣]]。

相手の[[マナ]]をすべて[[タップイン]]にする[[常在型能力]]を持つ。
[[ハイパー化]]すると[[W・ブレイカー]]になり、[[アタックトリガー]]で2[[セルフハンデス]]を浴びせる。

[[ハイパー化]]していない状態では、今の[[環境]]ではほとんど使われていない[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]の[[パワー]]が3000に上がり、[[種族]]が[[アビス]]になった程度の[[スペック]]。[[ハイパーモード]]をいかに活かせるかがこのカードのバリューだろう。

ハイパーモードの[[アタックトリガー]]は、[[タップイン]]によりテンポよく使えず燻った[[手札]]をそのまま捨てさせることができる。丁度良い[[攻撃]]先がおらず[[シールド]]を殴ることになったとしても、往年の[[《大邪眼B・ロマノフ》]]のように相手の[[手札]]を増えさせないので決して悪いものではない。

場に残ることの価値が高い[[クリーチャー]]なので、[[召喚酔い]]している[[ターン]]でも[[ハイパー化]]で[[パワー]]を底上げして[[マッハファイター]]などへの疑似的な[[耐性]]としても良いだろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#synergy]
-ハイパーモード中に[[攻撃]]して[[《機深天 クロフェシー》]]に[[革命チェンジ]]すると、[[状態定義効果]]を途切れさせずに一気に3ハンデスできる。

-[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]はこのクリーチャーから[[マナカーブ]]が繋がり、ハイパー化のコストにすれば[[召喚酔い]]が解けたこのクリーチャーで無駄なく攻撃に移れる。
《マーダン=ロウ》の[[ピーピングハンデス]]を先に使うことで相手の[[マッドネス]]を確認したり、[[非クリーチャー]]は捨てさせられない《マーダン=ロウ》の弱点を突かれるリスクを最小限に抑えたりすることも期待できる。

-[[《キユリのASMラジオ》]]で出せる[[メタ]]クリーチャーなので、[[アビス]]の[[種族デッキ]]に限らず[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]のような軽量クリーチャーを用いる[[デッキ]]にも適性がある。

-[[《転々のシダン ラシャ》]]など適当な[[タッパー>タップ]]で相手のクリーチャーを寝かせ、今度はそのタッパーを寝かせて[[ハイパー化]]すれば強引に[[攻撃]]先を作って[[アタックトリガー]]を使える。この際、[[《機深天 クロフェシー》]]と[[入れ替える]][[コンボ]]まで決まれば最高。
[[デッキ]]としてまとめようとすると必然的に[[白黒]][[2色]]以上の[[混色]]になることが難点か。

-同コストで同じ[[タップイン]]能力を持つクリーチャーに[[《影速 ザ・トリッパー》]]がある。あちらは[[スピードアタッカー]]と[[コマンド]]を活かして[[【赤黒バイク】]]や[[【赤黒邪王門】]]など速度のあるデッキに採用されるのに対し、こちらが持つ[[ハンデス]]は長期戦に備える能力と言える。うまく使い分けてやりたい。

**環境において [#f6bd31fa]
[[DM24-RP1]]発売翌日の[[CS>チャンピオンシップ]]で優勝した[[【黒単アビスロイヤル】]]に4枚採用されていた。同日開催の別のCSでは3位・4位が[[【黒単アビスロイヤル】]]で、どちらもこのカードを[[4枚積み]]していた。
当初としては主に[[《シックル=シーク》]]の[[タップ]]要員として使い、詰めの場面では[[ハイパーモード]]の[[ハンデス]]と[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]による[[《深淵の文暴具 ケシカス=カース》]][[リアニメイト]]で相手の[[リソース]]を消して[[カウンター]]封じする使い方がされていた。

[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]、[[【赤黒バイク】]]にも入ることがあった。少数ながら[[【赤黒我我我ブランド】]]での入賞実績もあった。

しかし、2024年5月末になると[[【黒単アビスロイヤル】]]でも[[《シックル=シーク》]]共々[[必須カード]]からは脱落。また、これの枠を[[《霊淵 スゴーチ=トートロット》]]に変えた構築が登場した。
このカードは[[先攻]]を取った[[【青赤マジック】]]に対処できないため、そちらの母数次第で評価が二転三転している。

2024年8月末からはこれを3枚程度投入した[[【青黒COMPLEXコントロール】]]がポツポツと見られるようになった。同年9月上旬には[[闇]][[単色]][[マナ]]の調整としてこれを2枚入れた[[【ブレスラチェイン】]]がオリジナルの32人参加のチャンピオンシップで優勝。

[[DM24-RP3]]発売近くになると、これを4枚積みした[[【黒単アビスロイヤル】]]の流行が再燃。
**その他 [#n2b813ab]
-[[アビスロイヤル]]/[[超化獣]]は名前に「スゴ」「ヤバ」など英語のveryにあたる形容詞が付くことが[[命名ルール]]と思われ、このクリーチャーも一見わかりにくいが関西弁の「ごっつい」が含まれるため命名ルールを満たしている。
さらに「ゴツ」はハンマーなど重いものを表す擬音にも通じるため、総じて秀逸な[[カード名]]になっている。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM24-RP1]]の[[レア]]の[[超化獣]][[サイクル]]。
-[[《獲銀月 ミール》]]
-[[《文藍月 スナイパー》]]
-''《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》''
-[[《揚紅月 ボルカノドン》]]
-[[《森翠月 モスキート》]]

**関連カード [#related]
-''Prev''
--[[《ダンマ=ザ=ダーティ》]]

-''NEXT''
--[[《暴淵 ボウマ=ダンマ》]]

-[[《ハンマ=ダンマ》]]

-[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]
-[[《影速 ザ・トリッパー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P75/Y23)&br;'''新たな敵、月軍の[[サバト>忌神 サバト]]が襲来!&br;[[闇>アビス]]と[[闇>デーモン・コマンド]]の戦いが始まる……'''
-[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P75/Y23)&br;'''新たな敵、月軍のサバトが襲来!&br;[[闇>アビス]]と[[闇>デーモン・コマンド]]の戦いが始まる……'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[tessy]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](18/75)(㊙15/㊙22)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P24/Y23)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P75/Y23)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[アビスロイヤル]]
-[[超化獣]]
-[[マナゾーン]]
-[[タップイン]]
-[[ハイパー化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[セルフハンデス]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト3,アビスロイヤル,アビス,超化獣,パワー3000,マナタップイン (相手),ハイパー化,パワー6000,W・ブレイカー,アタックトリガー,セルフハンデス,ハンデス,R,レア,tessy,王道篇ブロック);