#author("2024-09-13T09:12:43+09:00","","")
#author("2024-09-13T09:15:10+09:00","","")
*《&ruby(じゃしんぞう){邪心臓};の&ruby(まほうじん){魔法陣};》 [#top]

|邪心臓の魔法陣 VR 水/闇/火文明 (3)|
|タマシード:デーモン・コマンド|
|''G・ストライク''|
|''シンカライズ'':このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。|
|このタマシードが出た時、自分の手札を1枚捨て、カードを3枚まで引き、もう一度自分の手札を1枚捨てる。|
|このタマシードを自分の手札からマナゾーンに置いた時、アンタップする。|

[[DM24-RP3]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[デーモン・コマンド]][[タマシード]]。

[[G・ストライク]]と[[シンカライズ]]を持ち、[[cip]]で1枚[[手札]]を捨て、3枚まで[[ドロー]]してさらに1枚捨てる。また、[[キング・セル]]と同じように[[手札]]から[[マナゾーン]]に置かれた時[[アンタップ]]する。

メインの用途は[[G・ストライク]]持ちの[[アンタップイン]][[3色]][[マナ基盤]]運用だろう。
同様の性能の[[キング・セル]]が単体でも使われていたように、こちらも''[[マナ基盤]]にするためだけのカード''として運用可能。

決して3色を十全に使いこなす必要はなく、[[黒赤緑]]の[[【JO退化】]]が[[《新世界王の闘気》]]([[白黒緑]])/[[《新世界王の破壊》]]([[青黒緑]])を採用した前例からも、2色が一致しているだけで十分[[防御札]]を兼任する[[マナ基盤]]として採用候補になる。

//2色目的でも伝説呪文サイクルは全く比較対象にならない。実際、【JO退化】に上のキング・セルの墳墓避けに《不死樹の伝説》が1枚入ったりしないことからも明らか。

そこにオマケでコスト3で[[手札交換]]や[[封印]]外し、バトルゾーンに出しておけば1枚で[[《ブレイン・スラッシュ》]]がフルスペックを発揮できるようになるなどの恩恵が付いていると考えれば、活用幅は[[キング・セル]]単体よりも広い。第一[[青黒赤]]で構成された[[キング・セル]]は存在しておらず、この要素を欲しがるデッキでは独占された需要がある。

[[cip]]持ち[[タマシード]]としての性能は、[[《サイバー・チューン》]]に近い[[手札交換]]を行い、進化元が残るという性能。[[《ネ申・マニフェスト》]]の細部を変えて色拘束の厳しい版とも言い換えられる。
通常は、結果的に手札の枚数を維持したまま2枚[[墓地肥やし]]できる。ただし総合ルール101.3.の原則で、能力を使い始める時点で手札がなかった場合は3ドロー1ディスカードの[[《ブレイン・タイフーン》]]相当となる。

//ハンドレスで唱えた場合にはハンドアドバンテージは向上する。とか、墓地肥やし枚数が1枚減るとかは蛇足なので消去。《「伝説のサイバーパワー!」》などでもあまり長ったらしくは触れない。

[[マナ基盤]]でありながら呪文感覚で使い、[[エレメント]]が残せるのが利点である一方、3色持ちコスト3として[[手打ち]]する場合、若干力不足であることは否めない。
[[《天災 デドダム》]][[《T・T・T》]]など、同じ基準のカードと比べるとほぼ[[《サイバー・チューン》]]程度のこのカードはどうしても見劣りする。[[呪文]]などとは違い踏み倒しづらい[[タマシード]]であり、明確な[[シナジー]]なしに採用することは難しい。
[[マナ基盤]]や[[タマシード]]としてのカードの独自性を無視してしまったら、同じ3マナ・少ない色数で合計4ドロー2ディスカード可能な[[《氷柱と炎弧の決断》]]に山札掘削力で負けていることにも留意すること。

[[差別化]]に有用な[[シンカライズ]]も、このカードの特性上マナチャージとして使う優先度が高くバトルゾーンに着地する頻度が控えめなことに加え、このカードを経由しても[[手札交換]]による進化先の引き込みと[[墓地]]の充実という潤滑油止まりであり、進化先が出力を発揮するに至るまでのターン数を高速化したり事前の露払いをしたりするわけでもない。[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]など[[タマシード]]が必要とされるデッキでも、積極的にマナゾーン以外のゾーンに落とさない部分はネックとなる。
[[差別化]]に有用な[[シンカライズ]]も、このカードの特性上マナチャージとして使う優先度が高くバトルゾーンに着地する頻度が控えめなことに加え、このカードを経由しても[[手札交換]]による進化先の引き込みと[[墓地]]の充実という潤滑油止まりであり、進化先が出力を発揮するに至るまでのターン数を高速化したり事前の露払いをしたりするわけでもない。[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]など[[タマシード]]が必要とされるデッキでも、このカードの基本的な居場所はマナゾーンであることから、それ以外のゾーンから参照してバトルゾーンに着地させる運用にはネックとなる。

一方[[3色]]であるため、[[文明]]を指定する[[進化クリーチャー]]との相性はかなり良い。
色が合うデッキなら[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]のような[[リアニメイト]]戦略を強力にサポートできる。
[[《邪杯と魔術の決断》]]や[[《テラ・スザーク <ロマノフ.Star>》]]のようにタマシードを踏み倒せる能力と合わせれば、厳しい色拘束もカバー可能。

[[ガチデッキ]]の視点では[[【ライオネル.Star】]][[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]][[【神羅ケンジ・キングダム】]][[【青緑レクスターズ】]]など実用性の高い[[進化クリーチャー]]を核に据えつつ、高い[[再現性]]で[[タマシード]]をプレイするデッキでなければ[[シンカライズ]]の有無は度外視される扱いとなる。
現代の高速環境に間に合う[[進化]]デーモン・コマンドは[[《悪魔神バロムスポーン》]]や[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]]ぐらいであり、バトルゾーンに出すカードとしての魅力はまだまだ未知数と言える。([[《悪魔神バロム・クエイク》]]は[[マナ進化]]なので[[シンカライズ]]の適用外である点に注意。)

-[[レクスターズ]]を持たずに[[シンカライズ]]を持つ、初の[[タマシード]]。なお、[[スター進化クリーチャー]]は自身と同じ文明でも進化可能なデザインなため、同じ文明なら基本的に進化元に使える。

-種族指定かつ単位が「体」ではないものなら踏み倒しに対応する。具体例では[[《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》]]や[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]]の「デーモン・コマンドであれば出す」の書式、[[《キング・アクアカムイ》]]や[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]の「デーモン・コマンドをすべて出す/手札に加える」の書式の効果が該当する。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-RP3]]&br;'''[[ジャシン]]の心臓を貫いた[[暗黒剣>《暗黒剣 フラヴナグニル》]]は夜の四天王を切り裂き、新たな力を与えた。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](11/76)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[タマシード]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[G・ストライク]]
-[[シンカライズ]]
-[[cip]]
-[[手札交換]]
-[[アンタップ]]

&tag(タマシード,水文明,闇文明,火文明,青黒赤,3色,多色,コスト3,デーモン・コマンド,コマンド,G・ストライク,シンカライズ,cip,ディスカード,ドロー,手札交換,マナゾーンに置いた時,マナアンタップ,自己マナ回復,終音「ん」,VR,ベリーレア,ikeda_cpt,王道篇ブロック);