#author("2023-07-03T13:11:15+09:00","","")
#author("2024-03-06T23:35:04+09:00","","")
*《&ruby(ちょうでんじ){超電磁};コスモ・セブ &ruby(ラムダ){Λ};》 [#we506294]

|超電磁コスモ・セブ Λ VR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 7000|
|進化:自分の火または自然のクリーチャー1体の上に置く。|
|メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを3枚引く。|
|W・ブレイカー|
|自分のターンのはじめに、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの下に置いてもよい。|

[[DMR-03]]で登場した[[進化]][[サイバー・コマンド]]/[[エイリアン]]。

[[アタックトリガー]]で3枚[[ドロー]]する[[メテオバーン]]と、自分の[[ターン]]のはじめに[[メテオバーン]]の弾を[[手札]]から補充する[[任意]][[能力]]を持つ。[[進化]]条件は緩く、[[種族]]問わず[[火]]または[[自然]]の[[クリーチャー]]1体から[[進化]]する。

[[攻撃]]しながら[[手札補充]]できるため、[[手札]]の枯渇しがちな[[ビートダウン]]での中堅[[アタッカー]]として非常に優秀。[[W・ブレイカー]]で攻め込みながら、流れるように後続[[アタッカー]]に繋げることができる。この[[カード]]から[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[シューティングガイアール]]を繋げれば、[[ゲーム]]は制したも同然だろう。

強力な[[能力]]に釣り合わない緩い[[進化]]条件も[[メリット]]の1つ。[[《シビレアシダケ》]][[《青銅の鎧》]][[《問答無用だ!鬼丸ボーイ》]]などの[[cip]]を使い終わった[[クリーチャー]]から無駄なく[[進化]]できる。また[[《進化の化身》]][[《躍動するジオ・ホーン》]]を用いて[[サーチ]]すれば、[[手札]]を減らさず、より確実な[[進化]]が可能となる。

[[【青赤緑ビートダウン】]]のみならず、さまざまな[[ビートダウン]]の戦力となりうる[[パワーカード>カードパワー]]である。

-[[ドロー]]するタイミングは[[《エンペラー・マルコ》]]と違い[[アタックトリガー]]のため、[[タップイン]]や[[攻撃]]そのものを[[ロック]]されると[[能力]]が使えないので注意。代表的な[[カード]]として[[《スベンガリィ・クロウラー》]][[《聖霊王エルフェウス》]][[《永遠のリュウセイ・カイザー》]][[《予言者マリエル》]][[《勝利のプリンプリン》]]等が挙げられる。

-種を仕込むタイミングは[[ターン]]開始時、つまりCOLOR(blue){通常[[ドロー]]をする前}である。[[アタックトリガー]]で[[ドロー]]できるのであまり気にならないが、万が一[[ターン]]開始時に仕込める[[カード]]がなかった場合、引いた[[カード]]を即座に仕込むことはできないので注意。

-余分な[[進化元]]をはがしつつ[[手札]]からノーコストで[[クリーチャー]]を仕込めるため、[[退化]]戦術にも応用できる。ただし[[進化クリーチャー]]を仕込めないため、いきなり[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]等を呼び出すことはできない。

-この[[カード]]を主軸とした[[デッキ]]に[[【ラムダビート】]]がある。[[同弾>DMR-03]]で登場した[[《ドンドン吸い込むナウ》]]と共に、[[青赤緑]]を強化した結果とも言えるだろう。

-対策は[[《エンペラー・マルコ》]]とほぼ同じ。[[《特攻人形ジェニー》]]や[[《ゴースト・タッチ》]]、または[[マナブースト]]からの[[《解体人形ジェニー》]]で《Λ》を落とすか、[[《超次元ミカド・ホール》]]+[[《勝利のガイアール・カイザー》]]の組み合わせなどで[[進化元]]を片っ端から[[除去]]していくといい。

-[[《生命と大地と轟破の決断》]]とも好相性。[[マナゾーン]]から[[進化元]]と共に出せるので出すまでに手札のリソースが枯れずに済む上に、低くない[[パワー]]を[[マッハファイター]][[付与]]により活かすことができる。

-[[ターン]]のはじめに[[《黙示王機エーフェックス》]]の[[サイクル]]を下に重ねると、[[殿堂入り]][[カード]]である[[《ストリーミング・シェイパー》]]に匹敵する驚愕の4[[ドロー]]となる。[[《翔天幻獣レイヴン》]][[《霊騎幻獣コライオン》]]からは普通に[[進化]]もできるので、構築によっては[[デッキ]]への投入を検討できるだろう。

-[[サイキック・クリーチャー]]からの[[進化]]を主体とすれば、さらに様々な[[デッキ]]で活躍する。[[《時空の喧嘩屋キル》]][[《時空の探検家ジョン》]]など[[火]]・[[自然]]には[[軽い]]優秀な[[サイキック・クリーチャー]]が多く、それらを[[超次元ゾーン]]に用意すれば、極端な例では[[水]][[単色]]でも使用できる。

-類似する[[進化クリーチャー]]には[[《エンペラー・マルコ》]]・[[《エンペラー・セブ・マルコ X》]]・[[《神羅ブリザード・ムーン》]]・[[《ダークナイト クリストファー》]]・[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]・[[《超閃機 ジャバジャック》]]・[[《革命龍程式 シリンダ》]]・[[《プラチナ・ワルスラS》]]などがある。多数のライバルの出現により登場当初ほど飛び抜けた存在ではなくなったものの、[[パワー]]や[[能力]]、[[進化元]]の違いで差別化したいところ。

-名前に使われているギリシャ文字Λは物理学で波長を表すのに使われる。

-名前の通り[[種族]]に[[エイリアン]]を持つのだが、[[イラスト]]ではそのような大きな口や異形な姿などの特徴は見られない。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[愛実>白鳥 愛実]]が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。[[シールド]]を[[ブレイク]]した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#h2496a6b]

|超電磁コスモ・セブ Λ SR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 7000|
|進化-火または自然のクリーチャー|
|メテオバーン1:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカード1枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを3枚引く。|
|W・ブレイカー|
|自分のターン開始時、自分の手札からクリーチャー1枚をこのクリーチャーの下に置いてもよい。|

[[DMPP-17]]で実装。[[スーパーレア]]に昇格した。
[[デュエプレ]]には[[カード指定除去]]による[[再構築]]手段がないためか、進化クリーチャーも下に仕込めるようになった。

-デッキ生成コストは、確実にTCG版を大きく上回る。デッキの核である《超電磁コスモ・セブ Λ》が[[ベリーレア]]から[[スーパーレア]]に上がった上、[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]や[[《ヘブンズ・ゲート》]]といった受けを突破するために、即時打点を生成できる[[《ボルバルザーク・エクス》]][[《超次元シューティング・ホール》]][[《超次元リュウセイ・ホール》]](([[《勝利のガイアール・カイザー》]]を出せば[[スピードアタッカー]]として使える。))といった火の高レアリティ押し込み要員も併用するためである。
--登場時点の[[New Division]]のカードプールでは、[[赤]]不採用の[[青緑]]2色デッキで採用できる、[[ブロッカー]]に強い疑似[[スピードアタッカー]]は[[《クリスタル・スーパーパラディン》]]程度。[[リキッド・ピープル]]の文明的に《超電磁コスモ・セブ Λ》とは進化元をほぼ共有できないため相性はあまり良くない。
---火または自然の[[リキッド・ピープル]]は、[[All Division]]には[[《電脳勇騎マグナス》]]と[[《無頼電脳スプラッシュアックス》]]がいる。[[New Division]]では[[DMPP-18]]で[[《夢見ごこちなホワイト教授》]]、[[DMPP-19]]で[[《電脳無頼コバルト・ハルカス》]]が追加されている。

***環境において [#p9b14ee3]
ほぼTCG版から上方修正されてはいないが、[[DMPP-17]]環境では、シンプルな性能ながら依然として単体性能は高く、【ラムダビート】の主軸として活躍。同弾では[[《ドンドン吸い込むナウ》]][[《超次元リュウセイ・ホール》]] [[《母なる大地》]]を筆頭に[[青赤緑]]の強化が著しい。

構成色が近いデッキに[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]がある。早期に攻撃をしないことも多いあちらに対し、こちらは最速4ターン目に手札を増やしながら攻撃する[[ビートダウン]]であり、受けの弱いデッキなら容易に殴り勝てるのが強み。

とはいえ[[進化クリーチャー]]特有の弱点もあり、[[マナブースト]]・[[進化元]]・《セブ Λ》自体のいずれかが引けない[[手札事故]]が起こってしまうととたんに失速する。
1ターン発進が遅れると[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を筆頭に進化元を執拗に除去され、持ち味のビートダウン性能が発揮できない場合もある。

環境後期では[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]流行など逆風が大きかったが、[[BATTLE ARENA]]9thでの[[使用率は2.8%>https://twitter.com/dmps_info/status/1616738953792749568]]とそこそこの位置((流行読みが要求されるバトルアリーナでは、数%の位置にトップメタとも戦える強豪が並びがちである。実際、同大会優勝の「エイリアン」を含め、それまでの9大会中5大会で使用率5%以下のデッキが優勝している。))を確保した。

[[DMPP-18]]環境では、青入りの[[【ワイルド・ベジーズ】>【ワイルド・ベジーズ】 (デュエプレ)]]におけるサブプランとして採用されるケースが出てきた。

[[DMPP-19]]以降は、コスト2のクリーチャーから積極的に殴りにいける身軽さがある[[【青単ジャバジャック】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]や[[【墓地ソース】>【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)]]などが[[ビートダウン]]の主流となり、回すには自然文明がほぼ必須となる《超電磁コスモ・セブ Λ》だが、その自然文明が「[[マナブースト]]するターンは攻撃の手が止まる」枷となってしまうことから単体性能も疑問視されるようになっていった。
なお、[[DMPP-17]]で成立した[[【青黒墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]の時点でも、コスト1〜2で積極的に殴り、破壊されても[[墓地進化]]の種に使ってしまえば良いという身軽さが長所だった。

自然を全抜きした[[青赤]]ビートダウンに仕上げる場合、[[DMPP-20]]で登場した[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]を使ったほうが1ターン早く召喚できるという板挟みにもなっている。

**[[フレーバーテキスト]] [#pca8455f]
-[[DMPP-17]]&br;'''[[エイリアン]]の優秀な戦士達は、ただ一人で戦況を変えてしまうほどの強さを持っていた。コスモ・セブΛもその一人だった。'''

-[[DMPP-17]](シークレット)&br;'''超電磁開放!'''

**関連カード [#xb01987e]
-[[《エンペラー・マルコ》]]
-[[《エンペラー・セブ・マルコ X》]]
-[[《神羅ブリザード・ムーン》]]
-[[《ダークナイト クリストファー》]]
-[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]
-[[《超閃機 ジャバジャック》]]
-[[《革命龍程式 シリンダ》]]
-[[《プラチナ・ワルスラS》]]
-[[《葬磁縫合 セブ・シュテロン Λ》]]

**収録セット [#pbdd38e9]
***[[デュエル・マスターズ]] [#sa3229e1]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」>DMR-03]](1/54)
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](6/54)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e06b2019]
-CV:[[くわばらあきら]]
-illus.[[Sansyu]]
-illus.[[otumami]](シークレット)
--[[DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」>DMPP-17]]

**参考 [#wf5efc86]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[火]]
-[[自然]]
-[[クリーチャー]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ターン]]
-[[非進化]]
-[[手札]]
-[[進化クリーチャーの下]]

-[[DASHゴールデンリスト]]

-[[【ラムダビート】]]

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