#author("2024-02-29T20:05:52+09:00","","")
#author("2024-04-04T02:52:55+09:00","","")
*《&ruby(じゃていほうごうおう){邪帝縫合王}; ザ=デッドルナ》 [#top]

|邪帝縫合王 ザ=デッドルナ VR 水/闇/自然文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/ゴッド/ドラグナー 13000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''T・ブレイカー''|
|自分のカードを使うコストを、そのカードが持つ文明1つにつき1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のマナゾーンのカードを5枚までアンタップする。その後、自分の手札か墓地から、呪文を1枚唱えるかクリーチャーを1体召喚してもよい。(コストは支払う)|

[[DMEX-18]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ゴッド]]/[[ドラグナー]]。

[[EXライフ]]・[[T・ブレイカー]]と13000の[[パワー]]を持ち、自分が[[使う]][[カード]]の[[コスト]]をその[[カード]]自身が持つ[[文明]]の数だけ[[軽減>コスト軽減]]する[[常在型能力]]と、また自身の[[攻撃]]の[[終わり>攻撃終了ステップ]]に[[マナ]]を5枚まで[[回復>マナ回復]]しつつ[[手札]]・[[墓地]]から[[クリーチャー]]・[[呪文]]1枚の[[使用>使う]]権を発生させる[[能力]]を持つ。

[[常在>常在型能力]]の[[軽減>コスト軽減]][[能力]]により、この[[クリーチャー]]が生存する限り最大で5[[コスト]]分の[[軽減>コスト軽減]]が可能になる。
ただし、[[軽減>コスト軽減]]量を[[使う]][[カード]]自身が持つ[[文明]]の数に依存しているため、[[単色]][[カード]]では1[[コスト]]分の[[軽減>コスト軽減]]にしかならない。
[[2色]]で2[[軽減>コスト軽減]]と[[《コッコ・ルピア》]]や[[《ゼロ・ルピア》]]相当の[[軽減>コスト軽減]]数になり、[[3色]]であれば3[[軽減>コスト軽減]]と大幅な[[コスト軽減]]が可能になる。そのため、この[[能力]]を活かすのであれば自ずと[[多色]]偏重の構築になるだろう。
同名[[カード]]に対する制限なども無いので、当然ながら次の《デッドルナ》の[[コスト]]も3[[軽減>コスト軽減]]できる。その上重複するため、並べば並ぶほど自分の[[使用する>使う]][[カード]]の[[コスト]]は加速度的に減少していく。もっとも、2体もいれば[[軽減>コスト軽減]]量は充分だろうが。

[[攻撃]]の[[終わり>攻撃終了ステップ]]に、自分の[[マナ]]を5枚まで[[アンタップ]]しつつ、さらに[[手札]]・[[墓地]]から[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[コスト]]を支払って[[使用する>使う]]ことが出来る。
[[マナ回復]]数は5[[マナ]]と一見物足りないように見えるが、上記の[[常在>常在型能力]][[軽減>コスト軽減]][[能力]]は変わらず適用されているため、実際には結構な範囲の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[使う]]ことが出来る。
[[使う]][[カード]]に[[文明]]の制限は無いので、[[《薫風妖精Re:コートニー》]]などで[[マナ]]を[[染色]]してしまえば非常に多様な[[クリーチャー]]・[[呪文]]を使えるようになる。
[[3色]][[カード]]も[[コスト]]8までの物ならば使用できるため、とりあえず[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]辺りを[[召喚]]するだけでもかなりの圧力を掛けられるだろう。

[[常在>常在型能力]]の[[軽減>コスト軽減]][[能力]]と[[攻撃]]後の[[マナ回復]]・[[カード]]使用権生成[[能力]]は共に優秀なのだが、肝心のこの[[クリーチャー]]自身は[[パワー]]13000と[[3色]][[コスト]]8の[[ディスペクター]]の中では平均的な[[パワー]]しか持たない上[[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]]などの速攻[[能力]]を持たず、さらに併せ持つ[[種族]]も[[ゴッド]]/[[ドラグナー]]と汎用的な早出し手段の乏しい組み合わせであるのが難点。
一度動き出せば[[フィニッシャー]]になり得る[[システムクリーチャー]]であり、相手からも優先的に狙われる可能性が高い。[[EXライフ]]1枚では今一つ頼りないので、相手に[[除去]]の隙を与えない速度・タイミングでの展開を狙うか、[[召喚酔い]]を解除し即座に[[攻撃]]体勢に入ることのできる構築にする必要がある。
-[[ディスペクター]]の[[種族]]シナジーを活かすのであれば、[[《覚醒連結 XXDDZ》]]の全体[[スピードアタッカー]][[付与]]か、少々汎用性は落ちるが[[《機勇 スタバ-2》]]の[[ササゲール]]2による[[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]][[付与]]あたりが狙い目か。
-[[自然文明]]を持つため、同弾に収録されている[[《育ち盛りのホーンα》]]で[[サバイバー]]を付与し、[[マッハファイター]]を付与するか[[《クイーン・オブ・ネイチャー》]]を使ってマッハファイターを付与するのも良い。
-展開サポートとしては、[[コスト]]8なので[[《灰燼と天門の儀式》]]が、そして[[ゴッド]]であるため[[《ゴッド・ゲート》]]辺りが使いやすい。
共にこの[[クリーチャー]]の[[軽減>コスト軽減]][[能力]]によって[[コスト]]5以下に収まるため、[[攻撃]]後の[[詠唱>唱える]]範囲に収まり増殖が狙えるという点でも好相性。
[[水]]の[[ドラグナー]]なので[[《龍素力学の特異点》]]の[[G・ゼロ]]条件を満たし、[[《ゴッド・ゲート》]]でのヒット率を自力で上げられるのも悪くない。
--少々派手な組み合わせとしては、[[5色]][[カード]]の[[《ジョー!ジョー!友ジョー!》]]と相性が良い。《デッドルナ》の[[能力]]で[[詠唱>唱える]]可能なだけでなく、[[3色]][[クリーチャー]]である《デッドルナ》はあちらの[[効果]]で出す選択肢に入れやすい上、[[スピードアタッカー]][[付与]]もあるため即座に[[能力]]使用が可能になるなど、相互に補完し合っている。
-『縫合』の[[3色]][[ディスペクター]]だが、後続をサポートしたり[[手札]]以外からの展開を行う[[能力]]構成は、どちらかというと『接続』[[ディスペクター]]らしさがある。

***[[コスト軽減]][[能力]]について [#v41e176a]
-[[軽減>コスト軽減]][[能力]]を持つ大型[[ディスペクター]]ということで、[[《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》]]が想起される。
あちらは[[ディスペクター]]・[[ディスタス]]しか[[軽減>コスト軽減]]出来ない代わりに、《デッドルナ》では[[2色]]が対象となる2[[軽減>コスト軽減]]を確定で行える。
併用すれば大幅な[[軽減>コスト軽減]]を安定して行えるが、共にシナジーの薄い[[特殊種族]]同士の組み合わせであるのが少々ネックか。
-[[使う]][[カード]]の[[文明]]数が増えるほどに[[軽減>コスト軽減]]量も増すが、効果的に活用できるのは概ね[[2色]]・[[3色]][[カード]]になるだろう。
[[単色]]だと1[[軽減>コスト軽減]]にしかならないのは前述した通りで、[[5色]]であれば5[[軽減>コスト軽減]]になるが、今度は[[文明]]支払いで各[[色]]1[[マナ]]ずつの合計5[[マナ]]が最低[[コスト]]となるためである。
--とは言え[[5色]][[カード]]は強力な物も多く、[[《ラスト・バイオレンス》]]や(攻撃終わりの能力では出せないが)[[《Volzeos-Balamord》]]を安定して5[[マナ]]で使えるのは有用と言える。
-[[使う]][[カード]]の元の[[ゾーン]]を指定していないため、どこから使う場合でも[[軽減>コスト軽減]]は適用される。
そのため、[[マナ召喚]]や[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]による[[山札]][[召喚]]も[[軽減>コスト軽減]]しつつ行える。
--[[DMEX-18]]時点で[[手札]]に[[文明追加]]ができる[[カード]]は無いが、[[山札]]であれば[[《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》]]が[[5色]]化でき、[[墓地]]については[[呪文]]限定だが[[《邪眼死龍ゴルドノフV世》]]が[[闇]]を[[追加>文明追加]]できる。

***[[攻撃]]後[[プレイ>使う]][[能力]]について [#f94ae97e]
-類似する[[能力]]とは異なり、[[墓地]]から[[呪文]]を[[唱え>唱える]]た場合、その[[呪文]]は[[墓地]]を離れない。
そのため、[[《攻守の天秤》]]等のこの[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]できる[[呪文]]を1枚[[墓地]]に用意しておくだけで、比較的簡単に[[無限アタッカー]]化させることが出来る。
-[[回復>マナ回復]]した[[マナ]]は回復分を毎回使い切る必要は無く、また、この[[能力]]で[[使う]][[クリーチャー]]・[[呪文]]に[[コスト]]の上限はない。
従って、低[[コスト]][[カード]]でこの[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]して数回[[能力]]をトリガーさせ、[[マナ]]が充分な量[[回復>マナ回復]]した段階でより大型の強力な[[カード]]を使用するといったことも可能。
-[[コスト]]が必要なため一般的な[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[アタックトリガー]]に比べると扱いにくいように思えるが、そのための[[コスト]]を自力でほぼ完全に用意できるのでそれほど不便なわけではない。むしろ、正規に[[コスト]]を支払って[[プレイ>使う]]するため、[[《百発人形マグナム》]]や[[《異端流し オニカマス》]]といった[[コスト]]不払い、及び召喚以外の方法で出したことに反応する[[コスト踏み倒しメタ]]をすり抜けることが出来るというメリットにもなっている。
-[[攻撃]]の[[終わり>攻撃終了ステップ]]にコストを支払ってカードを使うという性質は[[キリフダッシュ]]に近い。
あちらとの違いは、《デッドルナ》は[[シールド]]の[[ブレイク]]が不要な代わりに、誘発時に[[攻撃]]した《デッドルナ》自身が[[能力]]が有効な状態で[[バトルゾーン]]に生存していなければならないという点。
--なお、この[[クリーチャー]]の[[常在>常在型能力]][[コスト軽減]]は[[キリフダッシュ]][[コスト]]にも働く。
少々[[色]]が合わないものの、この[[クリーチャー]]で2[[軽減>コスト軽減]]しつつ[[キリフダッシュ]]限定[[cip]]によって[[攻撃ステップ]]中に[[マナ]]を全回復できる[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]と組み合わせてみるのも悪くない。
-攻撃の後にプレイすることのできるカードはクリーチャーか呪文と決められているが、コスト軽減対象になるのは''カードタイプを問わない為''これらを混同しないよう注意。

**ルール [#ree39eae]
-[[コスト]][[軽減>コスト軽減]]は全て強制。

//[[《奇石ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]など[[マナゾーン]]の実[[カード]]数以上の[[名目コスト]]を持つ[[カード]]の使用を咎めるタイプの[[メタ]]には注意。
//上の文章はよく考えたら大して意味のないことを書いているのでコメントアウト。上の注意は下に書く文章ぐらい当然すぎる内容。
//(言い換え→)自分のマナゾーンに、例えば6枚のカードがあったとして、《ザ=デッドルナ》の強制コスト軽減で2色以上のコスト7を召喚できるようになるが、そうしたら[[《奇石ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などに引っかかってしまうので注意。

-[[無色]]の[[カード]]は[[軽減>コスト軽減]]出来ない。[[無色]]はあくまで「[[文明]]を持たない[[カード]]」であり、[[軽減>コスト軽減]]のための[[文明]]を参照できないからである。

-[[攻撃]]後の[[マナ回復]]において、実際に[[アンタップ]]する枚数は0~5枚の中から任意で決めることが出来る。

**その他 [#others]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」[[神''帝''>神帝]]と“驕り高き真の邪悪”「''邪''悪王」[[《龍覇 ''ザ=デッド''マン》>《龍覇 ザ=デッドマン》]]を合成した先代『縫合』[[ディスペクター]]の王。
「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」[[神''帝''>神帝]]と“驕り高き真の邪悪”「''邪''悪王」[[《龍覇 ''ザ=デッド''マン》>《龍覇 ザ=デッドマン》]]を合成した初代『縫合』[[ディスペクター]]の王。
-本来はこちらが登場するはずであったが、[[終末を招くディスペクター>《終末縫合王 ミカドレオ》]]作成のために解体されてしまった。
「より強力な「王」のために存在を奪われた「王」」という点で同じ境遇となった[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]とは、自身の[[能力]]で後続を出すという点でも似ている。

#region2(合成元との関係){{
-《デッドマン》の両肩と腰から下が[[黒単]][[4体神]]構成の[[神帝]]の物に置き換わっている。
ただし、両肩には《デッドマン》と[[神帝]]の腕が交互に接合され、両足は《デッドマン》の膝に[[《神帝ムーラ》]](右足)・[[《神帝ヴィシュ》]](左足)の胸部から上を接合する形で構成されている。
《デッドマン》の足の後ろに[[神帝]]の後ろ足も見えるため、この[[クリーチャー]]はいわゆる「ケンタウルス体型」であるようだ。
また、元々《デッドマン》の胴体には不気味な目・鼻の造形があったが、[[神帝]]の胴体の口と合わさることで完全に人面状になっている。
--《デッドマン》の右手に斧を持っているが、《デッドマン》自身の斧と刃の形状が異なり、刃の長さも左右で反転している(《デッドマン》の斧は刃を挟む頭蓋骨を上から見た時、向かって右側の刃が長いのに対して、こちらは左側が長い)。
--元の[[カード]]でこの[[クリーチャー]]を表現する場合、《デッドマン》を中心に[[黒単]][[神帝]]4体を「X」の字状に並べる形となる。これは、同じ[[ゴッド]]/[[オリジン]]の[[4体神]]である[[神王]]を素材とする[[《神将縫合 ディアブロシンオー》]]と同じ。
--実際の所、《デッドマン》と[[神帝]]はサイズが大きく異なり、まるで巨大化した《デッドマン》の身体から[[神帝]]が飛び出たかのようにも見える。
--[[カード名]]について、「邪帝」の「邪」は、度々《デッドマン》を表現する際に用いられ、[[超獣王来列伝>DMSP-02]]においても使われている「''邪''悪」が由来だろう。長らくこの名を持つ《デッドマン》は存在しなかったが、[[DMEX-16]]にてようやく[[《邪悪の面 ナム=デッドマン》]]が登場した。
「ルナ」は[[《神帝''ルナ''ティック・ゴッド GS》>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]から取った物か。
---なお、《デッドマン》関連[[カード]]には[[《''邪帝''斧 ボアロアックス》>《邪帝斧 ボアロアックス》]]というそのものズバリな名前の[[カード]]がある。
---しかもこのクリーチャーの一番上の右手には《ボアロアックス》と思われる斧が持たされている為[[それに封印されたドラゴン>《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]も含めれば三体合体の[[ディスペクター]]ととれなくもない。
---この[[クリーチャー]]を解体して生み出された[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]は[[ミカド>神月 ミカド]]が用いられていたが、こちらは妹の[[ルナ>神月 ルナ]]である。
なお、《デッドルナ》という名前を直訳すると「dead Luna(死した[[ルナ>神月 ルナ]])」となる。
--《デッドマン》はあらゆる[[カード]]の[[コスト]]を「[[5色]]5[[マナ]]」に[[置換>置換効果]]して固定する[[代替コスト]]許可[[能力]]を持っていたが、こちらは[[使う]][[カード]]によって実際に支払う[[マナ]]数が変動するものとなっており、《デッドマン》をディスペクトしているように見える。
また[[マナ回復]]時の[[アンタップ]]数が5枚なのは、《デッドマン》の[[代替コスト]]5枚[[タップ]]を反転した物と思われるが、[[4体神]]構成の[[神帝]]も、攻撃の終わりにアンタップするので、こちらの要素も含まれている模様。
しかし、自身ではなくマナゾーンのカードをアンタップさせるので、やはり[[神帝]]もディスペクトしている。
---[[攻撃]]ステップで[[カード]]の使用機会を生成する[[能力]]は、[[DMX-22]]にて《デッドマン》とセットとされた[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]や、[[神帝]]専用サポートである[[《新月の脈城オリジナル・ハート》]]を思わせる。
--合成元の2体には[[背景ストーリー]]における繋がりは無いが、[[神帝]]は[[神月 ミカド]]の、《デッドマン》は[[寄成 ギョウ>ギョウ]]の、それぞれの使用[[カード]]として[[主人>切札 勝舞]][[公>切札 勝太]]の前に立ちはだかったという共通点がある。
---また、少々強引ではあるが、[[神帝]]を擁する[[オリジン]]は現代世界においては小惑星「[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]」より襲来した侵略者であり、《デッドマン》が邪悪に染まったのは星の彼方より飛来した[[禁断]]に侵されたからであるなど、共にその所業の根幹には「星」が関わっている。
-合成元の両者の[[文明]]を過不足なく継承している一方、[[種族]]については[[神帝]]の[[オリジン]]と《デッドマン》の[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]が削除されている。
--[[DMRP-20]]に引き続き登場した[[特殊種族]]しか持たない[[ディスペクター]]。
これについて、[[開発主任K>川崎大輔]]は[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]に合わせて設定された可能性を示唆している。
--[[ドラグハート]]を出す[[cip]]を[[持>《暴龍事変 ガイグレン》]][[た>《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]][[な>《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]][[い>《DS電融 ザ=デッドNEXT》]][[ドラグナー]]としては5体目。
また、[[ドラゴン]]を合わせ[[持>《龍覇 グレンモルト「爆」》]][[た>《龍覇 イメン=ブーゴ》]][[な>《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》]][[い>《龍覇 セイントローズ》]][[コスト]]7以上の[[ドラグナー]]としても5体目である。
}}

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]] [#story]
―'''[[根源>オリジン]]の[[エゴイズム>ドラグナー]]。[[邪悪>《龍覇 ザ=デッドマン》]]と[[神性>神帝]]が[[悪意の糸で縫合された>《縫合秘伝マリススティッチ》]]存在。それこそが、邪帝縫合王。'''―

「王来大戦」勃発時にはこの姿で『縫合』[[ディスペクター]]の王として君臨していたが、[[《暗獅連結 グレイテスト・ネルザ》]]共々[[《龍魂珠》]]によって引き剥がされ、「[[黒月王>《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]」は[[終末を招くディスペクター>《終末縫合王 ミカドレオ》]]に、[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]は[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]に、それぞれ再合成された。
-このクリーチャーを予告した「根源のエゴイズム」という言葉は、結果的に[[《龍魂珠》]]のエゴイズムで一方的に引きはがされ再合成されたことへの皮肉となる。このように、ディスペクターの王について予告したフレーバーテキストは、どこかしらにその存在や展開への皮肉が含まれている。

***アニメでの活躍 [#anime]
-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第40話で[[ハイド]]が[[ジェンドル]]戦で使用。声優は[[伊原正明]]氏。
[[召喚]]した次のターンに[[攻撃]]し、その[[攻撃]]の後[[能力]]で[[墓地]]から[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]を[[召喚]]した。
奇しくも、先代の「王」が己を解体して作られた次代の「王」を自ら呼ぶという展開となった。

**関連カード [#xc00cdfa]
-[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]
-[[神帝]]
-[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]

-[[《飛べ! イカロソくん》]]
-[[《勝熱百覇 モモキングReVo》]]
-[[《原始龍覇 ジュラ=デッドマン》]]

-''Next([[龍の歴史>DMSP-02]])''
--[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]
--[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]

-''Next([[鬼の歴史>邪鬼王来烈伝]])''
--[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]
//--[[《神化混成 ボルナティックス》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#hdaee02f]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#v8cef447]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](14/75)

**参考 [#h2326560]
-[[ディスペクター]]
-[[ゴッド]]
-[[ドラグナー]]
-[[EXライフ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[コスト軽減]]
-[[文明]]
-[[攻撃終了ステップ]]
-[[マナ回復]]
-[[手札]]
-[[墓地]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[クリーチャー]]
-[[召喚]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「このクリーチャーの攻撃の終わりに」の能力でカードを使う際、[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]の「自分がカードを使う時、そのコストを支払うかわりに」によって、自分のマナゾーンにある水のカード、火のカード、自然のカードをそれぞれ2枚ずつタップして使えますか?&br;類似例:[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]
A.はい、使えます。''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の能力でカードを使う際も、代替コストを支払うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40930]](2022.02.18)

>Q.自分の''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''のみがバトルゾーンにいる状況です。&br;''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''で相手プレイヤーを攻撃し、シールドをブレイクしました。その後、「攻撃の終わりに」の能力で、[[《勝熱英雄 モモキング》]]を墓地から「キリフダッシュ」コストを支払って召喚できますか?
A.いいえ、できません。「キリフダッシュ」と''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の能力は、どちらも攻撃の終わりにトリガーして、効果が解決することでクリーチャーを召喚する能力です。これらはそれぞれが独立して解決するので、両方を同時に適用することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40931]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で[[《大樹王 ギガンディダノス》]]を墓地から召喚する場合、通常のコストではなく、「フシギバース」コストを支払って召喚できますか?
A.はい、召喚できます。「フシギバース」で召喚する場合、メインステップ中に「フシギバース」を使うのと同様に、バトルゾーンからクリーチャーを1体マナゾーンにタップ状態で置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40932]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で[[《百万超邪 クロスファイア》]]を召喚する場合、その「G・ゼロ」によってコストを支払わずに召喚できますか?
A.はい、コストを支払わずに召喚できます。テキストに書いてある「(コストは支払う)」は注釈であって、効果ではありません。「G・ゼロ」などによってコストを支払わずにカードを使うことは可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40933]](2022.02.18)

>Q.自分の''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''と[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]がバトルゾーンにいる状況で、[[《天地命動 バラギアラ》>《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]の「輪廻∞」を使って呪文を唱える場合、支払うコストは2少なくなりますか?
A.いいえ、支払うコストは1だけ少なくなります。ツインパクトカードを使用する際、どちらを使うか決定してからマナコストを増減させる効果を適用します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40934]](2022.02.18)

>Q.自分の''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''がバトルゾーンにいる状況で[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]をクリーチャー側で召喚する、もしくは呪文側で唱える場合、支払うコストは2少なくなりますか?
A.いいえ、支払うコストは1だけ少なくなります。[[《輪廻暴炎》>《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]は火文明のみを持つ呪文ですので、その分しか少なくなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40935]](2022.02.18)

>Q.自分の墓地に[[《サイバー・ブレイン》]]と他に呪文が1枚があり、相手の[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]がバトルゾーンにいる状況です。''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で、墓地から[[《サイバー・ブレイン》]]を唱える場合、その支払うコストは5ですか?4ですか?
A.支払うコストは4です。まず、カードを使う時点で[[《サイバー・ブレイン》]]は元々あったゾーン(墓地)を離れ、どこでもないゾーンに移ります。この際、墓地には他の呪文が1枚あるため、[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]の効果によって支払うコストは1多くなり、さらに''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の効果によってコストは1少なくなるため、結果的に支払うコストは4になります。
#region2((総合ルール 409.1a)){{
:409.1a |呪文を唱えてから解決するまでの間、その呪文は手札にも墓地にもありません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40936]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を召喚する場合、その[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の「召喚する時」の能力で自分のクリーチャー好きな数破壊できますか?
A.はい、好きな数破壊できます。破壊された数、GR召喚も行えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40937]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で「バズレンダ」コストを追加で支払ってクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えられますか?&br;参照:[[《ウマキン☆プロジェクト》]][[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]&br;類似例:[[《ガーデニング・ドライブ》]]の「O・ドライブ」
A.はい、追加コストを支払ってカードを使用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40938]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で[[《計略の手/陰謀の手》]]を唱える時、「ワンダブル」コストを支払って、両方の呪文を唱えられますか?
A.はい、唱えられます。コストを支払って唱えるのであれば、追加コストも支払えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40939]](2022.02.18)

>Q.''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で、手札から「ビビッドロー」コストでクリーチャーを召喚したり、呪文を唱えられますか?&br;参照:[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]][[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]
A.はい、クリーチャーが攻撃する前に「ビビッドロー」の使用宣言をして表向きにしていれば、攻撃してからも「ビビッドロー」コストでカードを使えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40940]](2022.02.18)

>Q.自分の[[《新世界王の創造》]]と[[《新世界王の破壊》]]が手札に揃っている状況で、自分は''《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》''の「攻撃の終わりに」の能力で[[《新世界秩序》]]を唱えられますか?&br;類似例:%%%《新世界王の闘気》%%%→[[《Volzeos-Balamord》]]
A.いいえ、唱えられません。手札にカードが揃っていても、呪文を唱える効果によってセルを選ぶことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40949]](2022.02.18)

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト8,ディスペクター,縫合,ゴッド,ドラグナー,パワー13000,EXライフ,T・ブレイカー,文明1つにつき,コスト軽減,攻撃終了ステップ,マナ回復,呪文サポート,墓地召喚付与,デッドマン,VR,ベリーレア,Hokuyu);