#author("2025-10-02T05:07:58+09:00","","")
#author("2025-10-02T05:13:27+09:00","","")
*《&ruby(ちょう){超};&ruby(きてれつ){奇天烈}; ギャブル》 [#top]

|超奇天烈 ギャブル SR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 7000|
|進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略:水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から5枚を表向きにする。その中から呪文を1枚選び、その後相手は残りを好きな順序で自身の山札の一番下に置く。選んだ呪文を自分がコストを支払わずに唱え、相手の墓地に置く。|

[[ドカンとデュエマ革命パック]]で登場した[[水]]の[[進化]][[マジック・コマンド]]/[[侵略者]]。

[[水]][[コマンド]]から[[侵略]]でき、[[cip]]で相手の[[山札]]を5枚[[表向き]]にする。その中から[[呪文]]を1枚選び、[[強制]]で[[唱える]]。

相手の[[山札]]を参照する[[《聖霊左神ジャスティス》]]のような[[能力]]を持ち、[[相手依存]]で不確定な分[[唱える]][[呪文]]の[[コスト]]に制限は掛からなくなっている。[[表向き]]にした[[カード]]はすべて[[山札の下]]に送られるため、[[山札操作]]の妨害や相手の[[デッキ]]を把握できる点でも優秀である。
[[コスト]]も5と比較的[[軽く>軽い]]、[[侵略]]しなくとも[[召喚]]しやすい。

問題は他の[[マジック・コマンド]]と同じく相手の[[デッキ]]に依存する点。[[【速攻】]]のような[[フルクリーチャー]]気味な[[デッキ]]が相手では[[バニラ]]同然となってしまう。
基本的に[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]などの強力な呪文が流行している[[環境]]で[[メタカード]]として使い、それ以外は[[アドバンテージ]]が取れたらラッキーくらいの気持ちで出すと良いだろう。

[[呪文横取り]]が不発に終わったとしても[[侵略]]付きの[[コマンド]]なので、[[W・ブレイカー]]を活かして[[ビートダウン]]したり[[《禁断機関 VV-8》]]の[[封印]]を外したりできる。

**ルール [#s3dcd1d9]
-[[唱える]][[呪文]]はこのクリーチャーを出したプレイヤーが選ぶ。

-能力はすべて[[強制]]。自分が不利になる[[呪文]]しかなくても必ず1枚選んで唱えなければならない。

-[[呪文ロック]]中でもカードを選ぶまではできる([[類似例>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43455/]])。

//-一部の[[呪文]]を唱えることが禁止されている場合、唱えられる[[呪文]]の中から1枚選んで唱える。唱えられない[[呪文]]を選んで、唱える効果を不発にすることはできない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40833]]
//↑表向きにしたカードの中から呪文を1枚選んで残りを山札の下に置く処理と、選んだ呪文を唱える処理は別の処理であるとすれば、この公式Q&Aは当てはまらないと思われる。

***曖昧な部分 [#l33a91db]
「唱え、%%%相手の墓地に置く%%%」の墓地に置くという部分は補足なのか効果なのかで処理が変わってくる。

-補足というのは[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]のように、そうされたカードが一般的にどうなるのかという説明のための文章で、例えば[[スマッシュ・バースト]]や[[輪廻∞]]といった一般的ではない効果でツインパクトがバトルゾーンから墓地に置かれたりはしない例外が認められる。

--パターンA:一時的に山札から物理的に離れた、唱える予定の1枚は、ルール的にはまだ山札の一部であり、最後にあった場所は山札の上から5枚の中である。他の4枚は山札の下に行った後なため、唱えることに失敗したカードは相手の山札の一番上に返す。
--パターンB:[[呪文ロック]]で唱えることに失敗したカードは唱えたことにならないが相手の墓地に置き、山札には返さない。

**他のカード・デッキとの相性 [#x5e1a221]
-自分が[[サイキック]]や[[GRクリーチャー]]を使わないデッキでも、相手の呪文の効果でそれらを出す可能性があるため、[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]は用意しておきたい。
[[リアニメイト]]呪文を唱えることを見越して事前に[[墓地肥やし]]しておくのも立派な[[プレイング]]である。
--相手のあらゆる[[超次元]][[呪文]]に対応できるように、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]は是非採用したい。次点で打点追加要員として[[《時空の喧嘩屋キル》]]が候補に挙がるか。

-[[《封魔アドラク》]]や[[《悪臭怪人ゴキーン》]]で相手の[[山札]]を固定すれば、ある程度好きな[[呪文]]を選んで唱えられる。

-[[【青魔導具】]]の[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]を横取りすれば、実質ノーコストで[[追加ターン]]を得られる。また、[[《堕呪 エアヴォ》]]でも相手の[[《卍 新世壊 卍》]]を[[バウンス]]して下のカードを[[状況起因処理]]で墓地に置かせられる。
原則1ターンを稼ぎ、場合によってはそれ以上の[[アドバンテージ]]になる当たりカードが最大8枚あるため、環境における主要な仮想敵とされる。
[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]を山札から抜いているので、相手の手札に[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]が行きづらい([[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]で捨てられない)という意味も一応ある。

-横取りはできるが利敵行為に繋がる呪文も少数存在している。例えば[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]は自分がこのカードで唱えると相手のクリーチャーとしてバトルゾーンに出る。[[チャージャー]]も同様に相手のマナゾーンに埋まる。
[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]と[[《ブレイン・チャージャー》>《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]を採用する[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]は、このカードに対する耐性は高めと言える。

-コスト5の[[マジック]]なので[[《芸魔王将 カクメイジン》]]に[[革命チェンジ]]できる。[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]の攻撃時に[[侵略]]し、同時に革命チェンジで手札に戻して使い回せると最高。
[[【青赤マジック】]]の[[打点]]形成能力なら、このカードでは[[リソース]]系[[呪文]]を奪取するだけでも早期フィニッシュの[[再現性]]が上がる。ただ、[[ミラーマッチ]]の場合だと呪文を奪取する前に殴り切られる恐れもある。

**環境において [#jffabf2c]
[[DMBD-10]]で優秀な[[侵略]]元を獲得し、同時に[[【青黒緑デッドダムド】]]が大流行したことで頭角を現した。
あまりに[[【青黒緑デッドダムド】]]同士の[[ミラーマッチ]]が増えたため、対策としてコスト2マナブーストを9枚前後投入した型が増加し、初動を増やした分落ちたデッキパワーをこのカードで補うようになった。

不利対面の[[【青魔導具】]]に対して逆転要素になっていたのも大きく、確実に間に合わせるために3枚程度積むことが多かった。

それまで大量採用されていた[[超次元]][[呪文]]や[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]などの大型呪文は露骨に数を減らした。
また、[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#o8f0ed5c]]や[[【チェンジザドンジャングル】]]との対面で[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]にただ乗りできると、詰めの性能が格段と増した。

[[DMRP-11]]期になって[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が流行すると、あちらのデッキにこちらが唱えて有利になる呪文がそれほど搭載されていないことから優先順位は下がった。

***オリジナルでは [#g7329bb8]
[[フォーマット]]成立当初、[[超GRゾーン]]が使えないことによるデッキパワーの低下を補う札として[[【青黒緑デッドダムド】]]に積極採用された。

盤面の取り合いになりやすい環境なので、汎用除去呪文が捲れただけでも[[ゲーム]]が左右される場合も多かった。[[ドロー]]や[[マナブースト]]を[[呪文横取り]]している内に[[殿堂入り]][[カード]]を手繰り寄せ、そのままそうしたカードの[[カードパワー]]で圧殺してしまうこともあった。

[[王来篇]]期になると、激増した[[【5色コントロール】]]に入る[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[多色マナ武装]]カード、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]などが[[【青黒緑デッドダムド】]]と噛み合わないことから、採用がまばらになった。
[[【赤青ドギラゴン閃】]][[【鬼羅.Star】]]など呪文を殆ど使わないデッキの流行も数を減らした一因。

2022年1月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【青魔導具】]]が激増したため、再び[[【青黒緑デッドダムド】]]に2枚程度採用された。
[[地雷]]デッキでは[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]軸の[[【5色ザーディクリカ】]]に採用されるケースも見られた。

2024年1月中旬には[[1枚積み]]した[[【青赤マジック】]]が[[CS]]優勝。その後も1枚積みでの入賞が稀に報告された。

**その他 [#o3873ac2]
-プロモパックの新規カードではあるが、珍しく[[スーパーレア]]の[[レアリティ]]を持つ。

-相手のカードを扱うため取り扱いには気をつけなければいけない。カードの扱いのトラブルには気を付けよう。

-[[カード名]]はギャンブルのもじりだろう。

-特徴的な四本腕にはトランプのスートが一つずつある。(右上:♠、右下:♥、左上:♣、左下:♦)

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ee244285]

|超奇天烈 ギャブル R 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 7000|
|進化:水のクリーチャー|
|侵略:水のコマンド|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から5枚を表向きにする。自分はその中から呪文を1枚選び、相手は残りをランダムな順番で自身の山札の一番下に置く。選んだ呪文を自分がコストを支払わずに唱える。|

[[DMPP-26]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

山札返却の順番が自由選択からランダム化に変更された。この順番はお互いのバトルログに残る(2024/05/27検証)。
また、誰が唱える予定の呪文を選ぶかが明示された。
[[デュエプレ]]共通の変更点として、[[表向き]]にしたカードを[[山札の下]]に置く順番が[[ランダム]]になった。

-デュエプレにおいて、[[呪文ロック]]時は選ぶ部分から禁止される模様。呪文があっても結果的に1枚も選ぶことができなかった場合は、見たすべてが山札の一番下に送られる。
-自分に[[呪文ロック]]がかかっている場合、選ぶ部分から禁止される。

-呪文があっても結果的に1枚も選ぶことができなかった場合、表向きにしたすべてが山札の下に送られる。

**[[フレーバーテキスト]] [#q74a6c64]
-[[DMPP-26]]&br;'''人の夢を乗せたマシーン。だがマシーンは、人を裏切る。'''

**収録セット [#b09cfe8b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#h70d809c]
-illus.[[lack]]
--[[ドカンとデュエマ革命パック]](P14/Y14)
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S6/S20)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#heb452c8]
-CV:[[閻子丹]]
-illus.[[lack]]
--[[DMPP-26 「天魔命導 -MIRACLE REVOLUTION-」>DMPP-26]]

**参考 [#m12c433f]
-[[進化クリーチャー]]
-[[マジック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[呪文横取り]]

-[[【青黒緑デッドダムド】]]
-[[【パンドラギャブル】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト5,マジック・コマンド,マジック,コマンド,侵略者,パワー7000,進化,進化:水のクリーチャー,侵略,侵略:水のコマンド,W・ブレイカー,cip,呪文横取り,SR,スーパーレア,lack,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),マジック・コマンド (デュエプレ),マジック (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),侵略者 (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:水のクリーチャー (デュエプレ),侵略 (デュエプレ),侵略:水のコマンド (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),呪文横取り (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),lack (デュエプレ));