#author("2025-09-21T01:37:36+09:00","","")
#author("2025-09-24T22:16:28+09:00","","")
*《&ruby(かいじゅう){貝獣}; パウアー》 [#top]

|貝獣 パウアー P(R) 水文明 (7)|
|クリーチャー:ムートピア 5000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーが出た時、あるいは、相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によってこのクリーチャーが自分の手札から捨てられた時、カードを4枚引いてもよい。|

[[DMEX-02]]で登場した[[水]]の[[ムートピア]]。

[[cip]]または相手の[[呪文]]か[[クリーチャー]]によって捨てられた時に[[任意]]で4[[ドロー]]できる[[ブロッカー]]。

従来の[[マッドネス]]と違い、この[[クリーチャー]]が[[手札]]から捨てられた場合''[[バトルゾーン]]に出ず[[墓地]]に置かれたまま''な点に注意。

[[《絶対の畏れ 防鎧》]]などの[[ハンデス]][[メタ]]の場持ちが信頼できない環境ならハンデス対策として採用に値する。
ただし、例によって「相手のカード」タイプの[[マッドネス]]なので、[[ムートピア]]が得意としている[[ディスカード]]戦略に組み込むことはできない。相手が[[ハンデス]]を使わない場合はそれこそ死に札になりかねない。

**ルール [#v25c4f40]
**ルール [#rule]
-[[呪文]]や[[クリーチャー]]によって捨てられた時しか[[能力]]は[[トリガー]]しないので、それ以外の[[カードタイプ]]の[[効果]]で捨てられた場合[[ドロー]]できない。

-[[ドロー]]自体は[[任意]]だが[[ドロー]]する枚数は4枚で固定。[[能力]]が[[トリガー]]した時引く枚数は0枚か4枚の二つに一つである。

-[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]のような[[ハンデス]]及び[[ディスカード]]に反応する[[誘発型能力]]がトリガーする。

**他のカード・デッキとの相性 [#bfdacdba]
**他のカード・デッキとの相性 [#synergy]
-コスト7と重いが、[[手打ち]]を考えて使う場合は[[《ブレイン珊瑚の仙樹》]]との相性が良い。[[マナカーブ]]が綺麗に繋がり、相手の[[ハンデス]]による戦術崩壊を防ぎ、ブロッカーとして時間稼ぎができる。

-[[水]][[単色]]の疑似マッドネスということで、[[【ライベルモットループ】]]におけるハンデス対策としても利用価値がある。

-[[【白緑巨大天門】]]のような[[《巨大設計図》]]基盤にも[[タッチ]]される場合がある。[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]経由で[[リソース]]に変換できるため手札で腐りにくい。

-[[多色]]を重用する[[【5色ザーディクリカ】]]でも2枚程度挿される場合があり、[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で出し入れしてまともにハンドを稼ぐ場合も。

-[[攻撃できない]][[デメリット]]はないのでトドメをさす場合にも役に立つ。一部の[[コンボデッキ]]では無限ターンを獲得した後、[[手打ち]][[打点]]として利用される。

-[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]とはお互いの弱点を補う関係。《ガイアッシュ・カイザー》を落とそうとする[[ランダムハンデス]]にはこのカードが刺さり、ハンデスよりも自分の動きを優先してくれるなら《ガイアッシュ・カイザー》の[[手札誘発]]が発動しやすい。
運次第だが[[【5色ザーディクリカ】]]の[[オールハンデス]]にこのカードを合わせれば、デッキから《ガイアッシュ・カイザー》を引いてきて一気に手札を増やすこともできる。

-[[【メクレイド刃鬼】]]でも[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]とのパッケージ採用が見られた。[[名目コスト]]が高めなので[[ガチンコ・ジャッジ]]の外れにならない点も相性が良い。

**環境において [#t45dc6b5]
**環境において [#meta_game]
登場からしばらくは疑似マッドネスが環境に刺さらないためあまり評価されていなかった。

[[DM22-RP1]]期には[[【青赤緑ドギラゴン閃】]][[【白青ギャラクシールドライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]を中心に3枚以上積まれるようになった。中には疑似マッドネス以外で能力を使う機会がないと言っても良い[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]に[[4枚積み]]され、[[CS]]3位入賞を果たした例もあった。

この頃になると[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]がオリジナルのトップメタの一角に立っており、これも流行の要因の1つと言える。

しばらくすると[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]における[[《水上第九院 シャコガイル》]]での[[エクストラウィン]]補助を兼ねるマッドネス枠としても使われるようになった。3枚以上搭載されるケースが激増し、単なるマッドネスの枠を超えた[[リソース]]要員としての運用が主体となった。

その後需要は収束したが、2023年5月に入ると[[オールハンデス]]を武器とする[[【5色ザーディクリカ】]]が息を吹き返し、オールハンデスに対するリカバリーとなるこのカードの需要が復活。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂後の[[【メクレイド刃鬼】]]にも採用された。

[[DM23-EX2]]期に[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統が大幅強化されると、[[【白青天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]に3枚以上まとまった数投入されるケースが目立つように。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期には[[【アカシック3】]]にも[[《巨大設計図》]]で[[回収]]できることを重視されて2枚程度採用される事例が見られるように。
//極力呪文比率を高める必要があるそちらの[[デッキ]]に[[コンボ]]に関係ないにもかかわらず入る辺りその強力さが窺い知れよう。
//《アカシック3》着地時点で、1枚でも山札を掘れる呪文があったらコンボできるから、別にセミフル呪文デッキを組む必要はないのでは?むしろ《巨大設計図》で相手に《貝獣 パウアー》が手札に加わった様子を見せて、コンボパーツを落とそうとするハンデスへの牽制の意味がある気がする。

[[DM23-EX3]]期には[[【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#gf022089]]に投入される事例も見られるようになった。

[[DM24-RP1]]期にはこれをマッドネスとして2枚程度採用した型の[[【白青赤ゾージアミラダンテ】>【ロッド・ゾージア】]]が散見されるようになった。元々[[水]][[単色]][[マナ]]には窮乏しやすいデッキであるため、ある意味では必然である。

[[《真気楼と誠偽感の決断》]]が登場すると、相性の良いデッキでも枠が取れなくなった。[[《真気楼と誠偽感の決断》]]対策となるハンデスは、[[《七王無き宮殿》]]などの多色指定のもの、[[《ハンプティ・ルピア》]]のような[[ピーピングハンデス]]、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]のような墓地送り以外の方式のものなど、悉くマッドネスを腐らせるものばかりである。

**その他 [#wabcfa52]
**その他 [#others]
-モチーフはパウア貝。ニュージーランド近海に生息するアワビ3種類の総称。

-[[DM23-EX2]]で[[再録]]した際、[[レアリティなし]]から[[レア]]になった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|貝獣 パウアー R 水文明 (7)|
|クリーチャー:ムートピア 5000|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、または、相手のカードの効果によって自分の手札から捨てられた時、カードを4枚引いてもよい。|

[[DMPP-32]]で実装。こちらでも[[レア]]になった。

相手の[[カード]]によって捨てられていれば[[カードタイプ]]や[[能力]]と[[効果]]の違いに関係なく[[ドロー]]できるようになった。
[[デュエプレ]]では珍しくドローは[[任意]]のまま。

**関連カード [#h97853f7]
**関連カード [#related]
-[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#v96e78e9]
**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMEX-02]]&br;'''相手の[[手札破壊]]で逆に[[手札補充]]! それがパウアーの持つ[[パワー>能力]]だ!'''
-プロモ(P26/Y22)&br;'''相手の妨害をパワーに変えろ!'''
-[[DMPP-32]]&br;'''今よ!パワーーーーー!!――貝獣 パウアー'''

**収録セット [#xe2822e4]
***[[デュエル・マスターズ]] [#od26eb8b]
**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Kare]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]]
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超15/超38)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P26/Y22)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ref2dd03]
-CV:[[]]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[ファイルーズあい]]
-illus.[[Kare]]
--[[DMPP-32 「正義の煌龍 -JUSTICE OF EXPLOSION!!-」>DMPP-32]]

**参考 [#f9bb7057]
**参考 [#reference]
-[[ムートピア]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[マッドネス]]
-[[ドロー]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の[[《「雷光の聖騎士」》]]がある状況です。&br;相手のクリーチャーにダイレクトアタックされ、自分のシールドがブレイクされる際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から''《貝獣 パウアー》''を捨てました。&br;この''《貝獣 パウアー》''の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.いいえ、引けません。&br;ダイレクトアタックによるブレイクは、効果や能力によるブレイクとして扱われません。そのため、それを置換して''《貝獣 パウアー》''を捨てたとしても効果や能力によって捨てられたことにはなりません。
#region2(([[総合ルール]] [[701.14a>総合ルール本文#rule701_14a]])){{
:701.14a |シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43242]](2023.5.19)

>Q.自分の[[《「雷光の聖騎士」》]]がある状況です。&br;相手の[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が自分を攻撃した時、自分は「ブロッカー」でブロックしました。&br;[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の「ブロックされた時」の能力で自分のシールドが3つブレイクされる際、[[《「雷光の聖騎士」》]]の「シールドブレイクのかわりに」の置換効果を適用して手札から''《貝獣 パウアー》''を捨てました。&br;この''《貝獣 パウアー》''の「自分の手札から捨てられた時」の能力で、自分はカードを4枚引けますか?
A.はい、4枚引けます。置換効果は効果の発生源を変更しないため、''《貝獣 パウアー》''は[[《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]の能力によって捨てられたことになります。
#region2(([[総合ルール]] [[701.14a>総合ルール本文#rule701_14a]])){{
:701.14a |シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43243]](2023.5.19)

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