#author("2023-09-23T10:59:16+09:00","","")
#author("2024-01-13T16:57:13+09:00","","")
*《&ruby(ちょう){超};&ruby(きてれつ){奇天烈}; ギャブル》 [#y1bdc493]

|超奇天烈 ギャブル SR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 7000|
|進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略:水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の山札の上から5枚を表向きにする。その中から呪文を1枚選び、その後相手は残りを好きな順序で自身の山札の一番下に置く。選んだ呪文を自分がコストを支払わずに唱え、相手の墓地に置く。|

[[ドカンとデュエマ革命パック]]で登場した[[進化]][[マジック・コマンド]]/[[侵略者]]。

[[水]][[コマンド]]から[[侵略]]でき、[[cip]]で相手の[[山札の上]]5枚を確認。その中から[[呪文]]を1枚選び、[[唱える]]ことができる。

相手の[[山札]]を参照する[[《聖霊左神ジャスティス》]]のような効果を持ち、相手の[[デッキ]]依存で不確定な分[[唱える]][[呪文]]の[[コスト]]に制限は掛からなくなっている。
そのため相手によっては[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]等の[[重量級]][[呪文]]も唱えられることになるが、基本的には多くの[[デッキ]]に採用されている[[超次元]]や[[S・トリガー]][[呪文]]を狙っていくことになるだろう。

[[表向き]]にしたカードは全て[[山札の下]]に送られる為、[[山札操作]]の妨害や相手の[[デッキ]]を把握できるといった点でも優秀である。
また[[コスト]]も5と比較的軽く、[[侵略]]しなくとも[[召喚]]しやすいのはうれしいところ。

問題は他の[[マジック・コマンド]]と同じく相手に依存する点。[[速攻]]のような[[フルクリーチャー]]気味な[[デッキ]]相手では[[バニラ]]同然となってしまう。
しかし[[呪文]]を多く採用した[[コントロール]]相手であれば最大限に効果を発揮できる。
又[[侵略]]持ちという強みは消えないので[[ビートダウン]]要員としては申し分ない。

プロモパックのカードの中ではかなりポテンシャルのあるカードであるので、[[水]]の[[侵略]][[デッキ]]を組む際には投入を検討できるだろう。

**ルール [#s3dcd1d9]
-[[唱える]][[呪文]]はこのクリーチャーを出したプレイヤーが選ぶ。
-能力は全て[[強制]]。自分が不利になる[[呪文]]しかなくても必ず1枚選んで唱えなければならない。
//-一部の[[呪文]]を唱えることが禁止されている場合、唱えられる[[呪文]]の中から1枚選んで唱える。唱えられない[[呪文]]を選んで、唱える効果を不発にすることはできない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40833]]
//↑表向きにしたカードの中から呪文を1枚選んで残りを山札の下に置く処理と、選んだ呪文を唱える処理は別の処理であるとすれば、この公式Q&Aは当てはまらないと思われる。

**環境において [#jffabf2c]

[[DMBD-10]]で優秀な[[侵略]]元を獲得し、同時に[[【青黒緑デッドダムド】]]が大流行したことで頭角を表した。
あまりに[[【青黒緑デッドダムド】]]同士の[[ミラーマッチ]]が増えたため、対策として2コストマナブーストを9枚前後投入した型が増加し、初動を増やした分落ちたデッキパワーがこのカードを3枚投入することによって補われるようになった。また、相手としてはそれまで大量採用していた[[超次元]][[呪文]]や[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]などの強力呪文を大幅減量せざるを得なくなった。
入手方法は限定パックのプロモのみということもあってシングルカードのレートは高騰した。

特に[[【赤白サンマックス】>【サンマックス】#o8f0ed5c]]や[[【チェンジザドンジャングル】]]との対面で[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]にただ乗りできると詰めの性能が格段と増す。

ただ、[[DMRP-11]]期になって[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が流行すると、あちらのデッキにこちらが唱えて有利になる呪文がそれほど搭載されていないことから優先順位は下がった。[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]は自分がこのカードで唱えると相手のクリーチャーとしてバトルゾーンに出る上に、[[《ブレイン・チャージャー》>《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]も同様に相手のマナゾーンに埋まってしまうのである。

***オリジナルでは [#g7329bb8]
[[フォーマット]]成立当初、[[超GRゾーン]]が使えないことによるデッキパワーの低下を補う札として[[【青黒緑デッドダムド】]]に積極採用された。盤面の取り合いになりやすい環境なので、汎用除去呪文が捲れただけでも[[ゲーム]]が左右される場合も多かった。[[ドロー]]や[[マナブースト]]などのリソース系を[[呪文横取り]]している内に[[殿堂入り]][[カード]]を手繰り寄せ、そのままそうしたカードの[[カードパワー]]で圧殺してしまうこともあった。ところが[[王来篇]]期になると、激増した[[【5色コントロール】]]に入る[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[多色マナ武装]]カード、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]などが[[【青黒緑デッドダムド】]]と噛み合わないことから、採用がまばらになった。[[【赤青ドギラゴン閃】]]や[[【鬼羅.Star】]]など呪文を殆ど使わないデッキに刺さらないのも数を減らした一因となった。

それが2022年1月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【青魔導具】]]が激増すると、主に終盤に[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]を横取りするために2枚程度挿されるケースが目立つようになった。それまで通り[[【青黒緑デッドダムド】]]系統は勿論のこと、水の侵略元が8枚程度入るということで[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]軸の[[【5色ザーディクリカ】]]にも採用された。

2024年1月中旬に入ると、これでデッキパワーを増強した型の[[【青赤マジック】]]も見られるように。[[リソース]]系[[呪文]]を奪取するだけでも早期フィニッシュの再現性が上がる。ただ、ミラーマッチの場合だと呪文を奪取する前に殴り切られる恐れもある。
**他のカードとの相性 [#x5e1a221]
-相手のあらゆる[[超次元]][[呪文]]に対応できるように、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]は是非採用したい。次点で打点追加要員として[[《時空の喧嘩屋キル》]]が候補に挙がるか。

-[[《封魔アドラク》]]や[[《悪臭怪人ゴキーン》]]で相手の[[山札]]を固定すれば、ある程度好きな[[呪文]]を選んで唱えられるため強力。

**その他 [#o3873ac2]

-プロモパックの新規カードではあるが、珍しく[[スーパーレア]]の[[レアリティ]]を持つ。

-相手のカードを扱うため取り扱いには気をつけなければいけない。カードの扱いのトラブルには気を付けよう。

-名前の元ネタはギャンブルからだろう。

-特徴的な四本腕にはトランプの模様が一つずつある。(右上:♠、右下:♥、左上:♣、左下:♦)


**収録セット [#b09cfe8b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[ドカンとデュエマ革命パック]](P14/Y14)
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S6/S20)

**参考 [#m12c433f]
-[[マジック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[水]]
-[[クリーチャー]]
-[[侵略]]
-[[コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[表向き]]
-[[呪文横取り]]
-[[山札の下]]
-[[カード]]
-[[コスト]]
-[[バトルゾーン]]
-[[呪文]]
-[[【パンドラギャブル】]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト5,マジック・コマンド,マジック,コマンド,侵略者,パワー7000,進化,進化:水のクリーチャー,侵略,侵略:水のコマンド,W・ブレイカー,cip,呪文横取り,SR,スーパーレア,lack);