#author("2023-09-30T14:32:05+09:00","","") #author("2024-02-22T14:33:42+09:00","","") *《&ruby(どんよく){貪欲};な&ruby(わかまどうし){若魔導士}; ミノミー》 [#e2c802cb] |貪欲な若魔導士 ミノミー C 水文明 (2)| |クリーチャー:ムートピア 1000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。その中から呪文を1枚、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。| [[DMRP-05]]で登場した[[ムートピア]]。 [[山札の上]]から3枚を見て、その中から[[呪文]]を1枚[[サーチ]]するcipを持つ。 [[単色]]2[[コスト]]の[[クリーチャー]]のcipとしては珍しく、デメリットなしで[[手札補充]]をすることができる。条件は付いているが3枚見ることができ、デッキをある程度寄せればかなりの割合で手札に加えられる。 クリーチャーはサーチ対象にならない為、一見横並びの補助にはならないように思えるが、[[ツインパクト]]や[[超次元呪文]]、[[GR召喚]]を行う呪文を加えることでその点を容易に補える。 同弾で本格的に登場したツインパクトとは相性が良く、[[マナカーブ]]の繋がる[[《水晶の記録 ゼノシャーク》>《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]は特に好相性。 **環境において [#lb20b3b0] 登場当初は「強いが[[殿堂レギュレーション]]において入るデッキがない」と言われていたが、[[DM・双マーク2ブロック構築環境]]では元々[[【クラッシュ“覇道”】]]に、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]の早出し手段である[[《“必駆”蛮触礼亞》]]をサーチする手段として採用されていた。後に[[DMEX-04]]期あたりから同[[デッキ]]が[[殿堂レギュレーション]]環境に進出してメジャーカードの仲間入りを果たした。 [[《煌メク聖戦 絶十》]]登場後の[[【サッヴァーク】]]と[[DM・双マーク2ブロック構築環境]]で戦う場合、初手は[[《異端流し オニカマス》]]よりもこのカードの方が良かった。[[《煌メク聖戦 絶十》]]登場前は[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]で選ばれない[[《異端流し オニカマス》]]の方が優先されたが、登場後は[[除去]]や[[ブロッカー]]に対抗できるように盤面を並べるためのリソースを稼げるこのカードの方に優位性があった。 ところが[[超天篇環境]]になると[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]の初動として使われることはあったが、[[《KAMASE-BURN!》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]で除去しながら盤面の差を広げることが[[【クラッシュ“覇道”】]]において重視されるにつれ、一時期[[殿堂レギュレーション]]ではあまり見なくなった。[[《Wave All ウェイボール》]]が登場した頃になると[[GR召喚]]戦術にデッキが寄せられて行き、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]と[[《“必駆”蛮触礼亞》]]のセットへの依存度が下がったため、このカードの役割も若干薄れていった。それが[[DMSD-13]]期に[[【ハンデスデッドダムド】>【青黒緑デッドダムド】#ab038650]]が流行すると、[[ハンデス]]へのリカバリーとして重宝されて再びそちらの主流カードとなった。 それ以降のシリーズでも2コストのクリーチャーが残る初動サーチとしては屈指の性能だが、徐々に[[【赤青覇道】]]などの相性の良いデッキが環境に通用しなくなり、フェードアウトしていった。 **背景ストーリーにおいて [#cdfb0c12] 魚人覇王団の入団試験に臨むが、[[《貝獣 バタフー》]]が飛ばした針によって答案用紙の名前欄が削り取られてしまうという不運に見舞われ、名前の書き忘れにより不合格となった。元を辿れば[[《海底歩き カグッツ》]]が起こした些細なアクシデントが原因で、それが巡り巡ってこのクリーチャーに災難を与えたのであった。試験自体は満点で優秀な受験生だった。 試験に落ちた後は現場からの叩き上げとなり汚染された水の対策部隊に配置された。そこには魚人覇王団入団試験を賄賂で合格した[[《歩く賄賂 コバンザ》]]の[[姿もあった>《弾丸応動スケーズハンター》]]。 その後、[[コバンザが興したレジスタンスに参加をする>《はぐれ海賊 コルピオ》]]。レジスタンスの名前はミノミーが試験に落ちた時の現象と同じく「バタフーライ・エフェクト」となっていた。しかしゲームに没頭してしまい、[[戦いに参加することはなかった>《コマンダー・テクマゲルター》]]。 戦いが終結した後は[[《魔法学校 パクスクウガ》]]の学長となった。 コバンザとは腐れ縁が続いており、「[[入団試験以来の運命の双子>《はぐれ海賊 コルピオ》]]」と綴られたこともあった。 **その他 [#f3bdd15d] -強力なカードではあるが、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]等のグッドスタッフにおいては[[《ドンドン吸い込むナウ》]]、[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]等がライバルとなり、アドバンテージを複数得られるそれらに劣りやすい。軽量クリーチャーであることを生かし、あくまで呪文メインの[[速攻]]や、[[【クラッシュ“覇道”】]]などのコンボ・ビートダウンで真価を発揮するカードである。 -[[【クラッシュ“覇道”】]]では[[《ドンドン吸い込むナウ》]]、[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]と共にサーチカードとして採用され、最大12枚体制でデッキの安定性を支える。フィニッシュに必要な枠が10枚強で完結しているためこれだけサーチカードを積むことができるのが[[【クラッシュ“覇道”】]]の強みと言える。 -[[【赤青ドギラゴン剣】]]との相性はあまり良くない。確かに[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]や[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]をより安定して手札に加えやすくはなるが、そちらのデッキでは[[メインデッキ]]の[[呪文]]枚数がいつの[[環境]]でも入れて10枚程度なのであり、不発の恐れがそこそこある。 -相方の[[《歩く賄賂 コバンザ》]]は[[王来篇]]にて[[《コバンザ <ジャニット.Star>》]]となったが、ミノミーは[[王来MAX]]終了時点でも[[スター進化]]としてのカード化はされなかった。 -モチーフはアオミノウミウシ。イラストのように、翼を持った姿をしており非常に美しいことで有名である。しかし食性はクラゲなどを捕食する肉食であり、しかも捕食したクラゲの刺胞を溜めこんで自らの武器にするという防御策も持っている。さらに捕食対象であるクラゲを移動手段としても使う事もあり、まさに「貪欲な」生態を持つ生き物である。 **[[フレーバーテキスト]] [#v603a4a0] -[[DMRP-05]] '''名前が書いてないから入団試験不合格!? そそそそんなバカな!? ― 貪欲な若魔導士 ミノミー''' -[[DMEX-09]]&br;'''[[チームウェイブ]]が「[[Instant Wave]]」で[[バズレンダ]]を集めるにはみんなが注目するタイトルと画像が重要!優秀な作品はみんなからバズレンダされまくって、伝説として語り継がれるのだ!!''' **収録セット [#xea3a898] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Nekobayashi]] --[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]] --[[DMEX-09 「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」>DMEX-09]](31/42) **参考 [#uae27ad7] -[[ムートピア]] -[[サーチ]] -[[手札補充]] -[[呪文]] &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,ムートピア,魚人,パワー1000,cip,呪文サポート,サーチ,C,コモン,Nekobayashi,十王篇ブロック);