#author("2024-04-01T10:00:18+09:00","","")
#author("2024-08-02T10:53:21+09:00","","")
*《&ruby(やみがいあ){闇鎧亜};キング・アルカディアス》 [#f64bb6b3]

|闇鎧亜キング・アルカディアス P 光/闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー 9000|
|進化:自分の多色クリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。|
|相手の多色ではないクリーチャーを召喚するコストは5多くなる。|

[[DMBD-01]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[ロスト・クルセイダー]]。

[[多色]][[クリーチャー]]1体から進化し、[[コスト踏み倒し]]により出た相手のクリーチャーを[[破壊]]して、さらに相手の多色ではないクリーチャーの[[召喚コスト]]を5増やす[[能力]]を持つ。

[[単色]]クリーチャーを[[着地置換効果]]でバトルゾーンに出すことすら許さない[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]の[[調整版]]。

[[単色]]のクリーチャーの召喚を困難にするのは《聖鎧亜》と同様だが、[[S・トリガー]]などで単色クリーチャーのコストを踏み倒してきた場合に、バトルゾーンに出るか出ないかの差が顕著になる。
前者は[[バトルゾーン]]に出ることもなく、[[墓地]]に置かれる効果であったが、このクリーチャーの場合は[[コスト踏み倒し]]で出た後に墓地に置かれるため、[[cip]]の発揮を許してしまう。この点では前者の調整と言わざるを得ないだろう。

一方、新たに所得した[[コスト踏み倒しメタ]]能力は、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と違って[[多色]]クリーチャーであっても破壊することが出来る。
[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]からの[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]を封じることができるのは大きい。また、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]などの[[置換効果]]によってバトルゾーンに出るクリーチャーも[[破壊]]できるというメリットも存在する。

しかし、[[【ドルマゲドンX】]]に対して全く刺さらないことが弱点。[[《終断δ ドルハカバ》]]の召喚は妨害できない上に、[[《終断δ ドルハカバ》]]の侵略先である[[《S級不死 デッドゾーン》]]はコスト踏み倒しメタ能力で破壊しても、デッドゾーンの[[cip]]でこのクリーチャーを破壊してからまた墓地から舞い戻ることになるのである。
そこまで極端な例でなくとも、[[革命ファイナル]]で[[多色]][[クリーチャー]]が大幅に強化された影響も大きい。折角[[コスト踏み倒し]]の方で多色クリーチャーを封じても[[召喚]]の方は妨害できないケースが少なくない。
例えば[[【5色ドギラゴン剣】]]が普通に多色クリーチャーを素出しして[[1ショットキル]]するプランを取ってくるなら、低速デッキを志向するタイプのこのカードが腐ることも十分に有りうる。

**環境において [#u5ec77d8]
やはり[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]よりも遥かに抜け道が多いこと、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が活躍していた当時と異なりロッククリーチャーの早出しと盤面の制圧の両立が困難となったことなどから環境上位に躍り出るほどの活躍はない。
ただ、ロックとしての性能自体は十分高いこと、本家と異なり登場時に全盛を誇った[[【ドギラゴン剣】]]に対する抑止力があることなどから、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]などで出番を貰うことはたまにある。

後に[[《黒豆だんしゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]が登場すると、こちらより1コスト重いが[[単色]]の[[非進化]]であり[[cip]]持ち全般に[[ロック]]が及ぶなど着地の[[要求値]]がより低く汎用性がより高いあちらの方に見劣りするようになった。そのため、これまで以上にこれで制圧する前の段階でのコントロールが重要視されるようになった。[[【5色ジョリー】]]など自身が[[マナ基盤]]になることを重視するデッキでは依然として使用されている。
また[[【白黒緑ドルマゲドン】]]では闇の[[コマンド]]兼[[ロック]]クリーチャーとして、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]と共にピン積みされていることがある。

ところが[[DMRP-11]]期に[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が環境を席巻すると、相手のクリーチャーがあらかじめ立っていれば[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]がこのカードの[[コスト加重]]を帳消しにするほどの[[コスト軽減]]で軽々と場に出る、GR召喚はこのカードで縛れない、[[《オコ・ラッタ》]]でこのカード自体簡単に退かされる、などの難点が目立ち、環境に太刀打ちできなくなった。

その後もGR召喚系統のデッキに対して間に合わない、出ても完全なロックは実現できないなど、苦境に立たされ続けている。

[[【ドギラゴン閃】]]系列に関しては、確かに[[コスト踏み倒し]]や[[単色]][[革命チェンジ]]元に[[刺さる]]が、多色ウィニーに[[腐る]]のは如何ともしがたい。

後に[[王来篇環境]]に5マナで出てはすぐにこのクリーチャーに進化できる[[《王来英雄 モモキングRX》]]が登場したが、それでもなおこのクリーチャーが環境に影響を及ぼすことはなかった。[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]の全盛期と異なり段違いに[[インフレ]]した[[多色]][[クリーチャー]]が蔓延っており、このカード自身《モモキングRX》と[[色]]が全く合わず[[ドラゴン]]サポートも受けられない点が厳しい。

[[【白黒赤ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】#l5e8783e]]が台頭すると極稀に使われるようになったが、精々が1枚積みの[[おしゃれ枠]]運用である。
**他のカード・デッキとの相性 [#l4d67afc]
-[[【5色フェアリー・ミラクル】]]軸の[[【オボロセカンド】]]では[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を[[進化元]]にして[[バトルゾーン]]に出すこともある。[[《謎帥の艦隊》]]と[[《母なる星域》]]を駆使すれば、このクリーチャーを出しつつ邪魔な盤面のクリーチャーを退かす動きがわずか6マナで可能。ただし、[[《謎帥の艦隊》]]で退かせない[[《異端流し オニカマス》]]には注意。

-[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]は進化元として最適。多色であることも然ることながら、マジボンバーで出たターン中にこのクリーチャーに進化できる。[[コスト踏み倒しメタ]][[能力]]や[[単色]][[ロック]]能力のおかげで返しの[[ターン]]の反撃もそれなりに未然に防げるためごり押しもある程度自在である。

**その他 [#macb4282]
-イラスト下部には[[《奇石 タスリク》]]が描かれている。[[DMBD-01]]は[[覚醒編]]末期から[[エピソード1]]直前の出来事の筈だが、[[《天罪堕将 アルカクラウン》]]共々何故[[新章デュエル・マスターズ]]以降のクリーチャーが描かれているかは不明。
**関連カード [#ub63710c]
-[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]

-[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]
-[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]

-[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]

**収録セット [#y639cae1]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shinomen]]
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]](1/16)

**参考 [#abf8f627]
-[[エンジェル・コマンド]] 
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[多色]]
-[[クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[クリーチャー]]
-[[除去]]
-[[召喚コスト]]
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公式Q&A
>Q.''《闇鎧亜キング・アルカディアス》''の能力の条件にある、コストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出すとはどういったものがありますか?
A.S・トリガーやニンジャ・ストライクといったコストを支払わない召喚能力や、直接バトルゾーンに出す効果があります。「コストを支払うかわりに〜する」といった場合や、召喚コストを少なくする効果によってコストが0になった場合もコストを支払ったとみなしません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31576/]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト7,エンジェル・コマンド,コマンド,ロスト・クルセイダー,パワー9000,進化,進化:多色クリーチャー,W・ブレイカー,コスト踏み倒しメタ,cip付与 (相手),除去,単体除去,破壊,単体破壊,非多色メタ,コスト増加,召喚コスト増加,・,P,レアリティなし,Shinomen);