#author("2025-06-16T17:04:21+09:00","","")
#author("2025-06-16T17:07:47+09:00","","")
*《&ruby(チョートッキュー){超特Q}; ダンガンオー》 [#top]

|超特Q ダンガンオー SR 無色[ジョーカーズ] (6)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃でき、バトルゾーンにある自分の他のジョーカーズ1枚につきシールドをさらに1つブレイクする。|

月刊コロコロコミック2017年4月号付録として先行登場し、[[DMSD-01]]に収録された[[ジョーカーズ]]。

[[cip]]で、[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]能力と[[ジョーカーズ]]の数だけ[[追加ブレイク]]を得る。

[[コスト軽減]]と[[ジョーカーズ]]の数合わせになる[[《ヤッタレマン》]]とは非常に相性が良く、2体並べていると4[[マナ]]で[[召喚]]でき[[Q・ブレイカー]]になるため、そのまま[[1ショットキル]]が可能。
他にも[[《戦慄のプレリュード》]]を使えば合計4[[マナ]]で[[召喚]]できるため、[[ジョーカーズ]][[デッキ]]においては頼りになる[[フィニッシャー]]となる。

[[追加ブレイク]]を得るのは[[cip]]発動[[ターン]]のみ。そこを[[ブロック]]されてしまうとその打撃力を活かすことができなくなる。[[追加ブレイク]]がなければ単なる劣化[[スピードアタッカー]]を持つ[[クリーチャー]]に過ぎないため、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[ブロッカー]]で守りを固めた相手には分が悪い。

**ルール [#zce5955e]
-この能力の「[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]」は、基本的に[[常在型能力]]だが、《ダンガンオー》のものは[[常在型能力]]ではない。
--[[常在型能力]]と[[継続的効果]]の違いは、[[《リュウセイ・天下五剣カイザー》]]と[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]の1ターン限定[[アンタップキラー]]と類似する。

-「バトルゾーンにある自分の他のジョーカーズ1枚」を数えるのは[[cip]]の[[解決]]時。ここで数えた数は、それ以降に変化することはない(総合ルール608.2b)。
#region2(過去の裁定){{
ブレイク数の決定は[[常在型能力]]扱いで、ブレイクが実施される瞬間にジョーカーズの枚数を数えてブレイク数を決定する扱いだった。(2017/4/21時点。当時は存在しない能力だが、[[パワード・ブレイカー]]ではブレイクする瞬間のパワーを数えて個数を決定する。)
}}

-上述の仕様のため、このターンより前に出ていた[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]などで、後天的に[[cip]]を発動した場合、「[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]」は[[召喚酔い]]していないので無駄になるが、[[追加ブレイク]]は得ることができる。
--逆に言えば、[[召喚酔い]]中の[[《パック・リーマン》]]などがこの[[cip]]を得た場合は攻撃が可能になる。

**環境において [#m6fd7cbc]
初期の[[ジョーカーズ]]の[[カードプール]]では[[フィニッシャー]]としてほぼ必ず採用された。当時、2ターン目の[[《ヤッタレマン》]]からの[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]詠唱、3ターン目のウィニー展開、4ターン目の《ダンガンオー》着地で、10[[打点]]かそれに近い打点によるワンショットを行うことができた。これほど短い所要ターン数で安定して動ける[[ビートダウン]](それも[[《ベイB ジャック》]]を利用しない[[デッキ]])としてはこれは異例であった。

だが、[[DMRP-03]]期開始直前にコントロール型の[[【ジョーカーズ】]]が流行してからは、[[S・トリガー]](特に[[スーパー・S・トリガー]])を踏んだ時の裏目が目立つようになったため、このカードの採用率は若干下がった。

後に[[DMRP-04裁]]期になって[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]や[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の短所が目立つようになると、6[[コスト]]という手軽さや自前の[[追加ブレイク]]によるビートダウン力が見直されて採用率が回復し、[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の殿堂入りが決定して以降は【ジョーカーズ】における早期の[[ビートダウン]]に欠かせない存在となった。

[[《ガンバトラーG7》]]の登場後はコスト2で出せるあちらが評価されるようになった。
しかし、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]や[[《ジョラゴン・ライジング》]]に大量[[ブレイク]]を与えたり、[[《ビックラボックス》]]や[[《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》]]、[[《灰になるほどヒート》>《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]などコスト踏み倒し手段を豊富に獲得することができたので、むしろ以前より活躍しやすくなった。また、[[《ガンバトラーG7》]]と合わせて最大8枚体制とすることで、早期[[ワンショット]]の[[再現性]]を上げることができるようにもなった。

[[DMRP-07]]期には[[《タイク・タイソンズ》]]、[[《天体かんそ君》]]、[[《メイプル超もみ人》]]で[[マナブースト]]してからこれに繋げる自然入り[[【ジョーカーズ】]]がチャンピオンシップ4位入賞を果たしており、久しぶりの入賞報告となった。[[Jチェンジ]]で1ブレイクを事前に入れてようやく4ターン目のジャストキルが妥当になった。同時期には呼び出し元の[[《ドンジャングルS7》]]も追加されている。

**その他 [#xd15090c]
-[[cip]]なので《ダンガンオー》を出し直す[[呪文能力]]の処理中にはブレイク数は増えない。このため[[《テキサス・ストーム》]]で出し直した場合の[[ブレイク]]は1つのみで必ず終わる。

-相手の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]がいると[[能力]]が無効化されてしまう。出た[[ターン]]の[[攻撃]]すらできなくなるのは[[《チョートッQ》]]等とは異なる点である。

-[[《神託のサトリ 最澄》]]と比べると、この[[クリーチャー]]は出た[[ターン]]限定、[[パンプアップ]]されない、対象が[[ジョーカーズ]]のみと範囲が狭いが、相手[[プレイヤー]]を即[[攻撃]]でき、[[W・ブレイカー]]を素で持っている。

-500系新幹線電車がモチーフになっている。新幹線の英名は「bullet train(弾丸列車)」である事から「ダンガン」になった物とみられる。[[プロモーション・カード]]版では胴体に新幹線W7系があしらわれている。同じタカラトミーの「新幹線変形ロボ シンカリオン」と異なり大元のJR西日本のライセンスを得ていない為か、あくまで彷彿とさせる程度にとどまっている。
--後に本家「シンカリオン」とのコラボが実現する事となるが、この[[カード]]ではなく''[[《王盟合体 サンダイオー》]]''であった。

-[[切札 ジョー]]のスターターデッキの切り札であるのだが、[[DMSD-01]]が[[DMRP-01]]と同時発売だった為にアニメ「デュエル・マスターズ(2017)」では最初の切り札が[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]に優先されていた。
--それ以降も登場が無く忘れ去られていたが、初出から半年以上経過した第35話のオープニング映像から登場し、第40話の[[ボルツ]]との特訓デュエルでようやくジョーが使用した。
[[《ヤッタレマン》]]と[[《バッテン親父》]]と[[《パーリ騎士》]]と[[《バイナラドア》]]のパワーを左腕に込めたダンガンインパクトで[[ボルツ]]の[[シールド]]を5枚ブレイクした。
唐突に使われたため、ボルツからは「んなカードあったかぁ?」とアニメでの扱いに対する皮肉とも取れることを言われた。その後のジョーと[[デッキー]]の会話を見るあたり、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]に匹敵する切り札として作られたようだ。
担当声優は[[《阿修羅サソリムカデ》]]を演じた岩田安宣氏。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|超特Q ダンガンオー VR 無色[ジョーカーズ] (6)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 7000|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃でき、自分の他のジョーカーズ1体につきシールドをさらに1つブレイクする。|

[[DMPP-31]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]になった。

[[非クリーチャー]]の[[ジョーカーズ]]が対象外になった。
ただし、登場時点ではバトルゾーンに残る非クリーチャーのジョーカーズは実装されていない。

-[[DMPP-31]]実装直後の段階では、【無色ジョーカーズ】自体が勝ち馬とは言えない。
というのも、[[防御札]]4枚から8枚のデッキがデフォルトであったTCG当時と異なり、メインデッキの4割程度が防御札というデッキも珍しくなく、ジャスキル+2打点ぐらいは普通に返してくるため。ましてや[[スーパー・S・トリガー]]や1ターンを確実に凌ぐ足止め系込みなら尚更である。
また、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]の弱体化も痛く、その影響でこれをフィニッシャーとする場合であっても実際のワンショット開始が5ターン目になることも珍しくなくなった。
【無色ジョーカーズ】や【赤単ブランド】といったウィニー系のデッキが環境で即刻「狩られる側」と化しており、このクリーチャーの疑似[[ワールド・ブレイカー]]も早々にTCG版より軒並み上方修正された[[スーパー・S・トリガー]]で包囲されている。
[[除去]]力に寄せた[[ウィニー]]系統[[ミラーマッチ]]用の[[【赤単ブランド】]]も一定数存在するため「そもそも走り出せない」という身も蓋もない状況に陥ることも普通にある。変に[[ワンショット]]に拘ると勝ち切れないことも多く、時には刻むプランを取る勇気と頭脳も必要である。
ウィニー系デッキの跋扈により、[[New Division]]・[[All Division]]共に[[【5色耐久コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]系統だらけになっている状況も、【無色ジョーカーズ】にとっては厄介。
それでも、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]に妨害プランを依存するコントロールに対して[[《洗脳センノー》]]が刺さることから、[[All Division]]では相手のデッキの[[ブロッカー]]や[[コスト踏み倒し]]系[[S・トリガー]]の比率次第だが、【無色ジョーカーズ】はある程度対抗できる。

2025年6月中旬頃になると、【無色ジョーカーズ】が[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]を導入したことで環境の前線に浮上。代わりに自身は[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]共々2枚積みのサブ枠に降格している。
2025年6月中旬頃になると、【無色ジョーカーズ】が[[《「誣」の頂 ウェディング・イノセンス》]]を導入したことでND環境の前線に浮上。代わりに自身は[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]共々2枚積みのサブ枠に降格している。
**関連カード [#card]
-[[《チョートッQ》]]
-[[《超絶特Q ダンガンテイオー》]]
-[[《王盟合体 サンダイオー》]]
-[[《鋼特Q ダンガスティックB》]]

-[[《ガンバトラーG7》]]

-[[《神託のサトリ 最澄》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMSD-01]]、[[DMPP-31]]、[[DMPD-11]]&br;'''[[ジョーカーズ]]たちのパワーをこの一撃に込めて! くらえっ必殺! ダンガンインパクト!'''
-[[DMEX-01]]&br;'''3人目の主人公、[[切札 ジョー]]の落書きから生まれた新[[種族]]、それが[[ジョーカーズ]]だ!'''
-[[DMEX-06]]&br;'''[[《ヤッタレマン》]]の[[軽減>コスト軽減]]を活かして、ここで《超特Q ダンガンオー》を[[召喚]]し、さらに[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]での[[アタック・チャンス]]も含めて全ての[[シールド]]の[[ブレイク]]を確定させる。 — DMGP4th 決勝戦より'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P10/Y16)&br;'''ダンガンオーの必殺技、ダンガンインパクトとは、全ての[[ジョーカーズ]]の力を燃料に超速度で打撃を叩き込む技なのだ!'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#s952378b]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMSD-01 「NEWヒーローデッキ ジョーのジョーカーズ」>DMSD-01]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]]
-illus.[[Kare]]
--[[プロモーション・カード]](P10/Y16)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y5c1cbf1]
-CV:[[梶川翔平]]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMPP-31 「自由の弾丸 -HERE COMES NEW WORLD!!-」>DMPP-31]]
--[[DMPD-11 「ジョーのジョーカーズ・アライブ!」>DMPD-11]]

**参考 [#reference]
-[[ジョーカーズ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]
-[[追加ブレイク]]

&tag(クリーチャー,無色,コスト6,ジョーカーズ,パワー7000,W・ブレイカー,cip,バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる,1枚につき,追加ブレイク,SR,スーパーレア,Shishizaru,tetrapod,Kare,クリーチャー (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),ジョーカーズ (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる (デュエプレ),1体につき (デュエプレ),追加ブレイク (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),Shishizaru (デュエプレ));